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2014年11月27日

【東南アジア古典文化論】

今週は、映画『オペラ・ジャワ』の後半を最後まで見て、ワークシートを記入してもらい、数人に内容を発表してもらいました。

そのあと、残った時間で、配付資料にもとづいて叙事詩『マハーバーラタ』の概要について少し説明を行いました。続きは次回に行います。

最後に、ワークシートと外語祭の前に出していた宿題のレポートを提出してもらいました。

今週は宿題があります。配付資料にもとづいて『マハーバーラタ』の登場人物の相関図を作成してください。次回の授業時間に代表の一人にホワイトボードに書いてもらいます。

■今週の配付資料(PDF)
マハーバーラタの概要・マハーバーラタの登場人物名比較表

2014年11月26日

【3年次対象ゼミ】

今週は、11月26日(水)が月曜日の振替授業日となりました。まだ報告の終わっていなかった1名に報告をしてもらいました。さらに、その中で出てきた課題を材料にして、簡易KJ法とマインドツリーを使って全員のアイデアを出してもらいました。

今日のゼミでは、マクロ経済とミクロ経済、定性的データと定量的データの概念についても学ぶことができました。

次回は、卒論のテーマに迷っているゼミ生に材料を提供してもらい、ゼミ生全体でアイデアを出してもらうことにします。

抽象の梯子、フレームワーク思考といった発想の技法にも触れたいと思います。

今週は、書評レジュメ用の論文を配付しました。書評レジュメは12月9日のゼミの時に発表してもらいます。今日、受け取っていない人は633のドアボックスから受け取ってください。

【インドネシア語読解】

今週は、11月26日(水)が月曜日の振替授業日となりました。第1章の最後まで進みました。次回は、第2章に入るので、しっかりと予習をしておいてください。

11月17日に出した宿題は次回12月3日に提出してください。

2014年11月24日

【一般】

2014年11月20日(木)~24日(月・祝)に東京外国語大学の第92回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。なお、場所・時間は変更される場合があるので、最新の情報にご注意ください。

【追記】第92回外語祭は盛況のうちに終了しました。来場された方々にお礼を申し上げます。語劇・料理店・舞踊などで活躍した学生のみなさん、お疲れさまでした。(2014-11-24更新)

外語祭の詳細は外語祭公式サイトおよび大学広報サイトTUFS Todayをご覧ください。


インドネシア語劇

2014年のインドネシア語劇のタイトルは『幸せの青い鳥』(Burung Biru Berbahagia)です。チルチルとミチルが主人公となるメーテルリンクの名作がインドネシア語で上演されます。ぜひご観覧ください。

・日時:2014年11月24日(月・祝)14:10-15:10
・場所:アゴラ・グローバル内 プロメテウス・ホール
・詳細は外語祭の語劇プログラムをご覧ください。
・学生たちのFacebookでも案内されています。

・紹介文

 今年のインドネシア語劇は、20世紀の古典的名作『青い鳥』のインドネシア語版を上演します。『青い鳥』はベルギー出身の文学者メーテルリンクが1908年に発表した戯曲です。チルチルとミチルの兄妹が幸せの象徴である青い鳥を求めて旅をするという物語は、チルチル(Tyltyl)とミチル(Mytyl)というリズミカルで印象的な名前とともに、読んだ人の心の中に、いつまでも消えることなく残っていることでしょう。作者メーテルリンクはこの作品の成功で1911年にノーベル文学賞を受賞しました。
 一見すると古典的な100年前の作品ですが、本当の幸せはどこで見つかるのかという『青い鳥』のテーマは、社会格差が問題化している現代の私たちにとってこそ切実なテーマであるように思えます。その意味で、この作品を選んだ学生たちのすぐれた社会感覚には感心しました。
 今回のインドネシア語版はかなり原作に忠実な脚色となっていますが、ところどころインドネシア風の味付けがありますので、ご注目ください。個性豊かな2年生たちが一丸となってがんばります。ご声援をよろしくお願いします。


インドネシア語劇『幸せの青い鳥』


料理店

今年の料理店の名称は、そのものずばりMasakan Indonesia(インドネシア料理)です。名前に恥じないおいしい食べ物を出してくれることと思います。

インドネシア料理店の様子(21日撮影)

メニューは、サテアヤム(インドネシア風焼き鳥)、ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)、ソトアヤム(春雨入りエスニックチキンスープ)、ピサンゴレン(揚げバナナ・チョコソースがけ)、タピオカココナッツミルク、ビンタンビールです。

