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2019年1月30日

【一般】

国際交流基金アジアセンターとアテネ・フランセ文化センターの主催で東京国際映画祭CROSSCUT ASIA提携企画の映画上映会「ラララ♫東南アジア[クラシックス]」が以下のとおり開催されます。いずれも音楽をテーマにした東南アジア映画です。そのうち1月31日と2月2日の2回、インドネシア映画「オペラ・ジャワ」が上映されます。詳細は国際交流基金アジアセンター公式サイトをご覧ください。

1月30日(水曜日)
16時15分:『プアンとペーン』(132分)
19時00分:『少女ルーペ』(127分)

1月31日(木曜日)
16時20分:『水かけ祭りの雨』(126分)
19時00分:『オペラジャワ』(120分)

2月1日(金曜日)
15時50分:『少女ルーペ』(127分)
18時30分:『プアンとペーン』(132分)

2月2日(土曜日)
11時20分:『水かけ祭りの雨』(126分)
14時00分:『オペラジャワ』(120分)
16時30分:『わが義母』(117分)
18時30分:シンポジウム(65分予定、ゲスト:カレン・チャン(Asian Film Archive)、石坂健治ほか)

2019年1月17日

【3年次対象ゼミ】

今週は、秋学期最後のゼミとなります。一年間の経過をふまえて、現時点での新しい研究計画を報告してもらいました。

今年度の授業は今週が最後です。春から留学等を予定している人は健康に気をつけて出発してください。

4月から4年次ゼミに参加する予定の人は、卒論・卒研のテーマに関係する文献を読んだうえで、そのうちの一つの書評レジュメを準備しておいてください。それでは、春学期に再会しましょう。

2019年1月16日

【地域基礎】

今年度も昨年度に引き続き非常勤講師の小池まり子先生にインドネシア地域基礎(水曜2限)の授業を担当していただいています。秋学期最後の授業で、恒例の東外大生が選ぶ一年間のインドネシア10大ニュースをまとめてもらいました。1位から10位までの結果は以下のとおりでした。(表記には少しこちらで手を入れています。更新:2019-01-20)

  1. スラバヤのキリスト教会で連続爆発 自爆テロの可能性(5月)
  2. スラウェシ島中部でM7.5の地震(9月)
  3. ジャカルタで第18回アジア競技大会開催(8月)
  4. スンダ海峡で津波 多数の死者(12月)
  5. ライオン・エア国内線旅客機がジャカルタ離陸後に墜落(10月)
  6. ジャカルタで日本インドネシア国交樹立60周年の記念事業(6月)
  7. アチェで同性愛者らに鞭打ち刑執行(7月)
  8. イスラム過激派組織の指導者アマン・アブドゥルラマンに死刑判決(5月)
  9. 死んだクジラの胃から6kgのプラスチックごみ発見 東南スラウェシ州ワカトビ国立公園の海岸で(11月)
  10. K-POPグループBLACK PINKのCMがミニスカの理由で放送禁止(12月)

2019年1月10日

【4年次対象ゼミ】

今週は今年最初のゼミです。他のゼミに所属しているインドネシア専攻のみなさんと合同で、卒論・卒研発表会の開催と卒論集の作成について打合せを行いました。卒論・卒研発表会は1月25日(金)を予定しています。引き続きしっかりと準備を進めてください。

青山ゼミで卒論・卒研を提出した人は、卒論・卒研の要旨(概要)を500~600字程度にまとめて、1月17日をめどに青山まで提出してください。要旨は青山のウェブサイトに掲載する予定です。

【3年次対象ゼミ】

今年最初のゼミです。年末に課題に出しておいて以下の文献の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。

  • 大形里美「LGBT問題をめぐる『モラル・パニック』―刑法改正案とLGBT運動を取り巻く状況―」『インドネシア・ニュースレター』98 (2018): 2-13.

性的指向を生来的な資質とみるか本人の選択とみるかの違い、LGBTを外から侵入する病気とみる反LGBTの言説、本来は性的指向の多様生があったインドネシアにおける保守派の反LGBT言説に見られるかつての西洋における反LGBT思潮との共通性、イスラーム法解釈をめぐるリベラル派と保守派の違いなど、議論を深めることができました。

次回は、今年度最後のゼミになります。秋学期の議論をふまえて、これからの研究計画について報告してもらいます。

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2019年1月 6日

【インドネシア語専攻で勉強する人のために】

卒論の作成を進めている人を念頭に、論文作成の効率をあげ、ストレスを減らすために便利なMS Wordの機能を紹介しておきます。

1. ページを変えるときは「改ページ」

たとえば目次のページを作成してあと、次は本文のページを作ろうとするとき、スペースを連打していませんか?これだと、あとで目次の分量が増減するたびにスペースの数を再調整しなければなりません。

もっとも効率的な方法は、目次の最後に「改ページ」を挿入することです。メニューからページレイアウト」>「ページ設定」>「区切り」>「改ページ」を選んでください。

2. 参考文献リストを作るときは「ぶら下がりインデント」

参考文献リストには、著者名、刊行年、書名などの情報が続きます。文献の数が増えれば増えるほど、全体の一覧性が悪くなります。

このようなときには、参考文献リストのスタイルを「ぶら下がりインデント」にすることで一覧性が改善できます。

ぶら下がりインデントを適用するためには、まず、「左インデント」の位置を右方向に4~5字程度移動します。次に、「1行目のインデント」の位置を元の位置に戻します。

メニューの「スタイル」に新しいスタイルとして登録しておくと、いつでも呼び出すことができてさらに効率的です。

3. 章や節には「スタイル」の「見出し1」、「見出し2」

卒論のようにページ数の多い原稿では、章や節の一覧性が悪くなります。作成する途中で目次のように一覧できたら便利だとは思わないでしょうか?

