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2008年度の記録

2009年4月 2日

2008年度の受講、ありがとうございました。「100年に一度の経済危機」にある世界情勢のなかですが、皆さんが、それぞれ、進級・卒業と、次のステップへ上がって行くことを願ってやみません。

2008年度の授業関係のお知らせは記録に残してありますから、必要に応じて参照してください。

2008年度に開講した授業は2008年度授業科目概要にまとめてあります。

2009年2月13日

インドネシア語専攻卒業予定者による卒論発表会が2月13日(金)に112教室で開催されます。時間は13:00-18:00です。在学生にとっても、将来の卒論のテーマや作成の仕方のヒントが見つかるよい機会です。ざひ参加してください。

発表会のあと、引き続き円形食堂で追いコンを予定しています。

2009年2月 9日

今日は2学期最後のゼミです。モフタル・ルビスがあげるインドネシア人の特徴を列挙した部分の後半について分担で発表してもらいました。

4月の1学期の最初の授業では、卒論研究の進行状況について報告してもらいます。それでは、新学期に再会しましょう。Sampai jumpa lagi pada bulan April.

2009年2月 6日

今日は、2学期最後の地域基礎Iです。最初に、冬休みレポートを返却し、簡単に説明をしました。

続いて、20章「インドネシアの経済」、21章「日本の対インドネシアODA援助」、22章「インドネシアとNGO」、23章「インドネシアの大衆文化~インドネシアの映画~」の発表をしてもらいました。映画の発表では実際にインドネシア映画の予告編を上映してもらい、おもしろかったです。

全員の発表が終わったあと、2学期の期末リポートを提出してもらいました。

2009年2月 5日

今日は2学期最後の授業です。期末レポートを提出してもらいました。

今週は、インドネシアのボロブドゥール寺院の壁画に描かれた仏伝とジャータカをビデオで見てもらったあと、「兎本生」を例にとって、ジャータカの説明をおこないました。

そのあと、ジャータカの物語を密教的に解釈した14世紀のジャワの物語『スタソーマ』を紹介して、講義を終了しました。受講生のみなさん、お疲れ様でした。

■今週の配付資料
ファイルをダウンロード (442KB, PDF)

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2009年2月 4日

今日は2学期最後の授業時間を使って期末試験を実施しました。前半は読解力、後半は文法力と語彙力を試す問題から構成されています。皆さんの合格を祈っています。

2009年2月 3日

加藤剛「エスニシティ」概念の展開
坪内良博編『講座 東南アジア学 第三巻 東南アジアの社会』弘文堂,1990,pp215-245
第Ⅳ部現代のエスニシティに収められた第8章。


福島真人「もう一つの『瞑想』、あるいは都市という経験の解読格―タイのサンティ・アソーク(新仏教運動)について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993. pp.383-414.
■第4部社会経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。

福島真人「もう一つの「瞑想」、あるいは都市という経験の解読格子-タイのサンティ・アソーク(新仏教運動)について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教社会における-』京都大学学術出版会.1993.pp383-414
■第Ⅳ部宗教経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。

林行夫「「ラオ人社会の変容と新仏運動-東北タイ農村のタマカーイをめぐって」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教社会における-』京都大学学術出版会.1993.pp355-382
■第Ⅳ部宗教経験の変化と仏教運動に収められた第12章。2009年2月3日。


2009年2月 2日

今週は、モフタル・ルビスがあげるインドネシア人の特徴を列挙した部分の前半について分担で発表してもらいました。来週は、後半をやはり分担で発表してもらいます。

2009年1月30日

今日は、14A章「バティックについて」、15章「トラジャの社会と文化」、18章「パプアの社会と文化」、19章「インドネシアの華人」について報告してもらいました。次回は、20章から最後の23章までの発表を予定しています。

2学期期末レポートの課題を配付しました。次回の授業時間に提出してもらいます。

2009年1月29日

今週は、先週に続いて、ビルマの写本に描かれた仏伝図をもとに、仏陀の生涯の物語(仏伝)をシッダールタ王子が出家したところから見ていきました。

そのあと、配付資料にしたがって、一仏主義の上座仏教と多仏主義の大乗仏教におけるブッダやボサツの概念の違い、上座仏教における仏伝とジャータカ(本生物語)の性格を説明しました。

次回は、インドネシアのボロブドゥール寺院の壁画に描かれた仏伝とジャータカをビデオで見てもらったあと、「兎本生」を例にとって、ジャータカの説明をおこなう予定です。

■今週の配付資料
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(このほかに、パーリ語ジャータカに収録された兎本生の日本語訳(第316話)、ボロブドゥール寺院の浮き彫りに描かれた兎本生の写真(第1回廊欄楯上段第23-25面)、玄奘『大唐西域記』に記載された兎本生の日本語訳(巻7バラナシ国)、『今昔物語集』に収録された兎本生のテキスト(巻5第13話)を資料として配付しました。)

2009年1月28日

今日のBBCニュースは4班に、アメリカ新大統領オバマ氏の就任演説を取り上げた記事について報告してもらいました。この文章の中でmereka yang...とある部分は、「...である彼ら」ではなく、「...であるような人たち」と理解すべき部分です。一般的な人々をさすmerekaに気を付けてください。

テキストは、p.24, 15行目の...saya berikan.まで進みました。

p.23の第3パラグラフにあるJadi berlainan dengan kebiasaan kita di Indonesia...という文では、前の文で述べられている「日本人の結婚式の慣習」が隠れた主語として前提されていると考えると理解しやすいでしょう。

次回は期末試験を行います。テキストの第1章から第3章の今日読んだところまでが範囲になります。しっかりと復習をしてきてください。

2009年1月27日

外川昌彦『ヒンドゥー女神と村落社会―インド・ベンガル地方の宗教民族誌』風響社, 2003.
■第3部第1章「寺院祭祀と村落祭祀」pp.253-268。2009年1月27日。

外川昌彦「寺院祭祀と村落祭祀」
外川昌彦『ヒンドゥー女神と村落社会 インド・ベンガル地方の宗教民俗誌』風響社、2003
■『ヒンドゥー女神と村落社会 インド・ベンガル地方の宗教民俗誌』に収められた第1章。2009年1月27日。

2009年1月26日

今日は、Nさんにモフタル・ルビスの『インドネシアの自画像』のレジュメを発表してもらいました。そのあと、私たちが持っている人間集団についてのステレオタイプについて議論をしました。

次回からは、モフタル・ルビスがあげるインドネシア人の特徴その1からその10までの内容を2週にわけて分担で発表してもらいます。

Oさんには、インドネシアの占いに関する文献のリストを提出してもらいました。

2009年1月23日

1月16日がセンター試験準備日で休講だったので、大変に遅くなりましたが、今日が今年最初の授業となります。前回終わらなかった第13章「バリの社会と文化」の発表に続いて、第14章「ジャワのワヤンについて」、第16章「ミナンカバウ族の社会と文化」、第17章「アチェの社会と文化」の発表をしてもらいました。

次回は、今日は欠席だった第15章「トラジャの社会と文化」に続いて、第18章から第21章までの報告を予定しています。

次回は、期末レポートの課題も発表する予定です。

2009年1月22日

今週から東南アジアの仏伝とジャータカについて説明をします。今日は、仏教の基本を説明したあと、ビルマの写本に描かれた仏伝図をもとに、仏陀の生涯の物語(仏伝)を見ていきました。シッダールタ王子が出家したところで時間切れになったので、次回は、この続きから見てます。

冬休みの宿題のレポートを返却し、内容のポイントについて説明をしました。

■今週の配付資料
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2009年1月21日

今日のBBCニュースは3班が警察によるPKS幹部の取り調べの記事について報告してもらいました。このなかで、警察のkomisaris polisiという役職が出てきますが、これは「監査役」という意味ではなく、英語ではpolice commissionerと訳されている役職にあたります。police commissionerは「警察本部長」と和訳されているので、文脈に応じて「(警察)本部長」といった訳をあてるのが適当と思います。

そのあと、先週提出してもらった冬休みの宿題レポートを返却しました。ほとんどの人が大意をとれていたようです。

参考に、イスラーム関係の語彙として難しいものを説明しておきます:
ahlusunah waljamaah 「スンナ派」
barzakh 「バルザフ」(現世と来世の間にあって障壁のような役割を果たす中間段階。死後、魂は最後の審判のために復活するまでこの場所に留まる。)
dosa waris 「原罪」(アダムとイブが犯した最初の罪というキリスト教の観念。イスラームには原罪の観念はない。)
dunia 「現世」(一般には「世界」の意味で使われますが、イスラームの文脈では来世に対する現世を指す。)
kafir 「不信仰者」(イスラームを信じない人々のこと。)
umat 「ウンマ」(人間の共同体、とくに宗教に基づいた共同体のこと。)

テキストは、p.23の第1パラグラフの終わりまで進みました。次回は、第2パラグラフから始めます。

2009年1月20日

長谷川清「雲南省タイ系民族における仏教と精霊祭祀」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993, pp.221-256.
■第3部実践宗教における政治的分節に収められた第6章。2009年1月20日。

田村克己「見えない国家―ビルマの精霊祭祀の語るもの」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993, pp.195-220.
■第3部実践宗教における政治的分節に収められた第6章。2009年1月20日。

長谷川清「雲南省タイ系民族における仏教と精霊祭祀」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教の世界-』京都大学学術出版会.1993.pp221-256
■第3部実践宗教における政治的分節に収められた第7章。2009年1月20日。

田村克己「見えない国家-ビルマの精霊祭祀の語るもの」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教の世界-』京都大学学術出版会.1993.pp195-220
■第3部実践宗教における政治的分節に収められた第6章。2009年1月20日。

2009年1月19日

今日は今年最初のゼミです。留学から戻って来たひと、他のゼミからの移籍者が加わって、学期始めより3名増えました。

今日は、冬休み前に研究計画を出してもらった人に、冬休みの進行状況を発表してもらいました。そのあと、まだ提出していない人には研究計画を口頭で発表してもらいました。とくにOさんはようやくテーマが決まってきたので、来週、関連する文献のリストを作ってくるよう指示しました。

次回は、モフタル・ルビスの『インドネシアの自画像』から、インドネシアの各民族がほかの民族にいだいているイメージについて述べている部分を選び出し、みんなで読んでみることにしました。来週の授業までにかならず読んできて下さい。また、インドネシア諸民族のアイデンティティに関心があるNさんには授業中にレジュメを提出するよう指示しました。

2009年1月15日

ゼミ生3人全員が無事に卒論の提出を終えました。お疲れ様でした。このあとは、卒論発表会の実行と卒論集(CD版)の作成に力を合わせてください。

今日は、今年最初の授業となります。まず、冬休みの課題を提出してもらいました。今日提出できない人は、来週月曜日夕方6時まで633にて受け付けることにします。

そのあと、来年から続いて、ピーター・ブルックの映画版マハーバーラタのガトートカチャの死の場面から最後まで鑑賞しました。

続いて、インドネシアのジャワの人形影絵芝居(ワヤン・クリ)の一部とジャワの宮廷舞踊をビデオで見てもらいました。人形影絵芝居の演目は「アルジュナ・ウィワーハ」と呼ばれるもので、マハーバーラタ第3編の中で描かれたアルジャナの冒険のエピソードを一つの独立した物語に仕立てたものです。宮廷舞踊の演目は「ブクサン・スリカンディ・スロデワティ」と呼ばれるもので、マハーバーラタ第4編の女戦士スリカンディ(原作ではシンカンディー)の戦いを踊りにしたもので、大変に優雅な戦いの踊りです。

このように、人口の9割近くがイスラーム化しても、マハーバーラタに由来する物語はインドネシア人、とくにジャワ人のあいだでは、自分たちの伝統文化の一部として受け継がれています。

次回からは、東南アジアの仏伝とジャータカについて説明をします。

2学期の期末レポートの課題を出しました。2月5日(木)の最後の授業時間中に提出してください。

■期末レポート課題(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (169KB, PDF)

2009年1月14日

2009年最初の読解の授業です。BBCNewsは2班による2008年12月9日の記事"Berapa 'hasil korupsi' kembali?"の翻訳を発表してもらいました。政府による汚職撲滅対策が効果を出しているという政府発表についての報道です。政府が取り上げているデータの出所はTransparancy Internationalであるようです。ここが発表している腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index)を見てみると、インドネシアは2008年に126位になっています(ランクが上ほど腐敗が少ない)。これは前年の141位よりは確かに好転していますが、2001年には88位、2004年には133位だったことを考えると、じり貧だったところをかろうじて踏みとどまったという感じです。

今日は、冬休みの宿題を提出してもらい、第3回小テストの答案を返却しました。冬休みの宿題をまだ出していない人は、今週の金曜日まで受け付けます。

テキストは第2章の最後まで進みました。来週は第3章Kondanganの最初から始めます。

今日のポイント:orang banyak banyak orangであれば「たくさんの人々」という意味になりますが、orang banyakは「群衆、一般大衆」という特別な意味になるので、注意が必要です。

期末試験は、1月27日(水)にすると案内していましたが、2月4日(水)におこないます。

2009年1月13日

今村仁司「儀礼と暴力―北タイの精霊儀礼について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993, pp.71-101.
■第1部実践宗教における儀礼の位相の第2章。2009年1月13日。

田辺繁治「供犠と仏教的言説―北タイのプーセ・ヤーセ精霊祭祀」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993, pp.35-70.
■第1部実践宗教における儀礼の位相の第1章。2009年1月13日。

田辺繁治「実践宗教の人類学―上座仏教の世界」
田辺繁治編『実践宗教の人類学―上座仏教の世界』京都大学学術出版会, 1993, pp.3-32.
■田辺繁治編の同タイトルの書籍に収められた序章。2009年1月13日。

今村仁司「儀礼と暴力-北タイの精霊儀礼について」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教の世界-』京都大学学術出版会.1993.pp71-101
■第1部実践宗教における儀礼の位相に収められた第二章。2009年1月13日。

田辺繁治「供犠と仏教的言説-北タイのプーセ・ヤーセ精霊祭祀」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教の世界-』京都大学学術出版会.1993.pp35-70
■第1部実践宗教における儀礼の位相に収められた第一章。2009年1月13日。