・営業日:11月20日(木)~24日(月・祝)(外語祭期間中)
・営業時間:10:00~18:00
・場所:円形広場の西側(正門を多磨駅方向から入ってすぐ)
・詳細は外語祭の専攻語料理店の案内をご覧ください。


インドネシア舞踊

インドネシア舞踊部はダンスフェスティバル、野外ステージ企画、屋内企画でインドネシア舞踊を行います。なお、今年の屋内企画のインドネシア舞踊は例年とちがって体育館地下1階舞踊場が会場となっていますのでご注意ください。地下舞踊場での公演では、バリ舞踊家やOGをゲストに迎えての特別公演「インドネシア舞踊の祭典」を企画しています。

・野外ステージ企画:2014年11月20日(木)11:10-11:45、円形広場
・ダンスフェスティバル:2014年11月21日(金)14:15-14:45、研究講義棟101教室
・野外ステージ企画:2014年11月24日(月・祝)11:15-11:50、円形広場
・屋内企画(特別公演):2014年11月24日(月・祝)16:20-17:30、体育館地下舞踊場



ポスター1をダウンロード ポスター2をダウンロード)


インドネシア舞踊部の垂れ幕も見える研究講義棟アトリウム(21日撮影)


21日公演よりパニャンブラマ、キパス、チェンドラワシ


24日野外ステージ公演よりパニャンブラマ、バヤンカリ、ニャイ


24日特別公演よりパニャンブラマ、ルトノパムディ、パンジスミラン、タルナジャヤ

・詳細は外語祭のダンスフェスティバル野外ステージ企画屋内企画の案内をそれぞれご覧ください。
・インドネシア舞踊部のFacebookTwitterでも案内されています(こちらの方が最新のようです)。

2014年11月17日

【3年次対象ゼミ】

今週は、まずアンドレア・ヒラタ氏の講演会の振り返りを行いました。出席した全員が深い印象をもったことが分かりました。

そのあと、まだ夏休みの研究の進捗状況を報告してもらっていなかった2名に、報告をしてもらいました。

次回は、外語祭のあと、12月26日(水)の月曜日振替授業日に行います。インドネシアに関する論文の講読と卒論作成に必要な技術の習得(パソコンを含む)という2本の柱でゼミを進めていく予定です。

【インドネシア語読解】

今週は、急遽語劇の練習にあてることになりました。しっかりと練習して語劇を成功させてください。

授業の代わりに宿題を出します。課題のインドネシア語の文章をすべて日本語に訳してA4用紙で提出してください。提出日は12月3日(月)の授業時です。
■宿題(PDF)
日本の歴史(古代)
(テキストにはパスワードがかかっています。パスワードは教室の番号です。)

2014年11月14日

【出前授業・模擬授業】

本日11月14日は埼玉県民の日であるのにあわせて本学で「体験授業in東京」を開催します。その中で青山は体験授業1回分を担当します。

【追記 2014-11-14】秋晴れのなか40名を超える受講生を迎えて体験授業を行いました。ご参加ありがとうございます。

日時:2014年11月14日(金)13:30~14:15(45分間、質疑応答を含む)
場所:東京外国語大学本部管理棟2階大会議室
題目:「多民族国家に生きる:世界最大のイスラーム教国インドネシア―700の言語と6の宗教の共存」多民族・多言語・多文化の国インドネシアのなかでの人々の生活を紹介します。

2014年11月13日

【出前授業・模擬授業】

今日は本学で東京都立三田高等学校の2年生24名を対象に模擬授業をおこなう予定です(2014-10-28:日付を11月12日と誤記していましたので11月13日に訂正しました)。

日時:2014年11月13日(木)13:15~14:10(55分間、質疑応答を含む)
場所:東京外国語大学本部管理棟2階大会議室
題目:「日本の多文化共生社会」日本の定住外国人の多様な背景を概説し、日本の多文化共生社会に求められる条件を考えてもらう予定です。

【東南アジア古典文化論】

今週は、タイの仮面劇を鑑賞したあと、現在の新しいラーマーヤナ物語のテキストとして、映画『オペラ・ジャワ』を、ルディロが飲み屋でタップダンスをする場面の前まで見ました。次回、外語祭をはさんで11月27日には、続きから最後までを見る予定です。

