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一般

2012年1月 1日

インドネシア共和国の祝日は、西暦の新年、独立記念日、クリスマスを除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2012年のインドネシア共和国の祝日と公休日を掲載しておきます。作成にあたってはインドネシア政府の公式文書(2012年インドネシア共和国国民の祝日ならびに政令指定休日に関する三大臣合同決定)を参照しました。(2011-12-07 リンク先を修正しました)

1月1日(日)西暦新年
1月23日(月)イムレック(中国暦2563年新年)
2月5日(日)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
3月23日(金)ニュピ(サカ暦1934年新年)
4月6日(金)聖金曜日(キリスト受難祭)
5月6日(日)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2556年)
5月17日(木)キリスト昇天祭
5月18日(金)*
6月17日(日)イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
7月20日(金)《ラマダン(断食月)の始まり》
8月17日(金)インドネシア共和国独立記念日
8月19日(日)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
8月20日(月)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
8月21日(火)*
8月22日(水)*
10月26日(金)イドル・アドハ(犠牲祭)
11月15日(木)イスラム暦1434年新年
11月16日(金)*
12月24日(月)*
12月25日(火)クリスマス(キリスト生誕祭)

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食月明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。
注3)三大臣合同決定第2条によると、イスラーム教徒については、断食月の開始、イドル・フィトリ、イドル・アドハの日付は、宗教大臣決定によって別に定められることになっています。

2011年11月28日

学生課キャリア支援係との連携およびセルナジャヤ・インドネシアの協力により下記の講演会を開催します。東南アジアやインドネシアで働くことに関心のある学生のみなさんはぜひご参加ください。なお、11月28日(月)5限の青山の3年次ゼミはこの講演会への参加をもって出席に代えます(12月5日12日に報告レポートを提出してください)。

■日時:2011年11月28日(月)16:00~17:30
■場所:研究講義棟 109教室
■講師:森 智和(セルナジャヤ・インドネシア)
 
■演題:インドネシアで働く
 先進国では、不況の煽りを受けて日本人の就業機会は激減しています。ファロ・グループのネットワークは、タイ・インドネシア・シンガポール・中国・香港・オーストラリアなどで事業展開しており、今回は主にインドネシアで働くことを中心にしてお話しをしていただきます。「就労ビザ」「採用企業が20代の若者に求める能力」「現地での生活」「仕事内容など」に関して具体例を示して頂きながら、人材紹介の仕事をされてきた講師の経験から、「海外の企業で働くためには、どのような準備が必要か」などを講演して頂きます。
 終了後、興味のある学生は個別に相談して下さい。

■会社概要
 セルナジャヤ・インドネシアは、インドネシアにおける日系企業を対象に幅広いサービスを提供するローカル企業として1995年に設立されました。
 2005年にはファロ・リクルートメント社(旧スタッフサービス)の傘下に入り、世界17カ国で80支店を有するファロのグローバル・ネットワークを通し、日系企業だけでなく多国籍企業の間で、リクルートメント・サービスの会社として広く知られています。
 現在、取引社数は首都ジャカルタ及び近郊の日系企業だけで900社以上にのぼります。

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2011年11月19日

2011年11月19日(土)~23日(水・祝)に東京外国語大学の第89回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。発表に応じて詳しいご案内します。
詳細は外語祭公式サイトもご覧ください。

1年生の料理店Ayo Makan!(「さあ食べよう」の意)は多磨駅側の正面入り口から円形広場に入ってすぐ左手に位置しています。寒い日には体が温まるスープ料理ソト・アヤムのほか定番のナシ・ゴレン、サテ、ピサン・ゴレンのほかビンタン・ビールなどを用意しています。ぜひお立ち寄りください。


今年のインドネシア語専攻は民話を脚色したBawang Merah dan Bawang Putih(バワン・メラ・ダン・バワン・プティヒ)を演じます。日時は11月21日(月)13:00-14:00、場所はアゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールです。語劇の情報は語劇公演プログラムをご覧ください。

バワン・メラは赤紫の小さなタマネギ型の野菜アカワケギ、バワン・プティヒはニンニクのことです。いずれもインドネシア料理に欠かせない食材ですが、料理の話ではなく、二人の娘をめぐるお話です。

美しくて気だてのよいバワン・プティヒは最愛の母親を亡くします。父親は再婚しますが、高慢な継母とその娘バワン・メラは何かにつけて彼女をいじめます。はたしてつらい仕打ちを受け続けるバワン・プティヒに幸せな日はくるのでしょうか。

この物語には、継母によっていじめられる娘、娘を助ける超自然的な現象、王子による本物の嫁探しといった民話でよくみられるモティーフがたくさんでてきます。「シンデレラ」や日本の「糠福米福」話と共通点がありますが、古くは9世紀の中国の文献『酉陽雑俎』(ゆうようざっそ)に類似の話が記載されています。

マレーシアやインドネシアでよく知られたこの話は、現在でもテレビや映画で人気を博しており、民話のもつ生命力の強さを感じさせます。語劇では、2年生たちがはまり役になって、時には悲しく時にはコミカルに演じます。ご期待ください。


インドネシア舞踊部もインドネシア舞踊の上演をおこないます。111教室での上演予定は屋内企画プログラムをご覧ください。
  • 19日(土)11:00, 13:00, 15:30, 17:00(111教室)
  • 20日(日)13:30(111教室)
  • 21日(月)13:10(ダンスフェスティバルに参加して101教室)
  • 23日(水)11:00, 15:30, 17:00(111教室), 13:45(野外ステージ)

詳細はインドネシア舞踊部公式サイトをご覧ください。

2011年11月13日

2011年11月12日(土)・13日(日)に京都産業大学で第42回日本インドネシア学会研究大会が開催されます。総会を除いて非会員の方も参加自由です。

問い合わせは日本インドネシア学会事務局まで。
Email: indonesia-gakkai-jimu-renraku@tufs.ac.jp

第42回 日本インドネシア学会研究大会プログラム
● 場所: 京都産業大学11号館(文化学部11304教室)、京都市北区上賀茂本山 
キャンパスマップ
交通アクセス

■第1日 2011年11月12日(土) 11:30 受付開始
Ⅰ.12:00 開会挨拶  左藤正範会長

Ⅱ.テーマ発表「日本のインドネシア語教育の活性化のために」
12:05~14:15 趣旨説明・発表・総合討論
森山 幹弘 (南山大学)
降幡 正志 (東京外国語大学)
原 真由子 (大阪大学)
  
14:15~14:30 休憩

Ⅲ.自由研究発表
14:30~15:00 発表1
Andi Irma Sarjani (拓殖大学大学院言語教育研究科言語教育学専攻)
「インドネシア語の受動態と日本語の受身との対照」

15:00~15:30 発表2
Ari Santoso (慶應大学)
‘Nama saya Sazae. Ini keluarga Saya.’:
Penerapan pembelajaran aktif di kelas Bahasa Indonesia untuk pemula.

15:30~16:00 発表3
長南 一豪 (獨協大学非常勤講師)
「インドネシア語の名詞句内の語順について」

16:00~16:15  休憩

Ⅳ. 学会総会
16:15~17:15 第42回 日本インドネシア学会総会 (会員のみ)

Ⅴ. 懇親会(会員以外の方も参加可能です)

●場所 :HATI-HATI (インドネシア料理専門店)
〒604-8021京都市中京区西木屋町蛸薬師上ル
京都観光ビルB1F Tel&Fax 075-212-2228
ウェブサイト
時間 :19:00~21:00頃
会費 :5,000円
会場へ向かう交通手段についてのご案内は、当日の休憩時間中にいたします。

■第2日 2011年11月13日(日) 8:45 受付開始

Ⅰ. 自由研究発表
9:00~ 9:30 発表1
三宅 良美(秋田大学教育文化学部)
「インドネシアの英語借用語 -雑誌の人生相談をケース・スタディーにして-」

9:30~10:00 発表2
野村 亨(慶應義塾大学総合政策学部)
「蘭領東インド期の鉄道1867 – 1941」
Perkembangan Kereta Api pada Zaman Hindia Belanda;1867-1941

10:00~10:30 発表3
大形 里美(九州国際大学)
「インドネシアにおける女子割礼をめぐる状況 ~女子割礼をめぐる言説とその実践~」

10:30~10:45 休憩

10:45~11:15 発表4
Rakhmat Soleh(東京外国語大学)
Pembelajaran Sastra Bandingan Indonesia-Jepang: Sebuah Pengalaman Mengajar Bahasa dan Sastra Indonesia di TUFS

11:15~11:45 発表5
Suyoto (神田外国語大学)
KOLABORASI ‘DUAL SYSTEM’DALAM PENYELENGGARAAN PROGRAM BIPA: MODEL KERJA SAMA PROGRAM INDONESIA - JEPANG

11:45~12:15 発表6
Totok Suhardijanto dan Ivan Lanin (Universitas Indonesia/慶應大学)
Tesaurus Daring Bahasa Indonesia: Sistem Penyajian dan Pengembangannya, serta Upaya Penentuan Relasi Makna Antonimi

Ⅱ. 12:15 閉会挨拶  左藤正範会長 

2011年8月 4日

東京外国語大学で高校・予備校の世界史担当教員を対象にした「夏期世界史セミナー―世界史の最前線III―」が下記のように開催されます。青山は二日め8月4日の13:30-14:50に講義をおこないます。テーマは《交易の時代》ですが、15世紀の港市マラッカの役割と性格について話をする予定です。

■夏期世界史セミナー―世界史の最前線III―
■日時:2011年8月3日(水)~4日(木)
■場所:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟 101
■詳細:募集要項(募集は7月15日で終了しました。)

8月3日(水)9:30-16:30
立石 博高 ネーション再考―国民国家と諸地域の相剋をめぐって
臼井佐知子 中国の商業と商人―明清時代における徽州商人の活動を中心として
受田 宏之 ラテンアメリカにおける先住民の復権
吉田ゆり子 幕末期日本外交と開港場
(入試説明会・意見交換会・懇親会あり)

8月4日(木)9:30-16:20
千葉敏之 教会刑罰から見る中世ヨーロッパ
青山弘之 中東・北アフリカ地域における「インターネット革命」の真相―歴史的評価
青山 亨 《交易の時代》――大航海時代に先立つ15~17世紀のアジア
金井光太朗 「南部反乱」とゲディスバーク演説による国民神話の再構築


本日の講義は無事に終了しました。多くのご質問をいただきありがとうございました。青山の講義で使用したスライドをPDFにしたものがここからダウンロードできます。パスワードは講義中にお知らせしたものです。
ファイルをダウンロード (1040KB, PDF)

2011年7月11日

[インドネシア語/Bahasa Indonesia]

インドネシア芸術大学パダンパンジャン校舞踊団によるミナン舞踊公演のご案内

東京外国語大学では、インドネシア芸術大学パダンパンジャン校とインドネシア大使館のご協力で、ミナン舞踊の公演をおこないます。この機会にぜひ本場のミナン舞踊をお楽しみください。(予報では「パダン舞踊」と表記していましたが、「ミナン舞踊」に改めました。)
ミナン舞踊
■出演:インドネシア芸術大学パダンパンジャン校舞踊団
■日時:2011年7月11日(月)12:40-14:00
■会場:東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
 会場へのアクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
■入場無料・予約不要・どなたでもご覧いただけます
■問い合わせ先:taoyama@tufs.ac.jp(青山亨・インドネシア語専攻教員)
ちらしをダウンロード (PDF, 733KB, 自由にお使いください。)

スマトラ島西スマトラ州のミナンカバウ民族が伝承するミナン舞踊は、バリ舞踊やジャワ舞踊ほど海外では知られていませんが、インドネシアを代表する伝統舞踊のひとつです。イスラーム音楽の影響を受けた演奏と躍動感あふれる動きに特徴があります。

インドネシア芸術大学パダンパンジャン校(Institut Seni Indoneisa Padangpanjang)は、インドネシアの芸術教育の最高峰であるインドネシア芸術大学の分校です。同校の舞踊団は、ミナン舞踊の最高の公演グループとして知られ、代々木公園で開催されるインドネシア・フェスティバル2011にも参加します。

本学の公演には踊り手と演奏家あわせて12人が参加します。演目としては、Tari Piring Si Jombang、Tapuak Galembong Dance、Silat Langkah Saayun Danceなどのほか、創作演目のEmbrioを予定しています(変更の可能性があります)。

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[日本語/Bahasa Jepang]

Pengumuman mengenai Pementasan Tarian Minang oleh Rombongan Kesenian Institut Seni Indonesia (ISI) Padangpanjang

Melalui kerjasama ISI Padangpanjang dan Kedutaan Besar Republik Indonesia, akan diadakan Pementasan Tarian Minang oleh Rombongan Kesenian ISI Padangpanjang di Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). Kami dari TUFS berharap, lewat kesempatan ini, Tarian Minang yang kreatif dapat dinikmati oleh banyak orang.

Pementasan akan dilangsungkan pada:
■Hari, tanggal: Senin, 11 Juli 2011
■Waktu: 12.40-14.00
■Tempat: Prometheus Hall, Gedung Agora Global, Tokyo University of Foreign Studies, Kota Fuchu, Tokyo.
Akses ke lokasi http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
■Gratis, tidak diperlukan pendaftaran sebelumnya, siapa saja boleh datang menyaksikan

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Poster ini dapat didownload (PDF, 733KB)

Walaupun Tarian Minang-yang menjadi tradisi turun temurun masyarakat Minangkabau di Sumatera Barat-belum banyak diketahui oleh khalayak asing seperti Tarian Bali atau Jawa, tarian ini merupakan salah satu tarian tradisional yang mewakili kebudayaan Indonesia. Gerakan dinamis dengan musik yang dipengaruhi oleh musik Islam merupakan ciri khas, juga daya tarik Tarian Minang.

ISI Padangpanjang merupakan salah satu cabang dari institut seni tertinggi di Indonesia, ISI. Rombongan kesenian Tarian Minang dari ISI Padangpanjang dikenal sebagai tim tari dengan pementasan terbaik. Tim ini juga turut berpartisipasi pada Festival Indonesia 2011, yang diadakan di Taman Yoyogi.

Rombongan kesenian ini terdiri dari 12 orang, termasuk penari dan pemusik. Tarian yang akan dipentaskan adalah Tarian Piring Si Jombang, Tapuak Galembong Dance, Silat Langkah Saayun Dance, juga tarian lainnya. Tarian kreasi baru berjudul Embrio juga termasuk dalam rencana pementasan (kemungkinan ada perubahan).