そういうときには、スタイルにある「見出し1」、「見出し2」(節の下が細かく分かれているときにはさらに「見出し3」)を適用すると効率的です。

章や節に「見出し」のスタイルを適用したあと、コントロール+Fを押してナビゲーションウィンドウを呼び出し、その中の「見出し」を表示させると、章は節が一覧で表示されます。

表示された章や節をクリックすると、その章や節にジャンプするので、卒論の中の特定の個所に直接ジャンプすることができ、大変に便利です。また、Wordの目次作成機能を使うと自動的に目次を作成することもできます。

なお、デフォルトの「見出し」のスタイルは太文字になったり、インデントが入っていたりして使いにくい場合があります。その場合は、自分の使いたいスタイルに変更したうえで、メニューの該当するスタイルを右クリックし、「選択箇所と一致するように〇〇を更新する」を選ぶことでスタイルを変更することができます。

4. 用語の統一には「検索」と「置換」

卒論では用語や表記を統一する必要があります。たとえば、「イスラーム」と「イスラム」、「したがって」と「従って」などの混用には注意が必要です。

それでは、論文作成の途中で異なった用語・表記の混用に気づいたとき、どうすればよいでしょうか?卒論の最初から最後まで読み返していては、時間もかかりますし、見落としの可能性もあります。

こういうときには、「検索」機能を使いましょう。コントロール+Fを押してナビゲーションウィンドウを呼び出し、検索窓に捜したい用語・表記を打ち込んで検索すると、卒論の中の該当の用語・表記をすべてチェックすることができます。

さらに、「置換」機能を使うと、自動的に別の用語・表記に置き換えてくれます。

5. 添削には「コメント」機能

指導教員に添削してもらう場合には「コメント」機能を活用しましょう。

卒論が最終的に完成し、印刷する前に「コメント」をすべて削除することを忘れないようにしてください。メニューから「校閲」>「削除」の右側の三角形をクリックし「ドキュメント内のすべてのコメントを削除」を選んでください。

6. ファイル名にも留意

指導教員に卒論の原稿を添削してもらう場合、原稿を添付ファイルでやり取りすることになります。その場合、ファイル名にも留意してください。

ファイル名には自分の名前、ファイルの内容、ファイルの作成年月日を入れておくようにすると整理が楽です。たとえば、〇〇〇〇を姓名とすると次のようなファイル名が想定されます:

  • 〇〇〇〇-卒論-20181221

年月日は年も含めて8桁で表すようにしましょう。こうしておくと、パソコンのフォルダ内でファイルが時系列に沿って並んでくれますから、常にどのファイルが最新かが一目でわかります。

このようにファイル名のフォーマットは一定にしておくことがポイントです。したがって、フォーマットを決めたら、とくに理由がない限り、同じフォーマットを使い続けるようにしてください。

2019年1月 1日

【一般】

インドネシア共和国の祝日には宗教関連の祝日が多く、そのほとんどが毎年日にちを変えます。そこで、参考のために、2019年のインドネシア共和国の祝日を掲載しました。

2019年のインドネシア共和国の祝日および政令指定休日は、人間開発・文化担当調整省のもとで調整が行われ、2018年11月2日に宗教相、労働相、国家機構活性・官僚改革相の三大臣による合同決定として発表されました。一覧作成にあたってはインドネシア政府国家官房が2018年11月13日付けで公表した広報資料(「2019年国民の祝日ならびに政令指定休日に関する決定に三大臣が署名」)を参照しました。

1月1日 (火) 西暦2019年新年
2月5日 (火) イムレック(孔子暦2570年新年)
3月7日 (木) ニュピ(サカ暦1941年新年)
4月3日 (水) イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
4月19日 (金) 聖金曜日(キリスト受難日)
5月1日 (水) 国際労働者の日
5月5日 (日) 《ラマダン(断食月)の始まり》
5月19日 (日) ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2563年)
5月30日 (木) キリスト昇天祭
6月1日 (土) パンチャシラ誕生の日
6月3日 (月) *
6月4日 (火) *
6月5日 (水) イドル・フィトリ(断食明け大祭)
6月6日 (木) イドル・フィトリ(断食明け大祭)
6月7日 (金) *
8月11日 (日) イドル・アドハ(犠牲祭)
8月17日 (土) インドネシア共和国独立記念日
9月1日 (日) イスラム暦1441年新年
11月9日 (土) マウリッド(ムハンマド生誕祭)
12月24日 (火) *
12月25日 (水) クリスマス(キリスト生誕祭)

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。

注2)断食明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。

注3)伝統的なイスラームの考え方ではイスラーム暦の月の始まりは新月の観察に基づくことになっているため、断食明け大祭の儀礼が実施される日は地域や主催組織によってずれることがあります。

          

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