今週はレポート課題があります。次回の授業時間時に提出してください。

■今週の課題(PDF)
タイのラーマ物語:スワンナマッチャのエピソード

2014年11月12日

【リレー講義】

先週に引き続いて導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義の第2回を担当しました。今週は120人の受講生がいました。次回は外語祭と月曜日振替授業日をはさんで12月3日にインドネシアについての最後の講義をおこないます。

今週は、まず「ネーション」の概念を整理したあと、国民国家インドネシアにおいて政府に対抗する民族の状況(垂直的対立)を西パプアを中心に検討しました。映像資料を見るなかで、国民統合のプロセスには国民としての平等な権利の付与が不可欠であることが明らかになったと思います。なお、国家の枠組みの中で相互に対立する民族・宗教集団(水平的対立)については十分に触れることはできなかったので、配付資料の「南マルク」の部分を読んでおいてください。次回は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。

■2014年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2014年11月 5日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2014年11月12日 国民国家インドネシアに対抗する民族(今週)
第3回 2014年12月3日 インドネシアにおける外来少数民族
(第3回は外語祭と振替授業日をはさむため、第2回の3週間後に講義)

■今週の配付資料
配付資料・スライド・参考資料(PDF)
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)
・映像資料(Youtube) West Papua's Hidden Fight For Independence. 26:47. Journeyman Pictures. 2014-08-18.
こちらの映像資料も参考になります。
・映像資料(Youtube) West Papua - A Journey to Freedom. 29:25. E.Morris Videography. 2012-09-01.

【地域基礎】

今週の授業では、以下のようにJICAボランティア・セミナーを開催しました。青年海外協力隊に参加してインドネシアで青少年活動をおこなった吉田賢一さんをお招きして、体験談を話していただきました。自身のキャリアパスから始まって西ジャワでの住民に対する環境教育の活動など興味深いお話がいっぱいでした。とくに、高倉式コンポストで生ゴミを処理するためにテンペ菌を用いるという話は適正技術の良い事例だと感じました。


ポスターをダウンロードする。

次回は外語祭と月曜日振替授業日をはさんで12月3日に通常の授業をおこないます。レポート第11章~第13章の報告をしてもらう予定です。

2014年11月11日

【4年次対象ゼミ】

今週は、NさんとIさんの卒論指導を行いました。ルワク・コーヒーをテーマにするHさんとプサントレン・モデルンをテーマにするIさんに現時点で書けている卒論の原稿を提出してもらい、内容と形式の両面から検討しました。いずれも、現段階で十分な内容になっていました。次回の卒論指導は12月16日に全員が集まって行う予定です。

2014年11月10日

【一般】

今年、日本で翻訳が刊行されたインドネシアの小説『虹の少年たち』(原題Laskar Pelangi、映画『虹の兵士たち』の原作)の原作者であるアンドレア・ヒラタ氏が来日されるのを機に、同氏の講演会を東京外国語大学で開催します(通訳あり)。一般に公開していますので、多くの方のご来場をお待ちしています。



【追記】講演会は盛況のうちに終了しました。50人近い参加者で会場いっぱいになった講演会は、アンドレアさんのトークとメダさんの歌を交えた内容で大いに沸きました。アンドレアさん、メダさん、通訳の加藤さん、そして来場された聴衆のみなさんにお礼を申し上げます(2014-11-11)。

日本語訳と英語訳の著書を前にして語るアンドレアさん

アンドレアさんが伴奏にまわって加藤さんとメダさんのデュエット

アンドレアさんの話に引き込まれる聴衆のみなさん


総合文化研究所共催講演会:東南アジア文学の今《インドネシアのメガ・ヒット小説》―作者アンドレア・ヒラタが語る『虹の少年たち』の世界
■主催:東京外国語大学インドネシア語専攻教室、共催:東京外国語大学総合文化研究所
■日時:2014年11月10日(月)16:00~17:30
■場所:東京外国語大学 総合文化研究所 会議室(研究講義棟422)(アクセス
■講演者:アンドレア・ヒラタ(作家)
■通訳者:加藤ひろあき(アンドレア・ヒラタ『虹の少年たち』共訳者)
■問い合わせ先:青山亨研究室(taoyama@tufs.ac.jp
■予約不要・入場無料
■趣旨:
インドネシアのベストセラー小説『虹の少年たち』の原作者アンドレア・ヒラタ氏をお招きし、作品の豊かな世界を語っていただきます。これは、作品の訳者お二人をお招きした昨年の講演会に続いて、インドネシア文学の今を伝える講演の第二弾となります。

