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2011年12月26日

【3年次対象ゼミ】

今週は今年最後の授業です。佐々木拓雄の論文「中道派イスラームの政治―インドネシア・ヨドヨノ政権とアフマディヤ問題―」のレジュメを発表してもらい、先週の発表を参考にしながら、現代インドネシアのイスラームの状況について検討しました。

最後に、卒論の予定について説明をしてもらいました。次回は来年1月16日です。この日には、卒論に関連して冬休みにおこなった研究の結果について発表してください。

それでは、よい新年をむかえてください。Selamat Tahun Baru!

【インドネシア語読解】

今週は今年最後の授業です。まず2班にBBCニュースからインドネシアの大都市のなかでスラバヤの大気がもっともきれいというニュースを発表してもらいました。そのあと、第1章を範囲にした小テストをおこないました。

テキストは、p.49の...diincer para pengusaha.まで進みました。次回はこの続きから第7章を終了したあと、第14章Sampahに進む予定です。次回は、来年1月16日からです。

冬休みの課題を出しました。Susan BlackbernのJakarta: Sejarah 400 Tahun (Jakarta: Komunitas Bambu, 2011, org. Eng. 1989)からDampak Pendidikanの一部(pp.132-136)です。印の部分までをすべて日本語に訳し、1月16日の授業時間に提出してください。提出物はA4判用紙を用い、最初のページの上部に氏名・学生番号を必ず明記し、複数枚になるときは左上をホッチキスでとめてください。

それでは、みなさんよい新年をむかえてください。Selamat Tahun Baru!

■冬休みの課題 Jakarta: Sejarah 400 Tahunより抜粋
winter homework indonesian-201112.pdf
(ファイルを開くためにはパスワードを入力してください。パスワードは2学期のこの授業の授業コードです。)

2011年12月22日

【4年次対象ゼミ】

今週は、卒論提出前最終報告会の第2回を開催しました。DSさん(ムスリム女性のヴェール)、YHさん(若者のビジネス起業への支援)、OYさん(環境保護と開発)、SMさん(ジャカルタの持続可能な水供給)、MSさん(バリの持続可能な文化観光開発)に報告をしてもらいました。

今週の授業が今年最後のゼミになります。来年1月5日と6日の2日間に卒業論文が提出できるようにがんばってください。

次回は1月12日に卒論・卒研報告書の作成および卒論・卒研発表会の準備の打合せをおこないます。

【東南アジア古典文化論】

今週は今年最後の授業になります。Peter Brookによるマハーバーラタ舞台劇の映画版の鑑賞を始めました。今回はパーンダヴァ兄弟たちが森に隠棲するところまで見ました。次回はこの続きから見ていきます。

冬休みの課題を発表しました。年明け最初の1月12日の授業時間にレポートを提出してください。

よい新年をむかえてください。

■今週の配付資料 冬休み課題
ファイルをダウンロード (909KB, PDF)

2011年12月21日

【地域基礎】

今週は今年最後の授業となりました。まず夏休みのレポートの発表を、2人にしてもらいました。司会は前回に発表した人にお願いしました。
第13章「ミナンカバウの社会と文化」
第14章「アチェの社会と文化:アチェ問題と衣食住」

このあと、映画『危険な年』を最後まで鑑賞しました。

冬休みの課題は「2011年のインドネシアの5大ニュース」です。A4判1枚(1-2ページ)にまとめて、年明け最初の1月11日の授業時間に提出してください。2011年のインドネシアに関係する重大なニュースを5件選び、第1位から第5位まで順位をつけ、それぞれのニュースごとになぜそれを選んだか説明をつけてください(各400字以上)。原則としてインドネシアに関係するニュースを選んでもらいますが、インドネシアとの関係を説明できるものであれば、「一見」インドネシアのニュースではないものでもかまいません。

来年も夏休みのレポートの発表を続けるので、予習をしっかりとしてきてください。

それでは、よい新年を迎えてください。Selamat Tahun Baru.

2011年12月19日

【3年次対象ゼミ】

今週は、11月28日に配付した青山亨の論文「インドネシアにおけるリベラル派イスラームの新思潮―ウリル・アブシャル・アブダラのコンパス紙論説をめぐって―」(『東京外大東南アジア学』9:30-41. 2004年)についてレジュメを作成したものを発表してもらいました。この論文のポイントは、コンテクスト重視とされるリベラル派がなぜこの論文では「人間中心主義」として特徴づけられているのかということにあります。

次回は、佐々木拓雄の論文「中道派イスラームの政治―インドネシア・ヨドヨノ政権とアフマディヤ問題―」(『久留米大学法学』64:17-53. 2010年)を読んでレジュメを作成し、発表してもらいます。

最後に、11月28日の講演会「インドネシアで働く」についての報告レポートを提出してもらいました。

【インドネシア語読解】

今週は、まず1班にBBCニュースからイエメンで武装アルカイダ集団が脱獄したニュースを発表してもらいました。

menambahkanは、「こう話を付け加えた。付け加えてこう語った。」という意味でも使えるので、注意してください。また、dalam waktu 90 hariは「90日間」ではなく「90日以内」の意味になります。

テキストは、p.48の...yang penuh lemak di atasyna!まで進みました。次回はこの続きから第7章の最後までいく予定です。次回は、第1章を範囲にした小テストをおこない、冬休みの課題を出す予定です。

2011年12月15日

【東南アジア古典文化論】

今週は、ゲスト講師としてアジア・アフリカ言語文化研究所客員研究員Willem van der Molen氏に来ていただき、インドネシアで人気があるラーマーヤナのコミックについて講義をしてもらいました。講義は英語でおこない、青山が通訳をしました。