PementasamTarian Minang di TUFS
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2011年7月10日

インドネシア・フェスティバル2011が7月9日(土)と10日(日)に代々木公園で開かれます。

インドネシア・フェスティヴァル2011
日時:2011年7月9日(土)・10(日)
会場:代々木公園(東京都渋谷区)
主催:インドネシア大使館

詳細はインドネシア共和国文化観光省公式ページの案内をごらんください。インドネシア大使館のウェブサイトでは昨年のインドネシア・フェスティバルの様子を動画で見ることができます。

さらに、このイベントに参加する西ジャワ州のインドネシア芸術大学パダンパンジャン校(Institut Seni Indonesia Padang Panjang)の舞踊団が、7月11日に本学を訪れ、パダン舞踊を公演する予定です。

2011年6月25日

2006年6月25日(土)に開される東南アジア学会関東例会の6月例会の第2報告で、青山が以下のような報告をおこないます。コメンテーターには坂田貞二先生にお願いしています。

東南アジア学会関東例会 2010年度6月例会
日時: 2010年6月25日(土)13:30~17:45
会場: 東京外国語大学・本郷サテライト5階セミナースペース
アクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

第2報告(15時45分~17時45分)
報告者: 青山亨(東京外国語大学・大学院総合国際学研究院)
コメンテーター: 坂田貞二先生
報告題:「インドネシア映画『オペラ・ジャワ』に見る「インド」のインドネシア化:ラーマーヤナ物語をイスラーム社会で語ること」

<報告要旨>
ガリン・ヌグロホ監督のインドネシア映画『オペラ・ジャワ』(2006年)は、ヒンドゥー叙事詩ラーマーヤナを題材に現代のジャワの農村を舞台にした作品である。インド文化はジャワ文化に深い影響を与えてきたが、本作品はラーマーヤナの単なる語り直しにとどまらず、伝統的であると同時に現代的なスタイルによる、斬新な解釈を示している。作品の中で、ラーマーヤナの語りは三つの層において進行する。第1層は観客によって共有された伝統的なラーマーヤナ、第2層は登場人物の演じてきたラーマーヤナ、第3層は登場人物の相互の関わりが作り上げる、スクリーンの前で展開する新しいラーマーヤナである。本報告では、この作品において、イスラーム社会の文脈の中で他者であるインド世界がどのようにインドネシア化されているかを検討するとともに、この作品が提示するジェンダー解釈が、ラーマーヤナの伝統なかできわめて独創的なものであることを明らかにする。

<参考文献> 青山亨「映画『オペラ・ジャワ』に見るラーマーヤナの変容」『総合文化研究』13: 37-60, 2010.(東京外国語大学学術成果コレクションのPDFファイルにリンク)

東南アジア学会関東例会の詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://kantoreikai.blog.fc2.com/

2011年6月18日

6月18日(土)に青山アイビーホールで東京外国語大学インドネシア語専攻とマレーシア語専攻の同窓会である南友会の初夏の集い(総会)が開催されます。

総会講演として、災害に対する東京外国語大学の対応について青山が報告する予定です。2005年のアチェの地震・津波で被害を受けた文字文化財の復興プロジェクトと2011年の東日本大震災における多言語災害情報提供活動の二つの経験について報告します。

2011年5月29日

日本言語政策学会では、以下のとおり緊急研究報告会を開催します。青山は「インターネットによる多言語情報提供」というタイトルで多言語災害情報支援サイトについての報告をおこないます。

緊急研究報告会 「災害・震災時,情報弱者のための言語政策について考える」
■主催:日本言語政策学会 ■後援:(社)日本語教育学会

■日時:2011年5月29日(日)13:00~16:30
■会場:新宿西口アイランドタワー4F,麗澤大学東京サテライトキャンパス
■交通アクセス:新宿アイランド

■総合司会:木村哲也(帝京大学大学院)
■第I部 13:00~14:30 これまでの活動・研究を踏まえて
司会:佐々木倫子(桜美林大学大学院)
1. 河原俊昭(京都光華女子大学) 地方自治体の言語サービス
2. 中山慎一郎(日本手話研究所) ろう者への情報提供のあり方
3. 野沢和弘(毎日新聞論説委員) メディアと言語情報,知的障がい者と「やさしい日本語」
-休憩15分-
■第II部 14:45~16:15 今回の震災時,情報弱者に対する言語情報
司会:木村哲也
1. 村岡英裕(千葉大学) 3.11以降,浦安市の被災外国人の事例
2. 菊地浩平(国立情報学研究所) 今回の震災時,ろう者への情報提供の状況とその課題
3. 青山亨(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター) インターネットによる多言語情報提供(報告で使用したスライド 再生専用Powerpointファイル)
■総括 16:15~16:30

■ポスター
ファイルをダウンロード (159KB, PDF)

2011年3月12日

2011年東北地方太平洋沖大地震に関連して日本に住むインドネシア人のみなさんに役に立つと思われるリンクを集めています。(Updated 2011-03-27)

Gempa dahsyat dengan magnitude 8,9 terjadi di Samudra Pasifik dekat sebelah Timur bagian Daerah Timur Laut Jepang pada waktu 2:46pm tanggal 11 Maret 2011 (Japan Standard Time), mengakibatkan tsunami raksasa. Oleh karena itu, terjadilah musibah luar biasa.

Disini didaftarkan link yang diharap berguna bagi orang Indonesia yang tinggal di Jepang.

TUFS-Multilingual Disaster Information Service (Ada informasi dalam bahasa Indonesia termasuk informasi mengenai PLTN Fukushima)
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/tufs_disaster_information/

Kedutaan Besar Indonesia di Tokyo(Ada berita dan informasi dalam bahasa Indonesia)
http://www2.indonesianembassy.jp/index.php?lang=id

Wikipedia: Gempa bumi dan tsunami Sendai 2011 (Wikipedia dalam bahasa Indonesia)
http://id.wikipedia.org/wiki/Gempa_bumi_dan_tsunami_Sendai_2011

NHK World: Halaman Bahasa Indonesia (Berita NHK dalam bahasa Indonesia)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/indonesian/top/index.html

NHK World Radio Japan Online(Ada berita NHK Radio Japan dalam bahasa Indonesia)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/program/16lang.html

BBC Indonesia: Laporan Khusus Tsuhami Jepang (Berita BBC dalam bahasa Indonesia)
http://www.bbc.co.uk/indonesia/laporan_khusus/tsunami_japan.shtml

Earthquake Information(Informasi dari LSM Tabumane untuk penduduk yang tinggal daerah musibah. Ada juga edisi bahasa Indonesia)
http://eqinfojp.net/

Japan earthquake how to protect yourself: Tindakan darurat waktu gempa bumi (Ada edisi bahasa Indonesia)
http://nip0.wordpress.com/bahasa-indonesia/

Japan Sendai Earthquake Data Portal(Dalam bahasa Inggris)
http://cegrp.cga.harvard.edu/japan/

International Organization for Migration: 2011 Japanese Earthquake and Tsunami Information for foreigners living in Japan (Dalam bahasa Inggris)
http://www.iomjapan.org/news/press_237.cfm

2011年3月 1日

南山大学のアジア・太平洋研究センターが主催するセミナー「東南アジアのマイノリティ・ムスリム」が以下のように開催されます。青山はコメンテーターとして参加します。

■セミナー「東南アジアのマイノリティ・ムスリム」
■日時・場所
・2011年2月28日(月)15:30-18:30
 南山大学名古屋キャンパスL棟9階910会議室
・2011年3月1日(火)9:30-17:30
 南山大学名古屋キャンパスJ棟1階 特別合同研究室

■プログラム
■2月28日(月)
15:30-15:40
趣旨説明 小林寧子(南山大学教授)

15:40-17:00
川島緑(上智大学教授)
「マイノリティ・ムスリム研究のアプローチと展望」
コメント:加藤剛(龍谷大学教授)

17:10-18:30
遠藤正之(立教大学アジア地域研究所研究員)
「16~19 世紀のカンボジアにおけるマレー人の活動の変遷」
コメント:青山亨(東京外国語大学教授)

■2月28日(月)
9:30-10:50
山口元樹(慶應義塾大学大学院生)
「オランダ領東インドにおけるアラブ人協会『イルシャード』の教育活動:アフマド・スールカティーの改革主義思想とその影響」
コメント:小林寧子

11:00-12:20
吉本康子(国立民族学博物館外来研究員)
「オールド・ムスリム」の祖霊供養 :ベトナム中南部におけるラマダンの事例より」
コメント:青山亨

13:30-14:50
小河久志(国立民族学博物館外来研究員)
「ダッワの伸展とその諸相:タイ南部におけるタブリーギー・ジャマーアトとムスリム社会」
コメント:小林寧子

15:00-16:20
斎藤紋子(東京外国語大学非常勤講師)
「民族と宗教をめぐるポリティクス:「バマー・ムスリム」という主張と身分証明書の記載をめぐって」
コメント:加藤剛

■詳細
南山大学のプログラム PDF 94KB

2011年1月 1日

新年おめでとうございます。

インドネシア共和国の祝日は、西暦の新年、独立記念日、クリスマスを除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2011年のインドネシア共和国の祝日と公休日を掲載しておきます。作成にあたってはインドネシア政府の公式文書(2011年インドネシア共和国国民の祝日ならびに政令指定休日に関する三大臣合同決定)を参照しました。

1月1日(土)西暦新年
2月3日(木)イムレック(中国暦2562年新年)
2月15日(火)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
3月5日(土)ニュピ(サカ暦1933年新年)
4月22日(金)聖金曜日(キリスト受難祭)
5月17日(火)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2555年)
6月2日(木)キリスト昇天祭
6月29日(水)イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
8月1日(月)《ラマダン(断食月)の始まり》
8月17日(水)インドネシア共和国独立記念日
8月29日(月)*
8月30日(火)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
8月31日(水)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
9月1日(木)*
9月2日(金)*
11月6日(日)イドル・アドハ(犠牲祭)
11月27日(日)イスラム暦1433年新年
12月25日(日)クリスマス(キリスト生誕祭)
12月26日(月)*

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食月明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。
注3)三大臣合同決定第3条によると、イスラーム教徒については、断食月の開始、イドル・フィトリ、イドル・アドハの日付は後日、宗教大臣によって確定されることになっています。

2010年11月19日

2010年11月19日(金)~23日(火・祝)に開催される第88回外語祭において、インドネシア語専攻の2年生たちは、伊坂幸太郎原作の『アヒルと鴨のコインロッカー』のインドネシア語版を上演します。インドネシア語への翻訳・脚本は4年生の安富佐紀子さんが担当しています。

会場は今年竣工したばかりの真新しいアゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールを使います。日程は11月21日(日)の最終回(18:45から)に決定しました。開始時間は18:45に決定しました。

■インドネシア語専攻語劇『アヒルと鴨のコインロッカー』
 原作:伊坂幸太郎 翻訳・脚色:安富佐紀子
 インドネシア語(日本語字幕付き)
■日時:2010年11月21日(日)18:45-19:45頃 (開始時間が18:45に決定しました)
■場所:東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール

詳細はこのブログおよび外語祭公式サイトでおってお知らせします。ぜひご期待ください。

アゴラ・グローバル
会場となるアゴラ・グローバルの全景
(写真:東京外国語大学アメリカンフットボール部の学校紹介より)

【物語の紹介】
語劇上演に寄せて

インドネシア語劇は、ここ数年、インドネシアを舞台にした歴史物が続いていましたが、今年の語劇は大きく方向転換します。現代の日本を舞台にした『アヒルと鴨のコインロッカー』インドネシア語版の登場です。原作は伊坂幸太郎さんの作品。2003年に発表され、第25回吉川英治文学新人賞を受賞し、2007年には映画化されています。

東北の大学に入学した新入生の椎名は、引っ越し先のアパートで不思議な学生河崎に出会います。彼が持ち出した突拍子もない計画とは?物語は、アパートの隣の隣の部屋に住むブータン人留学生ドルジ、そして二人の共通の知り合い琴美をめぐって展開します。

物語にはある仕掛けがあります。映画化のときにも困難がありましたが、舞台での演出はなおさらです。そこをどうクリアしているかは、原作をすでに知っている人にも興味をもっていただけるでしょう。

この手強い作品を相手に、日本語からインドネシア語への翻訳と舞台劇への脚色というダブルの難事業をやり遂げたのは4年生の安富さんです。今回の上演にあたっては、原作者の暖かいご理解と励ましをいただきました。

そして、挑戦のしがいのある脚本を得て、2年生たちが体当たりの芝居をおこないます。原作のサプライズに負けない舞台をお目にかけることができれば幸いです。ご期待ください。

なお、蛇足ですが、外国からの留学生が日本語もできずに入学するという設定は、現実にはまずありえません。誤解ありませんよう。

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2010年11月19日(金)~23日(火・祝)に東京外国語大学の第88回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。

1年生の料理店はWarung Nesikaazです。正面から入って左手に位置しています。ナシ・ゴレン、サテ、ピサン・ゴレンのほかコピ・スス、ビル・ビンタンの飲み物の用意しています。ぜひお立ち寄りください。

2年生の語劇は「アヒルと鴨のコインロッカー」のインドネシア語版です。詳しくは「『アヒルと鴨のコインロッカー』インドネシア語劇で上演」をご覧ください。

インドネシア舞踊サークルは今年インドネシア舞踊部に昇格しました。部員にはインドネシア語専攻のほかに中国語、ビルマ語、ウルドゥー語専攻の学生もはいって規模が大きくなりました。インドネシア舞踊部になって初めての外語祭では以下の日程で公演をおこないます。今回は中国系の踊りが新しいレパートリーとして加わりました。素晴らしい舞踊の数々をお楽しみください。

■2010年11月19日(金) 野外ステージ 13:40, 15:00
■2010年11月22日(月) ダンスフェスティバル 101教室 13:10
■2010年11月23日(火・勤労感謝の日) 114教室 11:00, 13:30, 15:30, 17:00(アチェ舞踊)

詳細は外語祭公式サイトもご覧ください。
ちなみに東京外国語大学の学園祭は「行ってみたい学園祭」(ダイヤモンド社調べ)で第3位に選ばれました。


2010年11月14日

2010年11月13日(土)・14日(日)に拓殖大学文京キャンパスで第41回日本インドネシア学会研究大会が開催されます。一般参加自由です。プログラムは以下のとおりです。

キャンパス地図[リンク

11月13日(土)
拓殖大学文京キャンパス C館
テーマ発表「インドネシア語の文法研究」
13:05~13:15 趣旨説明 安田和彦(京都産業大学)
13:15~13:45 発表1 佐々木重次(前東京外国語大学)「幾つかの新しいイラスト(図解文法)」
13:45~14:15 発表2 長南一豪(獨協大学)「mau+受身の両義性について」
14:15~14:45 発表3 スリ・ブディ・レスタリ、内海敦子(明星大学)「インドネシア語口語における ‘sama’の用法」
14:45~15:00 休憩
15:00~15:30 発表4 関昌也(前拓殖大学)「私見構文論・動詞論」
15:30~16:30 総合討論

