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先週に引き続いて導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義の第3回を担当しました。最終回の今週は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげました。映像資料として以下の2点を紹介しました。2.は機材の不具合で上映できなかったので、こちらでご覧ください。
■紹介した映像資料
・The Melaka Story: Simply Peranakan (15:42) http://youtu.be/Eoc7QDppH3A
・Mei 98: News Clips from May 98 Riot in Jakarta (5:21) http://youtu.be/8AVjVXHbMk4
■2013年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2013年11月13日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2013年11月27日 国民国家インドネシアに対抗する民族
第3回 2013年12月 4日 インドネシアにおける外来少数民族(今週)
■今週の配付資料(PDF)
・配付資料・レスポンスシート
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)
先週に引き続いて導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義の第2回を担当しました。今週は157人の受講生がいました。次回は12月4日にインドネシアについての最後の講義をおこないます。
今週は国民国家インドネシアにおいて政府に対抗する民族(垂直的対立)および国家の枠組みの中で相互に対立する民族・宗教集団(水平的対立)の状況を明らかにしました。次回は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。
■2013年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2013年11月13日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2013年11月27日 国民国家インドネシアに対抗する民族(今週)
第3回 2013年12月 4日 インドネシアにおける外来少数民族
■今週の配付資料(PDF)
・配付資料・スライド抜粋・レスポンスシート
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)
今週は11月13日水曜日4限に、リレー講義である導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義を担当しました。第1回の今週は155人の受講生がいました。このあと11月27日と12月4日の2回講義をおこないます。なお、教室はプロメテウス・ホールから101に変更されました。
昨年度と同様に、全3回のなかで、東南アジアの多民族国家としてのインドネシアを紹介し、第1週では国民国家インドネシアにおける多民族の共存を、第2週では国民国家インドネシアに対抗する民族、あるいは国家のなかで対立する民族を、第3週では国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。
■2013年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2013年11月13日 インドネシアにおける多民族の共存 (今週)
第2回 2013年11月27日 国民国家インドネシアに対抗する民族
第3回 2013年12月 4日 インドネシアにおける外来少数民族
■今週の配付資料(PDF)
・配付資料・年表・レスポンスシート
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)
昨年度までにおこなった講義の内容は2012年10月31日、2011年11月9日、2010年11月10日の記録をそれぞれ参照してください。
今週は、10月25日(金)6限に103教室で、地域文化概論A「文化現象に現れる宗教的次元」第4回を担当し「インドネシアの神・神々・カミ」の題目で講義を行いました。これは言語文化学部で総合文化コースを希望する2年生を主たる対象とする授業です(むろんそうでない学生にも開講されています)。52名が受講しました。
この講義では、スライドと配付資料を元に、まず、日本語における「神」概念を整理した後、インドネシアにおける宗教実践に焦点をあて、固有の精霊信仰、ヒンドゥー教の多神教的信仰、イスラームの唯一神信仰が、重層的に重なり合って同時に成立しうる状況を理解してもらいました。
授業の最後にコメントシートを提出してもらいました。コメントシートの提出をもって出席とし、評価の対象とします。質問が記入されている場合には、近いうちにこのページで回答したいと思います。
■今週の配付資料(PDF)
・講義概要・参考文献
・スライド資料(抜粋)
今週は、東南アジア研究入門の「宗教と社会(その1)イスラーム」を担当しました。受講生は96名でした。
最初に、来週の授業用のアンケートをおこないました。
授業では、ビデオ資料(NHKスペシャル「イスラム潮流―すべてはメッカに始まる」から抜粋)も使いながら、東南アジアの宗教の多様性、イスラームの歴史、イスラーム伝播のプロセスにおける普遍性と地域性の対照、イスラームの教理の基本、現代のイスラームの潮流と課題について触れました。
授業の最後に小テストをしたところ、10点満点で平均8.6点でした。とくに、イスラームの神、イスラーム法、イスラーム暦の説明を問う問題で間違った人が多かったので(正答率それぞれ70%、75%、73%)、期末に機会があれば補足説明をすることにします。
次回は、土佐先生の担当で「宗教と社会(その2)仏教」の講義をおこないます。
今週は、多言語・多文化社会(歴史と現在)の授業のなかで「多民族国家インドネシア」を担当しました。
インドネシアは世界でも屈指の華人人口を抱える国です。この講義では、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の社会的位置の変遷をとりあげました。
今週は、4月22日(月)1限に227教室で、地域基礎1A「東南アジア研究入門」歴史(その1)を担当しました。受講生は東南アジア地域の専攻語を学ぶ1年生、103名でした。今回は新年度初めての1限の授業だったので、時間配分を間違えて失礼しました。
初めに、現在の東南アジアの文化的多様性を、宗教の多様性という観点から確認し、多様性を理解するために過去の歴史を学ぶという目的を確認しました。
次に、東南アジアの歴史を象徴する12点の写真を見て、写真の対象が象徴している人物・場所・出来事・時代について考えてもらいました。これは1年生にはちょっと難しかったかもしれません。
続いて、超構造化年表に書き込み作業をしながら、東南アジアの歴史の枠組みを学びました。年表を完成してから、もう一度12点の写真をあてはめる作業をする時間をとればよかったかもしれません(次回への反省です)。
最後に、東南アジアの古代の特徴を学びました。ベトナム、フィリピン、それ以外の地域の地理的条件による歴史過程の違いを理解し、ベトナムの中国化、フィリピンにおける基層文化の継続、それ以外の地域におけるインド化について焦点をあてて、学びました。インド化した地域では初期国家の出現が先行していたことも大事なポイントです。また、古代史の歴史過程が、現在の国民国家のあり方ともつながっていることを、インド化した地域の事例から紹介しました。
講義のあとマークシートを使った小テストを行いました。各1点10問の問題で、平均点は7.2点でした。
コメントシートはすべて読ませてもらったあと、各専攻語の先生を通じて返却します。
2013年度に担当したリレー講義を掲示します。(2013年11月13日更新)