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2013年5月30日

【4年次対象ゼミ】

今週は、卒論中間報告していたMFさんが参加できなくなったので、出席者6名それぞれに卒論の進捗状況と直面している問題などについて自由に報告してもらい、討論をおこないました。

次回は、SAさんにジャカルタにおける公共交通機関に関する卒論の中間報告をしてもらう予定です。

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料をもとにインドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達について検討しました。今週はヒンドゥー教の出現まで説明しました。次回は初期仏教の発展から説明を始める予定です。

■配付資料(PDF)
インドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達

2013年5月28日

【一般】

TUFS Media Translation


東京外国語大学の「日本語で読む世界のメディア」プロジェクトの一部として、2013年5月からインドネシア語メディアの翻訳が始まりした。

これは、インドネシアを代表するインドネシア語の全国紙コンパス(Kompas)から毎週1本の記事を選び、日本語に翻訳してウェブ上で公開するものです。

翻訳された記事は「日本語で読む東南アジアのメディア」のサイトで読むことができます。

翻訳には東京外国語大学のインドネシア語専攻の学部生があたっており、記事の選定および校閲には本学の教員複数があたっています。現在進行形のニュースを翻訳することで学生たちの語学力と現場感覚を高めるとともに、日本のメディアでは取り上げられない興味深いニュースを日本の読者の方にお伝えできることを願っています。

コンパス(Kompas)紙は、1965年に創刊されたインドネシア語の全国紙で、コンパス・グラメディア・グループが発行しています。インドネシア最大の発行部数50万部を誇り、質量ともにインドネシアを代表する日刊紙です。このプロジェクトでの翻訳にあたっては、コンパス紙編集部のご理解と承諾を得ています。

「日本語で読む世界のメディア」プロジェクトの淵源は、2005年度に始まった中東イスラーム研究教育プロジェクト(MEIS)の一環として立ち上げられた「日本語で読む中東メディア」プロジェクトにあります。このプロジェクトではアラビア語、ペルシア語、トルコ語のメディアの翻訳をおこなっています。2013年度から東南アジア・南アジアの言語のメディアの翻訳が始まり、東南アジアの言語のメディアについては「日本語で読む東南アジアのメディア」プロジェクトとして独自のサイトを持つようになりました。現在は、ビルマ語、ベトナム語、インドネシア語のメディアの翻訳がおこなわれています。

関連するページ:
日本語で読む世界のメディア
日本語で読む東南アジアのメディア
TUFS SEA Media Translation Project
(このQRコードをスマホで読み込むことで「日本語で読む東南アジアのメディア」サイトにアクセスすることができます。)
日本語で読む中東メディア




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「日本語で読む東南アジアのメディア」編集用ページ
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2013年5月27日

【3年次対象ゼミ】

今週は、最初に先週の講演会のレポートを提出してもらいました。

その後、先々週に引き続き、関本照夫「東南アジア的王権の構造」についての書評レジュメの報告の検討をおこないました。

次回は、関本論文の書評レジュメの報告の続きと、新しい論文の書評レジュメの報告をお願いします。新しい論文のテキストについては、決まり次第メーリングリストを通じてお知らせします。

【インドネシア語読解】

今週は、最初にサテ班に5月22日付けKompas紙の記事「スディルマン・カップ準々決勝でインドネシアが中国と再び対戦」を報告してもらいました。

そのあと、応用問題no.2(副詞句のbaru)の答え合わせをし、授業のあとで提出してもらいました。

テキストは、第3章の第7パラグラフから始めて第3章を終えたあと、第14章に移って第2パラグラフまで終了しました。次回は第3パラグラフから始めて順次進む予定です。しっかりと予習をしておいてください。

また、今週読んだテキストには、bukan saja A tapi B juga、名詞句 dari 名詞句、25 tahun sekaliなどの注意すべき構文がいくつかありました。復習をしておいてください。