学会総会
16:30~17:30 第41回日本インドネシア学会総会

11月14日(日)
拓殖大学文京キャンパス F館(国際教育会館)301教室
自由研究発表
9:20~ 9:50 発表1 エディ プリヨノ(京都産業大学)Sebuah Tinjauan atas Singkatan di Advertorial Kementerian RI(インドネシア政府省庁による広報記事の中の略語についての一分析)
9:50~10:20 発表2 舟田京子(神田外語大学) 「マレーシアにおける独立前後のマレー語の立場」
10:20~10:50 発表3 野村亨(慶應義塾大学)「インドネシアの鉄道事情;現状と将来」
10:50~11:05 休憩
11:05~11:35 発表4 大形里美(九州国際大学)「『近代派』イスラム組織ムハマディヤーの伝統と現代インドネシア・イスラム社会」
11:35~12:05 発表5 相武知里(南山大学大学院人間文化研究科)「第二言語習得理論を応用したインドネシア語教材について」

12:05:12:35 特別講演 Dr.David Hill氏 (マードック大学教授) Pengajaran Bahasa Indonesia di Universitas Australia: Situasi Sekarang dan Strategi Masa Depan

主催:日本インドネシア学会事務局

2010年11月13日

2010年 11月13日(土)に蔵前技術士会が開催する第135回科学技術セミナーで講師の一人として「インドネシア 文化と宗教」のタイトルで講演をおこないます。学生の参加費は無料、一般の参加費は500円となっています。

■第135回科学技術セミナー
■日時:2010年 11月13日(土)(受付開始:13:00)
 例会:13:10~13:20(蔵前技術士会会員向けの事務連絡)
 セミナー:13:30~17:00
 「インドネシア文化と宗教」の講演は13:30-14:40を予定しています。
■場所:東工大蔵前会館 1階 くらまえホール
 東京都目黒区大岡山2-12-1
 最寄り駅:東急目黒線・大井町線大岡山駅下車、徒歩1分 [交通アクセス
■要旨:
インドネシアは近年急速に発展する東アジア諸国の中の一国です。ここ数年4% から6%台の実質経済成長率を保っています。すでにG20に入っており、BRICsに続く急速な経済成長が見込まれる国としてNEXT11、VISTAなどの一国に数えられています。しかし、その一方で、インドネシアが世界最大のイスラーム教徒の数をもつ国であること、738の言語が使われている多民族国家であることは意外に知られていません。さらに、イスラームが多数派でありながら、インド国外では最大数のヒンドゥー教徒が住んでいること、キリスト教、仏教、儒教までもが国家の公認宗教であること、中国国外で最大数の海外在住華人がいることなど、さまざまな文化と宗教をもった民族が共存する国家でもあります。今回は、多民族国家インドネシアの実像を知ってもらい、そこに生きることの意味を理解していただくとともに、現在のような多宗教の多民族国家が生まれた歴史的背景にも触れてみたいと思います。
■詳細:蔵前技術士会「セミナーのご案内

2010年10月11日

インドネシアのガジャマダ大学の卒業生で、2007-2008年にかけて東京外国語大学に留学していたノファ・アユ・マウリタ(Nova Ayu Maulita)―通称アユ(Ayu)―さんが、初めての小説『サクラ』(Sakura)を出版しました。留学時代の体験をふまえて、東京外国語大学、吉祥寺、そしてジョグジャカルタを舞台にした作品になっています。

詳細は出版社(Lingkar Pena)のブログをごらんください。インドネシアに行く機会があれば、見つけられるかもしれません。


Buku Novel Sakura

■とても印象的な表紙です。

2010年10月 8日

東京外国語大学インドネシア語専攻では、有名なバティック染色家のロッソ(Rosso)さんの来日を機会に、本学にお招きして染色の実演をともなう講演会を開催します。詳細は、随時、このページに掲載しますので、ご注目ください。
【2010-09-15更新】会場の教室が決定しました。
【2010-10-01更新】案内の更新をおこない、チラシをアップしました。
【2010-10-04更新】チラシのミスプリを訂正しました。

バティック染色の魅力
  インドネシア人バティック染色家ロッソさんによるバティック染色の実演と講演
■日時:2010年10月8日(金)4限(午後2時50分~4時20分)
■場所:東京外国語大学 研究講義棟 113教室
 〒183-8534東京都府中市朝日町3-11-1
 最寄駅 西武多摩川線多磨駅(駅から徒歩10分)または京王飛田給駅(駅からバスで10分)
 大学へのアクセス
■入場無料・予約不要・一般の方にも公開しています。日本語の通訳があります。
■主催:東京外国語大学外国語学部インドネシア語専攻
■連絡先:042-330-5300またはtaoyama@tufs.ac.jp (青山)
チラシをダウンロード (PDF, 182KB) 自由にご利用ください。

rosso-batik-05.JPG
ロッソさんのバティック作品

■インドネシアのバティックについて
インドネシアのバティック(batik)は、木綿布に手描きや型を使って文様を表わす更紗(さらさ)の一種です。染料を直接布に塗るのではなく、色をつけたくない部分に溶かした蝋(ろう)を塗ってから染める防染(ぼうせん)という技法を使っているところに特徴があります。防染の材料に蝋を使うところから、蝋纈染(ろうけつぞめ)とも呼ばれています。インドネシアではジャワ島を中心に長い伝統があり、江戸時代には日本にも輸入されてジャワ更紗の名前で愛好されました。

20世紀にはいると、化学染料とプリント染色技術の発達で、大量生産された更紗が市場にあふれ、伝統的なバティック技法は衰退していきました。しかし、近年、再び伝統的な技法で作られたバティックの良さが見直されるようになりました。2009年10月にインドネシアのバティックがユネスコの無形文化遺産に登録されたことも追い風になっています。

講演者のロッソさんは、1970年ジャワ島中部のバントゥル生まれ。天然の染料を用いる伝統的なバティック技法を使って、新しいデザインのファッションを生み出す試みに取り組んでいます。今回の講演会では映像資料と実物による実演でバティックの魅力をみなさんにご紹介します。バティックが、継承される伝統にとどまることなく、進化しつづける伝統であることがおわかりいただけると思います。

■参考サイト
Rosso Batik ロッソさんの公式サイト 【インドネシア語】
Batik Wikipedia 【英語】
インドネシアのバティックが世界無形遺産に認定 (インドネシアコーナー) 【日本語】
世界の更紗展 9月25日まで (文化学園服飾博物館) 【日本語】

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2010年7月31日

日興證券創立者遠山元一氏のコレクションを中心にした所蔵品を展示する遠山記念館美術館では、6月から7月にかけて「文字の造形」展の開催を予定しています。展示品のなかにはジャワ文字が書きこまれたバティック布地もあります。関心のある方はぜひ足を運んでみてください。

「文字の造形」展
■日時:2010年6月5日(土)~7月31日(土) 10:00~16:30(入館は16:00まで)
 (月曜日休館、祝祭日の場合は開館、翌日休館)
■場所:遠山記念館美術館
 (入館料大人700円、学生500円)
■アクセス:JR埼京線・東武東上線で川越駅下車(または、JR高崎線で桶川駅下車、西武新宿線で本川越駅下車)、川越駅-桶川駅間の東武バス約25分で牛ケ谷戸(うしがやと)下車、徒歩15分(交通案内
■詳細は美術館の展観案内を参照してください。

ジャワ文字のあるバティック(全体図)
図1 ジャワ文字のあるバティック布地(全体図)

ジャワ文字のあるバティック(拡大図)
図2 ジャワ文字のあるバティック布地(下部中央の木の根本部分の拡大図)
ジャワ人の専門家によればTenama sagunging (greh) dumadiと読め、インドネシア語に訳すとDalam nama (Tuhan) terdapat semua makhluk ciptaan (Tuhan)となります。これは「(神の)名のもとにすべての(神の)創造物はある」という意味で、あらゆる生き物は神によって創造されたとするイスラームの思想を表現していると解釈されます。

図は遠山記念館の久保木彰一様に提供していただきました。ジャワ文字のテキストの解釈には東京外国語大学の特任外国語教員スハンダノ先生のご協力をいただきました。

2010年7月11日

インドネシア・フェスティバル2010が今週末に開催されます。2日めに本学インドネシア語専攻卒業生の加藤ひろあきさんが出演します。お見逃しなく。

Indonesia Festival 2010
自然あふれる素晴らしいインドネシア
■日程:2010年7月10日(土)・11日(日)10:00-20:00
■会場:代々木公園イベント広場
 JR原宿駅・地下鉄千代田線代々木公園駅 徒歩3分
 JR渋谷駅・小田急線代々木八幡駅 徒歩6分
■入場無料・雨天決行
■7月11日(日)12:00~13:00 加藤ひろあきさんの出演

■詳細:http://www.indonesianembassy.jp/indonesiafestival/

2010年7月 4日

2010年7月4日のNHK総合のニュースの時間で、マジャパヒト王国の復元船が出航したことが報道されました。

乗組員は14名で、東南アジア諸国、中国、日本など8か国を半年間かけて巡航する予定です。

ウェブでこのNHKニュースを視聴することができます。

2010年6月27日

6月25日(金)と27日(日) に、Shizuoka春の芸術祭2010の一環として、インドネシアの先端的パフォーマンス・グループ「テアトル・ガラシ」による公演「南十字☆路」(原題Je.ja.l.an)が静岡芸術劇場でおこなわれます。

詳細は静岡舞台芸術センター(SPAC)のサイトをご覧ください。

南十字☆路 (Je.ja.l.an)
演出・振付:ユディ・タジュディン
装置デザイン:メッラ・ジャールスマ
音楽:リスキー・サマービー・アンド・ザ・ハニーシーフ
照明デザイン:イグナティウス・スジアルト
出演:テアトル・ガラシ
6月25日(金)、27日(日) 19時30分開演
静岡芸術劇場内カフェ「シンデレラ」
上演時間:60分 インドネシア語上演・日本語字幕


Je.ja.l.anではジョグジャカルタの街頭の熱気が舞台に再現されます。

2010年6月24日

河合塾エンリッチ講座でインドネシアにおける多民族の共存についての講義をおこないます。高校生・受験生だけではなく社会人一般にも公開されています。

演題:738の言語と6の宗教の共存―東南アジアの多民族国家を考える―
講師:青山 亨 (東京外国語大学)
日時:2010年06月24日(木) 17時30分 ~ 19時00分
会場:河合塾立川校 グリーンアカデミー62教室
対象:高卒生・高校生・中学生・保護者・高卒認定を目指す人・帰国生・大学生・一般(社会人)
参加:無料・申込不要

詳細は河合塾のウェブページを参照

2010年6月11日

ワンダーアイズプロジェクトは、WWFジャパン/WWFインドネシアとの共同活動として、2009年にインドネシアのスマトラ島で子どもたちと写真プログラムを実施し、その成果を「スマトラの森」写真展として公開しています。東京外国語大学でも下記の日程で写真展を開催します。

スマトラの森 WWF x Wonder Eyes Photo Exhibition
■日時:5月22日(土)~6月11日(金)
■場所:東京外国語大学 アゴラ・グローバル [地図
■入場無料
■5月22日は東京外国語大学のホームカミングデーです。全国から同窓生が集まります。
■6月4日(金)には写真展とタイアップして、インドネシアで人気の男性歌手ヌギ(Nugie)さんを本学にお招きし、インドネシアの自然、世界の自然保護についてのトークとミニライブを交えた講演会を開催します。

■その他の日程
 3月24日〜4月22日 ギャラリーウオーク・汐留メディアタワー(共同通信社本社ビル)3F
 6月1日〜6月11日 コニカミノルタプラザ ギャラリーA(新宿高野ビル4F)

ワンダーアイズプロジェクトは2000年に東ティモールでも写真プログラムを実施しています。

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2010年6月 4日

東京外国語大学オープンアカデミーの企画として、インドネシアの人気男性歌手で自然環境保護に深い関心を持っているヌギ(Nugie)さんの講演会を開催します。

Nugie(ヌギ)が語る「スマトラの森~インドネシアの自然と文化~」
■日時:2010年6月4日(金)18:00-20:00
■場所:東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール [地図
 インドネシアで国民的な人気ミュージシャンNUGIEが来日、スマトラの森やインドネシアの自然や文化について歌を交えて語ります。
■インドネシア語でのトークに通訳がつきます。
■主催:東京外国語大学オープンアカデミー
■共催:WWFジャパン/WWFインドネシアワンダーアイズプロジェクト
■連絡先:nugie-at-tufs@tufs.ac.jp

☆一般歓迎・予約不要・入場無料・自由席ですので、お気楽にお越しください。開場17:15、開演18:00を予定しています。☆

■同時期開催:ワンダーアイズプロジェクト写真展「スマトラの森 Sumatra Forest
5月22日から6月11日にかけてアゴラ・グローバル2階ギャラリーで開催しています。6月5日は世界環境デーです。世界の環境問題を考えるきっかけとしてください。


nugie-poster.png

ポスター] (997KB, PDF)


■ヌギさんの講演会の映像
ヌギさんの講演会は無事に終了しました。参加者のみなさん、ありがとうございました。ヌギさんの歌とトークの一部です。ヌギさんの映像をもっと見る

■こちらもYoutubeで公開されている講演会の映像です。


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2010年3月 8日

[CCCN Seminar Series]

The Dynamics of Caregiving in Singapore Family:A Comparative Perspective

Associate Professor Thang Leng Leng,
Department of Japanese Studies,
National University of Singapore

8 March 2010
10:30-12:00
Room 422, Lecture Building
Tokyo University of Foreign Studies
Map: http://www.tufs.ac.jp/info/map-and-contact.html

In the present Singapore, three-generational household is prevalent, in which the child(ren) is/are looked after by the grandparent(s) while the parents are going to work. This kind of multigenerational living signifies the local notion of care cycle, where the grandparents and the parents exchange the roles of caregivers and care recipients over the lifespan of the family. This care circle is also inseparable to the state ideology that regards the family as "the first line of defense", which would have at once contributed to the reduction of the cost to develop institutional elderly-care systems. Further, the presence of foreign domestic workers (FDWs), who are hired as “an extra pair of hands” complicates this cycle.

Then, how do grandparents and parents attempt to control their relationships with other parties in their care cycle? How do they set limits to, and show ambivalence in their expected care roles? To what extent can FDWs facilitate or cause friction to intergenerational relations as a pseudo family member? What’s more, how does the state intervene the local notions of gender, family and ideal mode of elderly care? This set of questions would be able to raise comparative perspectives of elderly-care systems between Singapore and Japan, which display many commonality yet with somewhat different orientations towards institutionalization of elderly-care system. Prof Thang will share the stories on her ongoing research in Singapore, by providing comparative insights on Japanese case where relevant.