田辺繁治「実践宗教の人類学-上座仏教の世界」
田辺繁治編『実践宗教の人類学-上座仏教の世界-』京都大学学術出版会.1993.pp3-32
■序章。2009年1月13日。

2008年12月25日

今日は今年最後の授業です。出席者全員に冬休み以降の研究計画を提出してもらい、内容を検討しました。冬休みは研究計画にしたがって有意義に過ごしてください。

それではよい新年を。

2008年12月19日

今日は、青山が学内のシンポジウムで報告しなければならないため、臨時にビデオ資料を見てもらいました。NHKで2006年2月1日に放送された「偉大なる旅人 鄭和 第1回 運命の航海」(1時間30分)です。このビデオから、大航海時代に先立ってアジアに展開された海上交易ネットワークの広がりを知ってもらうことができます。

ミニ・レポートの解答の手引きと冬休みレポート課題を配付しました。レポートは年明け最初の1月23日の授業時に提出してください。

■冬休みレポート課題(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (511KB, PDF)

2008年12月18日

今日12月18日は木曜日ですが、月曜日の授業振替日がありました。先週に続き、パソコン実習室205で、Microsoft社のWordを使ってレポートを書くときに役に立つ技能を身につけてもらいました。今日は、パラグラフのレベルでスタイルを設定・保存し、実際にレポートを作成してみました。

次回は、冬休み以降の研究計画を提出してもらいます。

12月18日は木曜日ですが、月曜日の授業振替日となっているので、月曜日の授業が実施されます。

したがって12月11日(木)が2008年内に実施される最後の木曜日の授業となります。
12月15日(月)と12月22日(月)は通常どおり月曜日の授業が実施されます。

2008年12月17日

今日の授業は2008年最後の授業となります。小テストNo.3を実施したあと、テキストはp.20の下から10行目(...kedudukan yang rendah.)まで進みました。

冬休みの宿題として1) Para Nabi dan Rasul Tuhan2) Hari Akhiratの2つのテキストを配付しました。今日休んだ人は633まで取りに来てください。ドアの外のボックスに入れておきます。テキストを和訳して、冬休み明け最初の授業時に提出してください。

冬休み明けの最初の授業は、2009年1月14日です。第2班の人はBBCニュースの和訳を提出してください。

それではよい新年を迎えてください。Selamat Tahun Baru.

2008年12月15日

今週は12月15日と12月18日の2回にわたって、パソコン実習室205で、Microsoft社のWordを使ってレポートを書くときに役に立つ技能を身につけてもらいます。

今日は、パラグラフの概念を説明したあと、ページ、パラグラフ、フォントの3つのレベルでスタイル(文章の見栄え)を設定することができることを理解してもらいました。とくに、パラグラフのレベルでは、インデントとタブを使いこなせるようになることが重要です。

次回は、パラグラフのレベルでスタイルを設定・保存し、実際にレポートを作成してみることにします。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
ファイル1(説明)をダウンロード (304KB, DOC)

ファイル2(練習)をダウンロード (89KB, DOC)

2008年12月12日

今週は、前回途中で終わった第11章のレポートの途中から報告をしてもらいました。ここまでが、インドネシアの歴史を扱ったテーマです。そのあと、第12章「イスラームdanインドネシア」と第13章「バリの社会と文化」の報告をしてもらいました。

第13章の報告は途中まで時間がきたので、次回はこの続きから報告をしてもらいます。第14章以降担当の人も準備をしておいてください。

2008年12月11日

今日は、今年最後で、かつ卒論提出前最後のゼミとなります。イスラーム寄宿塾での教育をテーマにしているK君と羽衣伝説をテーマにしているS君の卒論指導をおこないました。K君の卒論についてはできあがってきた第1章の原稿を中心に検討をおこないました。S君の場合は足らない資料をCiNiiによって資料を集めてもらうことにしました。

卒論提出日は1月8日と9日です。また、卒論発表会についての説明があるので、翌週の1月15日にも全員集合してください。

今日は、今年最後の授業となります。ピーター・ブルックの映画版マハーバーラタの続きを鑑賞しました。有名なバガヴァットギーターのエピソードも今日見た部分の一部にありました。今日は、ガトートカチャの死の場面まで進みました。次回はこの続きから鑑賞します。

冬休みの課題を出しました。年明けの1月15日の授業時に提出してください。

■冬休み課題(下からダウンロードできます)
課題をダウンロード (112KB, PDF)
別紙テキストをダウンロード (816KB, PDF)

それでは、よいお年を迎えてください。

2008年12月10日

今日のBBCニュースはシドアルジョの泥水噴出事故に関連して、被害住人側が補償金の分割払いを拒否したというものでした。

テキストはp.18の下から5行目...harus dibeli. まで進みました。次回はこの続きから始めます。

今日のポイントです。
1. ... orang terhadap siapa mereka harus merasa malu. この文のterhadap siapaは英語のtoward whomに対応しています。「彼らが恥ずかしいと感じる相手となる人」
2. berurai airmata kepedasan この文にあるkepedasanの共接辞ke-anは、形容詞を語根として《被害的状況》を表した形容詞の派生語を作っています。この文は「辛さのせいで涙をポロポロと流す」と訳せます。類似の派生語としてはほかにkesepian「寂しがっている」、kekurangan「不足している」などがあります。

次回は、第3回の小テストを予定していますから、しっかりと復習をしておいてください。

2008年12月 9日

今週は、KSさんの卒論の予定テーマ「インドネシア人の食と生活」に関連して、秋野晃司・小幡壮・渋谷利雄編『アジアの食文化』(建帛社、2000年)に収められたインドネシアのトラジャ人の食文化についての論文のレジメを報告してくれました。

食文化といっても、日常の食事と、儀礼と関連したハレの場の食事とは異なりますし、何を食べるか、どのように調理するか、どのように食べるかといったさまざまな面に、民族の歴史が背景にあります。まずは、関連する文献を探して文献目録を作成し、事例を集めるようにしてください。

来週は、12月15日と月曜日の授業振替日になる12月18日(木)の2回、ゼミがあります。この2回では、205PC実習室でMicrosoft Wordを使った卒論作成に役に立つテクニックについての実習を行う予定です。

2008年12月 5日

今週は、インドネシアの風刺マンガ家スダルタ氏をテーマにしているF君とイスラーム寄宿塾での教育をテーマにしているK君の卒論指導をおこないました。二人とも順調に進んでいるようなので、あとは書き続けるだけです。来週は、卒論の原稿のうちできあがっている部分を提出してもらい、原稿の形式についてチェックする予定です。

今週は、前回途中で終わった第9章のレポートの途中から報告をしてもらいました。そのあと、第10章「民主改革期のインドネシア」と第11章「東ティモール問題」の報告をしてもらいました。

第11章の報告は途中まで時間がきたので、次回はこの続きから報告をしてもらいます。第12章以降担当の人も準備をしておいてください。

2008年12月 4日

今日は、最初に、先週提出してもらった小レポート#1を返却し、物語とテキストの区別の重要性について説明を付け加えました。冬休み前に小レポート#2の課題を出す予定です。

このあと、先週に続いて『マハーバーラタ』のビデオを見てもらいました。長大な物語を3時間で語るので、かなり省略があります。鑑賞の流れを妨げない程度に、ところどころ解説をいれました。

今日は、「森林編」でアルジュナがヒマラヤ山中で修行に励んでいる場面の始まりまで見ることができました。来週はこの続きから始めます。

2008年12月 3日

今週はBBCニュースの提出がなかったので、来週にまわします。1班の担当です。第2回小テストの答案を返却しました。第3回小テストは17日におこなう予定です。

今日は、第2章のp.19の第3行め、dengan baik.の文まで進みました。次回のこの次から進みます。

今日のポイントは以下のとおりです:
1. konon 《伝聞》を表します。「...ということだ。」「...と言われている。」と訳せます。
2. pekerjaan yang dilarang agama 名詞+yang+di形動詞+動作主体の構文です。「宗教によって禁じられている行為」と訳せます。
3. yang mereka pertimbangkan yang+動作主体+ゼロ形動詞の構文です。3人称の動作主体の場合は上記2のようにdi形動詞を使うのが普通ですが、ここではゼロ形動詞を使っています。yangに先行する名詞が無いので、ここではyang自体が「...すること」という意味になります。「彼らが考慮すること」と訳せます。
4. menyebabkan ia mendapat malu 使役動詞+目的語+動詞の構文です。「彼を恥じ入らせる」という意味です。
5. Ilustrasi ... dapat kita baca dalam ... 目的語+《可能》助動詞+動作主体+ゼロ形動詞+副詞句の構文です。「...についての具体例を私たちは...のなかに読み取ることができる。」と訳せます。
このように、今日の部分には動詞構文のいろいろな使い方があるので、十分に復習をしておいてください。
このほかに、
6. baik A, maupun B AのみならずBも
7. berlainan dengan A, B Aとはことなって、B
といった構文にも気を付けてください。

2008年12月 2日

ヴァルター・ベンヤミン 「複製技術の時代における芸術作品」
ヴァルター・ベンヤミン、編集解説佐々木基一『複製技術時代の芸術』晶文社.1999.pp9-49
■1936年の論文。2008年12月2日

2008年12月 1日

今週の3年次ゼミは、2008年度第3回イスラーム文化表象科研研究会への参加をもって出席に代えました。詳しくは研究会の案内のページを見てください。

2008年11月28日

今週は、報告予定者が出席できなかったので、来週に順延とします。来週は、冬休み前の最終・中間発表になりますから、卒論の全体像が示せるようにまとめてきてください。

今週は、外語祭終了後の最初の講義となります。前回に引き続き映画『危険な年』を最後まで見てもらいました。1965年9月30日事件の頃の雰囲気を読み取ってもらえればいいと思います。

そのあと、レポートの第9章「スハルト政権下のインドネシア その2 (1980年代後半~98年)」を報告してもらいました。第3節のアジア通貨危機の途中までで時間がきたので、次回はこの続きから報告をしてもらいます。第10章以降担当の人も準備をしておいてください。

外語祭前に出していた小レポートを提出してもらいました。今日出せなかった人は、来週の月曜日には必ず提出してください。

2008年11月27日

今週は、外語祭後の最初の講義です。最初に、著作権の「同一性保持権」の考え方が、古典的作品には当てはまらないことを説明しました。続いて、マハーバーラタについての資料を配付し、登場人物の関係、物語の概要を説明しました。

そのあと、ビデオでマハーバーラタを見てもらいました。Peter Brookの1989年の映画Tha Mahabharataの前半を見てもらいました。これはピーター・ブルックが演劇として上演したものを映画化した作品です。多国籍キャストによるシンプルな様式で、「人類の偉大な物語」を描ききっています。

この作品については、以下のウェブページが参考になります。
Internet Movie Databse: The Mahabharata
THE MAHABHARATA: a film by Peter Brook
THE MAHABHARATA: A Family Chart (人間関係を写真入りで整理しています)

3時間のビデオなので、今週を含めて3週かけて見ていく予定です。今週は最初のイントロだけを見ました。次回はこの続きから見ていきます。

外語祭の前に課題を出しておいた第1回小レポートを提出してもらいました。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (220KB, PDF)

2008年11月26日

今日は外語祭明けの初日だったせいか出席者が少なかったようです。

予定通り小テスト2を実施しました。来週、結果を返します。

テキストは、p.18の1行目...yang berdosa. まで進みました。来週はこの続きから進めます。

今週のポイントです:

1. A sejalan dengan B
まず、接頭辞se+名詞には以下の3つの用法があることを頭にいれておいてください。
1) se=satu「一つ」 これは基本です。sehari(一日)
2) se=sama「同じ」 kawan sekantor(同じ職場の同僚)
3) se=seluruh「全体」 se-Indonesia(全インドネシア)
sejalanのseは2)の用法と考えるとよいでしょう。つまり、「AはBと道を同じくする」という意味です。この意味から、どのような日本語に訳すかは日本語力の問題です。ここでは、「AはBに通じる」「AはBにつながっている」などと訳すことができます。

2. sipat=siftat
sifatはアラビア語に由来します。インドネシア語にはもともとfの音がないので、インドネシア語風に発音しやすく変化したものがsipatです。同様の例として、英語のNovemberがインドネシア語のNopemberに変化した例があげられます。テキストの単語が辞書にない場合は、このような変化の可能性も考えてみるとよいでしょう。

2008年11月25日

2008年11月19日(水)から11月25日(火)までの1週間は、第86回外語祭が開かれるため休講となります。ただし、19日は準備、25日は後かたづけの日ですので、外語祭の開催は20日(木)から24日(月)までの5日間となります。

2008年11月18日

Jones, Trade
Jones, Early tenth century Java the inscriptions. Dordrecht, Holland ; Cinnaminson, U.S.A. : Foris Publications, 1984
■Early tenth century Java the inscriptionsに収められた第1章。2008年11月18日。

2008年11月17日

11月17日月曜1限に、東南アジア地域基礎IIのリレー講義「東南アジア研究入門」の第5回として、「歴史:古代史」を担当します。担当日は11月10日から11月17日に変更されました。

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2008年11月14日

今週は、DVDで映画『危険な年』(The Year of Living Dangerously, 1982, 英語字幕版)の解説資料を配付し、続きを鑑賞しました。ビリーがガイにワヤン(影絵芝居)の意味を説明する場面から、ジルが暗号通信で伝えられた情報をガイに教える場面までです。次回は、この続きから見る予定です。

来週は外語祭のため休講なので、次回は11月28日です。小レポートの課題を出したので、次回の授業時に提出してください。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
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■次回提出の小レポート課題(下からダウンロードできます)
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2008年11月13日

今週は、インドネシアの風刺マンガ家スダルタ氏をテーマにしているF君の卒論指導をおこないました。風刺画の歴史についての節をスダルタ氏の略歴を扱った第3章の最初にいれること、最後の章には卒論全体の結論を書き込むようアドバイスしました。

S君には、羽衣型民話以外の民話もあつかうかどうか、早急に決めるようにアドバイスしました。羽衣型民話以外の民話も扱う場合には、インドネシアのどの民話をあつかうかフリースの民話集のなかから選択し、それに対応する日本の民話の典拠を確定することが必要です。羽衣型民話に限定するのであれば、日本、中国、その他の地域に見られるテキスト例をもあつめて、東アジア圏の羽衣型民話全体をあつかうようにするとよいでしょう。