2013年5月24日

【一般】

第58回国際東方学者会議(ICES)が以下の日程で開催されます。5月24日の東京会議において「東南アジアインド化再考」のタイトルでシンポジウムを開きます。

■第58回国際東方学者会議(ICES)東京会場
■主催:東方学会
■日時:2013年5月24日(金)
■場所:日本教育会館(アクセス
■第2シンポジウム「東南アジアインド化再考」
■報告者
 小野邦彦(サイバー大学副学長)
 田畑幸嗣(上智大学アジア文化研究所客員研究所員)
 深見純生(桃山学院大学文学部教授)
 松浦史明(上智大学研究員)
 青山 亨(東京外国語大学総合国際学研究院教授)
プログラム
10:30-11:20 青山亨:趣旨説明―東南アジアの「インド化」再考
11:20-12:00 深見純生:漢籍に見る「インド化」再検討
昼食
13:00-13:40 田畑幸嗣:移入、移植、ローカライゼーション―メコン川下流域の「インド化」
13:40-14:20 松浦史明:「インド化」の指標としての刻文
14:20-15:00 小野邦彦:山岳信仰から探るジャワ島の「インド化」
休憩
15:20-15:50  辛島昇(東京大学名誉教授):コメント
15:50-17:00  討論
■問い合わせ先:東方学会事務局

2013年5月23日

【4年次対象ゼミ】

今週は、SMさんに母子手帳プロジェクトについての卒論中間報告をしてもらいました。SMさんの次の中間報告ではプロジェクトの評価をまとめてくることになりました。

次回は、MFさんにインドネシアの接客業の課題についての卒論中間報告をしてもらいます。

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドに基づいて「インド化」の理論について整理しました。「インド化」そのものをどう考えるべきかをセデスの理論を踏まえつつ検討し、インド化が進展した南アジア・東南アジアの状況をクルケの初期国家形成論およびポロックの「サンスクリット・コスモポリス」の概念を使って検討しました。

次回はインドの宗教についてワークシートを使いながら検討します。

今週は宿題を出しました。以下の指示にしたがってください。

・大学のパソコンから附属図書館オンライン・サービスのページにアクセス:
http://www.tufs.ac.jp/common/library/guide/list/online.html
・Gale Virtual Reference Libraryに接続
・基本検索の枠に「Indianization」と入力し検索。ヒットしたリストから以下のリンクをクリック:Hinduism in Southeast Asia. Vasudha Narayanan. Encyclopedia of Religion. Ed. Lindsay Jones. Vol. 6. 2nd ed. Detroit: Macmillan Reference USA, 2005. p4009-4014.
(必要ならView PDF pagesをクリックしてPDFページを表示し、プリントアウト)
・この論文をよく読み、Indianizationについての議論を、現代東南アジアへの影響に注意をはらいつつ、日本語で600字以内にまとめなさい。6月6日(木)4限授業時に提出。A4判、最初に氏名・学生番号を明記。

なお、下記の配付資料では提出日が6月7日となっていますが、これは誤りで、正しくは6月6日です。

■配布資料(PDF)
インド化
参考論文「ベンガル湾を渡った古典インド文明―東南アジアの視点」

【リレー講義】

今週は、多言語・多文化社会(歴史と現在)の授業のなかで「多民族国家インドネシア」を担当しました。

インドネシアは世界でも屈指の華人人口を抱える国です。この講義では、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の社会的位置の変遷をとりあげました。

2013年5月22日

【地域基礎】

今週は、最初に配付資料としてインドネシアの正副大統領一覧とインドネシア主要歴史年表を配付し、インドネシアの大統領の名前を通じて、ジャワ民族の優位性について理解してもらいました。

そのあと、先週に続いて、インドネシアの華人についてスライドと配付資料に基づいて講義を行いました。

次回は、年表に基づいてインドネシアの歴史を概観するので、年表の内容についてあらかじめ目を通しておいてください。

なお、来週5月29日は学内競漕大会につき休講となるので、次回は6月5日になります。

2013年5月20日

【3年次対象ゼミ】

今週の3年次ゼミは、ディック・ファン・デル・メイ先生による講演「インドネシアのイスラー・ミウラージュ物語」への参加をもってゼミ出席に代えます。講演に参加した人は、A4判1枚のレポートを提出してください。提出をもって出席と認定します。