Prof Thang is currently the Head of Japanese Studies Department at NUS, and her first book "Generations in Touch (2001, Cornell University Press)" discussed a multigenerational care institution named "Kotoen" in Tokyo, which attempted to combine nursery with elderly care. Her lines of arguments examined the significance of "the sense of reciprocity" found amongst the elders in Kotoen, not only being care recipients, but also providing care to the nursery children to different degrees. We will interrogate how such reciprocal expectation/appreciation to care for others activates elderly lives in Singapore and Japan.

This is an informal meeting designated for young (and not-so-young) scholars to exchange the ideas freely regarding broader reproductive work issues in a trans-Asian context. Due to limited venue size, we will receive 10 more participants on a first-come, first-served basis. If you are interested to join us, please RSVP by emailing to: sawai.shiho.dpf@tufs.ac.jp with your name, affiliation and field of interests. Those who have burning questions on the emerging care migration across Asia and its multidimensional impact on the local societies are particularly welcome!

Cross Cultural Care Network (CCCN)
The Mini-research Project
The Center for Multilingual Multicultural Education and Research (CEMMER)
Tokyo University of Foreign Studies

2010年2月22日

2010年2月22日(月)に、下記の要領で、南山大学 アジア・太平洋研究センターと上智大学アジア文化研究所イスラーム地域研究拠点グループ2「東南アジア・イスラームの展開」がセミナー「東南アジア・イスラーム研究の新しい展開へ向けて」を共同開催します。私も参加予定です。

セミナー「東南アジア・イスラーム研究の新しい展開へ向けて」
日時:2010年2月22日(月)13:00-18:00, 2月23日(火)9:30-13:00
場所:南山大学名古屋キャンパス J棟1階特別合同研究室(Pルーム)
   南山大学アジア・太平洋研究センター
   〒466-8673名古屋市昭和区山里町18番地
   TEL: 0528323111(代表) FAX: 0528326825
   Email: cfescfasall@nanzanu.ac.jp
ポスター(PDFファイル、南山大学ウェブサイト)

《プログラム》
第1部(2/22) 研究動向と展望
1. 「インドネシア・イスラーム研究:“二項対立の構図”を越えて」
 小林 寧子(南山大学)
2. 「フィリピンのムスリム、イスラーム研究:主要研究とそのパラダイム」
 川島 緑(上智大学)
3. 「東南アジア・イスラーム教育研究の展開と可能性」
 服部 美奈(名古屋大学)
司会: 太田 淳(中央研究院・台湾)
コメント:青山 亨(東京外国語大学)

第2部(2/23) 研究発表
1. 「マレーシアの改宗係争からみる民事裁判所とイスラーム法」
 光成歩(東京大学大学院)
2. 「現代インドネシアにおける中東留学経験者のもたらす影響:エジプト・アズハル大学出身イスラーム知識人の事例から」
 木下博子(京都大学大学院)
3. 「フィリピン・マニラにおけるイスラーム改宗女性の連帯と活動」
 渡邉暁子(東洋大学)
司会:服部 美奈

2010年2月21日

第2回「世界の多言語・多文化社会研究」シンポジウムがつぎのとおり開催されます。私も司会として参加しています。関心のある方のご参加をお待ちしています。

第2回「世界の多言語・多文化社会研究」シンポジウム
ゆらぐ境界、交わる人びと:「日本人」を再考する

日時 2010年2月21日(日)10:00~17:45
場所 東京外国語大学 研究講義棟 227棟

詳細は多言語・多文化教育研究センターのウェブページをご覧ください。

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2010年2月14日

神田外語大学の異文化コミュニケーション研究所では以下の要領で共同研究プロジェクト公開ワークショップを開催します。私も参加予定です。

公開ワークショップ「EPAと外国人看護師・介護福祉士候補~背景・受け入れ実態・課題~」
日時:2010年2月13日(土)13:30~18:00 14日(日)10:00~17:30
場所:神田外語学院本館7階会議室(JR神田駅西口より徒歩2分)アクセスマップ・交通
主催: 神田外語大学異文化コミュニケーション研究所(ICCI)
協力: クロスカルチュラルケアネットワーク(CCCN)(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターミニ研究プロジェクト勉強会)
申し込み:神田外語大学異文化コミュニケーション研究所まで。入場無料
   (Tel & Fax) 043-273-2324
   (E-mail) icci@kanda.kuis.ac.jp
   (ウェブサイト) http://www.kuis.ac.jp/icci/
詳しくは異文化コミュニケーション研究所のページを参照

2010年1月11日

1月9日(土)にジョグジャカルタで開かれた文化遺産評価セミナーで、文化観光省の考古学局長ユヌス・サトリオ・アトモジョ(Junus Satrio Atmojo)氏は、文化としての母語の維持の重要性を訴えるなかで、現在使われているインドネシア固有の言語の数は738あり、そのうちの15は消滅の危機に瀕していると述べました。

738という数は、政府機関の代表が明言した数としては最大ではないかと思います。なお、インドネシア固有の言語という限定がありますから、華人の中国語系諸語などは数えられていないとみられることに注意が必要です。

なお、世界の言語情報データベースであるEthnologueには、インドネシアの言語として726という数をあげています。今回の発表はこの数字を少し上回る程度ですが、Ethnologueの数には華人の諸言語が含まれているので、単純な比較はできません。

出典:Bataviaseに掲載された記事(この記事の見出しで「75」の言語が消滅の危機とあるのは「15」の誤りと思われます。)

2010年1月 1日

新年おめでとうございます。

インドネシア共和国の祝日は、西暦の新年、独立記念日、クリスマスを除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2010年のインドネシア共和国の祝日と公休日を掲載しておきます。作成にあたってはインドネシア政府の公式文書(2010年インドネシア共和国国民の祝日ならびに政令指定休日に関する三大臣合同決定)を参照しました。

1月1日(金)西暦新年
2月14日(日)イムレック(中国暦2561年新年)
2月26日(金)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
3月16日(火)ニュピ(サカ暦1932年新年)
4月2日(金)聖金曜日(キリスト受難祭)
5月13日(木)キリスト昇天祭
5月28日(金)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅)
7月10日(土)イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
8月11日(水)《ラマダン(断食月)の始まり》
8月17日(火)インドネシア共和国独立記念日
9月 9日(木)*
9月10日(金)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
9月11日(土)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
9月13日(月)*
11月17日(水)イドル・アドハ(犠牲祭)
12月7日(火)イスラム暦1432年新年
12月24日(金)*
12月25日(土)クリスマス(キリスト生誕祭)

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食月明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。

2009年11月29日

2009年11月28日(土)・29日(日)に京都外国語専門学校で第40回日本インドネシア学会研究大会が開催されました。プログラムは以下のとおりです。

11月28日(土)
テーマ発表「ポスト・スハルト期インドネシアにおける言語状況の変化」
趣旨説明
森山幹弘(南山大学外国語学部)
1.塩原朝子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「東部インドネシアの言語状況 —地方語の光と影—」
2.内海敦子(明星大学日本文化学部)
「北スラウェシ州における多言語状態とマナド方言の威信と活力」
3.津田浩司(日本学術振興会特別研究員PD)
「ポスト・スハルト期インドネシアにおける華人と中国語 —地方都市における中国語学習ブームを手がかりに—」
4.北村由美(京都大学東南アジア研究所)
「ジャカルタの「言語景観」にみられる中国語使用と華人」

11月29日(日)
自由研究発表
1.Edy Priyono(Universitas Kyoto Sangyo) / エディ・プリヨノ(京都産業大学外国語学部)
「Meninjau Tren Baru lewat Singkatan Asing Kontemporer di Media Cetak Indonesia dan Jepang」
(インドネシアと日本の印刷メディアにおける現代の外国語略語にみる新しい時代の潮流)
2.スリ・ブディ・レスタリ(東京外国語大学博士後期課程)
「現代ジャワ語の敬語使用に関する調査報告—第三者敬語の使用をめぐる問題—」
3.安田和彦(京都産業大学外国語学部)
「supaya/agarに導かれる節について」
4.長南一豪(獨協大学博士後期課程)
「完了性をあらわす動詞接辞-kan」
5.高地薫(愛知県立大学非常勤講師, ガジャマダ大学日本研究センター研究員)
「9月30日事件を巡る文学と歴史」

特別講演
スダルタ(G.M.Sudarta)氏特別講演

研究大会のあと、引き続き、インドネシアを代表する漫画家(カートゥニスト)で現在、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース特任教授のスダルタさんの特別講演がありました。日本のマンガとカートゥーンの違い、ジャワ人のユーモアの背景としてのジャワ影絵芝居のプノカワン(召使い役)の話、スハルト時代の体験談など、興味深い話が尽きることなく続きました。
Sudarta.JPG
(ワヤン人形をもって語るスダルタさん)

2009年11月25日

東南アジア学会では、9月30日にスマトラ沖で発生し、西スマトラのパダンを中心に大きな被害をもたらした地震について考える緊急研究集会を下記のように開催します。関心のある方の参加をお待ちしています。[詳細 (PDF)]

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支援の現場と研究をつなぐ
―2009年9月西スマトラ地震におけるジェンダー、コミュニティ、情報―

◆日時◇2009年11月25日(水)午後2時~午後5時
◆場所◇東京大学駒場キャンパス 18号館ホール (京王井の頭線駒場東大前駅下車)
◆問合せ先◇東南アジア学会事務局
〒441-8522豊橋市町畑町1-1 愛知大学国際コミュニケーション学部 加納寛研究室
Email jsseas@ml.rikkyo.ac.jp
URL http://www.jsseas.org/index.html
◆主催◇東南アジア学会

趣旨説明 山本博之(京都大学地域研究統合情報センター准教授)
第1部 現場の情報―被災と救援
1. 「2009年西スマトラ地震 被害と救援の概要」
 西芳実(東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム助教)
2. 「難民を助ける会 西スマトラ沖地震緊急支援概要」
 野際紗綾子(難民を助ける会 シニア・プログラム・コーディネーター)
3. 「ピースウィンズ・ジャパンの西スマトラ対応」
 國田博史(ピースウィンズ・ジャパン 尾道事務所所長)
第2部 研究の情報―社会と文化
1. 「現代ミナンカバウ社会におけるイスラームとアダット」
 服部美奈(名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授)
2. 「ジェンダーの視点からみた西スマトラ村落コミュニティ」
 山田直子(東北大学国際交流センター講師)
第3部 討論
1. コメント 加藤剛(龍谷大学社会学部教授)
2. コメント 林勲男(国立民族学博物館准教授)
3. 総合討論

この研究会のポスターをダウンロードすることができます。PDF形式で表・裏両面になっています。ダウンロードしたポスターを掲示・配付して広報に使っていただければさいわいです。

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2009年11月23日

今年も外語祭の季節が近づいてきました。第87回外語祭は11月19日(木)から23日(月/勤労感謝の日)まで開催されます。

インドネシア語専攻では2年生が中心の語劇と1年生が中心の料理店の出店をおこないます。語劇は11月20日(金)17時00分から研究講義棟 101マルチメディアホールで上演されます。演目は「サイジャとアディンダ」です。植民地時代のオランダ人作家ムルタトゥーリが書いた小説『マックス・ハーフェラール』に挿入された悲哀のエピソードを学生自身が脚本化しました(原書の日本語訳も刊行されています)。

インドネシア料理店の名称はZAM×2(ザム・ザム)です。外語祭の期間中、円形広場で出店します。この他にも、インドネシア舞踊サークルによるインドネシア舞踊の上演もおこなわれます。

詳しい情報は第87回外語祭公式サイトに順次、掲載される予定です。また、語劇については語劇支援室のサイトでも詳しい情報が掲載されています。

11月21日(土)はオープンキャンパスも開催されます。東京外国語大学への入学を考えている人は気楽に顔を出してみてください。インドネシア語専攻は114教室です。インドネシア舞踊の公演もあります。

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2009年11月21日

11月21日(土)からはインドネシア舞踊の公演が始まりました。公演は23日までの3日間、毎日数回の公演でプログラムも一部入れ替えがあります。

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2009年11月20日

今年も外語祭とともに語劇の季節がやってきました。インドネシア語劇では2年生が中心になって「サイジャとアディンダ」(Saijah dan Adinda)を上演します。

■日時:2009年11月20日(金)午後5時~6時
■場所:研究講義棟101教室(マルチメディアホール)
■詳細は外語祭公式サイトをごらんください。

Max Havelaar Dutch version
『マックス・ハーフェラール』オランダ語版(1891年の第9版)

■物語の紹介
「サイジャとアディンダ」はエドゥアルト・ダウエス・デッケルがムルタトゥーリの筆名で書いた長編小説『マックス・ハーフェラール』(Max Havelaar)中に描かれる独立したエピソードで、いわば劇中劇のような趣向をもった短編です。オランダ語で書かれた原作が刊行されるや、オランダはおろか全ヨーロッパで大反響を引き起こしました。それは、この作品がオランダ植民地支配の実態について痛烈な批判をおこなっていたからです。

デッケルは18歳のときに1838年にオランダからオランダ領東インド、現在のインドネシアに渡って民地官吏となり各地で勤務をして回りました。 52年に一時帰国しますが、55年に植民地にもどり、翌年ジャワ島西部のバンテン南部にあるルバック県の副理事官に任命されました。しかし、そこで目撃した管轄下の住民の悲惨な生活に憤って辞職し、帰国後1860年にムルタトゥーリの筆名で発表したのが『マックス・ハーフェラールもしくはオランダ商事会社のコーヒー競売』です(「もしくは」以下は副題)。

オランダは1830年からジャワ島に強制栽培制度を導入して多大な利益をあげていましたが、その内実は、オランダ人植民地官吏と現地首長が結託して農民たちを収奪するという仕組みでした。自身も植民地官吏であったデッケルは制度の表も裏も知り得る立場にいたわけです。『マックス・ハーフェラール』は小説の体裁をとっていますが、その内容は、デッケルがルバックで見聞した状況を題材にしています。ムルタトゥーリという名は、ラテン語からとったもので「私は多くを堪え忍んだ」という意味です。晩年はドイツに移り住み1887年に死去しました。

語劇で演じられる「サイジャとアディンダ」ではルバック県の農村の若い男女が主人公となります。幼なじみだったサイジャとアディンダは許嫁同士でした。当時農民の財産であった水牛を買うためのお金を得るために、サイジャは都バタビアの金持ちの家に奉公に出かけます。再会の約束をした3年後、奉公があけて村に戻ったサイジャが目にしたのは、すっかり様変わりした故郷でした。アディンダを探し回るサイジャには過酷な運命が待っています。オランダ人によって書かれながらもインドネシア人の苦しみを描ききった作品であるがゆえに、この小説、とりわけ「サイジャとアディンダ」の物語は、その後インドネシアの民族主義者たちに感銘を与え、今ではインドネシアで知らない人のいない国民的な作品となっています。1976年には映画化もされました。