今週は、ビデオを使ってタイのラーマキエン、バリのケチャに見られるラーマ物語を紹介しました。

次週は、外語祭のため1回休講です。次回は11月27日に、物語の「同一性」の問題に続いて、マハーバーラタについての講義から始めます。マハーバーラタの登場人物一覧を配付したので、来週までに人物の関係図を作ってきておいてください。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
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今週は、第1回小レポートの課題を出しています。欠席した人は下の案内をよく読んで、その指示にしたがってください。
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東南アジア古典文化論(青山 亨)第1回小レポート課題「ラーマーヤナ」

形式:A4判用紙に横書き800字以内。上部にレポート題目(上記)、氏名、学生番号を明記。
提出:2008年11月27日(木)授業時間中。
評価:平常点に加算。
課題:以下の指示にしたがって英語の電子版の参考文献を読んでレポートを作成する。

1) 学内のパソコンから次のサイトにアクセスしてください:
http://www.tufs.ac.jp/common/library/local/online/ondb-j.html

2) Gale Virtual Reference Libraryの「接続」をクリックし、Gale Virtual Reference Libraryの検索画面に入ってください。

3) 検索ボックス(Findの右の箱)に半角英字で「Ramayana」と入力し、Searchボタンをクリックしてください。

4) 検索結果が表示されたら、最初の検索結果「1. Rāmāyana. Velcheru Rao.」をクリックし、宗教百科事典のRāmāyanaについての論文を表示してください。なお、右上の翻訳語の欄からJapaneseを選び、Translateボタンをクリックすると日本語訳が表示されます(機械翻訳なので参考程度に)。

5) この文章を読んで次の設問に答えてください:
現在、標準的なラーマーヤナのテキストとみなされているのは、ヴァールミーキ作とされているサンスクリット語の7巻本のラーマーヤナである。この論文を読んで、現存するラーマーヤナがどのような経緯で成立したのか、また、そのなかでヴァールミーキがどのような役割をになっているのかを説明しなさい。

今週のBBCニュースは、Sistem tsunami diresmikan (津波警報システムの導入)でした。

訳はよくできていました。しかし、訳語の選択にもっと注意をしてほしいと思います。
 lapisan bumi 「地球の層」という訳よりは「地層」
 kawasan pantai 「浜辺の地域」という訳よりは「海岸地帯」
文章のタイプや文脈によって訳語を考えるようにしてください。

テキストは第2章第1パラグラフのdan lain-lainnyaまで終わりました。次回は、この続きから進みます。

今週のポイントは:
1. bukan saja A, melainkan juga B. 「Aだけではなく、Bもである」という構文です。英語のnot only A, but also Bに対応します。
2. merasa heran ketika melihat... 情動を表す動詞・形容詞のあとの接続詞は情動の原因・理由を示す語を導く働きをもっています。日本語に訳すときは、「...を見て驚く」の「て」くらいの軽い訳をつけておくとちょうどよい場合が多いです。

第2章以降のテキストのコピーをもらっていない人は633まで取りに来てください。

次回は、外語祭で1回休講があるので、11月26日になります。今日したところまでを範囲に小テストをおこないますから、しっかりと復習をしておいてください。


2008年11月10日

今日は、卒研のテーマとしてインドネシア語の本を日本語に翻訳することを計画しているYさんと、卒論のテーマとしてtumpeng(スラマタン儀礼のときに供される、円錐形のごはんにいろいろなおかずを添えたジャワ料理)を取り上げる予定のSさんに報告をしてもらいました。

Yさんはまだ翻訳の対象とする本を決めていないので、今回は翻訳論についての本(鈴木主税『私の翻訳談義』河出書房新社、1995年>朝日文庫、2000年)のレジュメを報告してもらいました。

原語のテキスト→日本語のテキストの「直訳」ではなく、原語テキスト→テキストの意味→日本語のテキストの「意訳」が大切なことが主張されています。議論のなかでは、日本語のテキストが時代とともに古くなるために、新しい訳が必要とされることがあることが指摘されました。冬休みが始まる前に翻訳の対象となる本を決めるとよいでしょう。

Sさんの報告は、スラマタンについての英語のエッセーの和訳に基づいておこなわれました(Landung Simatupang, "A Taste of Metaphor: Food in a Javanese Selamaten," Latitudes, February 2003).

Tumpengについては、それぞれの食べ物に込められた象徴的意味、日本のお節料理との比較、tumpengがジャワの文化からインドネシアの文化へ変化した政治的背景、ご飯を黄色に着色することの意味など、いろいろと調べるてみるとおもしろい点があるようです。

次回は、まだ発表していない3名の報告をお願いします。

2008年11月 7日

今週は、第8章の残りと、第7章「インドネシア国軍(その起源・展開・現在)」の報告をしてもらいました。第7章の報告はよくまとまっていたと思います。

そのあと、DVDで映画『危険な年』(The Year of Living Dangerously, 1982, 英語字幕版)の途中まで鑑賞しました。ビリー・クワンがガイ・ハミルトンにワヤン(影絵芝居)の意味を説明する場面までです。次回は、この続きから見る予定です。

2008年11月 6日

来年度3年次にあがる方は、11月25日から12月1日までに希望するゼミを教務課にとどけなければなりません。ゼミ決定のプロセスを助けるために、届け出期間に先立って、各教員が個別にゼミについてのガイダンスを開くことになっています。

青山ゼミについては、11月6日(木)の3限に633で個別ガイダンスを開きます。参加する人は遅れないように来てください。このゼミは総合文化コースと地域・国際コースの両方に開いていますので、ガイダンスも両コースの人を対象としています。

個別ガイダンスに参加できない人は、オフィスアワーに来室するかメールで相談してください。

今週は、インドネシアと日本の民話の比較をしているS君の卒論指導をおこないました。とりえあえず、天女の民話(羽衣伝説)を取り上げているようなので、日本側の民話の典拠を示すことと、日本での先行きちんと押さえることをアドバイスしました。

来週はF君の番ですが、S君にももう一度来てもらうようお願いしました。

今週は、最初に登場人物の関係について確認したあと、インドネシアのプランバナン寺院の浮き彫りに見られるラーマ物語を基本的な資料とし、ラーマ王子の物語の展開を追いました。続いて、現代の芸能におけるラーマ物語の表現についても少しふれました。

最後に、「古典」における「同一性保持」の問題についても考えてもらう予定でしたが、時間がたりなかったので、来週にまわします。

同一性保持の問題については以下を参考にしました。
中川譲「クリエイティブコモンズ」『Web担当者Forum』インプレスR&D 2007年2月1日
Wikipedia「おふくろさん騒動」

来週は、続いて現代のバリ島やタイの芸能に見られるラーマ物語について講義する予定です。

2008年11月 5日

今週のBBCニュースは、Cina potong suku bunga lagi(中国人民銀行[=中国の中央銀行]による再利下げ)でした。

この中に、secaraを使った構文が2か所ありました。訳し方に注意してください。

diharapkan secara luas untuk...
...することが広く期待されている。/...してほしいという期待が広まっている。

mengakibatkan tekanan terhadap pertumbuhan ekonomi secara keseluruhan
全体としての経済の成長に(マイナスの)圧力をもたらす。

そのあと、前回おこなった小テストの答案を返却し、次回以降の読解のテキストのコピーを配付しました。テキストのコピーをもらっていない人は633まで取りに来てください。

テキストは、p.16の第2パラグラフの途中(melainkan individualistisの文)まで終わりました。次回は、この続きから始め、第1章が終わったら、新しく配った第2章のテキストに入ります。

Perasaaan ikut memiliki atau menjadiの文と、Berlainan dengan di Indonesiaの文は、やや複雑な文なので、文の仕組みをしっかりと理解してください。

2008年11月 4日

ジーン・レイブ、エティエンヌ・ウェンガー「正統的周辺参加」「実践、人、社会的世界」「実践共同体における正統的周辺参加」
ジーン・レイブ、エティエンヌ・ウェンガー『状況に埋め込まれた学習-正統的周辺参加-』産業図書、1993
■『状況に埋め込まれた学習-正統的周辺参加-』に収められた第1章、2章、第3章。2008年11月4日。

2008年10月31日

今週は、10月10日に提出してもらったレポートを返却しました。

続いて、先週できなかった第5章の報告に対する質疑応答から始めました。そのあと第6章「政治と経済の視点から見たスカルノ時代」と第8章「スハルト政権下のインドネシア(1)」の報告の途中までしてもらいました。第7章は報告者が欠席だったので次回に回します。

第6章では、1959年の制憲議会の解散と45年憲法への復帰によってスカルノ大統領による独裁体制が固まった点を見落とさないようにしてください。

次回は第8章の残りと第7章の報告をしてもらったあと、スカルノ政権末期のインドネシアを舞台にした映画『危険な年』を2週間にわたって見てもらう予定です。

2008年10月30日

今週は、先週に続き、ヴィシュヌの10アヴァターラ(転生)について説明しました。ラーマとクリシュナは第7番めと第8番めの転生にあたります。

そのあと、ラーマ王子を主人公とする物語(ラーマーヤナの名で知られる)を題材に取り上げて、テクストと物語の関係、ナラティブ論の基本を説明しました。

今週は、ラーマ物語の登場人物一覧とあらすじを配付しましたので、次回までにあらすじをしっかりと頭にいれておくようにしてください。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
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2008年10月29日

今週のBBCニュースの報告は、パプアの学生運動家たちが釈放されたというニュースでした。

そのあと、これまでの範囲を対象にした小テストをおこないました。2学期は全部で3回の小テストを行う予定なのでしっかりと復習をしておいてください。

テキストは、p.15の第2パラグラフの最後まで進みました。来週はこのパラグラフの説明の後、第3パラグラフから進みます。

来週は、第2章以降のテキストのコピーを配付する予定です。

今週のポイント:
1. mempertanggungjawabkannya 「責任がある」、「責任を負う」、「責任を取る」、「責任を果たす」、といった訳が考えられます。文脈に応じて訳し分けましょう。

2. tidak A, melainkan B 「AではなくB」という重要な構文です。しっかりと身につけてください。

2008年10月28日

10月28日火曜1限に、総合文化コース専修専門(宗教学)のリレー講義『世界に現れる「神」』の第4回として、「インドネシアの神・神々・カミ」を担当します。

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2008年10月27日

今日は、卒論のテーマで「在日インドネシア労働者の問題と対策」を選んだKさんの報告についてみんなで検討しました。

報告は、社団法人日本・インドネシア経済協力事業協会(Japan Indonesia Association for Economy Cooperation, JIAEC)での聞き取りに基づくもので、日本で働くインドネシア人研修生一般の問題と、EPAに基づく看護師・介護福祉士受け入れについての問題について触れてもらいました。

なお参考までに以下の情報をあげておきます。

インドネシア人看護師・介護福祉士候補の受け入れ事業の日本側窓口になっているのは国際厚生事業団(JICWELS)です。

インドネシア人看護師・介護福祉士候補に対する日本語などの研修は、財団法人海外技術者研修協会(The Association for Overseas Technical Scholarship, AOTS)でもおこなっています。


今後は、日本での外国人労働者の問題全般や日本の移民政策についての先行研究をまとめてみてください。

次週は文化の日なので、次回は11月10日です。まだ卒論のテーマが決まっていない人は、次回に暫定案を出すようにしてください。

2008年10月24日

今日は、前回途中までだった第4章「日本軍政期のインドネシア」の残り、第3章「民族意識の形成と展開」、第5章「独立戦争期のインドネシア」の報告をしてもらいました。

日本軍政期では、ペタによるブリタルの反乱の意味に注目してください。

民族意識の形成では、文化(ジャワ)、宗教(イスラーム)、イデオロギー(共産主義)に基づいた民族主義運動がいずれも挫折していったなかで、国民(インドネシア人)を核にした民族主義が最後まで生き延びた流れに注目してください。

独立戦争期では、オランダに対する軍事的抵抗と並行しておこなわれた国際社会での外交努力に注目してください。

次回は、時間切れでできなかった第5章の報告に対する質問に続いて、第6章~第8章の報告をしてもらう予定です。

2008年10月23日

今週は、ヒンドゥー教の主神であるシヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーについて説明した後、「インド的時間・歴史観」について説明しました。とくに、クリタ・ユガ、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、カリ・ユガからなる宇宙時間観は大事ですから、よく理解しておいてください。

次回は、各ユガに現れるヴィシュヌの化身についての残りを説明し、ラーマーヤナの説明に進みます。

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今日は、スダルタ氏の風刺画を卒論のテーマに選んでいるFさんと面談しました。卒論の構成についていくつかアドバイスを与えました。「マンガ」、「風刺」などの大きな概念を使うよりは、「風刺画」というより具体的な概念に絞って議論をしぼった方がよいでしょう。あとは、どんどん書き進めてください。

2008年10月22日

今週は第2班にBBCニュース(インドネシアは危機に陥らないとユドヨノ語る)を発表してもらいました。とてもよくできた訳文なので感心しました。

テキストはp.13の第2パラグラフのSedang sopir bis di Jepangの前の文まで進みました。次回はこの文から始めます。

今日のポイントは、句読点の区別はけっして自明ではないことです。インドネシア語の文を読むときでも、ときにはコンマとピリオドを入れ替えてみると文の意味がより明解になることがあります。

2008年10月21日

吉原直樹「アーバン・バンジャールの一存在形態-デンパサール市バンジャール・ゲレンチェンの事例-」
吉原直樹『グローバル・ツーリズムの進展と地域コミュニティの変容:バリ島のバンジャールを中心として』御茶の水書房.2008.pp101-142
■第四章。2008年10月21日。

吉原直樹「デサとバンジャール-歴史的展開と布置構成-」
吉原直樹『グローバル・ツーリズムの進展と地域コミュニティの変容:バリ島のバンジャールを中心として』御茶の水書房.2008.pp19-43
■第一章。2008年10月21日。