【一般】

5月20日(月)に以下のとおりに東京外国語大学総合文化研究所主催で講演会を開催します。一般に公開していますので、関心のある方の参加を歓迎します。


The Isr?' Mi'r?j in Indonesia
インドネシアにおけるイスラー・ミウラージュ物語

・報告者:Dr. Dick van der Meij (ディック・ファン・デル・メイ博士)
・日時:2013年5月20日(月)16:00-17:30
・場所:東京外国語大学 研究講義棟4階 総合文化研究所 会議室(422室) (アクセス
・使用言語:英語 (通訳はつきません)
・どなたでも自由にご参加できます。
・問い合わせ先:青山亨研究室 (taoyama@tufs.ac.jp

今年6月6日にあたるラジャブ月27日は、預言者ムハンマドの夜の旅と昇天があった日としてイスラーム教徒にとって大切な日の一つです。インドネシアにおいてはイスラ・ミラジュとして国民の祝日になっています。本講演では、この物語が、写本から始まり、出版本となり、現代の子供の絵本として読み継がれている過程を明らかにするなかでインドネシアにおけるこの物語の重要性について探ります。

講演者ディック・ファン・デル・メイ博士は、インドネシアのジャカルタにあるシャリフ・ヒダヤトゥラ国立イスラム大学の宗教・文化研究センターの顧問をされています。

poster-2013-05-20.png
ポスターのダウンロード (PDF)

【インドネシア語読解】

今週は、最初にマングローブ班に5月15日付けKompas紙の記事「福祉正義党事務所に汚職撲滅委員会の査察が入る」を報告してもらいました。

テキストは、第3章の第6パラグラフまで進みました。次回は第3章を終え、14章に進む予定です。しっかりと予習をしておいてください。

宿題として応用テストno.2を配付しました。次回、答案を提出してください。

2013年5月16日

【4年次対象ゼミ】

今週は、KSさんにスハルト期のパンチャシラ(サバム・シライット「パンチャシラの理念―自己認識の指針」イマム・ウォルヨ、コンス・クレーデン編著『これからのインドネシア―発展を模索するパンチャシラ社会』サイマル出版会、1985)について書評レジュメの報告、ACさんにはプカロンガンのバティックについての卒論中間報告をしてもらい、議論をしました。

ACさんの報告はよくまとまっていました。今後は英語やインドネシア語の文献にも注意をはらうとよいでしょう。KSさんは「pancasila」だけではなく旧綴りの「pantjasila」でも検索するとさらに文献が見つかるでしょう。

次回は、SMさんの母子手帳プロジェクトについての卒論中間報告を予定しています。

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料にしたがって、東南アジアの初期王権の成立の状況を知るために、東南アジアおよび日本における初期王権成立に関わる考古学的史料・刻文史料・漢籍史料について検討しました。

次回は、東南アジアの「インド化」についての検討をおこないます。

■配付資料(PDF)
東南アジアの初期王権の成立

2013年5月13日

【3年次対象ゼミ】

今週は関本照夫「東南アジア的王権の構造」の書評レジュメを提出してもらい、議論をおこないました。銀河系的政体、パトロン-クライアント関係などについて、より深い理解ができたことと思います。

なお、来週のゼミは、ディック・ファン・デル・メイ教授(ライデン大学)による講演「インドネシアのイスラー・ミウラージュ」への参加をもってゼミ出席に代えます。講演に参加した人は、A4判1枚のレポートを提出してください。提出をもって出席と認定します。詳細は別ページに掲載する予定です。

再来週の5月27日は、引き続き、関本照夫「東南アジア的王権の構造」についての書評レジュメの報告の検討をおこないます。今週休んだ人は書評レジュメを用意して参加してください。

【インドネシア語読解】

今週は、最初にさやぽん班に5月11日付けKompas紙の記事「離陸後3分で飛行機が行方不明」を報告してもらいました。

続いて、前回の宿題であった応用問題No.1の答えを発表し、答案を授業後に提出してもらいました。

テキストは、第2章を終え、第3章の第2パラグラフまで進みました。次回は第3章の最後まで進む予定です。しっかりと予習をしておいてください。

第3章のあとのテキストは次回に配付する予定です。

2013年5月11日

【一般】

2013年5月28日(金)に開催を予定している第58回国際東方学者会議(ICES)でのシンポジウム《東南アジアの「インド化」再考》に先立ち、プレ・シンポジウム《東南アジアの「インド化」を再考する》というタイトルを以下のように開催します。(更新:5月27日)