語劇のテーマとするあたっては、インドネシア語専攻の2年生が小説から戯曲化するという大変な作業に取り組みました。劇としては登場人物の数が限られているうえに、サイジャのセリフがずば抜けて多いという困難さもありました。語劇の実現までたどり着いた2年生たちの敢闘をたたえてあげてください。また、昨年に続いて客員教授のスハンダノ先生には語劇の完成まで全面的にお世話になりました。

最後になりましたが、『マックス・ハーフェラール』は東京外国語大学で教鞭をとられた佐藤弘幸先生によって翻訳されています。オランダ語の初稿から日本語に完訳されたもので、『マックス・ハーフェラール』のすばらしさが日本語でもわかるようになりました。劇に感動したあとは、ぜひ本も手にとってみてください。

Max Havelaar Indonesian version
『マックス・ハーフェラール』インドネシア語訳(1972年に刊行された初版。サイジャとアディンダの場面が表紙絵になっています。)

Max Havelaar Japanese version
『マックス・ハーフェラール』日本語訳(2003年刊)

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2009年11月14日

2009年11月14日(土)に神田外語大学で第3回インドネシア語弁論大会が開催され、本学インドネシア語専攻2年生の増井美佳さんがカテゴリーA(インドネシア語学習2年以内の大学生)で最優勝賞を受賞しました。おめでとうございます。

大会では、Masa Depan, Hubungan Antara Jepang dan Indonesia(日本・インドネシア関係の未来)というテーマで作文し、それに基づいて5分間以内のスピーチをおこなうという課題を競いました。

exblogガドガドに大会の様子の記事があります。

日時:2009年11月14日(土)午後12時30分より
場所:神田外語大学内 ミレニアムホーム
主催:神田外語大学
後援:インドネシア共和国大使館
協賛:インドネシア文化宮、日本インドネシア語検定協会、ライオン株式会社
詳しい案内](PDF)

2009年10月 1日

9月30日午後5時16分(日本時間午後7時16分)にスマトラ島沖でマグニチュード7.6の大地震があり、西スマトラ州のパダンを中心に大きな被害が起きています。

スマトラ沖の地震、死者1000人超える恐れも
インドネシア・パダン沖で再び地震、M7.0

9月2日にはジャワ島西部沖で地震があり、9月29日(日本時間で9月30日)にはサモア諸島沖で地震が発生したばかりですが、今回の地震での死者数は数千人の単位であるとも予想されています。

生き埋めの人も多いと報道されており、一刻も早く救出されることをお祈りします。

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2009年9月26日

9月2日にジャワ島西部南方の沖でマグニチュード7.0の強い地震が発生し、数十名の死者が出ました。ジャカルタでも強い揺れを感じたようです。

この地震災害をうけて9月26日に東京大学地震研究所で理学・防災・地域研究共同ワークショップ「インドネシアにおける地震防災・復興研究への総合的アプローチ―2009年西ジャワ震災の事例から」が開催される予定です。

2009年9月13日

毎週日曜日午後6:00-6:30に放映されているTBSの「THE世界遺産」では、9月13日にインドネシアのボロブドゥール遺跡群を取り上げる予定です。再放送はBS-TBS9月19日(土)にあります。

2009年8月30日

毎週日曜日午後6:00-6:30に放映されているTBSの「THE世界遺産」では、8月30日にインドネシアのコモド国立公園を取り上げる予定です。

2009年8月 7日

8月24日(月)午後10時~11時にNHK総合の番組「世界遺産への招待状」でボロブドゥールが紹介されます。ウェブの案内ではプランバナンも取り上げられるようです。世界遺産の番組はいろいろありますが、60分という時間を十分にとった番組なので、どこまでテーマが掘り下げられているのか興味がわきます。

2009年8月7日にインドネシア政府から2010年の祝日が発表されました。以下のページで読むことができます。
Tiga Menteri Tandatangani SKB Hari Libur Nasional Tahun 2010

2010年の祝日を定めた公式文書(2010年インドネシア共和国国民の祝日ならびに政令指定休日に関する三大臣合同決定)の原文もPDFで読むことができます。

2009年7月29日

インドネシア大学文学部では2009年7月21-29日にインドネシア研究に関するサマー・スクールの開校と国際シンポジウムの開催を予定しています。

The International Conference and Summer School on Indonesian Studies (ICSSIS)
July 21-29, 2009
Faculty of Humanities, University of Indonesia (FIB UI)
Depok, Indonesia

詳細はICSSISのウェブサイトをご覧ください。

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2009年7月28日

7月8日に投開票がおこなわれた大統領選挙の結果が7月28日に総選挙管理委員会から発表されました。ユドヨノ現大統領とブディオノ前中央銀行総裁の大統領・副大統領候補が、有効投票の60.8%を獲得して再選を決めました。対抗するメガワティ前大統領は26.79%、カラ副大統領は12.4%の獲得でした。

対抗陣営では、選挙結果に異議を唱えていますが、選挙結果はこれで確定と考えられます。ユドヨノ大統領の勝利は、好調な経済、治安の安定に支えられたと言えるでしょう。大統領の就任式は10月20日、任期は5年です。

2009年7月25日

7月25日は東京外国語大学のオープンキャンパスの日です。体験授業、専攻語別相談会、特別企画などを用意していますので、東京外国語大学への入学を考えておられる皆さんのご来場をお待ちしています。あわせて大学院進学説明会も開催されます。

インドネシア関係では、インドネシア語体験授業(12:00-12:40, 108教室)、専攻語別相談会(10:00-12:00, 13:00-17:00, 305教室)、在学生に聞いてみよう(10:00-17:00, 313教室)を用意しています。

また、特別企画としてインドネシア舞踊の公演もあります(12:40, 13:40, 15:40の3回、各20分程度、305教室)。

詳しくは東京外国語大学ウェブページの案内をご覧ください。

2009年7月18日

東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターでは、講演シリーズ「外国人ケアワーカーの現在と私たちの将来」の第1回として神田外語大学異文化コミュニケーション研究所講師の奥島美夏さんに「EPA によるインドネシア人看護師・介護福祉士候補生の渡日の背景」というタイトルで報告をしていただきます。奥島さんは『日本のインドネシア人社会―国際移動と共生の課題―』の編著者です。参加は無料ですが事前の申し込みが必要です。

詳細はセンターの案内をご覧ください。
EPA によるインドネシア人看護師・介護福祉士候補生の渡日の背景
■講演シリーズ「外国人ケアワーカーの現在と私たちの将来」第1回
■発表者:奥島美夏氏
■題目:EPA によるインドネシア人看護師・介護福祉士候補生の渡日の背景
■日時:2009 年7 月18 日(土)13:00~14:30
■場所:東京外国語大学研究講義棟 総合文化研究所会議室(442)
■連絡先:cccntufs@yahoo.com (事前申し込み7月15日まで)

■主催:多言語・多文化教育研究センター
■企画:ミニ研究プロジェクトCross-Cultural Care Network(代表 合地幸子、横山友美)

ポスターをダウンロード (257KB, PDF)

2009年6月17日

2009年9月11日(金)~13日(日)に、アジア域内の30を超える国・地域から、障害のある14歳~19歳のヤング・アスリートが集まり、「東京2009アジアユースパラゲームズ」という国際障害者スポーツ大会が開催されます。

大会の公用語は英語と日本語ですが、組織委員会ではアジアの諸言語を母語とする選手・スタッフに同伴して運営スタッフとのコミュニケーションをサポートする語学ボランティアを求めています。

東京外国語大学では6月17日(水)に114教室で15:30から約1時間、説明会が開催されます。説明会に参加できない人は、組織委員会に直接問い合わせてください。多くの外大生の参加を期待しています。

選手・スタッフあわせて参加する約1000人のうち、インドネシアからは20人の参加が予定されています。

2009年5月19日

インドネシアで4月におこなわれた2009年総選挙は、大勢が決まってからも開票がつづき、なかなか確定しませんでした。5月9日に総選挙委員会(KPU)による最終得票数が発表されたあとも、得票数に基づく議席数の変更が5月13日に発表されました。

国会公式サイト(DPR-RI)の情報によると、議席を獲得した9政党と議席数は以下のとおりです。
1. 民主党 148議席
2. ゴルカル党 106議席
3. 闘争民主党 94議席
4. 福祉正義党 57議席
5. 国民信託党 46議席
6. 開発統一党 38議席
7. 民族覚醒党 28議席
8. グリンドラ党 26議席
9. ハヌラ党 17議席
合計 560議席

なお、上記9政党以外の18政党は、選挙法により得票率が2.5%に満たなかったために議席を獲得することができませんでした。

加納研究室のウェブサイトで州別・地域別の政党別得票数、獲得議席数の集計が公表されています(5月13日修正版による)。

7月に行われる大統領選挙には以下の3組が立候補しています。
1. ユドヨノ(民主党)+ブディオノ(中央銀行総裁)
2. メガワティ(闘争民主党)+プラボウォ(グリンドラ党)
3. ユスフ(ゴルカル党)+ウィラント(ハヌラ党)

以上、NNA.Asiaの記事を参考にしました。

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2009年5月12日

タイム誌が選出する恒例の「最も影響のある100人」の2009年版ユドヨノ大統領が選ばれました(5月3日)。

スハルト独裁政権崩壊から10年経たないうちに、国民の直接選挙で大統領に選ばれ、文化的に多様で経済的に成長する国家としてインドネシアを指導した功績が認められたようです。紹介の文章を書いているのがマレーシアの元首相アンワル・イブラヒムであるところが意味深長です。

今回の選出は、7月に予定されている大統領選挙への影響も大きいと思われます。ただ、だれが大統領になるにしろ貧困問題への対応が最大の課題となりそうです。

2009年5月 6日

東京都と東京都サッカー協会は、2008年に引き続き2009年4月28日(火)~5月6日(水)に「2009東京国際ユース(U-14)サッカー大会」を開催します。インドネシアからはジャカルタ選抜チームが参加します。活躍を祈っています。

写真は東京のテレビ局の取材を受けている来日したジャカルタチームの様子です。
Jakarta Youth Team in Tokyo
スポーツTOKYOインフォメーションのブログより)

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2009年4月26日

三鷹市芸術文化センターでジャワ更紗(バティック)の展覧会が開催されます。伝統的染め物であるジャワ更紗の研究会クンプルの主催です。関心のある方はぜひご来場ください。

ジャワ更紗(Batik)展
《 伝統のかたち 》

期間:2009年4月22日(水) ~4月26日(日)
時間:10時~17時
場所:三鷹市芸術文化センター 第3展示室(地下1階) TEL 0422-47-9100
入場料:無料
主催:クンプル(ジャワ更紗研究会)
問い合わせ:TEL 042-382-6577(城田)

詳細はクンプルのウェブページおよび三鷹市芸術文化センターの行事予定表(PDF)をごらんください。

2009年3月 3日

UNESCOによると、世界で話されている言語およそ6700のうち半数は、話者の数が少ない少数民族語であり、消滅の危機に瀕していると言われています。インドネシアでは147の言語が消滅の危機に瀕している言語として登録されています。ユネスコのサイトで危機言語のリストと分布地図を見ることができます。
endangered_languages_indonesia.jpg

2009年3月 1日

インドネシア舞踊
インドネシア舞踊 posted by (C)ホマン

2009年2月28日(土)と3月1日(日)に野川公園で開催された「早春フェスタ2009」に、スペイン舞踊とともに本学のインドネシア舞踊サークルが参加してインドネシア舞踊を演じました。

外語生による舞踊の様子は、3月1日付けの朝日新聞むさしの版朝刊で紹介されました。また、みんなのフォト蔵のページではホマンさんによるインドネシア舞踊などの写真がアップされています(上の写真)。

参加したみなさん、お疲れ様でした。

2009年2月28日

2009年2月28日(土)にシンポジウム「土屋健治と『カルティニの風景』」の開催が下記のように予定されています。

1995年2月に惜しまれつつ亡くなった土屋健治さん(当時、京都大学東南アジア研究センター教授)の著作のうち、アカデミズムの枠を超えて読まれてきた『カルティニの風景』(1991年、めこん)を取り上げ、その意義と可能性を、そしてまた限界を検証し、彼が残した仕事について今日の視点およびインドネシア東南アジア研究の枠を超えた広がりのなかで考える。(ポスターより)
ポスターをダウンロード

主催:土屋健治追悼集刊行会
日時:2009年2月28日(土)13時~17時(12時半より受付)
場所:大東文化大学法科大学院会議室(JR信濃町駅ビル内)
定員:80名(申し込み必要。先着順)
シンポジウム終了後、信濃町駅前中華レストラン「桂林」にて「土屋健治さんを偲ぶ会」(会費制)を開催

申し込み:メール(mekong@bolero.plala.or.jp)またはFAX(03-3815-1810)にて「シンポジウムのみ」、「シンポジウムと偲ぶ会の両方」、「偲ぶ会のみ」などと明記
問い合わせ:TEL 03-3815-1688(めこん)

2009年2月23日

セミナー「インドネシア・イスラームのダイナミズム」が2009年2月22日と23日に南山大学で下記のように開催されます。一般に公開されています。

日時:2009 年2 月22 日(日)13:00~18:30、23 日(月)9:30~16:30
場所:南山大学名古屋キャンパスJ 棟1 階特別合同研究室
主催:南山大学アジア・太平洋研究センター

詳細は南山大学ウェブサイトの案内(PDF)をごらんください。

青山は二日めの総括コメントにコメンテーターとして参加する予定です。

2009年2月17日

岡山県国際交流協会(OPIEF)が主催する地球市民講座インドネシア編の講師の1人として「インドネシアの社会と文化と歴史~多文化・多言語のインドネシアを考える~」を2月17日(火)に岡山国際交流センターで講義しました。

詳細は岡山県国際交流協会のウェブサイトの案内(PDF)をご覧ください。

若い方から年配の方まで定員80名を超える方々があつまり、熱心に聴講していただき、また活発な質問をしていただきました。岡山のみなさま、ありがとうございました。

2009年2月14日

2009年2月14日(土)~15日(日)に国際シンポジウム「トランスナショナル/トランスカルチュラルな比較地域研究-多言語・多文化社会のもとでの新たな大学教育に向けて-」が開催されます。

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「世界の多言語・多文化社会研究」国際シンポジウム
トランスナショナル/トランスカルチュラルな比較地域研究
-多言語・多文化社会のもとでの新たな大学教育に向けて-

日時:2009年2月14日(土)10:00~17:45、15日(日)10:00~17:30
会場:東京外国語大学 研究講義棟 227教室
定員:200名
参加費:無料(懇親会のみ3 ,000円)
主催:東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター

