≪ 2015年5月 | トップ | 2015年7月 ≫

2015年6月30日

【4年次対象ゼミ】

今週は、4人の人に卒業・卒論の中間報告をしてもらいました。以下は、それぞれの仮題です。
・「インドネシアにおける日系外食産業の現状と今後」
・「インドネシアにおける民間伝承薬ジャムウと健康維持食品」
・ Di Dalam Pendidikan Kanak-kanak, Bermain Harus Dihargai. Mengapa?(卒研)
・「インドネシア現代演劇の可能性を探る」

次回は、残りの人に卒業・卒論の中間報告をしてもらいます。

2015年6月29日

【3年次対象ゼミ】

今週は、インドネシアの若者言葉に関する以下の論文を読んで、書評レジュメを報告してもらいました。

次回は、卒業論文・卒業研究の作成にむけて4000字のレポートで中間報告をしてもらう予定です。

文献
Smith-Hefner, Nancy. "Youth Language, Gaul Sociability, and the New Indonesian Middle Class." Journal of linguistic anthropology, 17 (2): 184-203, 2007.

【インドネシア語読解】

今週は、第18章の第9パラグラフから読み始め、第36章の第6パラグラフまで進みました。残念ながら時間切れで第36章を終えることはできませんでしたが、最後まで読んでおいてください。

期末試験の範囲は第36章の第6パラグラフまでになります。しっかりと復習をしておいてください。

2015年6月25日

【東南アジア古典文化論】

今週は、映像資料「密林の至宝 アンコール・ワット」(Discovery Channel、2002年、53分)を見て、レスポンス・シートを書いてもらいました。レスポンス・シートは授業後に提出してもらいました。

そのあと、東南アジア古代史における仏教の展開(5世紀~9世紀を中心に)について、配付資料とスライドに基づいて検討しました。今週は、義浄の記録の途中まで進みました。続きは次回に行います。

■配付資料
・東南アジア古代史における仏教の展開
(Moodleを参照してください。)

期末レポートの課題を以下のとおり発表しました。Moodleでも同じ案内をしています。

提出期限:2015年7月10日(金)18:00
提出方法(①~③のいずれかの方法):
①7月9日講義最終日に紙版を教室で提出するか、講義終了後は②633研究室ドアボックスに提出、または、③Moodleのレポート提出機能を使ってワードファイルをアップロードする。
レポート作成の条件:
①A4判で2-3ページにまとめる。紙版の場合は、左上でホッチキス止めする。
②1枚めの上部に氏名・専攻語・学生番号・題目「東南アジア古典文化論1学期期末レポート」を明記する。
③パラグラフ単位に文章を作成し、必要に応じて小見出しをつける。各パラグラフの1行目は字下げをする。パラグラフ単位に書く方法が分からない人は倉島保美『論理が伝わる世界標準の「書く技術」:「パラグラフ・ライティング」入門』(ブルーバックス、講談社、2012年)などを参考にすること。
④レポート作成にあたって参考にした文献は、レポート末尾の参考文献リストに必ず記載すること。

課題:
 東南アジアの「インド化」とは、インドのグプタ朝において完成した古典的文化の影響を受けて、4~7世紀の東南アジアにおいて、土着の権力者によって形成された初期国家がインド的王権概念に基づいた王国へと再編成され、その中で、インド系文字の使用、サンスクリット語彙の借用、ヒンドゥー教および大乗仏教の定着、インド叙事詩の文学的伝統の受容、といった文化的変化が生じた過程を指します。また、その文化変容は現代の社会にも大きな影響をの残しています。
 このように、外部の高度な文化の影響を受けて、土着の社会の文化が大きく再編成されていく過程は、歴史上、世界の各地でおきました。ある時代・地域における同様な事例を一つ選んで、その過程を具体的に記述し、「インド化」との共通点と相違点を論じてください。

2015年6月24日

【地域基礎】

今週は、映像資料『ビューティフル・デイズ』を最後まで見ました。コメントシートを提出してもらいました。授業時間に出せなかった人は、今日中に633のドアボックスに入れておいてください。

今週は、6月26日(金)6限に総合文化研究所会議室(422)でおこなう『マックス・ハーフェラール』第1回上映会にも参加してください。どうしても参加できない人はMoodleで通知する予定の指示にしたがってください。