《東南アジアの「インド化」を再考する》趣旨説明

東南アジアの「インド化」の歴史叙述を振り返ると、植民地期の「外因史観」と脱植民地期の「自律史観」という段階を経て現在に至っています。前者は、インド文化の導入が東南アジアの初期国家形成と文化の「インド化」をもたらしたとし、後者は、初期国家の形成は自律的で、「インド化」は表層的に過ぎないとします。しかし、一見対立的な両者は、「変わらない東南アジア」という停滞史観に陥っている点で同根です。今求められるのは、自律史観の言う「現地化」のあり方を再検証して、「インド化」における東南アジアの主体的関与(Agency)を明らかにすることで、新しい「インド化」論を構築することであると考えます。

そのためには、とりわけ以下の3点が重要と思われます。
 1)東南アジアにおける初期国家の形成と「インド化」は一括りにして論じられてきたが、この2つは分けて議論することができる。近年の考古学の成果は「インド化」に先立つ時代における首長制社会の出現を明らかにしている。これは、クルケのインド的国家形成論とも整合的である。
 2)「インド化」の最初期の「過程」と「インド化」した社会のその後の「状態」とを区別することが「インド化」の議論を再活性化する上で有効である。特に初期の「過程」の地域ごとの差違とその意味を検証することが求められる。
 3)「インド化」を東南アジアの独自の歴史現象と見るのではなく、ポロックの「サンスクリット・コスモポリス」を踏まえて汎ベンガル湾的な運動と見ることが有効である。

今回のシンポジウムでは、「インド化」を、インド系文字(及びサンスクリット語彙)を媒介とした、東南アジアの土着勢力による能動的なインド文化の導入過程と理解した上で、2)と3)の問題意識を持ちつつ、1)に焦点をあてて、考古学と歴史学の成果の接合を目指します。具体的には、最初に漢籍(深見報告)によるフレームを提示し、考古学(田畑報告)との接合を図ったうえで、建築(小野報告)と初期刻文(松浦報告)のデータを照合することでどのようなモデルが描けるかを試みます。


プレ・シンポジウム《東南アジアの「インド化」を再考する》
東南アジア学会関東例会・東南アジア考古学会・東南アジア歴史研究会・上智大学アジア文化研究所共催
日時:2013年5月11日(土)13:00-18:30
場所:上智大学2号館2-510教室(四谷キャンパス・アクセス


13:00-13:15
 青山亨:趣旨説明
13:15-13:55
 青山亨:東南アジアの「インド化」論の整理と課題:外来と自律、物質と精神の対立を乗り越えるために
14:00-14:40
 深見純生:漢籍史料から見る東南アジアの「インド化」の再検討:混填・蘇物・法顕・婆羅門
14:45-15:25
 田畑幸嗣:考古学史料から見る東南アジアの「インド化」の再検討:アンコールボレイ、オケオ遺跡等を中心に
15:25-15:40
 休憩
15:40-16:20
 松浦史明:刻文史料から見る東南アジアの「インド化」の再検討:初期クメール刻文史料の再検討
16:20-17:00
 小野邦彦:建築遺構から見る東南アジアの「インド化」の再検討:山岳信仰から探るジャワ島のヒンドゥー教文化
17:15-18:30
 総合討論:シンポジウムに向けて

一般公開していますので、どなたでもご参加いただけます。忌憚ないご意見を期待しています。
内容についての問い合わせ:青山亨 (東京外国語大学)

このプレ・シンポジウムでの総合討論の結果を受けて、2013年5月24日(金)に同じメンバーによるシンポジウム《東南アジアの「インド化」再考》を第58回国際東方学者会議(ICES)において開催します。ぜひこちらの方にもご参加ください。(訂正:掲載時には「5月28日(金)」と記していましたが、正しくは「5月24日(金)」です。)