青山は2月15日のテーマセッション3「多言語・多文化社会における「境界」をめぐる寛容と非寛容のはざま」(13:00-15:00)において、「多民族国家における寛容と非寛容の境界―インドネシアの反ポルノ法をめぐって―」のタイトルで報告をおこなう予定です。

詳細は多言語・多文化教育研究センターのウェブページをご覧下さい。

2009年2月13日

基盤研究(B)『地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究』の2008年度第4回研究会を以下のとおり開催します。本科研は今回の研究会が最後の開催となります。皆様のご協力にあつくお礼を申し上げます。

メンバー以外の方、学生・院生にも公開していますので、ふるってご参加ください。

□第4回イスラーム表象科研研究会
■日時:2009年2月13日(金曜日)午後4時~午後6時
■場所:東京外国語大学 総合文化研究所 会議室(研究講義棟422)
■発表者:川島 緑氏(上智大学)
■題目:「文明」の伝道者たちが描いたモロ―米国統治期フィリピンにおけるムスリム表象―

■発表要旨:

1898年にフィリピンを領有した米国は、フィリピン人に教育を与え、「文明化」させ、自治能力を身につけさせることを植民地支配の正当化論理とした。南部フィリピンのイスラーム地域(ミンダナオ島、スールー諸島等)で植民地統治を担ったアメリカ人行政官や教員、彼らを支えたキリスト教宣教師、そして、彼らの活動を本国に伝えたジャーナリストたちは、「文明化」の伝道者としてムスリムに向き合った。本報告では、20世紀前半にアメリカ人が作成したムスリムを題材とした映画("Glory in the Morning"邦題「暁の討伐隊」ゲーリー・クーパー主演、1939年)、絵葉書、新聞記事・挿絵等を紹介しつつ、アメリカ人がいかにムスリムを表現したか、なぜそのように表現したのかを検討し、米国統治期にアメリカ人が形成したムスリムやイスラームに対する見方が、その後のフィリピン社会におけるムスリムの位置づけや、フィリピンのイスラーム研究にどのような影響を与えたかを考える。

【注記】映画の正しい原題はThe Real Gloryのようです。ちなみに「凶暴なモロ族の指導者アリパン」は日系俳優Tetsu Komai(駒井哲)が演じています。

2009年1月 2日

現在のインドネシアの国会(Dewan Perwakilan Rakyat, DPR)には10の会派があります。国会に議席をもつ17の政党と会派との関係を説明する日本語の情報が見当たらないので、このページで簡単に述べておくことにします。

国会の総数550議席は2004年の総選挙によって確定しました。議席を獲得したのは17の政党ですが、国会での議員活動は会派(fraksi)を単位にしておこなわれます。たとえば、2008年10月30日に「ポルノグラフィーに関する法」が国会で承認されたときには、全10会派のうち2会派が国会を退席して反対の意を示すなか、8会派が賛成して可決されました。

会派を構成する議員の最低数は13人に定まっているため、所属議員数が13人以上の政党はそのまま会派になることができますが、13人に満たない政党は他の政党の会派に合流したり、互いに合同して新しい会派を結成しています。下の表は、国会の10会派の一覧です。

 会派略称人数
1ゴルカル党会派(Fraksi Partai Golongan Karya)(注1)F-PG129
2闘争インドネシア民主党会派(Fraksi Partai Demokrasi Indonesia Perjuangan)F-PDIP109
3開発統一党会派(Fraksi Partai Persatuan Pembangunan)F-PPP58
4民主主義者党会派(Fraksi Partai Demokrat)(注2)F-PD57
5国民信託党会派(Fraksi Partai Amanat Nasional)F-PAN53
6民族覚醒党会派(Fraksi Partai Kebangkitan Bangsa)F-PKB52
7福祉正義党会派(Fraksi Partai Keadilan Sejahtera)F-PKS45
8改革の星党会派(Fraksi Partai Bintang Reformasi)F-PBR14
9福祉平和党会派(Fraksi Partai Damai Sejahtera)F-PDS13
10民主先駆者の星会派(Fraksi Bintang Pelopor Demokrasi)(注3)F-BPD20

注1) ゴルカル党(Partai Golongan Karya, 127名)に憂国職能党(Partai Karya Peduli Bangsa, 2名)が合流

注2) 民主主義者党(Partai Demokrat, 56名)にインドネシア正義統一党(Partai Keadilan dan Persatuan Indonesia, 1名)が合流

注3) 月星党(Partai Bulan Bintang, 11名)、国民民主統一党(Partai Persatuan Demokrasi Kebangsaan, 4名)、先駆者党(Partai Pelopor, 3名)、インドネシア民主主義護持党(Partai Penegak Demokrasi Indonesia, 1名)、マルハエン主義インドネシア国民党(Partai Nasional Indonesia Marhaenisme, 1名)の5党が合同して結成

出典:インドネシア政府国会公式サイト≪http://www.dpr.go.id/tentang/fraksi.php≫。政党名の日本語訳には外務省の資料を参考にしましたが、一部変えています。

今年2009年は再び総選挙の年です。結果が注目されます。

2009年1月 1日

新年おめでとうございます。

インドネシア共和国の祝日は、西暦の新年、独立記念日、クリスマスを除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2009年のインドネシア共和国の祝日と公休日を掲載しておきます。作成にあたってはKompas.comの2008年6月9日の記事を参照しました。

1月1日(木)西暦新年
1月2日(金)*
1月26日(月)イムレック(中国暦2560年新年)
3月9日(月)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
3月26日(木)ニュピ(サカ暦1931年新年)
4月10日(金)聖金曜日(キリスト受難日)
5月9日(土)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅)
5月21日(木)キリスト昇天祭
7月20日(月)イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
8月17日(月)インドネシア共和国独立記念日
《8月22日(土)ラマダン(断食月)の開始》
9月18日(金)*
9月21日(月)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
9月22日(火)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
9月23日(水)*
11月27日(金)イドル・アドハ(犠牲祭)
12月18日(金)イスラム暦1431年新年
12月24日(木)*
12月25日(金)クリスマス(キリスト生誕祭)
上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食月明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。

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2008年12月 5日

2008年12月5日(金)に東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所においてISEA (「東南アジアのイスラーム―トランスナショナルな連関と地域固有性の動態」)プロジェクトにより東南アジアのイスラームについての国際シンポジウムが開催されます。青山はSession 1: Islam and Society in Indonesia and Malaysiaの司会をおこないます。

International Symposium on Islam in Southeast Asia:Transnational Networks and Local Contexts
Date:  Friday, December 5th, 2008
Time:  9:30- 18:15
Venue: Room 303, ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies

詳細はISEAのウェブページをご覧ください。

2008年12月 1日

基盤研究(B)『地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究』の2008年度第3回研究会を以下のとおり開催します。

eka-seminar-poster-03.png
[ポスターのファイル](PDF, 204KB)をダウンロードできます。

■科研《地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究》第3回研究会
■国際セミナー「イスラームと文学表象」
□報告:エカ・クルニアワン(作家)「イスラームと文学表象」
□コメント1 柳原孝敦氏(本学スペイン語専攻):スペイン語文学の視点から
□コメント2 澤井志保(本学博士課程):現代インドネシア文学界の潮流
■日時:2008年12月1日(月)16:30-18:30
■場所:東京外国語大学 研究講義棟 総合文化研究所会議室(422)
■報告はインドネシア語、日本語通訳つき。

■趣旨:
インドネシアの新進文学者エカ・クルニアワン氏(Eka Kurniawan)をお招きし、近作の小説に描かれたイスラームについて語っていただき、しばしば政治・宗教の側面でのみ語られがちなイスラームについて、文学作品におけるイスラームの表象という視点から討議いたします。

エカ氏の前作『美は傷』は、ラテン・アメリカ文学の影響を濃厚に受けた作品ですので柳原孝敦氏(本学スペイン語専攻)にスペイン語文学の視点から、また、最近のインドネシア文学界の潮流について、澤井志保氏(本学博士課程)に、コメントをしてもらいます。

メンバー以外の方、学生・院生にも公開していますので、ふるってご参加ください。

■『美は傷―混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇』(上下2巻.新風舎文庫.新風舎.2006年)は絶版ですが古書で入手可能です。
■エカ氏には個人ウェブサイトEka Kurniawan Projectがあります(インドネシア語)。

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2008年11月30日

2008年11月29日-30日に東京大学駒場キャンパスで開かれる第80回東南アジア学会研究大会では、第2日に下記の要領で東南アジア文学のシンポジウムを開催いたします。東南アジア学会としては、東南アジア史学会の時代から数えても久しぶりの文学関係のシンポジウムとなります。インドネシア文学、マレーシア文学に関する発表もありますので、関心のある方のご参加をお待ちしています。

[プログラムと趣旨説明] (PDFでダウンロードできます)

日時:2008年11月30日(日) 9:00(受付開始)/9:30-16:15
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール[地図

シンポジウム1 《東南アジア現代文学の眺望―作家、歴史、社会》

プログラム

9:30-9:35 趣旨説明
青山 亨 (東京外国語大学)

9:35-10:05 発表1
インドネシア:「文学コミュニティ」から見える文学実践の多様化
澤井志保 (東京外国語大学大学院/香港中文大学大学院)

10:05-10:35 発表2
マレーシア:多民族社会の中の華人文学
舛谷 鋭 (立教大学)

10:35-11:05 発表3
ベトナム:ファム・コン・ティエンの詩学
野平宗弘 (廈門大学外文学院)

11:05-11:20 休憩

11:20-11:50 発表4
タイ:タイ現代文学の登場と新ジャンルの挑戦
アット・ブンナーク (タイ中小企業開発銀行)

11:50-12:20 発表5
カンボジア:内戦終結後からの再出発
岡田知子 (東京外国語大学)

12:20-13:30 昼食休憩
13:30-14:30 会員総会

14:45-15:00 コメント1
小野正嗣 (明治学院大学)

15:00-15:15 コメント2
押川典昭 (大東文化大学)

15:15-16:15 総合討論

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ポスター](PDFでダウンロードできます)

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2008年11月24日

東京外国語大学の学園祭である「外語祭」が今年度で第86回めを迎え、11月20日(木)から24日(日)まで開催されます。

インドネシア語専攻では2年生が中心の語劇と1年生が中心の料理店の出店をおこないます。語劇は11月20日(木)16時20分から研究講義棟101マルチメディアホールで上演されます。演目は「Rara Jonggrang: Asal Mula Candi Prambanan」(ララ・ジョングラン:プランバナン寺院の由来)です。

料理店は期間中、円形広場で出店します。Bag Bag Bagus!という店名です。この他にも、インドネシア舞踊サークルによるインドネシア舞踊の上演もおこなわれます。

詳しい情報は第86回外語祭公式サイトに順次、掲載される予定です。ご期待ください。

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2008年11月21日

今年の語劇も無事に終わりました。語劇を成功させた2年生のみなさん、お疲れ様でした。来場してくださった観客のみなさん、ありがとうございました。

この機会を借りて、簡単ですが、1984年(第62回)以降のインドネシア語劇の歴史を振り返ってみました。来年はどのような演目になるのか楽しみです。

年  回  タイトル
1984 62 戦場のメインテーマ
1985 63 ニャイ
1986 64 卒塔婆小町
1987 65 マハーバーラタ
1988 66
1989 67 革命の羊達
1990 68
1991 69 地獄の夜
1992 70 ブン ブサール
1993 71 Bapak 父
1994 72 罪の群像
1995 73 チレボンの桜
1996 74 葛藤
1997 75 バラバ
1998 76 NAPI
1999 77 ビラ マラム ブルタニバ マラム
2000 78 死を迎える場所
2001 79 Malam Jahanam(地獄の夜)
2002 80 卒塔婆小町
2003 81 Kertadjaja
2004 82 チャンドラ・キラナ
2005 83 RORO MENDUT
2006 84 スクレニ、バリの娘
2007 85 Siau Ling
2008 86 Rara Jonggrang

2008年11月20日

今年も外語祭とともに語劇の季節がやってきました。インドネシア語劇では2年生が中心になってRara Jonggrang(ララ・ジョングラン)を上演します。

■日時:2008年11月20日(木)午後4時20分~5時20分
■場所:研究講義棟101教室(マルチメディアホール)
■詳細は外語祭公式サイトをごらんください。

■物語の紹介
東京外国語大学の語劇は今年で100年を迎えます。その伝統ある語劇にインドネシア語専攻が今年出す演目は「ララ・ジョングラン」となりました。

悲劇のヒロイン、ララ・ジョングラン(ロロ・ジョングランとも言います)の物語はインドネシアでもっとも知られた伝説の一つでしょう。この物語の中心となる舞台は、世界遺産にも選ばれたジャワ島中部のプランバナン寺院遺跡です。このすぐ北どなりには、一対の巨大な羅刹像が門を守るチャンディ・セウ寺院遺跡、南方の丘の上にはラトゥ・ボコ遺跡があり、いずれも物語の中に織り込まれています。現在、遺跡の多くは復元されましたが、長い歳月のなかで崩壊した建物の石材が散乱する様子は、現代の観光客にも異世界に迷い込んだような気持ちを引き起こさせます。数世紀前のジャワの農民たちが、魔神が造り上げようとして途中で放棄したのだ、と想像したのも無理はありません。

プランバナン寺院はもともと9~10世紀頃のマタラム王朝が建立したヒンドゥー教の寺院でした。中心に三つの祠堂がありますが、なかでも一際高くそびえ立つのが、中心のシヴァ祠堂です。この祠堂には、シヴァ神の石像のほかに、息子ガネーシャ、妃ドゥルガーなどの像が納められています。このドゥルガー像はヒンドゥー教では「マヒシャという阿修羅を退治する者」という名前で知られており、実はかなり血生臭い由来があります。しかし、その姿は細腰でたおやかな若い女性の姿に描かれており、一つの石像作品と見たとき、ララ・ジョングラン、すなわちジャワ語で「ほっそりとした乙女」という名前が付けられたのも納得がいきます。

マタラム王朝の中心がジャワ島の東部に移ってからは、頻発する地震や火山の爆発のため、プランバナン寺院は崩壊したまま、朽ちていきました。やがて住民もイスラームに改宗し、寺院の意味は記憶から失われていきました。そこで、荒廃した巨大な建造物の由来や、石像の意味を説明するために、住民は、新しい記憶、ララ・ジョングランの物語を創りあげたのです。

こうして1000年を超える時空を超えて過去と現在の二つの世界が重なるところに、この伝説は生まれました。王女ララ・ジョングランは架空の存在であっても、その伝説はまさに人々の心の中に生きているプランバナンの物語と言ってよいものです。2006年に発生した中部ジャワ地震では祠堂の一部に被害が出ましたが、幸いにも倒壊することは免れました。物語が伝承され続ける限り、遺跡は人々の文化財として守り続けられることでしょう。

