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2014年1月30日

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週と今週の配布物とスライドに基づいてブッダの生涯に関する物語(仏伝)について検討をおこないました。

次回は、ブッダの前世物語(ジャータカ)について検討する予定です。

期末レポート課題を発表しました。提出期日は2月13日の授業時間内です。

■今週の配付資料(PDF)
ブッダの生涯
期末レポート課題

2014年1月29日

【地域基礎】

今週は、私が選ぶ2013年インドネシア10大ニュースの結果を発表しました。ブログでは先週1月15日の記事で紹介しています。

そのあと、映像資料『島耕作のアジア立志伝 "庶民ビジネス"で勝機をつかめ~ハイルル・タンジュン(CTコープ)』(NHK BS1、2013年12月11日、29分)を見てもらい、1) ハイルル・タンジュンのプロフィール、なぜ人気があるのか?2) インドネシア社会の課題とハイルル・タンジュンンの対応、3) 今後を占う、の3項目についてグループ毎に検討してもらい、発表してもらいました。

次回2月5日は、今学期最後の授業になります。各自で期末レポートの課題を考えてきてもらい、グループ毎に議論してもらう予定です。詳細はメールで連絡します。

2014年1月27日

【3年次対象ゼミ】

来週はIkYさんに「インドネシア・イスラームの今後の展望:インドネシアはイスラーム国家へ向かうのか」というテーマで報告してもらい、議論をおこないました。

次回はIcYさんに「「移動する子どもたち」のアイデンティティについての考察」というテーマで報告してもらう予定です。

【インドネシア語読解】

今週は、第3章をすべて読み終えました。続いて、第14章Sampah(ゴミ)の第1パラグラフまで読み進みました。次回は第2パラグラフから進みます。

ただし、第1パラグラフのTidak Percumaの説明をする時間がなかったので、来週の授業でおこないます。

2014年1月23日

【東南アジア古典文化論】

今週は、映画版『マハーバーラタ』の残りを最後まで鑑賞しました。時間の都合で、一部は早送りにせざるを得ませんでした。

このあと、ワヤンクリによる「アルジュナの結婚」のエピソードを紹介する映像資料を見てもらいました。映画版とは形が違いますが、ここでも現代に生きる形でマハーバーラタが演じられていることが理解できたと思います。

最後に、映画版『マハーバーラタ』のコメントシートを提出してもらいました。

次回からは仏教の物語について触れる予定です。関連する資料を配付しました。また、期末課題について発表するので注意しておいてください。

■今週の配付資料(PDF)
仏教物語の進化・ジャータカ

2014年1月22日

【地域基礎】

今週は、先週に引き続いて映画『虹の兵士たち』を最後まで鑑賞しました。授業時間内に最後まで見るために1.4倍速で再生したことをお断りしておきます。観賞後、コメントシートを提出してもらいました。

来週は、別の映像資料を用意する予定です。

2014年1月20日

【3年次対象ゼミ】

今週は今年最初のゼミとなります。今週からは、冬休み課題の小論文をもとに毎週1名に発表をしてもらい、内容と形式の両面から議論をします。

今週はNTさんに「日本のインドネシアに対する政府援助(ODA)にとって、なぜインドネシア政府のガバナンスが重要とされるのか」というテーマで報告してもらい、議論を行いました。

来週はIYさんに「インドネシア・イスラームの今後の展望:インドネシアはイスラーム国家へ向かうのか」というテーマで報告してもらう予定です。

【インドネシア語読解】

今週は今年最初の授業です。第3章の第4パラグラフから第7パラグラフまで進みました。次回は第8パラグラフから読み進みます。

冬休みの課題2点を提出してもらいました。

2014年1月16日

【4年次対象ゼミ】

今年最初のゼミです。今年は13名が卒論、2名が卒研の提出を終えました。

今週は、降幡ゼミの学生も集まり、降幡先生から今後の活動について説明してもらいました。今週からは、2月に開催する卒論発表会に向けて、発表会の準備と卒論・卒研を収録したCDの制作を進めてもらいます。後輩に卒論作成のノウハウを伝えるためにも、ぜひがんばってください。

また、これとは別に、青山ゼミで卒論・卒研を提出した15名には、青山のウェブサイトに掲載するための卒論・卒研の要旨の提出をお願いしました。今月末までに提出してください。

【東南アジア古典文化論】

今年最初の東南アジア古典文化論ではWillem van der Molen先生をお招きしてゲスト講演The tale of Rama and Sinta in the comic version of Kosasih(コサシ版コミックにおけるラマとシンタの物語)をしていただきます。ウィレムさんには2011年11月15日の授業でもお話をしていただきましたが、今回は違う材料と観点からのお話になります。どなたでも参加できるので、関心のある方はぜひご参加ください。

Kosasih surrounded by his works

コサシ氏と彼の作品(Tempo.coウェブページより)