2015年6月23日

【4年次対象ゼミ】

今週は、ジャカルタの水環境に関する以下の論文を読んで、書評レジュメを報告してもらいました。次回からは2週に分けて、卒業・卒論の中間報告をしてもらう予定です。

文献1
一ノ瀬ほか「ジャカルタの水環境」『アジアの都市と水環境』第7章、古今書院、2011年。

文献2
谷口真人ほか「アジアの自然と都市の水環境」『アジアの都市と水環境』第1章、古今書院、2011年。

2015年6月22日

【3年次対象ゼミ】

今週は、図書館でクラスガイダンスを行いました。みなさんから出してもらった卒論の予定テーマをもとに、図書館のスタッフの方から、文献検索の方法について講習を受けました。

次回は、インドネシアの若者言葉に関する以下の論文を読んで、書評レジュメを報告してもらいます。

文献
Smith-Hefner, Nancy. "Youth Language, Gaul Sociability, and the New Indonesian Middle Class." Journal of linguistic anthropology, 17 (2): 184-203, 2007.

【インドネシア語読解】

今週は、第16章を最後まで読んだあと、第18章の第8パラグラフまで読みました。次回は第9パラグラフから読み続け、第36章に入ります。

7月6日に期末試験を行う予定です。春学期に読んだテキストが試験の範囲になります。

2015年6月19日

【お知らせ】

2016年度のための個別ゼミ・ガイダンスの日程が決まりました。(2015-11-02更新:ゼミ・ガイダンスを実施しました。)

青山亨のゼミでは以下の要領でゼミ・ガイダンスを行います。履修を希望する現2年生は参加してください。授業等止むを得ない理由で参加できない人は、月曜2限のオフィス・アワーに633研究室を訪問するか、メールでアポを取って633研究室を訪問してください。

日時 2015年11月2日(月)2限(10:10~11:40)
場所 青山亨研究室(研究講義棟633号室)

11月2日に10名の学生が参加して個別ゼミ・ガイダンスを実施しました。
ガイダンスでは配付資料の基づいて、以下のトピックについて触れました。
1. なぜ卒論・卒研を書くのか?卒論・卒研の違いは何か?
2. 卒論を書くために必要なプロセス:参考文献・先行研究の読み込み、データの収集、分析、プレゼンテーション。これは社会人にも求められる「リサーチ力」。
3. 一般の研究論文と異なって卒論には新奇性は求められないが、適切なプロセスを踏むことが求められる。
4. データの源には、文献資料とフィールドワークがある。フィールドワークの柱は参与観察と聞き取り。
5. スケジュールについては、逆算して考えること。4年生の夏学期はフィールドワークの機会なので、それまでの就活が始まる前、3年生の秋学期の間に研究計画を立てておく。そのためには3年生の春学期にテーマの絞り込み、夏学期にテーマに関わる文献の読み込みが必要。
最後に、現時点で各自が関心を持っているテーマについて語ってもらいました。



青山のゼミについては、総合文化コースのページにゼミの案内が出ています。必ず読んでおいてください。

以下、個別ゼミ・ガイダンスでお話をするポイントを記していますので、あらかじめ読んでおいてください。

1. 大学の卒業論文と卒業研究(以下「卒論」)の作成には教育的な意義があります。卒論作成を指導する4年次の卒論ゼミとその前段階となる3年次ゼミはそのための中心的な役割をになっています。

青山ゼミでは、インドネシアという地域を多角的(歴史、社会、文化)に考えていくための方法を学びます。インドネシアを対象としてどのような問題を設定することができるのか、それを分析し意味のある結論を導くためにはどのようなデータを収集したらよいのか、分析のためにはどのような理論的枠組みを使ったらよいのか、そのための手引きを学んでいきます。データを得る手段としてはフィールド調査と文献資料の両方を想定しています。

3年次の春学期には、インドネシアについての認識の枠組みを作るための基本的な研究論文を輪読します。論文の使用言語は日本語、英語、インドネシア語です。基本文献の輪読、レジュメの発表、討論、レポートの作成を通じて卒論・卒研のテーマを考えてもらいます。また、卒論作成を念頭において、文献目録の作り方、レポート・論文の書き方、ロジカル・シンキングの基本、プレゼンテーションの仕方などのスキルも学びます。

夏休みに入る前におおよそのテーマを決めることを目標にします。夏休み中にテーマに関連する文献(書籍と論文)のリストの作成をしてもらい、さらに、その中から最低1点を選んでレジュメを作ってもらい、秋学期に順次発表してもらいます。この段階でのテーマの変更は可能ですが、冬休み前にはテーマを確定することが望ましいです。

冬休み中に卒論・卒研の全体構成案および研究計画を立て、冬休み明けに発表してもらい、全員で検討をおこないます。4年次には各自の卒論・卒研のテーマにしたがって個別に指導をおこないます。フィールド調査をする学生の多くは4年次の夏休みにインドネシアで調査をしています。