最後に、劇の上演にあたっては、今年から本学の特任外国教員になられたスハンダノ先生に脚本の制作から学生の指導まで多大な努力をしていただきました。スハンダノ先生がいらしたガジャマダ大学はジョグジャカルタにあり、プランバナンはそのすぐ東にあります。今年の語劇のテーマとして最適な選択であったと思います。

2008年11月15日

2008年11月15日(土)に神田外語大学では第2回インドネシア語スピーチコンテストを開催します。東日本にある大学の学生および社会人の方を参加対象としています。

日時:2008年11月15日(土)午前10時30分から18時(予定)まで
場所:神田外語大学ミレニアムホール 千葉市美浜区若葉1-4-1
主催:神田外語大学
後援:インドネシア共和国大使館
協賛:インドネシア文化宮、日本インドネシア語検定協会

参加申し込みの締め切りは10月20日です。詳細は神田外語大学ウェブサイトの案内のページをご覧ください。

2008年11月 9日

第39回日本インドネシア学会研究大会が2008年11月8日、9日の2日間にわたって、以下のように東京外国語大学で開催されます。本学会会員でない方もご参加いただけますので、関心のある方々のご参加をお待ち申し上げます。

大学生および大学院生は無料、一般の方は参加費(資料代など)1000円のお支払いをお願いいたします。

日時:2008年11月8日(土)~11月9日(日)
場所:東京外国語大学 留学生日本語教育センター さくらホール
主催:日本インドネシア学会

ご注意:予定されていたPusat BahasaのDendy Sugono氏の報告が中止となりましたので、1日めのプログラムに変更があります[2008年10月31日]

第1日 11月8日(土)
13:00 開会挨拶
左藤正範(学会会長)

テーマ発表「インドネシア語教育の実践」
13:10-15:20

A-1 Totok Suhardiyanto(慶應義塾大学)
Kamus Elektronik sebagai Penunjang Pembelajaran Bahasa Indonesia: Pemanfaatan Stemming untuk Meningkatkan Kemudahan Penggunaan Kamus Elektronik

A-2 安田和彦(京都産業大学)
インドネシアのテレビ録画映像の活用について

A-3 Suhandano(東京外国語大学)
Preposisi dan Afiks pada Verba dalam Bahasa Indonesia

15:25-16:25 総合討論
16:30-17:30 学会総会
18:00 懇親会 東京外国語大学特別食堂
(懇親会費3000円)

第2日 11月9日(日)
自由研究発表
9:30-11:45

B-1 末延俊生(拓殖大学)
Pelesapan Preposisi pada Konstruksi Frasa Preposisiona Lokatif dan Temporal dalam Bahasa Indonesia

B-2 長南一豪(獨協大学院生)
インドネシア語心理動詞のカスケード構造

B-3 吉久晶子(南山大学院生)
小説『ラウマネン(Raumanen)』に見る近代インドネシアの国家、民族、神の位置

B-4 Edy Priyono(京都産業大学)
Sebuah Tinjauan tentang Singkatan di Majalah Bisnis Jepang dan Indonesia

11:45 閉会挨拶
左藤正範

39-indonesia-poster-02.png

ポスターのPDFファイルをダウンロード(変更済み)

2008年11月 8日

東京外国語大学でのインドネシア語専攻の様子がインドネシアの新聞に紹介されました。

インドネシアを代表する新聞Kompas誌ウェブ版の2008年11月4日の紙面に掲載されたJepang "Tak Kenal" Indonesia(インドネシアを知らない日本)という記事のなかで紹介されました。2007年の外語祭でアチェの伝統舞踊を演じた本学の学生たちの写真も掲載されています。

Japanese students perform Acehnese dance

執筆者は本学インドネシア語専攻の特任外国語教員として2006-2007年度のあいだインドネシア語・文学の教鞭をとっていただいたウントゥン・ユウォノ(Untung Yuwono)先生です。

日本の社会ではまだまだインドネシアのことが知られていないなか、インドネシアのことを知ってもらうための努力がなされている例として東京外国語大学のインドネシア語専攻や日本インドネシア学会が紹介されています。これは、今年が日本とインドネシアの国交樹立50周年であることを記念して書かれた記事です。

Terima kasih, Pak Untung. (ウントゥン先生、ありがとうございます。)

2008年11月 5日

第44代アメリカ合衆国大統領にバラク・オバマ氏が当選しました(就任は来年1月20日)。

ところで、オバマ氏とインドネシアの間には深い縁があります。

オバマ氏の母親はアメリカ人、父親はケニア人ですが、この結婚が破綻した後、母親はインドネシア人の男性と再婚し、小さなオバマ氏をつれてインドネシアのジャカルタに移り住みました。

このような事情なため、オバマ氏は6歳から10歳までジャカルタのメンテンに住み、地元の公立小学校に通っています。オバマ氏は1961年生まれなので、ジャカルタに住んでいたのは1967年から1971年までになります。、スハルト政権が始まった時期でまだ1965年の9月30日事件の余波が残っているころです。10歳までだったのは、このときからアメリカで教育を受けさせるためにハワイに住む母方の祖母に預けられたためです。こちらにインドネシアの小学校時代のオバマ氏の写真があります。

ちなみに、オバマ氏の母親とインドネシア人の夫との間には娘マヤ(Maya)が生まれており、オバマ氏の(父親違いの)妹になります。つまり、オバマ氏にはインドネシア人の血をひいた妹がいるということです(国籍はアメリカですが)。

アメリカ合衆国の歴代大統領のなかでもここまでインドネシアと縁が深い大統領はほかにいないでしょうし、これからも生まれないように思います。

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2008年10月25日

インドネシア共和国の紋章はガルダ・パンチャシラ(Garuda Pancasila)と呼ばれるもので、神話の鳥ガルダがパンチャシラ(国家五原則)を表した五つのシンボルを描いた楯を持つ姿に描かれています。

これまでなかなかパソコンで使えるような高解像度の画像ファイルがなかったのですが、2008年2月になってWikipediaのページに高解像度でとても美しい画像ファイルがアップされました。パブリック・ドメインなので著作権の問題なくだれでも使えるようにしてくれているところが◎です。

562px-Coat_of_Arms_of_Indonesia.svg.png

さて、これがその画像でなのですが、実は、一か所大変な間違いがあります。すでに間違いの指摘はなされているようなので、早急に訂正されることを望むところです。というわけで、せっかくの画像ですが、このままでは使えないということで×です。(画像が掲載されているWikipediaのページはこちら。現在は訂正されています。【下の続報参照】)

どこが間違いかは、続きに書いておきました。

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2008年10月14日

ラーマーヤナを現代風にアレンジしたガリン・ヌグロホ監督のガムラン・ミュージカル映画『オペラ・ジャワ』(2006年)が10月14日(火)に東京で上映されます。

くわしくはDance Asiaのウェブページをご覧ください。

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2008年10月12日

中部地区初めてのインドネシア語スピーチコンテストが10月12日に南山大学で開催されます。

■日時:2008 年10 月12 日(日)13:00~(19:00 終了予定)
コンテスト出場者は12:30 までに受付を済ませて下さい。
■会場:南山大学 名古屋キャンパス DB1 教室
(アクセス方法: http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html

■申し込みは9月30日(火)が締め切りです。
詳細は以下の資料をダウンロードしてご覧ください。
ファイルをダウンロード (59KB, PDF)

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2008年8月26日

4月のユースサッカー大会に引き続き、8月26日~31日に東京で2008ジュニアスポーツアジア交流大会としてバドミントンと柔道の試合がおこなわれます。ジャカルタからもチームが参加し、本学のインドネシア語専攻の学生たちも学生ボランティアとして協力する予定です。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

2008年8月25日

The 17th Indonesian Scientific Meeting & Indonesia-Japan Friendship Forum 2008 (ISM-IJFF 2008)が2008年8月25日-26日に東京農工大で開催される予定です。

詳しくはPPI-Jepangのウェブサイトをご覧ください。

2008年北京オリンピックが8月24日に閉幕しました。日本の成果はすでに報道されているとおりですが、インドネシアは金1個、銀1個、銅3個の成績をおさめました。

金 バトミントン男子ダブルス マルキス・キド、ヘンドラ・セティアワン
銀 バトミントン混合ダブルス リリアナ・ナッチル、ノバ・ウィディアント
銅 重量挙げ男子56キロ級 エコユリ・イラワン
銅 重量挙げ男子61キロ級 トリヤトノ
銅 バトミントン女子シングルス マリア・クリスティン・ユリアンティ
バトミントンでは相変わらずの強さを見せています。

2008年7月26日

2008年7月26日(土)に東京外国語大学でオープンキャンパスが開催されました。その一部として、インドネシア舞踊サークルでは3回のインドネシア舞踊公演をおこないました。時間の都合でバリ舞踊のペンデットとジャワ舞踊のヤポンの2演目だけでしたが、毎回80人前後の観客がおとずれ、会場の教室が満室となりました。ご来場のみなさまありがとうございました。11月の外語祭ではもっと多くの演目を上演する予定です。

オープンキャンパス・インドネシア舞踊
場所:研究講義棟3階305教室
時間:12:40, 13:40, 15:40の3回(各回約20分)

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廊下で舞台にあがる時を待つ踊り手たち。

2008年7月19日

日本のガムラングループ・ランバンサリがインドネシア中部ジャワを代表するダラン(人形遣い)プルボ・アスモロ氏を招いて「青銅音曲X~ジャワの影絵とガムラン」の公演をおこないます。

東京公演は以下のとおりです。

会場:日暮里サニーホール
日時:7月18日(金)19:00 開演(18:30 開場/前奏曲演奏)
7月19日(土)15:00 開演(14:30 開場/前奏曲演奏)
詳細はランバンサリのウェブサイトをご覧ください。


2008年7月17日

基盤研究(B)『地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究』の2008年度第2回研究会を以下のとおり開催します。

メンバー以外の方、学生・院生にも公開していますので、ふるってご参加ください。

■日時:2008年7月17日(木)午後4時30分から6時30分まで
■場所:東京外国語大学総合文化研究所(422)
■発表者:
宇戸清治(東京外国語大学外国語学部)
「タイ映画『蝶と花』に見るイスラームの表象」
islam-kaken-20080717.png

2008年7月 4日

劇団四季ではインドネシアを舞台にしたミュージカル『南十字星』を公演します。「南方に出征し、戦後にBC級戦犯として裁かれることとなった青年」を主人公に据えた四季オリジナルの作品です。詳しくは四季のウェブページをご覧ください。学生向けの超お得チケットもあります。申し込みは青山まで。

2008年6月23日

基盤研究(B)『地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究』の2008年度第1回研究会を以下のとおり開催します。

メンバー以外の方、学生・院生にも公開していますので、ふるってご参加ください。

■日時:208年6月23日(月)午後4時30分から6時30分まで
■場所:東京外国語大学総合文化研究所(422)
■発表者:
荒このみ(東京外国語大学外国語学部)
「マルコムXの精神的遺産」
■報告は6時までとし、そのあと30分ほど本年度の研究計画について打ち合わせをおこないます。

islam-kaken-20080623.png

今年2008年が日本インドネシア国交樹立50周年であることを記念して、日本とインドネシアが共同して記念切手「国際文通グリーティング(日本インドネシア国交樹立50周年)」を6月23日に発行します。

ボロブドゥールやプランバナンがデザインの題材に選ばれています。インドネシア側でも対応した切手が発行される予定です。詳しくは日本郵便のウェブページをご覧ください。

http://www.post.japanpost.jp/img/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2008/h200623_seet1.gif

2008年6月 1日

外国人法律相談会実行委員会(弁護士法人あると内)による外国人のための無料電話法律相談会が2008年6月1日の午後1時から5時のあいだ開かれました。
denwasoudann.jpg
これは、弁護士とボランティア通訳者が組んで、日本語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語、フィリピン語、タイ語、ロシア語、インドネシア語、ビルマ語、ルーマニア語による多言語対応の全国的な電話法律相談をおこなうという企画です。

青山もインドネシア語と英語による通訳のお手伝いに参加しました。インドネシア語による相談はありませんでしたが、相談会には80件・30か国の方からの相談がありました。解決すべき課題はありますが、常設の外国人のための法律支援センターの設置に向けての一歩になったようです。

2008年5月21日

2008年5月16日に国会で日・インドネシア経済連携協定が承認されたことを受けて、同協定に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士の受け入れに向けて事業が動き始めました。

その第1歩として、社団法人国際厚生事業団がインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の受入れ機関を募集し始めました。候補者は3年間ないし4年間の滞在の期間中に、受け入れ機関で働きながら国家資格試験の合格を目指した研修を受けることになっています。資格を得た看護師・介護福祉士は引き続き日本に滞在することができます。

詳細は厚生労働省のウェブページを参照してください。

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2008年5月11日

5月2日にエーヤワディー川デルタに上陸したサイクロン「ナルギス」は、ミャンマーに甚大な被害をもたらしたと報道されています。毎日新聞のニュースによると、国連人道問題調整事務所では死者の数は6万から10万におよぶと推計しており、1970年のバングラデシュでのサイクロン「シドゥル」の災害につぐ20世紀以来最悪のサイクロン災害になる見込みです。

サイクロン「ナルギス」自体については英語版Wikipediaに詳しく説明が出ています。なお、ナルギス(Nargis)という名前はインド洋で発生するサイクロンに付けられる公式の名称リストに含まれています(パキスタン政府の提案)。ウルドゥー語で「水仙」(英語名narcissus)を意味しており、女性の名前にも使われるところからサイクロンの名称に使われるようになったと思われます。

被災状況や救援・救護の現状はなかなか伝わってきませんが、日本赤十字のサイトでは比較的詳しい報告がおこなわれています。また、救援金の受付もここでおこなわれています。

AFPBB Newsではサイクロン「ナルギス」ミャンマーで猛威の特集と動画ニュースの配信をおこなっています。Youtubeでもサイクロン「ナルギス」の特集をおこなっています。

インドネシアでもスマトラ島沖地震・津波災害(2004年12月26日)、ジャワ島中部地震災害(2006年5月27日)と災害が続いており、ミャンマーの災害もけっして他人事とは思えません。ミャンマーの被災者の皆さんがすみやかに必要な救援・救護を受けられ、生活の復旧に向かわれることをお祈りしています。

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2008年4月18日

2008年4月19日に早稲田大学大隈記念タワーで、「青空がぼくの家」などの作品で知られる、インドネシアを代表する映画監督スラメット・ラハルジョ・ジャロット氏の講演があります。

「GO GLOBAL VERSUS GO NUSANTARA~グローバルか多様性か―インドネシア群島から考える~」
日時:2008年4月19日(土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:早稲田大学大隈記念タワー(26号館)地下多目的講義室
言語:インドネシア語(逐次通訳)
入場料:無料