■ゲスト講演
・講演者:ウィレム・ファン・デル・モーレン(Willem van der Molen)
・題目:The tale of Rama and Sinta in the comic version of Kosasih(コサシ版コミックにおけるラマとシンタの物語)
・日時:2014年1月16日(木)4限(14:20-15:50)
・場所:東京外国語大学研究講義棟115教室
・言語:英語(適宜、日本語への通訳を行います)
・補記:どなたでも参加できます。予約不要。
・連絡先:青山亨研究室(研究講義棟633)

R.A.コサシは「インドネシア漫画の父」(1919-2012年)と呼ばれている人で、日本では福岡まどかさんの一連の研究で取り上げられています。
・「インドネシアにおけるラーマーヤナ物語の再解釈:R.A.コサシのコミックを事例として」(2009年)
・「インドネシアにおける伝統芸術と大衆文化の相互関係:西ジャワの人形劇とコミックのマハーバーラタ」(2011年)
・「インドネシアにおける伝統芸術と大衆文化の相互関係 : 西ジャワの人形劇とコミックのマハーバーラタ」(2013年)

■履修者のみなさんへ
今週は、冬休みの課題「日本のラーマーヤナ」のレポートを提出してもらいました。今日、事情で出席できなかった人は、今週土曜日までに青山までメールの添付ファイルで送信してください。

次回は、前回に引き続き映画版『マハーバーラタ』を鑑賞する予定です。

2014年1月15日

【地域基礎】

新年最初の今日の授業では、冬休みの二つの課題を報告してもらいました。まず、二つのグループに分かれて、グループごとに2013年のインドネシアの10大ニュースを発表してもらいました。各自のリストは提出してもらいました(下に集計結果を載せています)。

続いて、ビリトゥン島を中心とした錫の歴史について報告してもらいました。各自のレポートは提出してもらいました。

このあと、映画『虹の兵士たち』について配付資料を使って簡単に説明し、残り時間で映画の最初の12分までを鑑賞しました。来週は、映画の残りを見る予定です。

配付資料を受けとっていない人は、633研究室のドアボックスから受けとってください。

さて、個人の10大ニュースに順位ごとに重みをかけて(1位が10点、10位が1点)集計した結果が下のランキングです。いかがでしょうか?

東京外国語大学インドネシア語専攻生が選んだ2013年のインドネシア10大ニュース

順位ニュース
1国際会議を相次いで開催:APEC首脳会議(10月)、WTO閣僚会議(12月)
2ジャカルタで大洪水が発生、12人死亡(1月)
3各地で火山が噴火:東ヌサトゥンガラ州ロカテンダ火山噴火(8月)、北スマトラ州シナブン火山(11月)
4最低賃金5割増を求めて全国でデモ(10月末~11月初)
5ジャカルタで日本のODAによる地下鉄建設が着工(10月)
6与党民主党の党首が汚職容疑で辞任(2月)
7ユドヨノ大統領の携帯電話盗聴疑惑でオーストラリアとの関係が悪化(11月)
8スマトラ島での焼畑のためマレー半島で深刻な煙害(6月)
9インドネシアへの直接投資額、国別で日本が過去最高
10スズ・ニッケルなどの未加工鉱石の輸出を2014年から規制と表明(12月)

2014年1月 1日

【一般】

明けましておめでとうございます。

インドネシア共和国の祝日には宗教関連の祝日が多く、そのほとんどが毎年日にちを変えます。そこで、参考のために、2014年のインドネシア共和国の祝日を掲載しました。作成にあたってはインドネシア政府の公式文書(2014年インドネシア共和国国民の祝日ならびに政令指定休日に関する三大臣合同決定)を参照しました。2014年には新しく国際労働者の日(メーデー)が国民の祝日に加えられました。(2015-05-12改訂)

1月1日(水)西暦新年
1月14日(火)マウリッド(ムハンマド生誕祭)
1月31日(金)イムレック(孔子暦2565年新年)
3月31日(月)ニュピ(サカ暦1936年新年)
4月18日(金)聖金曜日(キリスト受難日)
5月1日(木)国際労働者の日
5月15日(木)ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2558年)
5月27日(火)イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
5月29日(木)キリスト昇天祭
6月28日(土)《ラマダン(断食月)の始まり》
7月28日(月)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
7月29日(火)イドル・フィトリ(断食明け大祭)
7月30日(水)*
7月31日(木)*
8月1日(金)*
8月17日(日)インドネシア共和国独立記念日
10月5日(日)イドル・アドハ(犠牲祭)
10月25日(土)イスラム暦1436年新年
12月25日(木)クリスマス(キリスト生誕祭)
12月26日(金)*

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。

注2)断食明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。

注3)伝統的なイスラームの考え方ではイスラーム暦の月の始まりは新月の観察に基づくことになっているため、断食明け大祭の儀礼が実施される日は地域や組織によってずれることがあります。

          

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