2008年10月20日

今日は2学期最初のゼミとなり、6名が参加しました。

まず、夏休みの共通課題であった、インドネシア人福祉介護士・看護師を受け入れる施設向けの資料として、インドネシア人の生活習慣を紹介するブックレットを作成するプロジェクトの進行状況を報告してもらいました。

ブックレットには、イスラームを中心としてインドネシア人の慣習(ハラル食品の概念、ラマダンや礼拝のことなど)の解説、2008年版礼拝時刻表、ハラル食品リスト、インドネシア食材店・料理店マップなどを載せることになっています。中心となるデータは集まっていました。ただし、礼拝時刻は時間と場所に応じて異なるので、礼拝時刻を計算してくれるウェブサイトを紹介した方がいいこと、ハラル食品リストについては発行所の許可を得る必要があること、インドネシア食材店・料理店リストは地域順に順番を並べ直すことを指摘しました。全体のコーディネータを決めて、とりまとめを進めるようにしてください。

卒論の準備については、参考文献リストを出してくれたのは二人だけでした。今日は、「イスラム教徒女性のヴェール、ジルバブ・ファッション」というテーマを出してくれたDさんのレジュメについてみんなで検討しました。レジュメにしてもらった文献は以下のものです:

中山紀子「スカーフに見るイスラームの多様性~トルコ、O村の事例より~」鈴木清史・山本誠(編)『装いの人類学』(人文書院, 1990年)
世俗主義とイスラーム主義が併存するトルコでは、村独自のスカーフをかぶる村の女性、スカーフをかぶらない都市の世俗主義の女性、トルコ伝統のスカーフをかぶるイスラーム主義の女性という風に、スカーフのかぶり方にも多様性がある、という内容の論文です。インドネシアの状況を理解するうえでも示唆的であると思いました。

次週は、他の人も参考文献リストとレジュメを出すようにしてください。

2008年10月17日

今週は、皆さんの夏休み課題レポートのコピー・製本が完成したので、配付しました。今日欠席した人は、できるだけ早く青山(633)まで受け取りにきてください。

先週の課題レポート(日本軍政期のインドネシア)を提出してもらいました。

今週からは、毎週3人の割合で、夏休み課題レポートの内容を報告してもらいます。1人20-25分の持ち時間とします。黒板を使ったり、補足資料を配ったりするのは自由です。

今日は、第1章「オランダ東インド会社と17-18世紀のインドネシア」、第2章「19世紀・オランダ領東インド」、第4章「日本軍政期のインドネシア」(途中まで)の報告をしてもらいました。

2008年10月16日

今週は今学期最初の全員の顔合わせとなりました。全員に卒論の進捗状況について報告してもらいました。これからは、まず卒論の全体構成を考えてもらい、書けるところ書き始めてください。

今週以降は、基本的に毎週交代で1人ずつ卒論指導をおこなうことにします。ただし、相談があるときはいつでも来室またはメールしてください。

先週は休講でしたので今週が第2回となります。「インド的世界観」について講義し、贍部州、須弥山、六道などの基本的概念について解説しました。なお、今日配付した資料は、サンスクリットのローマ字表記が不完全でしたので、訂正版を下からダウンロードできるようにしておきました。

先週休講の代わりとなる課題レポートを提出してもらいました。

■今週の配付資料(訂正版)(下からダウンロードできます)
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2008年10月15日

今週は第1班にBBCニュース(タイでインドネシア語への関心たかまる)を発表してもらいました。

先週休講の代わりに出した課題を提出してもらいました。

テキストはp.12の下から7行目まで進みました。次回はここから始めます。

今日のポイントは次の2点です:
1. belakangan belakangは「背中」「後ろ」の意味ですが、belakanganまたはbelakangan iniは「最近」の意味です。一般的に言ってインドネシア語では「前」が未来、「後ろ」が過去となります。

2. Banyak A yang B 「BであるAが多い」「多くのAがBである」。このyangは強調構文のyangです。インドネシア語ではよく見られる構文なので覚えておきましょう。

2008年10月10日

青山の海外出張にともない、申し訳ありませんが以下の授業を休講とします。教務課を通じて掲示もだしています。

10月6日(月)5限 アジア文化論演習
10月7日(火)3限 インドネシア語作文
10月8日(水)2限 インドネシア語読解
10月9日(木)4限 アジア文化論講義(ジャワ古典文化論)
10月9日(木)5限 卒業論文演習

休講にともなう補講課題については授業中に指示を出すとともに、このブログにも載せる予定です。

なお、青山が担当している以下の授業は休講とはなりません。ご注意ください。
10月7日(火)3限 多言語・多文化社会論入門
10月10日(金)3限 地域基礎I

2008年10月 3日

今日は2学期最初の授業となります。夏休みの課題レポートを提出してもらいました。この時間に出せない人は、今日の午後6時30分まで、あるいは、10月6日(月)の午後5時までに633のドアの箱に提出してください。一人でも遅れるとコピーと製本が間に合わなくなりますから、これ以上遅れないようにしてください。

続いて、地域基礎IとIIの1学期期末試験の答案を返却しました。地域基礎IIの方は低迷している人が多かったので、2学期はがんばってもらいたいと思います。

そのあと、近代文学のレジュメを配付し、インドネシアの近代文学について講義をおこないました。

来週10月10日は、青山がインドネシア出張のため休講となるので、TAに授業を進めてもらいます。ビデオ資料を見て、配付したワークシートを行ってください。そのあと、資料を配付するので、その内容をよく読んだ後、与えられた課題についてレポートを作成してください。

ワークシートは当日教室で提出してください。提出した人を出席者として扱います。レポートは、当日完成した人は教室で提出してもらってかまいません。それ以外の人は再来週10月17日の授業時間に提出してください。

夏休みレポートは、10月17日から毎週3人をめどに発表してもらいますから、第6章までの担当者はしっかりと発表の準備をしてきておいてください。1人あたりの持ち時間は20分とします。当日、自分で準備した追加資料を配付したり、資料の提示をおこなうことは自由ですので、工夫してください。

2008年10月 2日

今日は、出席できた学生からは直接、出席できなかった学生からはメールを通じて、卒論の進捗状況について報告を受けました。

来週は、青山の海外出張のため休講とします。次回は、10月16日に出席してください。

今日は、「ジャワ古典文化論」の第1回でした。授業の概要を説明したあと、東南アジアのさまざまな地域の宗教的様相を示す写真を見て、東南アジアの文化の多様性について考えてもらいました。

次回は、青山が海外出張のため休講となります。レポート課題を出しましたので、再来週10月16日の授業時に提出してください。提出をもって出席とします。

2学期からは教室が326に変更されています。ご注意ください。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
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■今週の課題(下からダウンロードできます)。10月16日に提出してください。
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2008年10月 1日

今日は、夏休み課題(Tsunami dan Kisah Merekaから2点和訳)の提出のあと、1学期期末試験答案と地域基礎IIの1学期期末試験答案(受講者のみ)を返却しました。本日、夏休み課題が提出できない人は次回までに提出してください。

今日は、Orang dan Bambu Jepangの第1章、p.1の下から2行目まで進みました。次回は、この続きから進みます。

今日の授業のポイントは:
1. アラビア語起源の単語は綴りに揺れがある:sとsy、語末のhとtなど。
2. 一つの辞書では意味が確定しないことがある。複数の辞書から意味を「読み取る」こと大事である。
3. 接続詞や関係詞を含む長い文は、接続詞や関係詞のところでいったん切って訳すとうまくいくことがある。

次週は10月8日は青山のインドネシア出張のため休講しますので、次回は10月15日です。休講日の課題として、エッセーKreativitas Humor yang Seriusの一部を和訳してもらいます。課題をもらっていない人は633まで取りに来てください。

次回から、いつものとおりBBCニュースの発表をしてもらいます。次回の担当は第1班ですから、準備をしておいてください。

2008年9月29日

1年生と2年生を対象にした個人面談が9月26日(金)と9月29日(月)にあります。時間割は青山研究室(641)と降幡研究室(643)の前に貼ってありますから、まちがえないように来室してください。主専攻語の「カルテ」を忘れずに持参してください。

2008年7月24日

今週は、7月24日(木)に月曜日の振り替え授業がおこなわれました。

ゼミの皆さんから、卒論・卒研のテーマとして考えていることを発表してもらいました。

8月からインドネシア留学を予定しているYYさんを除くと、KYさんは在日インドネシア人のための生活ハンドブックの作成、YSさんはインドネシア語の戯曲の日本語訳テキストの作成、SNさんは、nasi tumpengに見られるジャワ文化のインドネシア化についての研究をそれぞれのテーマとして出してもらいました。nasi tumpengというのは黄色の円錐状のご飯のまわりにいろいろなおかずをもった料理で、誕生日などの機会によく出されるものです(nasi tumpengの写真)。

そのうえで、受講生の皆さんには、夏休みの間に卒論・卒研に予定しているテーマに関連する文献のリストを作り、その中から少なくとも一つを読んでレジュメを作ることを夏休みの宿題としました。

これと並行して、来日するインドネシア人福祉介護士・看護師のために外大生として何ができるか考えてもらいました。その結果、夏休みを利用して、受け入れ施設向けの資料として、インドネシア人の生活習慣を紹介するブックレットを作成してみることになりました。

ブックレットには、イスラームを中心としてインドネシア人の慣習(ハラル食品の概念、ラマダンや礼拝のことなど)の解説、2008年版礼拝時刻表、ハラル食品リスト、インドネシア食材店・料理店マップなどを載せることとしました。

それでは、充実した夏休みを過ごしてください。

2008年7月23日

今週は、期末試験を実施しました。

1学期に読んだJakarta Tempo Doeloeのテキストに出てくるオランダ語の人名・地名のカタカナ表記をまとめた表を配布しました。

夏休みの宿題としてTsunami dan Kisah Merekaから選んだテキスト2点を配布しました。日本語に翻訳し、2学期最初の授業中に提出してください。

2学期に読む予定のOrang dan Bambu Jepangの第1章のコピーを配布しました。夏休み中に予習をしておいてください。なお、2学期の授業をリピートで受講する人がいる場合には、第1章以降に読む章については新しい章を選ぶ予定です。

それでは、充実した夏休みを過ごしてください。

2008年7月18日

今週は1学期最後の授業になります。予定通り、期末試験を実施しました。

これまでに受け取っていたワークブックの練習および映画『ビューティフルデイズ』の課題を返却しました。

夏休み課題レポートの各テーマの担当を決定しました。それぞれ、2学期最初の授業までにレポートを仕上げてください。

それでは、充実した夏休みを過ごしてください。

今週のゼミは、第2回イスラーム文化表象科研研究会に参加することで出席としました。タイ映画『蝶と花』を鑑賞し、説明を受けました。タイ映画でありながら、南タイのマレー人ムスリム社会を舞台にした珍しい映画です。鉄道でマレーシア国境へ行くと、マレー的色彩が濃厚になるところが興味深かったです。

ゼミのあとで、これまでの研究の進捗状況の報告をしてもらい、夏休みの調査・研究計画の確認をおこないました。とくに、インドネシアの政治風刺画・ジョークをテーマにしているFさんは、7月11日に開催された風刺マンガ家スダルタ氏の講演会に参加し、大きな収穫があったようです。

今学期は今週で最後です。充実した夏休みを過ごしてください。

2008年7月17日

今週は1学期最後の授業となります。配布資料にもとづき、最初に各自に作業をしてもらい、そのあと全員で検討をおこなって1学期の授業の総括をおこないました。

期末レポートを提出してもらいました。今日提出できなかった人は来週の木曜日までに633に提出してください。

■今週の配付資料(下からダウンロードできます)
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2008年7月16日

今週はBBC Indonesiaのニュースは青山の方で準備が間に合わなかったのでお休みにしました。
小テスト第2回の答案を返却しました。

テキストは第8章の第1パラグラフまで進みました。

来週は期末試験です。範囲はテキストの第1章の最初から第7章の最後までです。しっかりと復習をしておいてください。また、夏休みの課題を提出する予定です。

今週のポイントは以下のとおりです:
bukan A, melainkan B 「Aではなく、B」という構文です。
Ir. H. Juanda Ir.はInsinyurの略、H.はHajiの略です。Insinyuruは旧制度において理系の学部を卒業した人に与えられる称号、Hajiはメッカ巡礼を済ませた人に対する称号です。

2008年7月15日

飯島茂「エスニシティの変化」
坪平良博編『講座東南アジア学 第三巻 東南アジアの社会』弘文堂.1990.pp246-275
■Ⅳ部現代のエスニシティに収められた第9章。2008年7月15日。

加藤剛 「エスニシティ」概念の展開
坪平良博編『講座東南アジア学 第三巻 東南アジアの社会』弘文堂.1990.pp215-244
■Ⅳ部現代のエスニシティに収められた第8章。2008年7月15日。

2008年7月14日

今日は、先週の課題を受けて、受講生のレポートを提出してもらい、その内容について検討しました。インドネシア人研修生に関連する問題として、生活習慣の違いに関連するもの、文化・宗教の違いに関連するもの(礼拝・食事の忌諱・断食など)、住居(不動産屋との交渉)に関連するもの、災害時の対応に関連するもの、ストレスへの対応に関連するもの、国家試験受験に関連するものがあげられ、対応策についてもいくつか案が出されました。

来週までに、夏休み期間中に実行可能な対応策(可能であれば、複数でもよい)を各自がまとめ、来週のゼミに提出してもらい、その中から実施に移せるものを選び出すことにしました。

また、来週のゼミでは、夏休みに作る文献リストのテーマを何にするか、決めて来るようにしてください。

2008年7月11日

今週は、まず、全国貧困率の低下についての報告をしてもらいました。

そのあと、映画『Ada Apa dengan Cinta』の残っていた最後の10分ほどを鑑賞したあと、ワークシートに沿ってスライドを使って映画の内容について振り返ってみました。参考資料として、映画の中で出ててきたランガの詩とチンタの詩の原文と日本語試訳を配布しました、

残った時間では、先週、配布した「インドネシア年表」をもとに、インドネシアの歴史の主な区分について説明しました。インドネシアの歴史について詳しいことは2学期に取り扱います。