次回は、Peter Brookによるマハーバーラタ舞台劇の映画版の鑑賞を始めます。また、冬休みの課題を出す予定です。

【4年次対象ゼミ】

次回は、卒論提出前最終報告会の第1回を開催しました。YAさん(人材育成)、KYさん(マレーシア映画)、ESさん(チャンパー史)の報告をしてもらいました。論文を書く場合、問いを立てること、そして、その問いを立てることにどのような意味があるのかを説明することが求められます。

次回は、卒論提出前最終報告会の第2回を開催します。

2011年12月14日

【地域基礎】

今週の授業では、青年海外協力隊のOBお2人にゲストとして教室に来ていただき、JICAボランティア・セミナー「国際協力というシゴト」というテーマで、現地での経験に基づいたお話をしていただきました。青年海外協力隊というのは国際協力機構(JICA)がおこなっているJICAボランティア事業のひとつです。

最初に協力隊事業の概要説明を青年海外協力協会(JOCA)の佐藤義勝さんにしていただき、そのあとジョグジャカルタの公立中学校で理数科教師をされた金子裕介さんに体験談を語っていただきました。大変に熱のこもった内容で、質疑応答も時間を延長して続けられました。

来週の授業では、映画『危険な年』の最後の部分を見て、内容について議論をしたあと、夏休みのレポートの発表を続ける予定です。今年最後の授業なので、冬休みの課題も発表する予定です。

2011年12月12日

【3年次対象ゼミ】

今週は、TNさんにインドネシアの長編小説Daun yang Jatuh Tidak Pernah Membenci Anginのタイトルの由来になった日本映画『座頭市』を取り上げ、勝新太郎監督・主演『座頭市』(1989年)と北野武監督・主演『座頭市』(2003年)を比較して分析した結果を発表してもらいました。

次回のゼミでは、11月28日に出した宿題のレポートを発表してもらいます。

【インドネシア語読解】

今週は、まず4班にBBCニュースから国外逃走中の容疑者ヌヌン・ヌルバエティがジャカルタに送還されたニュースを報告してもらいました。

テキストは、p.47の...bisa teratasi.まで進みました。来週はこの続きからです。

宿題にしていた、日本の無形文化財を紹介するインドネシア語の文章を提出してもらいました。

2011年12月 8日

【4年次対象ゼミ】

今週はDSさんのインドネシア・ムスリム女性のヴェール着用に関する卒論とMSさんのバリにおける観光開発に関する卒論について中間報告をしてもらいました。

DSさんの報告に対しては、最初に立てた問いに対して結論できちんと答えが書かれているようにした方がよいといったアドバイスがありました。MSさんの報告に対しては、文化観光を持続可能な観光開発の鍵とするのならば第3章のタイトルにも「文化観光」の概念を入れるとよいといったアドバイスがありました。

次回は、卒論提出前最終報告会の第1回を開催します。

【東南アジア古典文化論】

今週は、最初に学生の一人にマハーバーラタの主要登場人物の関係図を書いてもらったあと、配付資料とスライドを使って、マハーバーラタの登場人物について説明をしました。

次回12月15日には、ゲスト講師によるラーマーヤナのコミックについての講義を予定しています。

今年最後の12月22日には冬休みの課題を発表する予定です。

■今週の配付資料 映画『マハーバーラタ』(p.2は写真なので省略しています)
ファイルをダウンロード (112KB, PDF)

2011年12月 7日

【地域基礎】

今週は、映画の準備ができなかったので、再来週に『危険な年』の最後の部分をみてもらいます。

夏休みのレポートの発表は、3人にしてもらいました。司会は前回に発表した人にお願いしました。
第10章「ジャワの社会と文化:ジャワのワヤン・クリ」
第11章「バリの社会と文化」
第12章「トラジャの社会と文化:様々な面から見るトラジャ」

バリの社会と文化の発表では、バリ島の連続自爆テロ事件のあと、観光客を呼び戻すためにバリではどのような対策が取られたのかを知りたいという質問がでました。これについては再来週の授業のときに回答を用意して発表してもらいます。

来週の授業では、JICAボランティアの方にゲスト講師として来ていただき、お話をうかがいます。

再来週の授業では、映画『危険な年』の最後の部分を見て、内容について議論をしたあと、夏休みのレポートの発表を続ける予定です。今年最後の授業なので、冬休みの課題も発表する予定です。

2011年12月 1日

【4年次対象ゼミ】

今週はOYさんの開発への環境への影響に関する卒論とYHさんのインドネシアの若者の起業に関する卒論について中間報告をしてもらいました。

OYさんの報告に対しては、テーマを日本と関連するものにしぼるとよい、数字は表はグラフで視角化するとよい、地域住民の声にもふれた方がよい、といったアドバイスがありました。YHの報告に対しては、最初に最近のインドネシアの経済情勢(伸びる経済成長と減らない若者の失業など)を説明するとよい、インドネシア政府の法律的政策を調べるとよい、といったアドバイスがありました。

次回も引き続き卒論についての中間報告をしてもらいます。

【東南アジア古典文化論】

今週は映画『オペラ・ジャワ』の後半を見てもらいました。映画観賞後にワークシートを提出してもらいました。

そのあと、ラーマーヤナにならぶヒンドゥー叙事詩の双璧マハーバーラタについて資料を配付し、参考文献の説明をおこないました。来週はマハーバーラタの内容の検討のあと、映像資料も見ていきたいと思います。

資料を読んで、マハーバーラタの登場人物の関係図を作ってきておいてください。

■今週の配付資料 マハーバーラタの概要
ファイルをダウンロード (343KB, PDF)

          

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