過去の青山ゼミ修了生の卒論テーマ
3年次ゼミで学ぶこと

2. 青山ゼミでは履修学生の数にとくに制限は設けていませんが、履修希望者の数が、10人を越える場合には選抜を行う場合があります(ちなみにこれまでに選抜を行ったことはありません)。卒論のテーマの選択は学生に任せています。青山ゼミの取り方として、いわゆる「主ゼミ」としての他に「副ゼミ(サブ・ゼミ)」として取ることも認めています。

3. 卒論の作成にあたっては、現在から卒論提出までにすべきことを時間軸に添って理解しておくことが大切です。とくに3年次の冬から4年次の夏休み前までは就職活動に時間が取られるので、3年次の春学期までにはテーマを絞り込み、先行研究や必要な資料の収集と読み込みを始めておき、就職活動が一段落したらただちに卒論の制作に取りかかれるようにしておくことが理想的です。

4. 学問の分野が分化しているのは、対象となる分野によって使われる資料(データ)の種類と性格が異なり、資料の分析の方法論も変わってくるからです。具体的には、歴史学は書かれた資料(文献史料)が中心になるのに対して、文化人類学ではフィールドワークによる参与観察と聞き取りによって得られた資料が中心になります(無論、どちらかだけで済むことはまずありませんが)。フィールドワークを必要とする卒論のテーマの場合は、夏休みの時間を有効利用することが必要です。

5. 一般的に、論文の必要条件としては、まず問いを立てた上でそれに対して根拠(資料)を提示して、説得的かつ論理的に文章を記述していること、加えて、新奇性があることが求められています。卒論においても、「新奇性」以外の条件は必要です。

6. 今から来年の春までは、テーマの絞り込み・掘り下げが必要ですが、そのためには先行研究(書籍・論文など)を広むことが求められます。先行研究のリサーチのためには図書館を利用したり、下記に示したオンライン・データベースを活用するとよいでしょう。日本語だけではなく、英語や現地語(外大生の強み)の文献も使いこなしてください。

日本語の図書や雑誌論文を検索する方法

2015年6月18日

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドに基づいて、プレ・アンコール期とアンコール期の歴史を概観し、アンコール・ワットの概要を学んだあと、映像資料「世界遺産 カンボジア編」(TBS、2002年)のアンコール第1部アンコール第2部(計48分)を続けて見てもらいました。

次回は、映像資料「密林の至宝 アンコール・ワット」(Discovery Channel、2002年、53分)を見る予定です。

近日中に期末レポート課題をMoodleでお知らせする予定です。注意しておいてください。

■配付資料(PDF)
・アンコール王国とアンコール・ワット
(Moodleで見てください。)

2015年6月17日

【地域基礎】

今週からは、レフォルマシ期の映画を映像資料『ビューティフル・デイズ』(原題Ada Apa dengan Cinta)を鑑賞します。それに先だって、以下のテーマについて、グループごとに報告してもらいました。
 1. 1998年スハルト大統領退陣の経緯
 2. レフォルマシ期の主な改革
 3. アチェ問題解決の経緯
 4. ジョコ・ウィドド現大統領の略歴

そのあと、映像資料『ビューティフル・デイズ』の配付資料とコメントシートに基づいて概要を掴んでから、ランガにインタビューを断られたチンタが文芸部室の中で怒りをぶちまける場面(18分のあたり)まで映像資料を見ました。次回は、続きから最後まで見る予定です。配付資料をしっかりと読んでおいてください。

6月26日(金)と7月3日(金)の6限には総合文化研究所422で映像資料『マックス・ハーフェラール』を見てもらいます。

2015年6月16日

【4年次対象ゼミ】

今週は、論文を書くときの引用の仕方および参考文献リストの作り方について、配付資料に基づいて検討しました。

■配付資料(PDF)
正しい引用の方法

次回は、ジャカルタの水環境に関する以下の論文(文献1)を読んで、書評レジュメを報告してもらいます。文献2は参考の論文ですので、あわせて読んでおいてください。

文献1
一ノ瀬ほか「ジャカルタの水環境」『アジアの都市と水環境』第7章、古今書院、2011年。

文献2
谷口真人ほか「アジアの自然と都市の水環境」『アジアの都市と水環境』第1章、古今書院、2011年。

2015年6月15日

【3年次対象ゼミ】

今週は、論文を書くときの引用の仕方および参考文献リストの作り方について、野中葉(2006)の論文と配付資料に基づいて検討しました。

■配付資料(PDF)
正しい引用の方法(改訂版2016-06-15)