本講演では、『虹の少年たち』の舞台となった1970年代のブリトゥン島での著者の経験、作品に込められた貧困と教育についての著者のメッセージ、さらには、現在のインドネシアにおける小説のもつ意義などを語っていただきます。通訳を介して聴衆からの質問にも答えていただく予定です。

田舎の村の小学校の子どもたちの成長と先生との交流を描いた『虹の少年たち』は2005年に出版され、500万部というベストセラーとなりました。2008年には映画化され、これも大ヒットを記録。日本語訳は福武慎太郎氏と本学卒業生加藤ひろあき氏の共訳で2013年にサンマーク出版から出版されました。

Andrea Hirata talks at TUFS, Tokyo, Japan
ポスターのダウンロード(PDF)

小説『虹の少年たち』について知りたい
映画『虹の兵士たち』について知りたい映画『虹の兵士たち』についてもっと知りたい

■その他のアンドレア・ヒラタ氏来日中の講演会など
アンドレア・ヒラタ氏の来日中、以下の企画が予定されています。お問い合わせはそれぞれの主催者にお願いします。上智大学の企画については同大学ニュース詳細で、南山大学の講演会は同大学外国語学部アジア学科イベント情報でも案内されています。



旅するアジア第3回 アンドレア・ヒラタ氏講演会「ベストセラー小説『虹の少年たち』著者が語るインドネシアのいま」
主催:上智大学アジア文化研究所、後援・協力:国際交流基金ジャカルタ日本文化センター
日時:2014年11月6日(木)午後6時より(午後5時半開場)
会場:上智大学中央図書館8階会議室(L-821)(大学アクセスキャンパスマップ
(図書館入館の際、1階受付でアジア文化研究所講演会に参加の旨、お申し出ください。)
プログラム:
1.講師:メダ(歌手)「ラスカル・プランギ現象と現代インドネシア文化」
2.講師:アンドレア・ヒラタ(作家)「メガ・ベストセラー『Laskar Pelangi』著者が語るインドネシアのいま」
通訳:加藤ひろあき(アンドレア・ヒラタ『虹の少年たち』共訳者)
司会:福武慎太郎(上智大学アジア文化研究所、アンドレア・ヒラタ『虹の少年たち』共訳者)
入場無料・事前登録推奨
お申し込み・お問い合わせ:上智大学アジア文化研究所事務室 
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(中央図書館612号室)
TEL:03-3238-3697 FAX:03-3238-3690 EMAIL: i-asianc@sophia.ac.jp


外国語学部アジア学科主催講演会「『ラスカル・フ?ランキ?』現象から読み解く現代イント?ネシア文化」
主催:南山大学外国語学部アジア学科
日時:2014年11月7日(金) 15:15~16:45
会場:南山大学名古屋キャンハ?スJ棟 Pルーム
講師:アント?レア・ヒラタ(『虹の少年たち』著者)、メタ?(TVト?ラマ『虹の少年たち』主題歌担当者)
通訳:加藤ひろあき(『虹の少年たち』共訳者)
問い合わせ先:南山大学外国語学部アシ?ア学科合同研究室
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18番地
Phone:052-832-3111(代表)内線 3551 E-Mail:dpt-ajia@nanzan-ac.jp


セミナー「著者とともに読む『虹の少年たち』」
主催:上智大学アジア文化研究所、後援・協力:国際交流基金ジャカルタ日本文化センター
日時:2014年11月11日(火)午後6時より(午後5時半開場)
会場:上智大学2号館6階総合グローバル学部会議室(2-615)
参加者:アンドレア・ヒラタ(『虹の少年たち』著者)、メダ(歌手)、福武慎太郎(上智大学アジア文化研究所所員、『虹の少年たち』訳者)、加藤ひろあき(ミュージシャン、『虹の少年たち』訳者)ほか
趣旨:
 インドネシアで500万部をこえるベストセラーとなった小説『ラスカル・プランギ』の日本語訳『虹の少年たち』が昨年10月、サンマーク出版より出版されました。
 本セミナーでは著者アンドレア・ヒラタ氏を囲んで、既に『虹の少年たち』を読んだことのある方を対象に、著者と直接語り合う場を設けます。
 原則としてインドネシア語での会話が可能な方が対象ですが、インドネシア語ができないひとでも、『虹の少年たち』を読んでぜひ参加したいという方も歓迎いたします。
無料・事前登録制(先着20名、原則インドネシア語中級レベル以上の方が対象ですが、インドネシア語ができないひとでもぜひ参加したいという方は事前にご相談ください)
お申し込み・お問い合わせ:上智大学アジア文化研究所事務室 
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(中央図書館612号室)
TEL:03-3238-3697 FAX:03-3238-3690 EMAIL: i-asianc@sophia.ac.jp


