≪ 【古典文化論】7月2日 | トップ | 【読解】7月6日 ≫

映画『マックス・ハーフェラール』上映会

【一般】

総合文化研究所のアクティブラーニング「映像による文化の横断」の一環として、6月26日(金)6限と7月3日(金)6限に、映画『マックス・ハーフェラール』を前後2回に分けて上映します。インドネシア地域基礎の授業の一部ですが、どなたでも予約不要で自由に参加できます。

【会場変更のご案内】7月3日(第2回上映)の会場は115教室に変更しました。会場変更にご注意ください。なお、6月26日は会場の席が不足し来場者の方にご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。115教室は十分な席がありますので、落ち着いて鑑賞していただけます。(2015-06-29)

映画『マックス・ハーフェラール』のポスター

映画『マックス・ハーフェラール』第1回上映会
■日時:2015年6月26日(金)6限~、17時30分開場、19時10分頃終了
■場所:東京外国語大学 総合文化研究所(研究講義棟422)(アクセスマップ
■担当教員:青山亨(インドネシア地域専攻教員)
■プログラム:資料を配付し、映画の背景について説明をしたのち、映画の前編を鑑賞します。

映画『マックス・ハーフェラール』第2回上映会
■日時:2015年7月3日(金)6限~、17時30分開場、17時40分開演、19時10分頃上演終了
■場所:東京外国語大学 115教室 研究講義棟1階突き当たり(アクセスマップ)(会場変更に注意)
■担当教員:青山亨(インドネシア地域専攻教員)
■プログラム:映画の後編を鑑賞したのち、時間の許す方の間で映画についての意見交換を行います。

■映画について
●原題:Max Havelaar
●制作:オランダ、フォンス・ラーデマーケルス監督、1976年、161分
●言語:オランダ語・インドネシア語、英語字幕付き
●内容:19世紀半ばのオランダ領東インド(現在のインドネシア)のジャワ島を舞台に、理想主義をいだく若い植民地行政官マックス・ハーフェラールの苦悩と挫折を描きます。
●ここに注目:原作は、エドゥアルド・ダウエス・デッケルがオランダ領東インドでの植民地官吏としての経験をもとに、ムルタトゥーリの筆名で1860年に発表した『マックス・ハーフェラール―もしくはオランダ商事会社のコーヒー競売』(Max Havelaar, of de koffieveilingen der Nederlandsche handelsmaatschappij)です。この原作には日本語訳が出版されています。19世紀中頃の「強制栽培制度」が行われていた時期のインドネシアが活写されています。作品中に挿入された「サイジャとアディンダの物語」は独立した物語としても知られており、2009年のインドネシア語劇のテーマにもなっています。なお、原作者のエドゥアルド・ダウエス・デッケルはオランダの植民地統治の問題点を指摘してはいるものの、植民地支配そのものを否定しているわけではありません。
●この映画についてもっと知りたい:IMDb:Max Havelaar(英語)

第1回上映会を終了しました。今回は初めから1時間12分のところで、マック・ハーフェラールが副理事官としてのルバック県への着任式を終えた夜、ジャクサが密かに訪問しルバック県での不正の訴える場面まで見ました。次回は、続きから最後まで見る予定です。

アクティブラーニング参加者にはレスポンスシートを提出してもらいました。

今回は、アクティブラーニング参加者の数が予想を上回っていて、席の数が十分ではありませんでした。次回は、席数の多い会場で上映を行うことにします。参加者の方にはご不便をおかけして申し訳ありませんでした。(2015-06-26追記)

第2回上映会を終了し、映画を最後まで見ることができました。アクティヴラーニング参加者にはレスポンスシートを提出してもらいました。また、上映後、時間のある人には感想や質問を述べてもらいました。(2015-07-03追記)

          

カテゴリー

新規エントリーの投稿
[権限をもつユーザのみ]