2013年5月 9日

【4年次対象ゼミ】

今週は、引き続きSYさんに「衰退期のVOCとEICの比較」について補足説明と質疑応答をしてもらいました。そのあと、UAさんに「インドネシアの原発建設問題」についての卒論計画の報告をしてもらい、全員で検討をおこないました。

次回は、ACさんとKSさんを中心に卒論の中間報告をしてもらいます。

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドにしたがって、東南アジアの「インド化」以前の文化的状況を知るために、東南アジアおよび日本の精霊信仰の状況について検討しました。

次回は、配付資料に示した『古事記』の内容について検討しますので、あらかじめ読んでおいてください。そのあと、東南アジアの初期国家についての検討をおこないます。

■今週の配付資料(PDF)
東南アジアの精霊信仰
『古事記』(大物主大神のたたり)

2013年5月 8日

【地域基礎】

最初に、宿題にしていた2013年のインドネシアの国民の祝日について各班に報告してもらいました。

続いて、先週見た映像資料『南の国のデパートガール』について登場人物の宗教と出身地について説明してもらいました。続いて、インドネシアの民族(sukuとbangsa)の説明をおこないました。

最後に、バリで発行されている2011年のカレンダーの実物を見てもらいました。

次回は、インドネシアの華人について講義をおこないます。資料を配付したので、予習をしておいてください。

今週は、インドネシア34州をのせて白地図と、華人についての資料を配付しました。白地図はインドネシアについての調査をまとめるときに各自で活用してください。華人についての資料は次回の授業で使います。

今週欠席した人は、633のドアボックスから資料を受けとっておいてください。

2013年5月 2日

【3年次対象ゼミ】

今週は木曜日に月曜日振替授業をおこないました。

連休の中日のせいか、出席者は4名でした。アンダーソン『想像の共同体』第3章の書評レジュメを報告してもらい、議論をおこないました。ナショナリズムについてのかなり深い議論ができたので良かったと思います。現代の日本の状況を考えるうえでも参考になったようです。

次回は5月13日です。少し趣を変えて、インドネシアの社会のありようを歴史的に遡って考えようとする関本照夫「東南アジア的王権の構造」を読みます。テキストの入手方法についてはメーリングリストでお知らせしました。

いつものように書評レジュメを作成して、ゼミに準備してきてください。

それでは良い連休を過ごしてください。

【インドネシア語読解】

今週は木曜日に月曜日振替授業をおこないました。

最初に、各班ごとに宿題にしていたインドネシア・英語辞書の略語の説明を発表してもらいました。

次に、チーム・ミにKompas紙の記事から「ハリウッドがジャカルタで映画製作」(4月25日)のニュースを報告してもらいました。Internet Databaseによると、この映画はThe Raidの続編The Raid 2: Berandalのことのようです。

この記事の中に出てくる人名にも使われている旧綴りの一覧表とテキストに出てくるオランダ語のカタカナ表記一覧を配付し、説明しました。

テキストは、第1章を終了し、第2章の第2パラグラフまで進みました。

次回は、第2章の最後まで進む予定です。しっかりと予習をしておいてください。

今週は宿題があります。配付した「応用問題No.1」のインドネシア語の文章を各自で和訳し、次回の授業時間に発表してください。今日、欠席した人は633研究室のドアボックスから今日の配付資料と問題を受けとってください。

2013年5月 1日

【地域基礎】

今週は、最初に、先週質問があったインドネシアについての主題別地図(宗教分布、民族分布など)の典拠についてウェブ上のものと書籍のもの両方について説明をおこないました。

続いて、スライドを見ながら、先週の宿題である主要な民族集団の分布を確認していきました。

次に、宗教の分布を地図上で確認し、民族、文化・宗教、そして住む地域が一つのまとまりを持つ傾向にあることを確かめました(むろん、実際には例外もたくさんあります)。

最後に、ワークシートで作業をしながら、映像資料『南の国のデパートガール』を見てもらいました。ちょうど時間が来たので、ワークシートの内容については次回で検討しようと思います。

また、次回には2013年のインドネシアの国民の祝日について調べてくることが宿題になっています。提出できるようにしておいてください。

          

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