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2009年2月28日

【一般】

2009年2月28日(土)にシンポジウム「土屋健治と『カルティニの風景』」の開催が下記のように予定されています。

1995年2月に惜しまれつつ亡くなった土屋健治さん(当時、京都大学東南アジア研究センター教授)の著作のうち、アカデミズムの枠を超えて読まれてきた『カルティニの風景』(1991年、めこん)を取り上げ、その意義と可能性を、そしてまた限界を検証し、彼が残した仕事について今日の視点およびインドネシア東南アジア研究の枠を超えた広がりのなかで考える。(ポスターより)
ポスターをダウンロード

主催:土屋健治追悼集刊行会
日時:2009年2月28日(土)13時~17時(12時半より受付)
場所:大東文化大学法科大学院会議室(JR信濃町駅ビル内)
定員:80名(申し込み必要。先着順)
シンポジウム終了後、信濃町駅前中華レストラン「桂林」にて「土屋健治さんを偲ぶ会」(会費制)を開催

申し込み:メール(mekong@bolero.plala.or.jp)またはFAX(03-3815-1810)にて「シンポジウムのみ」、「シンポジウムと偲ぶ会の両方」、「偲ぶ会のみ」などと明記
問い合わせ:TEL 03-3815-1688(めこん)

2009年2月23日

【一般】

セミナー「インドネシア・イスラームのダイナミズム」が2009年2月22日と23日に南山大学で下記のように開催されます。一般に公開されています。

日時:2009 年2 月22 日(日)13:00~18:30、23 日(月)9:30~16:30
場所:南山大学名古屋キャンパスJ 棟1 階特別合同研究室
主催:南山大学アジア・太平洋研究センター

詳細は南山大学ウェブサイトの案内(PDF)をごらんください。

青山は二日めの総括コメントにコメンテーターとして参加する予定です。

2009年2月17日

【一般】

岡山県国際交流協会(OPIEF)が主催する地球市民講座インドネシア編の講師の1人として「インドネシアの社会と文化と歴史~多文化・多言語のインドネシアを考える~」を2月17日(火)に岡山国際交流センターで講義しました。

詳細は岡山県国際交流協会のウェブサイトの案内(PDF)をご覧ください。

若い方から年配の方まで定員80名を超える方々があつまり、熱心に聴講していただき、また活発な質問をしていただきました。岡山のみなさま、ありがとうございました。

2009年2月14日

【一般】

2009年2月14日(土)~15日(日)に国際シンポジウム「トランスナショナル/トランスカルチュラルな比較地域研究-多言語・多文化社会のもとでの新たな大学教育に向けて-」が開催されます。

poster-small.JPG

「世界の多言語・多文化社会研究」国際シンポジウム
トランスナショナル/トランスカルチュラルな比較地域研究
-多言語・多文化社会のもとでの新たな大学教育に向けて-

日時:2009年2月14日(土)10:00~17:45、15日(日)10:00~17:30
会場:東京外国語大学 研究講義棟 227教室
定員:200名
参加費:無料(懇親会のみ3 ,000円)
主催:東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター

青山は2月15日のテーマセッション3「多言語・多文化社会における「境界」をめぐる寛容と非寛容のはざま」(13:00-15:00)において、「多民族国家における寛容と非寛容の境界―インドネシアの反ポルノ法をめぐって―」のタイトルで報告をおこなう予定です。

詳細は多言語・多文化教育研究センターのウェブページをご覧下さい。

2009年2月13日

【一般】

基盤研究(B)『地球規模における「イスラーム」表象の宗教的・文化的総合研究』の2008年度第4回研究会を以下のとおり開催します。本科研は今回の研究会が最後の開催となります。皆様のご協力にあつくお礼を申し上げます。

メンバー以外の方、学生・院生にも公開していますので、ふるってご参加ください。

□第4回イスラーム表象科研研究会
■日時:2009年2月13日(金曜日)午後4時~午後6時
■場所:東京外国語大学 総合文化研究所 会議室(研究講義棟422)
■発表者:川島 緑氏(上智大学)
■題目:「文明」の伝道者たちが描いたモロ―米国統治期フィリピンにおけるムスリム表象―

■発表要旨:

1898年にフィリピンを領有した米国は、フィリピン人に教育を与え、「文明化」させ、自治能力を身につけさせることを植民地支配の正当化論理とした。南部フィリピンのイスラーム地域(ミンダナオ島、スールー諸島等)で植民地統治を担ったアメリカ人行政官や教員、彼らを支えたキリスト教宣教師、そして、彼らの活動を本国に伝えたジャーナリストたちは、「文明化」の伝道者としてムスリムに向き合った。本報告では、20世紀前半にアメリカ人が作成したムスリムを題材とした映画("Glory in the Morning"邦題「暁の討伐隊」ゲーリー・クーパー主演、1939年)、絵葉書、新聞記事・挿絵等を紹介しつつ、アメリカ人がいかにムスリムを表現したか、なぜそのように表現したのかを検討し、米国統治期にアメリカ人が形成したムスリムやイスラームに対する見方が、その後のフィリピン社会におけるムスリムの位置づけや、フィリピンのイスラーム研究にどのような影響を与えたかを考える。