夏休みレポートの課題を提示したので、来週までに、どの課題を誰が担当するかを決めておいてください。

来週は、期末試験をおこないます。しっかりと復習をしておいてください。

2008年7月10日

今日は、インドネシアの風刺画をテーマにしているFさんの卒論について検討しました。風刺画の主たる読み手が「中間層」であるという想定のもとに、インドネシアの中間層に関する先行研究の論文を読んでもらいました。中間層が自分たちの利害と関わらない場合には保守的な傾向があり、政治的意識もさほど高くないという指摘と、風刺画のもつ政治的なテーマとがどのように整合性をもっていたのか、さらに検討する必要があるようです。

明日7月11日には、インドネシアの有名な風刺マンガ家スダルタ氏の講演が早稲田大学であります。Fさんもこの講演会に出席して質疑応答に参加することになりました。

今週は、まず、先週ビデオで紹介したアンコール・ワットの構造について、プリントを配って復習しました。第1回廊の浮き彫りに見られる「乳海攪拌」、ラーマーヤナ、マハーバーラタについては2学期に詳しく取り扱います。

そのあと、ビデオ『NHK スペシャル ブッダ 大いなる旅路 第4回 タイの僧院にて~生きている仏教~』(1998年放送)を見てもらいながら、課題のワークシートに記入してもらいました。ワークシートは授業のあとで、提出してもらいました。

続いて、スライドを使って東南アジアへの上座仏教の伝播について概略を説明しました。最初期には、小乗・大乗の区別無くインドから東南アジアへ仏教が広がったこと、その後、「小乗」系の仏教のなかでパーリ語聖典を奉じて特殊化した上座仏教は生き残ったこと、大乗仏教はヒンドゥー教と共存しながら島嶼部では15世紀、大陸部でも13世紀まで残ったこと、に着目しました。

次週は「インド化」についてのまとめをおこないます。期末レポートは授業後に提出してください。

■今週の配付資料「アンコール・ワット」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (136KB, PDF)

2008年7月 9日

今週は、まず小テスト第2回をおこないました。結果は来週返却します。

そのあと、今週のBBCのニュースとして1班に墜落したインドネシア空軍機の残骸発見のニュースを報告してもらいました。

文中に出てくるkadispenというのはkepala dinas peneranganの略です。「広報担当官」と訳すのが適当でしょう。また、layak terbangというのは「(飛行機が)飛行するのに適切な(状態にある)」という意味です。

テキストは、第7章第2パラグラフの最後(...disebut Jaga Monyet)まで進みました。次回は、この続きから進みます。再来週は期末試験です。次週進んだ範囲までをしっかりと復習しておいてください。

今週のポイントです:
1. Kapten CinaはKapitan Cinaと同じです。Kapitanは日本史の「カピタン(甲比丹)」と同語源で、Kapitan Cinaというのは、オランダ領東インドの時代、華人を管理するために華人居留地の有力者を選んで任命した役職です。
2. pembuat mesiu, kertas dan lain-lainnya pembuatというのは「membuatする主体」を示すので、必ずしも人間とは限りません。ここでは、「弾薬や紙などを製造する(場所)」という意味です。同様に、perusahaan pencetakというのは「印刷会社」のことです。

2008年7月 8日

Jones, Antoinette M. Barrett. Sima and Watek
Jones, Early tenth century Java the inscriptions. Dordrecht, Holland ; Cinnaminson, U.S.A. : Foris Publications, 1984
■Early tenth century Java the inscriptionsに収められた第2章。2008年7月8日。

2008年7月 7日

今日は、インドネシアからの看護師・介護福祉士候補の受け入れについての情報をみんなで検討しました。関連情報についてはぬさんたらブログのページを参照してください。

次週のゼミまでに、この事業によって来日するインドネシアの人びとが直面するだろう問題およびその問題に対して東京外国語大学のインドネシア語専攻の学生としてできる対応策についてまとめて、提出してください。問題および対応策のそれぞれについて理解を助ける資料があればあわせて提出してください。ゼミ長には提出されたレポートのとりまとめとコピーをお願いします。ゼミでは、出されたレポートをもとに、ゼミ全体としてどのような活動が可能か検討してみたいと思います。

2008年7月 4日

今週の「最近のインドネシア」は日本とインドネシアのEPA(経済連携協定)について報告してもらいました。インドネシアにおける投資環境の整備として日本側が何を望んでいるのか考えてみるとよいでしょう。

そのあと、先週に続いて映画『ビューティフル・デイズ』(Ada Apa dengan Cinta?)の続きを見てもらいました。今日も時間が足らず、空港に主人公たちが到着するところ時間切れとなりました。来週のこの場面から最後まで見てもらいます。ワークシートもそのときに完成できるようにしておいてください。

映画の内容と来週の授業をつなぐ目的で、インドネシアの簡単な年表を配布しました。来週使うので忘れずに持ってきてください。

2008年7月 3日

今週は、先週に引き続いて、インドネシア映画『ビューティフル・デイズ』(Ada Apa dengan Cinta?、インドネシア語、日本語字幕付き、112分)を鑑賞しました。チンタとランガがブルース・カフェから出てくるところから最後までの約40分間です。

そのあとスライドを使って、作品で使われていた音楽の役割や作品のテーマについて考えてみました。テーマを考えるための参考資料として、作品の中で出てきたチンタとランガの詩の原文と和訳(試訳ですから不正確な部分があります)を配布しました。

友情と恋愛の中で揺れ動くチンタの成長の物語であるとともに、すべてに満ち足りたチンタとすべてを失い欠けたアリヤという2人の人格が一つに統合されることによって人間として成長していくプロセスを描いた物語として読むことができることを説明しました。

最後に、残った時間でインドネシアの代表的な音楽をいくつか紹介しました。とくに、映画の中の音楽という点では、1949年の黒沢明監督の映画『野良犬』の中にインドネシアの歌『ブンガワン・ソロ』が日本語の歌詞で歌われているのは興味深いと思います(Youtube)。1948年に出た松田トシさんの歌でしょう。

今回の映画観賞で、作品のテーマと音楽(BGMとして、また、場面の中の音楽として)が密接に関わっていることが再確認できれば、この授業の成果はあったと思います。

■今日の配付資料(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (74KB, PDF)

今日は、TBSのアンコールのビデオの後編(TBS世界遺産2000年5月7日放送)とディスカバリー・チャンネルのアンコールのビデオを見てもらいました。ディスカバリー・チャンネルのビデオが、アンコールの滅亡にモンゴルが直接関わったように描いているのは誤りです。タイとカンボジアの関係はもっと東南アジア地域の文脈で理解する必要があるでしょう。

期末レポートの課題を発表しました。

次回は、13世紀以降、東南アジア大陸部に広がった上座仏教について講義をおこないます。

■期末レポートの課題(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (91KB, PDF)
■期末レポート用の参考論文は下のアドレスからアクセスできます。
東京外国語大学学術成果コレクション (PDF)

2008年7月 2日

今日のBBCニュースは事前にファイルが届いていなかったので来週にまわします。

テキストは第6章の最後まで進みました。来週は第7章の冒頭から始めます。

来週は小テストをしますから、しっかりと範囲を復習しておいてください(第2章パラグラフ5から第6章最後まで)。

以下のポイントに気を付けてください。
1. tidak menolong lagi 「助けにならない」、つまり「役に立たない」という意味です。
2. Jejak roda di jalanan Kramat Bunder seperti yang tampak adalah jejak roda kereta api. 下線部のseperti yang tampakというのは、掲載されている写真の中にはっきりと見えているように読者のみなさんにはおわかりの「車輪の跡」という意味です。このsepertiの解釈を間違えないようにしてください。

2008年6月27日

今週と来週の2回にわたって、インドネシア映画『ビューティフル・デイズ』(Ada Apa dengan Cinta?、インドネシア語、日本語字幕付き、112分)を鑑賞します。監督はルディ・スジャルウォですが、プロデューサーのミラ・レスマナとリリ・リザの方向性が強く感じられる作品です。主演は、ディアン・サストロワルドヨとニコラス・サプトラです。

物語は、女子高校生チンタとその仲間たちをめぐる学園青春もので、首都ジャカルタの都市中間層の日常生活を描いておりインドネシアのヒット曲を巧みに取り込んでいるのが特徴です。2002年に公開されると観客動員数200万人以上というインドネシア映画史上最大のヒット作となり、2005年には日本でもミニ・シアターで一般公開されました。原題は「チンタに何があったのか?」の意味です。チンタはインドネシア語で「愛」の意味なので、「愛ちゃんどうしたの?」といった感じのタイトルです。

映画の公式サイトは無くなりましたが、映画情報サイト(ムービーネットCinema Topics Online)で作品に関する情報を得ることができます。また、インドネシアで発行されている日本語新聞「じゃかるた新聞」にも主演のディアン・サストロワルドヨへのインタビュー日本公開が決まった事情についての記事が載っています。

リレー講義「表象としての映画:インドネシア」と重なっていますが、リレー講義の方を受けている学生は一人しかいないので、例年通り地域基礎でも鑑賞することにしました。

今日は最初の約60分を鑑賞しました。この続き約50分は来週鑑賞します。

2008年6月26日

今日の授業では、カンボジアのアンコール遺跡について解説しました。最初にプリントで概要を紹介し、続いてビデオでアンコール(TBS世界遺産2000年4月30日放送)の映像を見てもらいました。来週は、アンコールの後編(TBS世界遺産2000年5月7日放送)とディスカバリー・チャンネルのアンコールのビデオを見てもらう予定です。

期末レポートの課題は来週発表します。

■今日の配布資料「アンコール」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (157KB, PDF)

今週と来週の2回にわたって、インドネシア映画『ビューティフル・デイズ』(Ada Apa dengan Cinta?、インドネシア語、日本語字幕付き、112分)を鑑賞します。ルディ・スジャルウォ監督作品。ディアン・サストロワルドヨ、ニコラス・サプトラ主演。

女子高校生チンタとその仲間たちをめぐる学園青春ものです。主人公がギターの伴奏にあわせて詩を朗読する場面は印象的です。首都ジャカルタの都市中間層の日常生活を描いておりインドネシアのヒット曲を巧みに取り込んでいるのが特徴です。2002年に公開されると観客動員数200万人以上というインドネシア映画史上最大のヒット作となり、2005年には日本でもミニ・シアターで一般公開されました。原題は「チンタに何があったのか?」の意味です。チンタはインドネシア語で「愛」の意味なので、「愛ちゃんどうしたの?」といった感じのタイトルです。

映画の公式サイトは無くなりましたが、映画情報サイト(ムービーネットCinema Topics Online)で作品に関する情報を得ることができます。また、インドネシアで発行されている日本語新聞「じゃかるた新聞」にも主演のディアン・サストロワルドヨへのインタビュー日本公開が決まった事情についての記事が載っています。

授業にあたっては、配付資料とレスポンス・シートを配りますから、指示にしたがってください。

■配付資料とレスポンスシート(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (400KB, PDF)

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2008年6月25日

今週のBBCニュースは、先週できなかったアフマディヤについてのニュースです。

文中には以下の略語が出てきます。注意してください。
DPR Dewan Perwakilan Rakyat 国会
SKB Surat Keputusan Bersama 合同決定書(複数の大臣による合同の決定を通達する文書)

次の文の構造に気を付けてください。

Mereka bisa dituntut melakukan penodaan agama dengan ancaman hukuman maksimal 5 tahun penjara
ここでdituntutというのは「起訴される」と言う意味です。melakukan penodaan agama(宗教に対する冒涜をおこなう)の部分は起訴の理由で、dengan ancaman hukuman maksimal 5 tahun penjara(最長5年の懲役の罰則でもって)の部分が起訴された場合の罰則を示しています。したがって、全体で「彼らは、宗教に対する冒涜をおこなったという理由で、最長5年の懲役の罰則でもって起訴されるかもしれない。」という意味になります。

次回は5班の担当です。

テキストは第4章第5パラグラフの途中(...gedung "Buitenzorg" di kota Bogor)まで進みました。

次の文の構造に気を付けてください。

Puncak dari kepindahan penduduk itu adalah ketika Gubernur Jendral van Imhoff memberi contoh dengan mendirikan gedung "Buitenzorg" di kota Bogor.
Puncak dari kepindahan penduduk ituが主語、adalah ketika...以下が述語で、「住民の移動の頂点は、...したときのことであった。」という意味になります。A dari Bのdariが「Bから」ではなく「BのA」の意味であることにも注意してください。dengan mendirikan gedungは、「...することによって」を意味するdengan+動詞の構文で、「建物を建てることによって(手本を示した)」という意味になります。Buitenzorg(バイテンゾルフ)というのはオランダ語で「憂いが無い」という意味で、日本では「無憂宮」と訳されているドイツのサン・スーシ宮殿にならって命名したものとされます。したがって、全体で「住民の移動が頂点に達したのは、ファン・イムホフ総督がボゴールの町にバイテンゾルフの建物を建てることで、お手本を示したときのことであった。」と訳せます。「住民の移動の頂点は」を「住民の移動が頂点に達したのは」と訳すのは、日本語は一般に名詞表現よりも動詞表現を好むことを配慮した結果です。

次週は、この続きから進みます。また、再来週には、第1回小テストのあと進んだ範囲を対象に第2回小テストをおこなう予定です。

2008年6月24日

アーサー・クラインマン「第二章オリエンテーション(Ⅱ)-文化、ヘルス・ケア・システム、臨床リアリティー-」
アーサー・クラインマン『臨床人類学:文化のなかの病者と治療者』弘文堂.1992.pp.25-75
■第二章。2008年6月24日。

2008年6月23日

今日の授業は、総合文化研究所(422)で開催する第1回イスラーム文化表象科研研究会への参加をもって出席としました。研究発表は荒このみ先生の「マルコムXの精神的遺産」です。研究会の詳細はこちらの記事を見てください。

次回は通例の授業をおこないます。

2008年6月20日

今日は、まず、インドネシアの州名についての小テストをおこないました。

そのあと、スライドを使ってインドネシアの歴史と日本について解説をおこないました。

2008年6月19日

今日の授業では、インドネシアのヒンドゥー教遺跡群チャンディ・プランバナンについて解説しました。最初にスライドで概要を紹介し、続いてビデオでプランバナン(TBS世界遺産2000年7月2日)の映像を見てもらいました。