来週6月22日は、図書館でクラスガイダンスを行います。図書館4階@ラボのPCゾーンに集合してください。みなさんから出してもらった卒論の予定テーマをもとに、図書館のスタッフの方から、文献検索の方法について講習を受けます。

再来週6月29日は、インドネシアの若者言葉に関する以下の論文を読んで、書評レジュメを報告してもらいます。若者言葉についての興味深い論考です。bahasa Indonesia yang baku dan benarに対する若者の印象、bahasa gaulとbahasa prokemの違い、bahasa gauの外来語からの借用とアメリカ大学生のスラングの外来語からの借用との違いなど、興味深い論点がたくさんあります。当日は議論ができるよう、しっかりと読んできて、レジュメを作っておいてください。

文献
Smith-Hefner, Nancy. "Youth Language, Gaul Sociability, and the New Indonesian Middle Class." Journal of linguistic anthropology, 17 (2): 184-203, 2007.

【インドネシア語読解】

今週は、第24章を最後まで読んだあと、第16章の第6パラグラフまで読みました。最後に、各グループごとに問題を出してもらいました。

次回は、第16章の第7パラグラフから読み進めます。

2015年6月12日

【一般】

The Japan Society for Southeast Asian Studies and the Institute of Transcultural Studies-TUF will jointly hold the first of ITC-TUFS's "Our Asian Neighbors, so near yet so far" Lecture Series.

《この講演会は、東京外国語大学総合文化研究所が開催する「となり合う〈遠き〉アジア」講演シリーズの一つです》

Correction: Please note the correct time is 4:00-5:30pm.

Changing Landscape of Asian Studies: A view from the US with emphasis on Southeast Asian Studies

Speaker: Thongchai Winichakul, Professor of History at University of Wisconsin-Madison
Date and Time: Friday June 12, 4:00-5:30 pm
Location: Institute of Transcultural Studies, Room 422 Lecture Building, Tokyo University of Foreign Studies

Description: After the Cold War, Asian Studies in global scale is changing on two fronts: 1) the sites of knowledge production with particular environments and outcomes, and 2) the notions of "Asia" as a spatial concept with particular logics of the studies. Do these changes affect Southeast Asian studies? Do they also take place in the field?

The lecture will be delivered in English. For directions, see map at TUFS website. Please contact Professor Toru Aoyama for further information at taoyama@tufs.ac.jp

This lecture is jointly held by the Institute of Transcultural Studies-TUFS and the Japan Society for Southeast Asian Studies. The lecture is the first of ITC-TUFS's "Our Asian Neighbors, so near yet so far" Lecture Series.

lecture-poster-20150612
(Download this poster, PDF)

The lecture was successfully completed with 43 attendants. We would like to thank Thongchai sensei for his interesting and stimulating lecture.
Here are some of the photos during the lecture.
Thongchai lecture

Thongchai lecture

Thongchai lecture

2015年6月11日

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドに基づいてインドネシアのヒンドゥー教遺跡プランバナンについて検討したあと、映像資料(TBS世界遺産プランバナン寺院遺跡群、2000年放映)を使って遺跡についてさらに深く学びました。

次回は、大陸部の代表的な遺跡群があるアンコールについて検討する予定です。

■配付資料(PDF)
Moodleを見てください。

2015年6月10日

【地域基礎】

今週は、映像資料『青空がぼくの家』を前回の続きから最後まで鑑賞し、コメントシートに基づいて内容に関して検討しました。授業のあとでコメントシートを提出してもらいました。

次回からは、レフォルマシ期の映画を映像資料『ビューティフル・デイズ』(原題Ada Apa dengan Cinta)を鑑賞します。それに先だって、以下のテーマについて、グループごとに調べてきて、報告してもらいます。
 1. 1998年スハルト大統領退陣の経緯
 2. レフォルマシ期の主な改革
 3. アチェ問題解決の経緯
 4. ジョコ・ウィドド現大統領の略歴

2015年6月 9日

【4年次対象ゼミ】

今週は、課題の文献1の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。文献2は参考用です。インドネシアにおける日系企業の活動の一端が理解できたと思います。

次回は、資源に関連する文献を読むことにします。決まったらメールで連絡します。

文献1
田中英式「東南アジアにおける日系企業の域内ネットワークの実態」『経営総合科学』 (98), 21-39, 2012年

文献2(参考)
鈴木岩行「日系企業におけるインドネシア人ホワイトカラー」『東西南北』2009, 78-87, 2009年

2015年6月 8日

【3年次対象ゼミ】

今週は、以下の論文についての書評レジュメを報告してもらい、議論をおこないました。ホブズボウムの論文では「伝統」と「慣習」と「因習」の区別が必ずしも明確ではなかったようですが。自分たちなりの議論ができたことはよかったと思います。

次回は、インドネシアの若者ことばに関する論文を読んでみることになりました。また、図書館での文献検索についてのクラス・ガイダンスの開催を予定しています。いずれも、詳細が決まったらお知らせします。

・ホブズボウム「序論―伝統は創り出される」『創られた伝統』(紀伊國屋書店、1992年)pp.9-28.
・青木 保「「伝統」と「文化」」および前川啓治「訳者あとがき」『創られた伝統』(紀伊國屋書店、1992年)pp.471-488.