【注記】映画の正しい原題はThe Real Gloryのようです。ちなみに「凶暴なモロ族の指導者アリパン」は日系俳優Tetsu Komai(駒井哲)が演じています。

【2008年度の記録】

インドネシア語専攻卒業予定者による卒論発表会が2月13日(金)に112教室で開催されます。時間は13:00-18:00です。在学生にとっても、将来の卒論のテーマや作成の仕方のヒントが見つかるよい機会です。ざひ参加してください。

発表会のあと、引き続き円形食堂で追いコンを予定しています。

2009年2月 9日

【3年次対象ゼミ】

今日は2学期最後のゼミです。モフタル・ルビスがあげるインドネシア人の特徴を列挙した部分の後半について分担で発表してもらいました。

4月の1学期の最初の授業では、卒論研究の進行状況について報告してもらいます。それでは、新学期に再会しましょう。Sampai jumpa lagi pada bulan April.

2009年2月 6日

【地域基礎】

今日は、2学期最後の地域基礎Iです。最初に、冬休みレポートを返却し、簡単に説明をしました。

続いて、20章「インドネシアの経済」、21章「日本の対インドネシアODA援助」、22章「インドネシアとNGO」、23章「インドネシアの大衆文化~インドネシアの映画~」の発表をしてもらいました。映画の発表では実際にインドネシア映画の予告編を上映してもらい、おもしろかったです。

全員の発表が終わったあと、2学期の期末リポートを提出してもらいました。

2009年2月 5日

【東南アジア古典文化論】

今日は2学期最後の授業です。期末レポートを提出してもらいました。

今週は、インドネシアのボロブドゥール寺院の壁画に描かれた仏伝とジャータカをビデオで見てもらったあと、「兎本生」を例にとって、ジャータカの説明をおこないました。

そのあと、ジャータカの物語を密教的に解釈した14世紀のジャワの物語『スタソーマ』を紹介して、講義を終了しました。受講生のみなさん、お疲れ様でした。

■今週の配付資料
ファイルをダウンロード (442KB, PDF)

授業の最後に、短い時間でしたが、受講生に講義評価を書いてもらいました。

28枚の回答がありました。総合評価は5点満点で、5点の人が15人、4点の人が8人、3点の人が5人、平均点は4.4点でした。

具体的な質問のうち、2点以下の点数がついたものは、6項目ありました。

5. 教師は十分かつ適切に資料・教材を利用していましたか? 1人
6. 資料・教材はわかりやすかったですか? 1人
7. 教師の声は聞き取れやすかったですか? 2人
8. 教師の板書は見やすかったですか? 1人
10. 他の講義の学習との関連性がありましたか? 2人
11. 他の講義の学習にとっても役に立ちましたか 1人
いずれも1点(不十分・劣る)ではなく、2点(どちらかと言えば不十分)でしたが、次年度は声を大きくすることと、板書をきれいにすることに気を付けたいと思います。他の講義の学習との関連性について否定的な評価があったのは意外でした。ガイダンスでは他の講義との関連性を説明をしたいと思います。コメントとしては、映像や画像の使用がよかった、実際に現地に行ったときに参考になったという声もありました。

回答ありがとうございます。

2009年2月 4日

【インドネシア語読解】

今日は2学期最後の授業時間を使って期末試験を実施しました。前半は読解力、後半は文法力と語彙力を試す問題から構成されています。皆さんの合格を祈っています。

2009年2月 3日

【大学院】

加藤剛「エスニシティ」概念の展開
坪内良博編『講座 東南アジア学 第三巻 東南アジアの社会』弘文堂,1990,pp215-245
第Ⅳ部現代のエスニシティに収められた第8章。


【大学院】

福島真人「もう一つの『瞑想』、あるいは都市という経験の解読格―タイのサンティ・アソーク(新仏教運動)について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993. pp.383-414.
■第4部社会経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。

【大学院】

福島真人「もう一つの「瞑想」、あるいは都市という経験の解読格子-タイのサンティ・アソーク(新仏教運動)について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教社会における-』京都大学学術出版会.1993.pp383-414
■第Ⅳ部宗教経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。

【大学院】

林行夫「「ラオ人社会の変容と新仏運動-東北タイ農村のタマカーイをめぐって」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教社会における-』京都大学学術出版会.1993.pp355-382
■第Ⅳ部宗教経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。


2009年2月 2日

【3年次対象ゼミ】

今週は、モフタル・ルビスがあげるインドネシア人の特徴を列挙した部分の前半について分担で発表してもらいました。来週は、後半をやはり分担で発表してもらいます。

          

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