提出してもらった密教についてのレポートを返却しました。期末レポートの課題は来週発表する予定です。

次回は、東南アジアのもう一つのヒンドゥー教遺跡であるアンコール・ワットについて紹介する予定です。

■今日の配布資料(簡略版)「プランバナン」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (318KB, PDF)

2008年6月18日

今週は送ってもらったテキストのコピーの準備ができなかったのでBBCニュースはお休みです。今週のニュースは来週の時間に報告してもらいます。

テキストは、第3章を完了し、第4章の第1パラグラフの途中(di tepi sungai itu.)まで進みました。来週はこの続きからです。

以下のポイントに気を付けてください。
1. Tidak heran kalau... 「...だとしても驚くにはあたらない。」という構文です。インドネシア語ではよく使われます。
2. 場所の副詞句+動詞+主語 この構文は場所の副詞句を主題にして、読み手の視点を文から文へと導く働きを持っています。第4章の第1パラグラフで多用されているので注意してください。

Di dekat ujung jalan itu mengalir sungai Ciliwung.
Di tepi sungai ini bermunculan rumah-rumah indah...
Di belakang rumah-rumah itu terdapat kebun-kebun indah...
太字の部分が動詞です。視点が「dekat ujung jalan itu」から「sungai Ciliwun」へ、「tepi sungai ini」から「rumah-rumah indah」へ、「belakang rumah-rumah itu」から「kebun-kebun indah」へと移動することによって、文と文がつながっていることに注目してください。

2008年6月16日

今週は、宿題だったマルコムXのメッカ巡礼の経験について報告してもらいました。

引き続いて、関本論文の第5節「中心への求心力」についてのレジュメを報告してもらいました。次回は第6節のレジュメを報告してもらいます。

来週の6月23日の授業は、総合文化研究所(422)で開催する第1回イスラーム文化表象科研研究会への参加をもって出席とします。研究発表は荒このみ先生の「マルコムXの精神的遺産」です。今日のマルコムXについての報告をよく予習して出席してください。

2008年6月13日

今日は、最初にイスラームの中のアフマディア派について報告してもらいました。アフマディアは19世紀末のインドでアフマッドによって創始されたイスラームの一派ですが、主流派からは異端視されています。インドネシアでも最近、FPI (イスラーム防衛戦線)がアフマディアの集会に暴力的行為をおこなったことが問題になりました。

先週に続いて、映画『青空がぼくの家』(Langitku Rumahku)を最後まで見たあと、ワークシートをしてもらいました。回収したワークシートは来週、返却します。

このあと、イスラームについての配付資料を配り、解説をしました。イスラームについての概論は月曜日1限の地域基礎IIでおこなったので、ここでは補足的な説明にしぼっています。

来週は、インドネシアの州名についての小テストを予定していますので、復習をしておいてください。

2008年6月12日

今日は、Sさんに川上勉編『現代文学理論を学ぶために』(世界思想社, 1994)からロラン・バルトとトドロフを紹介する部分、宮武正道『南洋の言語と文学』(大空社, reprint 2004, 1943)から南洋文学を紹介する部分のレジュメを報告してもらいました。次回も構造主義的な分析をあつかった文献のレジュメを報告してもらうことにしました。

卒論ゼミでレジュメを作るときは、可能な限り卒論の中で使えるような形で文章をまとめるようにしましょう。実際に卒論を書くときに時間の節約になります。

次回も、研究の現状報告をしてもらう予定です。今後は夏休みまで、隔週で集まってもらうことにします。質問や相談があれば、随時青山研究室まで来てください。

【古典文化論】 6月5日

今日の講義は、先週に引き続きボロブドゥールについてです。

最初に、先週上映したビデオの残りの部分を見てもらいました。そのあと、スライドを使って、ボロブドゥールの構造と意味について解説をおこないました。最後に、ボロブドゥールの浮き彫りをイラストで再現して説明してくれているビデオを見てもらいました。

ここまでの説明で、ボロブドゥールは、初期仏教(小乗仏教)、大乗仏教、密教のいずれの立場をも満足させる、仏教百科事典的な性格をもっていることが明らかになったと思います。

なお、先週配ったプリント「ボロブドゥール」にミスプリがあったので、訂正をしておきます。現在アップしてあるファイルは修正済みです。

【誤】
円壇上ストゥーパの仏像は毘盧舎那仏(Vairocana)で印相は転法輪印
第4回廊主壁上の仏龕の四方の仏像は釈迦牟尼仏(Śākyamuni)で印相は説法印(vitarka)
【正】
円壇上ストゥーパの仏像は釈迦牟尼仏(Śākyamuni)で印相は転法輪印
第4回廊主壁上の仏龕の四方の仏像は毘盧舎那仏(Vairocana)で印相は説法印(vitarka)

密教についての宿題は来週、返却します。

2008年6月11日

今日のBBC Indonesiaのニュース紹介では、3班に総選挙の選挙活動が7月8日から始まるという記事を報告してもらいました。これまでの政党のロゴに穴をあける方式から印をつける方式に変わります(穴をあける場面の写真を見ることができます)。投票日は来年4月になる予定です。

以下のポイントに気をつけてください。
1. Istana Negara 「大統領官邸」のことです。
2. sosialsasi 一見すると「社会化すること」のようですが、ある考えを社会に広めること、簡単にいうと「広報活動」のことです。

この記事では音声も聞けるので、テキストを読みながら聞き取りの練習をするとよいでしょう。次回のBBCニュースは第4班の担当です。日本語訳の提出はおそくとも前日までにメールの添付ファイルで送るようにしてください。

テキストは、第3章の第6パラグラフの途中(... di bidang usaha sendiri.)まで進みました。来週はこの続きからです。

以下のポイントに気を付けてください。
1. Jangankan A, B 「AはもとよりBさえも...ない」という構文です。本文の中ではゼロ型構文が2か所で使われているので注意してください。
2. Mau dagang tidak punya kesempatan dan modal. Mau dagangの部分はWalaupun mau dagangと理解するとわかりやすいでしょう。「商売をしようと思っても、機会も資金もなかった。」という意味になります。

第4章以降のテキストをまだもらっていない人は633まで取りに来てください。また、小テストの結果は来週、返却します。

2008年6月10日

田村克己「基層文化とヒンドゥイズム-和会通釈の論理」
前田成文編『講座東南アジア学 第五巻東南アジアの文化』弘文堂.1991.pp21-48
■第Ⅰ部擦れ合う文化-文化の源泉と変容に収められた第1章。2008年6月10日。

2008年6月 9日

今週は関本論文の第4節「タンバイアの『銀河系的政体』論」についてのレジュメを報告してもらいました。次回は第5節以降のレジュメを報告してもらいます。

再来週の6月23日の授業は、総合文化研究所(422)で開催する第1回イスラーム文化表象科研研究会への参加をもって出席とします。研究発表は荒このみ先生の「マルコムXの精神的遺産」です。

今日はマルコムXについて調べることを宿題とします。東京外国語大学のオンラインデータベースからGale Virtual Reference Libraryにアクセスし、「Malcolm X」を検索してください。マルコムXがメッカ巡礼で何を経験したのか、そのことが彼の考えをどのように変えたのかを、A4判1枚にまとめて来週の授業時間に提出してください。使用言語は日本語・英語・インドネシア語のいずれでもかまいません。

6月9日月曜1限に、東南アジア地域基礎IIのリレー講義「東南アジア研究入門 I」の第8回として「宗教と社会:東南アジアのイスラーム」を担当します。

2008年6月 6日

今日は、最初に、最近のインドネシアということで、ガルーダ航空の安全性について報告してもらいました。ガルーダ航空は、ニューズウィークが2007年2月に発表した記事によると、安全性ランキングが世界の航空会社300社の中で225位だそうです。もっとも航空事故で死ぬ確率は自動車事故で死ぬ確率よりもはるかに低いそうですから、不必要に心配する心配はないでしょう。

先週に続いて、スラムット・ラハルジョ・ジャロット監督の映画『青空がぼくの家』(Langitku Rumahku)を見ました。今日は、アンドリとグンポルがスラバヤからジャカルタに帰る列車に乗るところまでです。来週は、この続きから上映します。残りはわずかですので、ワークシートは書き上げておいてください。

2008年6月 5日

今日の講義は、先週に引き続きインドのヒンドゥー教と仏教の発達について年表の空欄を埋めながら解説をし、密教の出現まで進みました。

そのあと、世界文化遺産のボロブドゥールについてのビデオを見てもらいました。残念ながら、最後の部分は時間切れとなったので、来週はこのビデオの続きと、ボロブドゥールについてのさらに詳しい説明をおこないます。

密教についての論考の要旨を書いてもらう宿題を回収しました。

■今日の配布資料「ボロブドゥール」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード(290KB, PDF)

■参考資料「ボロブドゥールとプランバナン」が必要な人は青山研究室まで。

2008年6月 4日

今日のBBC Indonesiaのニュース紹介では、2班にインドネシアがOPECから脱退する予定という記事を報告してもらいました。原油高は引き続きインドネシア社会を揺り動かしているようです。次週は、3班にお願いします。

今回の記事には、2か所、「時」をあらわすbegituが使われていました。1例だけあげておきます:

Indonesia akan keluar [dari OPEC] akhir tahun ini, begitu keanggotaan berakhir
インドネシアは、参加資格が終了する本年末に[OPECから]脱退する。
このbegituは「...したまさにその時に」という意味で使われています。

続いて、予告通り、これまで読んだテキストの範囲から小テストをおこないました。結果は次週、発表します。

テキストは、第3章の第3パラグラフまで進みました。来週は第4パラグラフからです。

今週のポイントは以下のとおりです:
1. Di bagian timur ini ... banyak bermukim orang kaya dalam rumah-rumah yang besar dan mewah(この東側には大きく豪華な家に金持ちがたくさん住んでいた). という文では、動詞bermukimと主語orang kayaの位置が倒置しています(banyakはbermukimを修飾する副詞と理解する)。このように、場所・時間など文全体を修飾する副詞句で始まる文では、しばしばその後に続く動詞と主語が倒置されます。英語のThere is 主語の文型を参考にすると分かりやすいでしょう。

2. kenaは「(望ましくないことに)あたる」という意味です。kena giliran kerja paksaは、「強制労働の順番にあたってしまう」という意味になります。

3. membikin jalan dari Merak ke Panarukanの中のMerakは西ジャワの北岸の最西端にある町で、Panarukanは東ジャワの北岸側のかなり東側にある町です。つまり、ジャワ島の北海岸に沿って西の端からほぼ東の端まで道路を建設した、という意味になります。

4. antar lainは英語のamong othersに対応する表現で、「いろいろある中からひとつ例にとると」という意味です。訳すときは「たとえば」と訳してかまいません。

第4章から第8章までのテキストのコピーを配布しました。今日欠席した人は青山まで取りに来てください。

2008年6月 3日

加納啓良 「共同体の思想―ジャワ村落論の系譜」
土屋健治編『講座東南アジア学 第六巻 東南アジアの思想』弘文堂, 1990. pp.17-53.
■第Ⅰ部思想の原基に収められた第1章。2008年6月3日。

2008年6月 2日

今週は、「一般と特殊」という対概念についてレポートを提出してもらい、この概念をめぐって受講生と検討をおこないました。

ハイネ=ゲルデルンの論文「東南アジアにおける国家と王権の観念」のコピーを配布し、内容の解説をおこないました。

次回は、関本論文の第4章のレジュメの報告をしてもらいます。第5章以降のレジュメの準備もしておいてください。

2008年5月30日

今週からは、スラムット・ラハルジョ・ジャロット監督の1989年の映画『青空がぼくの家』(Langitku Rumahku)を見てもらいます。この映画は1980年代後半のスハルト政権期のインドネシアの雰囲気を知るためにはとてもよい材料だと思います。詳しくは配付資料を読んでください。

今日は、アンドリがグンポルの住むスラム街を初めて訪れるところまで見てもらいました。来週は、この続きから上映します。映画を見ながらワークシートを記入してください。

2008年5月29日

今日は、漢籍や日本の史書に記録された仏教伝来の記事を読み、仏教が伝来したときの現地社会の反応や仏教受容に際して王権が果たした役割について検討しました。

そのあと、インドのヒンドゥー教と仏教の発達について年表の空欄を埋めながら解説をしました。今日は大乗仏教の出現まで進みました。次回は、その続きから年表の解説を進め、そのあと、東南アジアにおける仏教やヒンドゥー教の寺院の事例を見ていきたいと思います。

提出してもらったIndianizationについての論文の要旨を返却しました。

■今日の配付資料「インドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (353KB, PDF)


今日は宿題があります。
・大学のパソコンから以下にアクセス:
http://www.tufs.ac.jp/common/library/local/online/ondb-j.html
・Gale Virtual Reference Libraryに接続
・Basic Searchの枠に「Tantric Buddhism」と入力し検索。ヒットしたリストから以下のリンクをクリック:
Buddhism, Schools of: Tantric Ritual Schools of Buddhism [First Edition]. Alex Wayman. Encyclopedia of Religion. Ed. Lindsay Jones. Vol. 2. 2nd ed. Detroit: Macmillan Reference USA, 2005. p1214-1221.
(必要ならView PDF pagesをクリックしてPDFページを表示し、プリントアウト)
・この論文のInfluence in Time and Placeの節(p.1214-1215)を読み、8世紀以降、密教(Buddhist Tantrism)の歴史のなかでどのような発展があったのか、とくにインドからインド外にどのように展開したかに焦点をおいて、600字以内の日本語に要約してください(翻訳である必要はない)。来週の授業時間中に提出。

・興味のある人は論文全編を読んだうえで、以下の論文も参考にしてください。
Buddhism, Schools of: Tantric Ritual Schools of Buddhism [Further Considerations]. Matthew T. Kapstein. Encyclopedia of Religion. Ed. Lindsay Jones. Vol. 2. 2nd ed. Detroit: Macmillan Reference USA, 2005. p1221-1222.