【インドネシア語読解】

今週は、20章のすべてと24章の第1~2パラグラフまで進みました。

読解のテキストのパート2として、16章、18章、36章を配付しました。欠席した人は633のドアボックスから受け取っておいてください。

次回は、24章の残りを読み、続いて16章に入る予定です。しっかりと予習をしておいてください。

2015年6月 4日

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週に引き続いて、配付資料に基づいてインドにおける大乗仏教の出現からイスラームの到来まで扱いました。

そのあと、スライドと映像資料(TBS世界遺産ボロブドゥール仏教遺跡群)を使ってインドネシアの仏教遺跡ボロブドゥールについて学びました。

次回は、同じくインドネシアのヒンドゥー教遺跡プランバナンについて検討する予定です。

Moodleで出していた「インド化」に関する課題は締め切りの設定に問題があったので、締め切りを6月17日(木)深夜24:00まで延長しました。詳しくはMoodleを見てください。

■今週の配付資料(PDF)
仏教遺跡ボロブドゥール

2015年6月 3日

【一般】

『ルック・オブ・サイレンス』(The Look of Silence, 2014年)は『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマー監督による新作ドキュメンタリー映画で、1965年9.30事件を被害者の側から描きます。日本では6月下旬から劇場公開されます。また、特別試写会とパネル・ディスカッションが以下の日程で行われます。学生は先着順で無料で参加できます。

■『ルック・オブ・サイレンス』特別試写会+パネルディスカッション
■日時:2015年6月3日(水)16:00開場、16:30開映、19:30終了予定
■場所:早稲田大学小野記念講堂
■無料。学生の方は先着順にご入場いただけます。開映後、上映中のご入場はお断りします。
■詳細は早稲田大学アジア太平洋研究センターのページをごらんください。

作品に関しては以下のサイトを参考にしてください。
『ルック・オブ・サイレンス』公式サイト
町山智浩『ルック・オブ・サイレンス』を語る(映画評論家町山智浩さんの紹介)
Internet Movie Database(英語)

【地域基礎】

今週は、映像資料『青空がぼくの家』の鑑賞を始め、アンドリとグンポルがグンポルの故郷の村に着いて、夕食をいっしょにする場面まで見ました。次回は、続きから最後まで見る予定です。

映画のコメントシートをまとめる準備をしておいてください。

2015年6月 2日

【4年次対象ゼミ】

今週は、課題の文献の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。イスラーム小説の流行およびその背景について学ぶことが多くありました。

次回は、インドネシアの工業化、日系企業の活動、技術移転に関する文献を読んで、書評レジュメを報告してもらいます。文献はまだ未定なので、決まったらメールでお知らせします。

文献
野中葉「イスラーム的価値の大衆化―書籍と映画に見るイスラーム的小説の台頭」倉沢愛子編『消費するインドネシア』第8章、慶應義塾大学出版会、2013年。

2015年6月 1日

【3年次対象ゼミ】

今週は、1935年に公開された映画『レゴン』(Legong: Dance of the Virgins)を鑑賞して、映画の内容について議論をおこないました。この映画はバリにおいてバリ人を使って撮影されたものなので、ゼミで読んだ論文「観光=植民地主義のたくらみ」の参考資料として有益だと思います。

次回は、以下の論文についての書評レジュメを作成して報告してください。

・ホブズボウム「序論―伝統は創り出される」『創られた伝統』(紀伊國屋書店、1992年)pp.9-28.
・青木 保「「伝統」と「文化」」および前川啓治「訳者あとがき」『創られた伝統』(紀伊國屋書店、1992年)pp.471-488.

【インドネシア語読解】

今週は、第15章に入り、すべてを読み終わりました。最後に、各グループごとに担当した部分に関連する問題を他のグループに出してもらいました。

次回は、第20章と第24章を読むので、予習をしておいてください。新しい読解のテキストも用意しておく予定です。

最後に、先週の授業時間に出した課題の日本語訳を提出してもらいました。

          

カテゴリー

過去のお知らせの記録

新規エントリーの投稿
[権限をもつユーザのみ]