アジア映画上映会「インドネシア映画『虹の兵士たち』」(英語字幕つき)
主催:上智大学アジア文化研究所、後援・協力:国際交流基金ジャカルタ日本文化センター
日時:2014年11月14日(金)午後5時30分(開場5時15分、映画上映開始は6時頃予定)
会場:上智大学中央図書館8階会議室(L-821)
特別ゲスト:アンドレア・ヒラタ(『虹の少年たち』原作者)
司会:福武慎太郎(『虹の少年たち』訳者、上智大学アジア文化研究所所員)
趣旨:
 アンドレア・ヒラタ氏来日にあわせ、ベストセラー『虹の少年たち』の映画版『虹の兵士たち』の特別上映をおこないます。上映前に、原作者であるアンドレア・ヒラタ氏に登場していただき、また共訳者である福武慎太郎が解説をおこないます。
無料・事前登録推奨
お申し込み・お問い合わせ:上智大学アジア文化研究所事務室 
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(中央図書館612号室)
TEL:03-3238-3697 FAX:03-3238-3690 EMAIL: i-asianc@sophia.ac.jp

【3年次対象ゼミ】

今週は、アンドレア・ヒラタ氏の講演会「作者アンドレア・ヒラタが語る『虹の少年たち』の世界」への参加をもってゼミへの参加の代わりとします。


【インドネシア語読解】

今週は、第1章第3パラグラフの途中から読み進め、第1章第6パラグラフの途中(...ke dalam kewajiban supir.)まで進みました。次回は、この続きから始めて、第1章の最後まで進む予定です。

2014年11月 6日

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週から引き続いて、プランバナン寺院の浮彫を見ながら、ラーマーヤナの物語を、スグリーヴァとバーリンの対決からランカー島への侵攻の場面まで検討しました。

続いて、ラーマーヤナを演じる現在の芸能として、ジャワのスンドラタリとバリのケチャの映像資料を鑑賞しました。その中で、モクサ(解脱)の場面が強調されている点に東南アジアの精霊信仰との親和性を指摘しました。

次回は、タイの仮面劇を鑑賞したあと、現在のラーマーヤナ物語のテキストとして、映画『オペラ・ジャワ』を鑑賞する予定です。

■今週の配付資料(PDF)
オペラ・ジャワの概要
■今週の参考資料(PDF)(Evernoteにリンク)
青山亨「映画『オペラ・ジャワ』に見るラーマーヤナの変容」

2014年11月 5日

【リレー講義】

今週は11月5日水曜日4限に206教室で、リレー講義である導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義を担当しました。第1回の今週は124名の受講生がいました。このあと11月12日と12月3日の2回講義をおこないます。

昨年度と同様に、全3回のなかで、東南アジアの多民族国家としてのインドネシアを紹介し、第1週では国民国家インドネシアにおける多民族の共存を、第2週では国民国家インドネシアに対抗する民族、あるいは国家のなかで対立する民族を、第3週では国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。

■2014年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2014年11月 5日 インドネシアにおける多民族の共存(今週)
第2回 2014年11月12日 国民国家インドネシアに対抗する民族

第3回 2014年12月3日 インドネシアにおける外来少数民族
(第3回は外語祭と振替授業日をはさむため、第2回の3週間後に講義)

■今週の配付資料(PDF)
配付資料・年表
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)

昨年度までにおこなった講義の内容は2013年11月13日2012年10月31日2011年11月9日2010年11月10日の記録をそれぞれ参照してください。

【地域基礎】

今週は、再来週のJICAボランティアセミナーの準備もかねて以下のレポートの報告をしてもらいました。
・第18章「インドネシアの環境問題」
・第20章「インドネシアのODA~日本によるインドネシアへのODA援助と、その後~」

「インドネシアの環境問題」の報告のあとには、映像資料「佐藤隆太の地球元気! インドネシア編」(テレビ東京、2013年放送、各回4分)から「第3回 都市のゴミ問題を改善する」と「第6回 ゴミへの意識を変える」の2編を見てもらいました。

さらに、「インドネシアのODA」の報告のあとには、映像資料「村に水を引く男」(NHK BS1、2008年放送、49分)の一部を見てもらいました。

次回は、JICAボランティアの参加者に来ていただき、お話をうかがう予定です。

          

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