論文に出てくる専門用語については、以下に説明を付けておきました。

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今日は、Kさんに西野節男「ポンドック・プサントレンの現状と改革」という論文についてのレジュメを報告してもらいました。この論文をもとに、実際にインドネシアでフィールド・ワークをするときに調査すべき項目をまとめておいてください。

次回は、研究の現状報告をしてもらう予定です。今後は夏休みまで、隔週で集まってもらうことにします。質問や相談があれば、随時青山研究室まで来てください。

2008年5月26日

今回は関本「東南アジア的王権の構造」の第3章のレジュメを報告してもらいました。王を中心とした地上の構造と秩序が天上のマクロコスモスを範型とするミクロコスモスであることを、王殺しの意味を論じつつ明らかにするというものです。

今週は宿題があります。文中にも出てきた「一般と特殊」という対概念について、具体例をあげて説明するレポートを提出してください。

次回は、第4章以降のレジュメの報告をしてもらいます。ハイネ=ゲルデルンの論文も紹介する予定です。

2008年5月23日

今週はオランウータン班に「オランウータン生息地の激減」というテーマで発表をしてもらいました。来週はすらましあん班にお願いします。

最初に、インドネシアの島嶼と海について小テストをおこないました。次週か再来週にはインドネシアの州名(ジャワ島の場合は州都名も)について尋ねる小テストをおこないますので、しっかりと復習をしておいてください。

今週の講義のテーマは、インドネシアの華人です。人口のおよそ3%が華人であること、スハルト政権下では禁じられていた中国文化がスハルト体制崩壊後に復活しつつあることを説明しました。

2008年5月22日

今日はSさんにインドネシアの民話のいくつかを報告をしてもらいました。構造分析をするのであればもう少し丹念に民話の記述をしていく必要があるようです。日本の民話との比較など別の角度から分析することも視野にいれるとよいでしょう。

次週はKさんにポンドック・プサントレンの現状と改革についての論文のレジュメを報告してもらう予定です。

今日の講義は、東南アジアのインド化に関連して、東南アジアにおける初期王権の成立の過程を、日本の状況と比較しながら、検討しました。次回は、東南アジアにおける仏教の伝播の状況に少しふれたあと、インドにおけるヒンドゥー教と仏教の発展の歴史の概略を説明する予定です。

Indianizationについての論考の要旨を書いてもらう宿題を回収しました。

■今日の配布資料「東南アジアの初期インド型王権」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (317KB, PDF)

2008年5月21日

今日のBBC Indonesiaの紹介では、1班が日本によるインドネシア人看護師・福祉介護士受け入れのニュースについて報告してくれました

perawatは「看護師」ですが、pengasuh warga manulaは「介護福祉士」となります。manulaというのはmanusia usia lanjutの略で、これ自体は「高齢者」と訳すのが適当ですが、このようにある分野で決まっている表現はインドネシア語からの訳とは別に日本での正式な表現を調べておく必要があります(この場合は厚生労働省のサイトなど)。

[P]ekerja asal Indonesia itu akan mendapat ... mendapat gaji setara dengan sejawat mereka dari Jepang.は「インドネシア出身の労働者たちは日本の同僚と同水準の給料を受けとることになる。」となります。「同等」「共通」を意味する接頭辞se-の使い方のよい例です。setaraは「同等の水準」、sejawatは「仕事を同じくする」という意味になります。

次回のBBC Indonesiaは2班にお願いします。

テキストは第2章の第4パラグラフの途中(... terdiri dari orang Portugis dan Cina.)まで進みました。次回はこの続きから進みます。

今日のポイントは以下のとおりです:
1. tetap 「相変わらず」「ずっと」 Bentuk kotanya tetap bersegi empat.「(町の規模は急速に拡大したが)町の形は変わることなく四角形だった。」
2. A terdiri dari B 「AはBから構成されている」 Kebanyakan terdiri dari orang Portugis dan Cina. 「(カリブサル川の西側地区の住民の)大部分はポルトガル人と中国人から成り立っていた。」

次週5月28日は第95回学内競漕大会のため休講ですので、次回は6月3日になります。これまで読んだ範囲を対象に小テストをおこなう予定なので、しっかりと復習をしておいてください。

2008年5月20日

高岡正信「近くて遠い隣人-タイ・ラオ民族間関係の歴史的展開」
加藤剛編『変容する東南アジア社会』めこん.2004.pp93-140
■第Ⅰ部民族の位相に収められた第3章。2008年5月20日。

2008年5月19日

今日は、最初に改訂版の文献リストを見せてもらいました。そのあと、関本「東南アジア的王権の構造」にもどり、第1章についてもう少し検討したあと、第2章のレジュメの報告をしてもらいました。フィールドワークを中心とする文化人類学の方法論と文献史料を中心とする歴史学の方法論の狭間に位置する前近代東南アジアの王権研究をおこなうためには、文化人類学者の視点で歴史史料を読み込んでいくという方法論を提起しています。

次回は第3章以降のレジュメを報告してもらいます。ゼミ長さんは、第4章以降の担当者を決め、欠席者を含め全員にレジュメが行き渡るように手配しておいてください。

2008年5月16日

今週は最初にウォータークローゼット班にインドネシアでの鳥インフルエンザの感染拡大のニュースを報告してもらいました。よく調べられた報告だと思いますが、しゃべるときは聴衆の方を見ながら話すこと、時間を厳守すること(板書は別の人が分担する)などを守るともっとよいと思います。

来週はオランウータン班に発表をお願いします。

先週提出してもらったインドネシアの祝日の表を返却しました。引き続き、インドネシアの宗教について、暦の違いやパンチャシラに触れつつ説明しました。次回は華人について講義します。

また、次回にはインドネシアの島嶼と海について小テストをおこないます。しっかりと復習をしておいてください。

2008年5月15日

今日はFさんにインドネシアの検閲とその実態について花崎泰雄「インドネシア1999年プレス法成立過程」をもとに報告してもらいました。この報告で検閲する側の状況が少し見えてきました。検閲される側の状況がどうであったかを調べる必要があるでしょう。都市中間層の動向にも注意を払っておくとよいでしょう。

次回は、Sさんに民話の構造分析についてかインドネシア民話集について報告してもらう予定です。

今日の講義は、東南アジアのインド化について、主としてインド側の状況から説明しました。次回は、東南アジア側の状況についてさらに詳しく説明する予定です。

「東南アジアの文化の歴史年表」を返却しました。提出した人は平常点に加算されます。受け取っていない人は来週の授業時間中に申し出てください。

今週は宿題があります。以下のとおりです。

・大学のパソコンから以下にアクセス:
http://www.tufs.ac.jp/common/library/local/online/ondb-j.html
Gale Virtual Reference Libraryに接続
・Basic Searchの枠に「Indianization」と入力し検索。ヒットしたリストから以下のリンクをクリック:
Hinduism in Southeast Asia. Vasudha Narayanan. Encyclopedia of Religion. Ed. Lindsay Jones. Vol. 6. 2nd ed. Detroit: Macmillan Reference USA, 2005. p4009-4014.
(必要ならView PDF pagesをクリックしてPDFページを表示し、プリントアウト)
・この論文の中のIndianizationについて議論をおこなっている部分(p.4010)を読み、800字以内の日本語に要約してください。とくに、現代の東南アジアにおいて古典インド文化の影響がもっとも残っている分野があきらかにまとめてください。来週の授業時間中に提出。

■今日の配布資料「インド化」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード(PDF 304KB)

2008年5月14日

今日のBBCニュースは5班による燃料価格値上げに反対するデモの報告でした。文中のBBM(Bahan Bakar Minyak, 燃料油)、LSM(Lembaga Swadaya Masyarakat, NGO/NPOのこと), Pertamina(Perusahaan Pertambangan Minyak dan Gas Bumi Negara, インドネシア石油公社)といった語はインドネシアで日常的に使われる語なので覚えておくとよいです。

来週の担当は1班にもどります。

テキストの方は第1章を終了し、第2章の最初の段落の途中(...diratakan dengan tanah)まで進みました。次回はこのあとからです。第2章からオランダ時代のバタビアの歴史になります。

今日のポイントは次のとおりです。
1. 123.456,789(インドネシア)=123,456.789(日本)。数字のコンマと小数点の使いかたが日本と反対であることに気を付けてください。インドネシアの方式はオランダ式です。
2. diratakan dengan tanah. rataは「平ら」という意味です。したがって、meratakanは「でこぼこしていたものを平らにする」ことになります。原文は、「(建物をこわして真っ平らな)更地にする」という意味になります。

2008年5月13日

速水洋子「タイ・ビルマ国境域の〈カレン〉から見る民族と宗教の動態」
加藤剛編『変容する東南アジア社会』めこん.2004.pp201-243
■第Ⅱ部宗教と国家に収められた第5章。2008年5月13日。

2008年5月12日

今日は、受講生から送ってもらった参考文献リストのコピーを全員に配布し、参考文献リストの書き方を説明しました。具体的な書き方についてはこのブログの別のページを参照してください。

そのあと、無線LANでネットに接続したパソコンをみながら、文献探索の方法と見つけた文献の入手方法を説明しました。

今週の宿題は、今回の説明にしたがって、自分の参考文献リストを書き直し、青山まで送ることです。

次回は、関本「東南アジア的王権の構造」にもどり、第1章についてもう少し検討したあと、第2章のレジュメの報告をお願いします。ゼミ長さんは、第3章以降の担当者を決め、全員にレジュメが行き渡るように手配してください。

2008年5月 9日

今日は、Sさんに、北米インディアンの民話の構造を分析したアラン・ダンダス『民話の構造』(大修館、1980)のレジュメを報告してもらいました。

ダンダスの研究は、ロシア民話の研究でプロップがおこなった手法を北米インディアンの民話の研究に適用したもので、構造主義による民話研究の代表的な例と言ってよいでしょう。あるテーマを共有する複数の民話が有する構造を、モティーフ素が連なったものとして理解します。モティーフ素を抽出するにあたっては、エティック的(外在的な)視点ではなくイーミック的(内在的な)視点をもつことはダンダスは強調しています。Sさんには、インドネシアの民話についても同じような方法論が使えるかどうか考えてきてもらうことにしました。

インドネシアの民話(昔話)を考えるためには『世界昔話ハンドブック』(三省堂、2004)も参考になるかもしれません。

来週は、Fさんに、インドネシアにおける検閲についての論文のレジュメを報告してもらいます。

今週は最初にカチャ・マタ班にインドネシアのニュースを報告してもらいました。インドネシアが石油輸出国機構(OPEC)から脱退を検討中であることについてでした。来週はウォータークローゼット班に発表をお願いします。

次に、ビデオ「南の国のデパートガール」を見てもらい、インドネシアの民族・地域・言語・文化・宗教が互いに深い関係にあることを理解してもらいました。そのあと、宿題にしていたインドネシアの2008年祝日リストを使って、多様な宗教が共存していることを理解してもらいました。

宿題の2008年祝日リストと論文ワークブックを提出してもらいました。

2008年5月 8日

今週から教室を326から少し広い115に変更しました。

今日の講義は、東南アジアの基層文化としての精霊信仰について説明しました。基層文化自体の研究は困難ですが、現在の東南アジア文化に重層的に埋め込まれている文化要素を掘り起こしたり、17世紀頃のスペイン人のフィリピン社会の記録を読むことによって、ある程度の推測は可能です。スライドを使って、イバン人、バリ人、ビルマ人、ラオ人の事例は日本社会の事例を紹介しました。

来週からは、東南アジアのインド化について講義をおこないます。

「東南アジアの文化の歴史年表」を回収しました。今日提出できなかった人は青山研究室に持ってきてください。

■今日の配布資料「東南アジアの基層文化:精霊信仰」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (PDF 245KB)

2008年5月 7日

ゴールデンウィーク明け最初の授業です(この授業では休みはありませんでしたが)。受講生の皆さんはどうすごしたでしょうか。

今日のBBCニュースは4班による報告で、中国とチベットの代表が深圳(シンセン)で会談の予定というニュースでした。

中国の人名や地名は、対応する日本語の記事などを調べて漢字に戻すようにしてください。文中のHu JintaoとBeijingは拼音(ピンイン、中国語のローマ字表記)です。漢字ではそれぞれ胡錦涛(コキントウ)と北京(ペキン)となります。同じ漢字表記ですが、中国語と日本語では読みが違うので、きちんと調べる必要があります。

etapeは珍しい表現ですが、オランダ語のetappeに由来する語で、「2点間の距離、段階」を意味します。

テキスト本文は、第1章の第8パラグラフの途中(ada di Malukuまで)まで進みました。次週は、このあとから続けます。

今日は以下のポイントに気を付けてください。
1. melarikan diri 「逃げ出す」という熟語表現です。
2. 名詞 tersebut 「上述の」「先述の」[名詞]という意味です。機能的には英語の定冠詞に似ていて、上述された名詞を指示する働きがあります。訳すときは、ほとんどの場合、「この」[名詞]とするだけで十分です。
3. [時を示す表現] baru 動詞 「...のときになってようやく(初めて)[動詞の行為]をした」という構文です。

Orang-orang Belanda baru pada tahun 1617 diperbolehkan berdagang di Jayakarta.
この文を訳すと「1617年になってようやくオランダ人はジャヤカルタで商売を行うことを許された。」となります。

加藤剛「現代インドネシアの文化政策と地域アイデンティティ-リアウ州のムラユ化の政治過程-」
加藤剛編『変容する東南アジア社会』めこん.2004.pp371-459
■第Ⅲ部文化の再編に収められた第9章。2008年5月7日。

2008年5月 2日

木曜日4限のアジア文化論II「東南アジア古典文化論」を326教室で開講していましたが、教室が狭いようなので次回5月8日から115教室に変更します。ご注意ください。

今週は最初にMaimoyuya班にインドネシアのニュースを報告してもらいました。今年は3月7日にあったバリのサカ暦元旦ニュピの話でした。来週はカチャ・マタ班に発表をお願いします。

次に、インドネシアの代表的な景観をスライドで見てもらい、気候・植生に関する地図と比較して、インドネシアの地理の特徴を理解してもらいました。そのあと、スライドと資料を使ってインドネシアの民族とその分布について説明をしました。

宿題の白地図と論文ワークブックを提出してもらいました。

今週の宿題は、2008年のインドネシアの祝日のリストを作ることです。月日・名称・意味を例のように1枚の紙にまとめて、来週、提出してください。

例:5月3日.憲法記念日.1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念する日.

