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2019年7月19日

【一般】

The Eleventh International Convention of Asia Scholars(ICAS 11)がオランダのライデンで2019年7月15日から7月19日まで開催されました。これは、オランダのライデンに拠点を置くInternational Institute for Asian Studies(IIAS)が主催して2年に1回開かれるアジア研究者の国際会議です。

青山も7月17日(9:00-10:45 am, Lipsius 2.27)のセッションで"Two Perceptions of Royal Response to the Introduction of Islam in Malay and Javanese Literary Narratives"という題目で報告を行いました。

次回、2021年のICAS 12は京都で開催される予定です。

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2019年7月 4日

【4年次対象ゼミ】

次回は、予定を変えて、青山の論文を材料に卒論の構想の立て方について意見交換を行いました。

残った時間を利用して、卒論作成に役立つWordの使い方について学ぶワークショップの第2回として、スタイルの使い方について習得してもらいました。卒論では、「TEXT BODY」、「HEADING」、「BLOCK QUOTATION」、「BIBLIOGRAPHY」の4種類のスタイルを準備するだけで十分に役にたつと思います。

次回は今学期最後の授業時間となりますが、都合で休講とします。出席に代わって、卒論の研究テーマ、卒論の構想(「目次」にあたるもの)、参考文献リスト、夏学期の研究計画の4項目をまとめて、メールで提出してください。

それでは、充実した夏学期を迎えてください。秋学期に再会しましょう。

【3年次対象ゼミ】

今週は、下記の論文を読んで、書評レジュメを作成し、報告してもらいました。

  • 関本照夫. 1986.「村と国家行事」『東南アジアからの知的冒険:シンボル・経済・歴史』リブロポート、pp. 31-68.

最初に、参考文献リストの書き方についてのポイントを整理しました。ブログの「卒論の参考文献一覧の書き方」も参考にしてください。

この論文はアンダーソンの想像の共同体の議論などを踏まえて国民国家と社会との関係について論じたものです。ゼミの議論では、社会と国家の関係について検討したうえで、オランダ領東インド時代、スカルノ大統領時代、スハルト大統領時代を通じて、インドネシアにおける国家と社会の関係とその変化について整理しました。近代国家では国家と社会の関係が密接で、区別することが難しい場合がありますが、インドネシアでは国家が社会を取り込んでいく過程がよく分かることが理解できました。

次回は今学期最後の授業時間となりますが、都合で休講とします。出席に代わって、夏学期の計画をA4判1ページ程度で作成し、メールで提出してもらいます。留学の予定がない人は卒論・卒研の研究テーマと研究計画、留学を予定している人は留学中の計画を書いてください。また、秋学期の最初のゼミでは、夏学期での活動の報告をしてもらいます。

なお、秋学期の合同ゼミのテーマは第1候補が「ジャカルタの交通渋滞」、第2候補が「ジャカルタ首都圏の交通事情」であることを報告してもらいました。

それでは、有意義な夏学期および留学の時間を過ごしてください。

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