詳細は主催者であるインドネシア民主化支援ネットワークのページをご覧ください。

2008年4月13日

東京都と東京都サッカー協会は2008東京国際ユース(U-14)サッカー大会を2008年4月26日~28日に開催します。インドネシアからはジャカルタ選抜チームが参加します。活躍を祈っています。会場の一つは東京外国語大学の近所にある味の素スタジアム・アミノバイタルフィールドです。

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2008年4月 2日

日本インドネシア語検定協会によるインドネシア語技能検定試験が以下のように開催されます。
第33回 2008年7月13日(1次) 9月27日(2次)
第34回 2009年1月18日(1次) 3月21日(2次)
詳しくは日本インドネシア語検定協会のウェブサイトをごらんください。

2008年3月 3日

押川典昭さんによるプラムディヤ・アナンタ・トゥール「人間の大地」4部作の翻訳が昨年ついに完了しましたが、その業績に対して第59回読売文学賞(研究・翻訳賞)が与えられました。インドネシア文学の最高峰であるプラムディヤの作品が、ドストエフスキーやガルシア=マルケスのように日本語で読めるのは画期的なことで、そのことが認められたのだと思います。受賞おめでとうございました。

日本語訳された「人間の大地」4部作は『人間の大地』(上下)、『すべての民族の子』(上下)、『足跡』、『ガラスの家』から構成されています。

プラムディヤ『ガラスの家』

こちらで訳者へのインタビューが読めます。

プラムディヤは2000年に第11回福岡アジア文化賞(大賞)を受賞、2006年に死去しました。

2008年2月23日

世田谷パブリックシアターと国際交流基金の主催で、2008年2月14日(木)~2月17日(日)に世田谷パブリックシアターにおいて、アジア現代演劇プロジェクトとして、マレーシア作品『ブレイク-イング』とインドネシア作品『オン/オフ』の2作品が上演されます。

詳細は世田谷パブリックシアターのウェブページをご覧ください。

2008年1月12日

日本南アジア学会20周年記念連続シンポジウムの第3回「『インド的文明』とは何か II」が下記のとおり開催されます。

期日:2008年1月12日(土)13:00-17:00
場所:京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールIII

青山も「ベンガル湾を渡ったインド的文明:東南アジアからの視点」というタイトルで報告をおこないます。詳細は日本南アジア学会のウェブページをごらんください。

2008年1月 1日

新年おめでとうございます。

今年2008年は日本インドネシア友好50周年です。実りある1年でありますよう。

インドネシア共和国の祝日は、西暦の新年、独立記念日、クリスマスを除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2008年のインドネシア共和国の祝日と公休日を掲載しておきます。作成にあたって「2008年国民の祝日と政令指定休日に関する3大臣合同決定」およびインドネシア文化観光省公式サイトを参照しました。

1月1日(火)西暦新年
1月10日(木)イスラム暦1429年新年
1月11日(金)*
2月7日(木)イムレック(中国暦2559年新年)
3月7日(金)ニュピ(サカ暦1930年新年)
3月20日(木)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
3月21日(金)聖金曜日(キリスト受難日)
5月1日(木)キリスト昇天祭
5月20日(火)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅)
7月30日(水)ムハンマド昇天祭
8月17日(日)インドネシア共和国独立記念日
8月18日(月)+
《9月1日(月)断食月(ラマダン)の開始》
9月29日(月)**
9月30日(火)**
10月1日(水)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
10月2日(木)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
10月3日(金)**
12月8日(月)イドル・アドハ(犠牲祭)
12月25日(木)クリスマス(キリスト生誕祭)
12月26日(金)***
12月29日(月)イスラム暦1430年新年
上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、それとは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定日(cuti bersama)です。

*はイスラム暦新年につながる政令指定休日、**はイドル・フィトリにつながる政令指定休日、***はクリスマスにつながる政令指定休日です。

+インドネシア独立記念日は1945年8月17日の独立宣言を記念する日ですが、2008年8月17日は日曜日にあたるため、翌月曜日8月18日が振替休日に設定されています。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。

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2007年12月 9日

神田外語大学の主催で第1回インドネシア語スピーチコンテスト(Lomba Pidato Bahasa Indonesia Antaruniversitas)が以下の要領で開催されます。
 開催日:2007年12月9日(日)
 時間:午後13時30分から17時頃まで
 場所:神田外語大学 ミレニアムホール
 千葉市美浜区若葉1-4-1
 後援:在日インドネシア共和国大使館
 共催:日本インドネシア語検定協会

東京外国語大学のほか亜細亜大学、神田外語大学の学生15名が参加する大学間対抗のコンテストです。神田外語大学のページ日本インドネシア語検定協会のページに詳しい案内があります。

lomba-pidatao-poster.jpg

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2007年11月15日

東京家政大学博物館では特別企画展「影と色彩の魅惑 ワヤン」が開催中です。
詳細は東京家政大学博物館のウェブサイトをごらんください。

■日時:2007年10月18日(木)~11月15日(木) 9:00-17:00
(休館日:日曜日、ただし10月28日は開館)
■場所:東京家政大学博物館
東京都板橋区加賀1-18-1
東京家政大学百周年記念館5/4館
■交通:JR埼京線十条駅下車、徒歩7分.都営三田線新板橋駅下車、徒歩12分

2007年10月21日

「インドネシア更紗のすべて」展を町田市立博物館で10月21日まで開催されます。バティックに関心のある方は必見の展覧会です。詳しくは町田市のウェブページをごらんください。

2007年10月13日

一ヶ月の断食月(ラマダン)も終了です。今年2007年は、10月13日・14日に断食明けの祝日(イドル・フィトリ。インドネシアではジャワ語起源のルバランとも言います)を迎えます。Selamat Lebaran!

ところで、ラマダンに限らず、イスラームの行事はヒジュラ暦と呼ばれるイスラームの暦にしたがっておこなわれます。これは、「新月」(朔のあとで初めて肉眼で観察できる月)から新月までを一月とする純太陰暦です。AstroArtsのサイトには、「ラマダンとイスラム暦」というイスラーム暦についてのわかりやすい解説がのっていますので参考になります(ただし、2001年の記事)。

2007年9月14日

スマトラ島南西部のインド洋沖で12日午後6時10分頃、マグニチュード7.9の大地震が発生しました。ブンクル州(州都ブンクル)、西スマトラ州(州都パダン)などで被害の発生が報道されています。13日夜までの政府集計では死者11人、6000棟の建物が被害を受けた(うち800棟近くが全壊)と発表されています。

ジャパン・プラットフォームの緊急情報を参照。

2007年7月24日

サッカーアジア杯2007は、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムによる共同開催でした。1次リーグではD組のインドネシアは、初戦バーレーンを1-0で下すという快挙を成し遂げましたが、そのあと、サウジアラビアに1-2、韓国に0-1で破れ、決勝トーナメントに出ることはできませんでした。

7月18日のインドネシア-韓国戦では、インドネシアは負けたものの、大変にさわやかな試合観戦であったようです。外務省の渡航情報を見ると混乱が予想されているだけに、うれしい知らせです。

準々決勝でオーストラリアを破った日本は7月25日に準決勝を迎えます。決勝戦は7月29日、ジャカルタで開催されます。

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2007年7月 9日

TUFSオープンアカデミーの一環として、社会人・学生・高校生を対象に以下の要領で「イスラームと共生するジャワの文化」を開講します。

コード:B0704014
会場:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟208号教室
回数:6回
日程:6月4日、11日、18日、25日、7月2日、7月9日
曜日:月曜日
時間:午後6時30分~8時30分

講義の予定(一部変更の可能性があります)

第1週 ジャワという所
第2週 ジャワ人とイスラーム
第3週 ジャワの古都ジョグジャカルタ
第4週 ジャワの歴史的文化遺産
第5週 ジャワと日本の歴史
第6週 ジャワの伝統文化
スライドやビデオを活用し、予備知識のない方にもわかりやすく説明いたします。

2007年7月 1日

6月26日から東京で開催されるShort Shorts Film Festival Asia 2007では、インドネシアの短編映画3本が、コンペティション部門(アジア・インターナショナル)で上映されます。

■The Matchmaker マッチメーカー
Cinzia Puspita / 9:59 / コメディ / インドネシア / 2006
■The Big Day ビッグ・デイ
Cinzia Puspita / 9:59 / コメディ / インドネシア / 2006
■Be Quiet, Exam is in Progress! 静かに!試験までもう少し!
Ifa Isfansyah / 15:30 / ドラマ / インドネシア / 2006
詳しくはShort Shorts Film Festival Asia 2007の公式サイトをご覧ください。

2007年6月17日

東京外国語大学のインドネシア語専攻学生有志とインドネシア舞踊サークル有志の主催で、昨年の中部ジャワ地震1周年にあたって、以下の要領でインドネシア舞踊チャリティー公演をおこないます。多くの方のご観覧をお待ちしております。


ポスターのダウンロードができます。(PDF)

マリ・ムナリ・ダン・ブルアマル
~インドネシア中部ジャワ地震チャリティー公演~

主催: 東京外国語大学インドネシア語専攻学生有志
     東京外国語大学インドネシア舞踊サークル有志
開催日:2007年6月17日(日)
開演: 午前10:00-11:00 (開場9:50)

プログラム:<舞踊>ペンデット、ヤポン、レノ、ランパックアユ、パンジスミラン
      <その他>中部ジャワ写真スライドショー、トークショー、雑貨販売

入場料: 一口 ¥1,000より(収益はすべて特定非営利活動法人APEXを通じて中部ジャワ地震被災者の支援に役立てられます。)

会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール [アクセス] 
連絡先:東京外国語大学インドネシア語専攻3年 鈴木里美
     jawatengahdonor2007@yahoo.co.jp

主催者ウェブサイト: http://www.geocities.jp/jawatengahdonor2007/

このチャリティー公演の実施にあたっては東京外国語大学の平成19年度百周年記念教育研究振興基金からの助成をいただきました。

2007年5月13日

国際シンポジウム「バンサとウンマ:東南アジア・イスラーム地域における人間分類集団概念の比較研究」第2部
International Symposium on Bangasa and Umma: A Comparative Study of People-Grouping Concepts in the Islamic Areas of Southeast Asia. Part 2

日時:2007年5月13日(日)13:00-18:30 / May 13, 2007
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 303 / Rm 303, Research Institute of Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies
使用言語:English only

詳しい内容はジャウィ文書研究会のウェブページをご覧ください。

2007年1月 1日

新年おめでとうございます。
インドネシアの祝日は1月1日と8月17日を除いて、毎年日にちが変わります。そこで、参考のために、2007年のインドネシア共和国の祝日を掲載しておきました。

1月1日(月) キリスト教暦新年
1月20日(土) イスラム暦1428年新年
2月18日(日) イムレック(中国暦2558年新年)
3月19日(月) ニュピ(サカ暦1927年新年)
3月31日(土) マウリッド(ムハンマド生誕祭)
4月6日(金) キリスト受難日
5月17日(木) キリスト昇天祭
5月18日(金)*
6月1日(金) ワイサック(仏教大祭:ブッダの生誕・成道・入滅)
8月11日(土) イスラ・ミラジ(ムハンマド昇天祭)
8月17日(金) インドネシア共和国独立宣言記念日
《9月13日(木) 断食月(ラマダン)の開始》
10月12日(金)**
10月13日(土) イドル・フィトリ(断食明け)
10月14日(日) 同上
10月15日(月)**
10月16日(火)**
12月20日(木) イドル・アドハ(犠牲祭)
12月21日(金)***
12月24日(月)***
12月25日(火) クリスマス(キリスト生誕祭)

上記の祝日はインドネシア共和国における公休日となります。また、一部の祝日については、連休とするために、政府によって、本来の祝日の前後に公休日が設けられています。*はキリスト昇天祭につながる公休日、**はイドル・フィトリにつながる公休日、***はイドル・アドハとクリスマスをつなぐ公休日です。

断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。

2006年12月17日

12月16日に開催された東南アジア学会関東部会12月例会で、「歴史的視点から見た東南アジアと文明世界」というテーマで報告しました。比較文明学会との合同開催だったので、盛況でした。

プログラムの詳細は東南アジア学会ウェブサイトの案内をご覧ください。

《東南アジア学会関東部会12月例会》
日時: 12月16日(土)午後1時30分より
会場: 東京大学 赤門総合研究棟 8階 849号教室
総合テーマ:文明から見た東南アジア・東南アジアから見た文明
報告者:
染谷臣道(国際基督教大学教授、比較文明学会会長)
「諸文明が創出したジャワ心学(Kawruh Jiwa)という叡智」
青山亨(東京外国語大学教授)
「歴史的視点から見た東南アジアと文明世界」

2006年12月16日

12月16日(土)と17日(日)に東京外国語大学研究講義棟115において国際シンポジウムアジア・アフリカ史資料学の現在と地域文化研究が開催されました。

青山は16日の第1セッション(10:10-11:50am)で「アチェ文化財復興支援室の活動について」の題目で報告をおこないました。

プログラムの詳細は21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」のお知らせをご覧ください。

2006年12月 6日

スシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア大統領が2006年11月26日から29日まで国賓として来日しました。安倍総理大臣と会談をおこない、共同声明を発表しました。詳しくは外務省のウェブ・ページに掲載されています。

2006年10月27日

java-earthquake.JPG
2006年5月27日に発生した中部ジャワ地震から5か月が経ちました。募金のための慈善活動も引き続き行われています。地震規模の大きさを感じてもらうために、全壊したジョグジャカルタ市南方の学校の写真を掲載します。8月1日に撮影したもの。

2006年10月26日

第19回東京国際映画祭(2006年10月20日~29日)の「アジアの風」部門では37本の映画が上映されます。今年はマレーシア映画が中心となっていますが、インドネシア映画も3本上映されています。

1. ガレージ Garasi
2. 分かち合う愛 Berbagi Suami
3. セランビ Serambi アジアとアチェのための特別上映

詳しい情報は以下のとおり。

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2006年10月24日

今年の断食月(ラマダン)が明けました。断食明けの大祭イドゥル・フィトゥリは10月24日・25日の2日間です。インドネシアでも多くのムスリムたちがこの日を祝います。インドネシアでは、この日、お互いに「Maaf lahir batin」と挨拶します。これは、過去一年間に自分が犯した目に見える罪、目に見えない心の中の罪を許してください」という意味です。

断食明け大祭についての詳しい話は以下に。

続きを読む ≫

2006年10月20日

2006年のインドネシアの断食明け大祭(イドゥル・フィトゥリ)は10月24日(火)・25日(水)になります。それにともなって、その前後の10月23日(月)および26日(木)・27日(金)もインドネシアの公休日になります。

          
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