最初に、先週見たビデオに対するコメントシートから代表的なコメントを拾い上げて検討しました。イスラームのイメージとしては「スルタン」の存在、インドのイメージとしては権力の象徴としての日傘、土着(ジャワ)的なイメージとしては山の神に対する供物の奉納などが挙げられていました。このように、イスラーム教徒が多数をしめる社会においても文化の重層的な並立が見られるところに東南アジアの文化の特徴があります。

次に、「東南アジアの文化の歴史年表」を配布し、まず、最初の週に見た東南アジアの文化的イメージの写真を年表の中に配列してもらいました。そのあと、東南アジアの文化の歴史をいくつかのブロックに分けて説明しました。

この歴史年表は来週までに完成させて、授業のときに提出してください。

今日は、Kさんに、現在のプサントレンとマドゥラサについての論文のレジュメを発表してもらいました。プサントレンの一部にはマドゥラサやスコラを開設しているところがある。マドゥラサは宗教省の管轄、スコラは教育省の管轄という違いはあるが、いずれも一般教育8に対して宗教教育2の割合でカリキュラムを組むことが定められており、両者の境界は曖昧になりつつある。このような趣旨の内容でした。

来週はSさんに民話の構造分析に関する研究のレジュメを発表してもらう予定です。

2008年4月30日

今日は授業のはじめに第2班にBBC Indonesiaのニュースの翻訳紹介をしてもらいました。今日のニュースはオリンピックの聖火リレーについてでした。文中のGelora Bung Karnoはスカルノ大統領の愛称を冠したスタジアムの名称です。「ブン・カルノ・スタジアム」と訳すとよいでしょう。

次週の担当は第4班にお願いします。

第3班には、An Indonesian-English Dictionaryの略語一覧の訳を作って配布してもらいました。辞書を使うときに活用してください。

テキスト本文は、第1章の第4パラグラフの終わりまで進みました。次週は、このあとから続けます。

今日は以下のポイントに気を付けてください。
1. Begitu 形容詞-nya A, sehingga B. Aがきわめて[形容詞]だったのでBという結果になった、という構文です。
2. ternyata... ふたを開けてみると...だった、という構文です。
3. Selain A, B juga C. Bは、AのほかにもCだった、という構文です。
4. dalam me-動詞. [動詞の行為]をするにあたって、をするに際して、という構文です。

2008年4月28日

今週は新しい受講生として日本文学を勉強中のインドネシア人の研究生を迎えました。日本人の受講生もがんばってください。

最初に、文献リストの書き方を配付資料にそって説明しました。まだ資料を受け取っていない人は下のリンクからダウンロードして、よく読んでおいてください。

文献リストの書き方(その1~3)のファイルをダウンロード (PDF, 216KB)

次に、関本「東南アジア的王権の構造」の第1章のレジュメの報告をしてもらいました。今日は、通事的研究の代表としての歴史学、共時的研究の代表としての文化人類学を取り上げたあと、現在では互いの方法論を越境的に使いこなすようになっていることを見ていきました。

次回は、第1章についてもう少し検討したあと、第2章のレジュメの報告をお願いします。

また、次回までの宿題があります。参考文献リストの書き方にしたがって、自分の卒論に関係のありそうなテーマの本を5冊から10冊選んで参考文献リストを作り、5月9日(金)までに青山あてにメールの添付ファイルで送ってください。

2008年4月25日

今週はすらましあん班に今週のインドネシアのニュースを報告してもらいました。JI幹部に対する禁固刑のニュースでした。来週はMaimoyuya班の発表です。

地理に関する資料を配付し、スライドで地図を示しつつ、インドネシアの地形、行政区分、気候、植生の特徴について説明をしました。配布した白地図には、東南アジア島嶼部の島、半島、海、海峡、大陸部の川を書き込み、さらに国境線と首都を記してください。これは来週提出の宿題です。

『論文ワークブック』(くろしお出版)は、各自で購入して、その中に出ている練習とタスクに取り組んだ成果をルースリーフのような紙に書いて、毎週、提出してください。これは評価の対象にはしませんが、みなさん全員が自分のペースで進めていくことを望みます。卒論を作成するときにはよい手引きになると思います。

2008年4月24日

今日はFさんにインドネシアのジョークについての報告をしてもらいました。James Danandjaja, Humor dan rumor politik masa reformati, 1999の翻訳をすすめており、その一部となります。一つ一つのジョークの絵解きだけではつまらないので、さらに突っ込んだ分析が欲しいところです。そのためには、ジョークや風刺画のデータをもっと増やすこと、ジョーク、笑い、風刺についての先行研究を広く読み、分析の手がかりになるアイデアを探すことが大事だと思います。

来週はSさんにプサントレンのカリキュラムについて報告してもらう予定です。

今日は、予想以上に受講生が増えたり、新しいプロジェクタの使い勝手が分からなかったりで、資料の配付やビデオの上映に支障があり、申し訳ありません。

東南アジアの文化が多様であることは、前回の授業で知ってもらいましたが、今日の授業では、インドネシアのジョグジャカルタを例に取って、一つの地域を取り上げてみても、そこある文化が重層的であることを知ってもらいました。

使用した教材はビデオ「アジアの古都:ジョグジャカルタ」です。インドネシアは人口の88%がムスリムである国ですが、ジョグジャカルタの文化はイスラームだけで理解ができるものではありません。

このビデオを見ながら、イスラーム的であると思ったところ、イスラームというよりはインド的(ヒンドゥー的、仏教的)であると思ったところ、イスラームというよりは土着的であると思ったところをメモしてもらい、授業後に提出してもらいました。

来週、このメモを返却して、それをもとに議論をしたあと、東南アジアの歴史の枠組みについて考えてみます。配付資料「東南アジアの文化の歴史年表」と「東南アジアのイメージ」を使いますから、忘れずに持参してください。

■今日の配布資料「東南アジアの文化の歴史年表」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (PDF 69KB)

2008年4月23日

今日は授業のはじめに第1班にBBC Indonesiaのニュースの翻訳紹介をしてもらいました。アフマディヤに対する暴力的な抗議運動を伝えるニュースでした。文中のrekomendasiは「推薦」の意味もありますが、文脈からは「勧告」と訳した方が適切です。文脈に気を付けて訳語を選びましょう。masjidは「イスラーム寺院」と訳すのは不適です。「モスク」または「マスジッド」とした方が適切です。アフマディヤについては、インドネシアのアフマディヤの公式ウェブサイトがあります。次週のBBC Indonesiaは第2班の担当です。

スライドを使ってオランダ時代のジャカルタ(当時はバタビア)の地図や写真を紹介し、これから読むJakarta Tempo Doeloeの雰囲気を知ってもらいました。

続いて、インドネシア・英語辞典の使い方、とくに略号や記号の意味について説明をしました。これらの略号・記号の意味を知っていないとこの辞書は使いこなせません。インドネシア語と英語は同じアルファベットを使っているのでイタリック体とローマン体の区別は言語を区別する方法の一つとして使われています。略号・記号一覧の解説作成を3班の人たちにお願いしました。

テキスト本文は、第1章の第1パラグラフの終わりまで進みました。次週は、このあとから続けます。

今日は以下の点に気を付けてください。

1. A merupakan B は「AはBである」という意味で、フォーマルな文の中でAとBの論理的な関係を示すときに使われる傾向があります。

2. Ciliwungというのは、スンダ語で「リウン」という名前の「川」を意味しますが、一般的な日本語に訳すときは「チリウン川」と訳してかまいません。地名や人名などの固有名詞はローマ字のままで表記しないで日本語の表記にすることが必要です。

3. ある言語(L1)から別の言語(L2)へ翻訳ときは、L1とL2が文字通りに一対一で対応している必要はありません。L1のテキストが伝えようとしている概念をまず理解したうえ、その概念をL2で表現するためにはどう表現したらよいかを考えましょう。言い換えれば、翻訳の半分はインドネシア語力(L1の理解)ですが、残りの半分は日本語力(L2の表現)ということになります。両方の力を磨いてください。

2008年4月22日

桃木史朗『歴史世界としての東南アジア』山川出版社.1996
■2008年4月22日。

2008年4月21日

今日のゼミではDさんにケチャについて調べてもらったことを報告してもらいました。バリでは憑依が頻繁におこることに質問がありましたが、バリにおいては憑依はけっして特異な現象ではありません(インドネシアの他の地域でも差異はありますが、おおむね同様です)。

ケチャを調べるにあたって、文献を1つしか使わなかったのはリスクがあります。情報の偏りを正し、内容のクロスチェックをするためにも、2つ以上の文献を比較しながら利用する習慣をつけましょう。

次週からは関本照夫「東南アジア的王権の構造」を分担して読んでいきます。担当の人はレジュメを用意してきてください。

2008年4月18日

2008年度は以下の授業をリレー講義の一部として分担する予定です。【2008-12-12更新】

【1学期】
■月曜1限 6月9日 227教室 地域基礎II 東南アジア研究入門 I 宗教と社会:東南アジアのイスラーム
■木曜2限 6月26日・7月3日 101教室 表象としての映画:インドネシア
(6月19日・6月26日から変更されています)
■木曜1限 5月22日 226教室 多言語・多文化社会論(歴史と現在):インドネシア
【2学期】
■火曜1限 10月28日 101教室(予定) 世界に現れる「神」
■月曜1限 11月17日 227教室 地域基礎II 東南アジア研究入門 II 歴史:古代史
(11月10日から11月17日に変更されています)

新学期最初の週も今日で終わりますが、東京外国語大学の雰囲気にも慣れてきたでしょうか。今日の最初の地域基礎の授業では、インドネシア語専攻のオリエンテーションをおこないました。

アイスブレーキングのあと、グループ分けをおこない、大学での授業の仕組み、留学生の紹介、最後に地域基礎の授業の進め方について説明を行いました。

作ってもらったグループは次のとおりです:
1. すらましあん
2. The Maimoyuya
3. カチャ・マタ
4. うぉーたーくろーぜっと
5. オランウータン

来週から毎週、グループごとに交代で「今週のインドネシア」を担当してもらいます。次週は、すらましあん班が、今週インドネシアで起こった出来事(大小なんでもかまいません)を取り上げ、授業の最初の10分間を使ってクラスに対して解説をおこなってください。

くろしお出版の『論文ワークブック』は授業で使いますから、購入して来週教室に持ってきてください。

2008年4月17日

今日は今年度最初の卒論ゼミでした。参加者は、東部ジャワのプサントレンの宗教教育をテーマにする予定のKさん、スハルト政権期の風刺ジョーク・風刺画をテーマにする予定のFさん、インドネシアの民話をテーマにする予定のSさんの3人です。今年は、前年とちがって就職活動の結果も早くでているようで何よりです。

次週4月24日はFさんに、今読んでいるジョークに関するダナンジャヤのインドネシア語文献のレジュメを発表してもらいます。そのあと、5月1日にはKさんに、プサントレンでのカリキュラムに関する研究論文のレジュメ、5月8日にはSさんにアラン・ダンダスの『民話の構造』のレジュメを発表してもらう予定です。

Sさんにはメーリングリストの更新をお願いします。

今日は東南アジア古典文化論の最初の授業を行いました。社会人の方も科目等履修生として参加され、多人数となりましたが、来週の履修登録が終われば少し落ち着くと思います。

今日は、東南アジアの多様性を感じてもらうために、東南アジアのいろいろな地域の文化や歴史にかかわるイメージをスライド見てもらい、どこの何かを推測してもらいました。自分の専攻語の国や地域のイメージでも分からないことが多かったようです。いわんや専攻語以外の国や地域についてはなおさら分かりにくいと思います。それほど東南アジアは多様性に富んでいるわけですが、その一方で、多くの国や地域が共有する「古典文化」があります。この授業では1学期と2学期を通して、東南アジアの古典文化を学んでいきます。

■今日の配付資料「イントロダクション」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (PDF 156KB)

2008年4月16日

今日はインドネシア語読解の最初の授業をおこないました。1班から4班までグループ分けし、テキストを配布しました。使用するテキストはJakarta Tempo Doeloeです。最初の3章は昨年と同様に読みますが、そのあとは、新しい章を読む予定です。

次週はインドネシア語英語辞典の使い方を説明しますから、各自、教室に持参してください。

次週から、各班交代で、毎週授業の前にBBCIndonesia.comのインドネシア語のニュースを日本語にしたものを発表してもらいます。次週は1班が担当です。1班の人は翻訳したテキストを授業前日までにメールで提出してください。

2008年4月14日

初回の今日のゼミでは受講生に関心のあるテーマについて語ってもらいました。テーマがまだ漠然としている人もいれば、かなり絞られている人もいました。この時点がテーマが曖昧だったり、揺れ動くのは当然ですが、夏休みに入る前にはテーマが決まっているように努力しましょう。また、テーマが決まってきた人は、どのようなアプローチ(言い方を変えれば、どのようなデータをどのように集めるのか)について考え始めてください。

ゼミ長を決めました。ゼミ長はゼミ参加者のメーリングリストを立ち上げてください。それから再来週から読む論文(関本:ジャワの王権論)のコピーを準備してください(来週配布予定)。

Dさんに、ケチャについて調べたことをまとめてもらって、来週発表してもらいます。他の人は、今日配った資料によく目を通しておいてください。

最後に、ゼミに参加予定で、今日のゼミに欠席した人は、青山まで今週の配付資料(文献目録リストの作り方 その1~その3)を取りに来てください。


2008年4月 1日

青山の院生ゼミでは、個別の論文執筆指導のほかに、修士課程と博士課程の院生がいっしょになって関心のあるテーマの論文を読んでいます。ブログの「大学院」のカテゴリーでは、2008年度のゼミの分から、ゼミでいっしょに読んだ論文のタイトルを書き留めていくことで、これまで歩んできた道程をあきらかにするとともに、今後の道しるべにしようと考えています。

各エントリーの末尾の日付は、該当する論文についての発表が予定されているゼミの日付です。

2007年度以前に読んだ論文についてはリストにまとめて、ダウンロードできるようにしてあります。
ファイルをダウンロード (135KB, PDF)

2008年度の授業は4月14日(月)から始まります。授業関係のお知らせは随時このブログにのせていきますから、かならず目を通すようにしてください。

          
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