≪ 2014年8月 | トップ | 2014年11月 ≫

2014年10月30日

【東南アジア古典文化論】

今週は、まず最初に、ラーマーヤナの登場人物の相関図を受講生の一人にホワイトボードに書いてもらい、確認しました。
続いて、資料とスライドに基づいて、プランバナン寺院の浮彫を見ながら、ラーマーヤナの物語を検討しました。今週は、キシュキンダーの森でラーマとスグリーヴァが出会うところまで進んだので、次回は、スグリーヴァとバーリンの対決から検討を始めます。

■今週の配付資料(PDF)
プランバナン寺院浮彫・ケチャとラーマキエン

2014年10月29日

【地域基礎】

今週は、欠席で飛ばしていた章も含め、以下のレポートの報告をしてもらいました。
第5章「スカルノ政権下のインドネシア(1950年から1965年9.30事件まで)
第9章「インドネシアのイスラーム」
第10章「ジャワのワヤン」

Youtubeを活用したジャワのワヤンの報告はみんなの印象に残ったようでした。

次回は、第18章(環境問題)と第20章(日本の対インドネシアODA)のレポートの報告をしてもらいます。

2014年10月25日

【一般】

10月25日(土)に神戸研究学園都市共同利用施設UNITYにおいてシンポジウム「大学における医療通訳・コーディネーターの育成の課題と可能性」が開催されます。青山は「東京外国語大学におけるコミュニティ通訳・多文化社会コーディネーター養成の試み」というタイトルで報告をおこないます。

■シンポジウム「大学における医療通訳・コーディネーターの育成の課題と可能性」
■日時:2014年10月25日(土)14:00-18:00
■場所:神戸研究学園都市共同利用施設UNITY(ユニティ)
■アクセス:神戸市営地下鉄西神・山手線学園都市駅下車、徒歩1分(アクセスと地図
■主催:科研(B)「医療通訳・コーディネーターの教育プログラムの看護大学と外国語大学による共同開発」(代表者:金川克子)
■詳細:概要紹介

大学における医療通訳・コーディネーターの育成の課題と可能性
ポスターPDF

■プログラム
開会挨拶 金川克子氏(神戸市看護大学名誉教授、前学長)
<基調講演>
楊承淑氏(輔仁大學翻訳学研究所教授兼所長)
「台湾における医療通訳育成に大学が果たした役割」
<シンポジウム>
糸魚川美樹氏(愛知県立大学准教授)
「愛知県における医療分野スペイン語教育の実践」
瀧澤清美氏(群馬大学医学部付属病院システム統合センター)
「群馬県における医療通訳の制度と育成」
青山亨氏(東京外国語大学、多言語・多文化教育研究センター長)
「東京外国語大学におけるコミュニティ通訳・多文化社会コーディネーター養成の試み」
中田研氏(大阪大学医学部付属病院国際医療センター、副センター長)
「国際医療センターの取り組みと大学における人材育成」
松葉祥一氏(神戸市看護大学教授)
「神戸市看護大学と神戸市外国語大学による医療通訳・コーディネーター育成のプログラム開発の試み」
閉会挨拶 船山仲他氏(神戸市外国語大学学長)

2014年10月24日

【リレー講義】

今週は、10月24日(金)6限に106教室で、地域文化概論A「文化現象に現れる宗教的次元」第4回を担当し「インドネシアの神・神々・カミ」の題目で講義を行いました。これは言語文化学部で総合文化コースを希望する2年生を主たる対象とする授業です(むろんそうでない学生にも開講されています)。46名が受講しました。

この講義では、スライドと配付資料に基づいて、まず、日本語における「神」概念を整理した後、インドネシアにおける宗教実践に焦点をあて、固有の精霊信仰、ヒンドゥー教の多神教的信仰、イスラームの唯一神信仰が、重層的に重なり合って同時に成立しうる状況を理解してもらいました。

授業の最後にコメントシートを提出してもらいました。コメントシートの提出をもって出席とし、評価の対象とします。質問が記入されている場合には、近いうちにこのページで回答したいと思います。

■今週の配付資料(PDF)
講義概要・参考文献
スライド資料(抜粋)

2014年10月23日

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドに基づいて、テクストと物語(ストーリー)と語り(ナラティブ)について検討し、続いて、インドに関わる代表的なテクストとその伝承の形態について概観したあと、テクストと物語の関係を考える一つの事例としてガネーシャの物語を紹介しました。

今週は宿題があります。配付資料にあるラーマーヤナの概要をよく読んで、登場人物の相関図を準備してきてください。提出をする必要はありませんが、次回の授業時に受講生の代表に前に出てもらってホワイトボードに書いてもらう予定です。

■今週の配付資料(PDF)
テクストと物語、ラーマーヤナの概要・登場人物名一覧

2014年10月22日

【地域基礎】

今週は、先週済んでいなかった第3章の質疑応答のあと、順番に以下のレポートの報告をしてもらいました。
第6章「1965-1998:スハルトとインドネシア」
第7章「Reformasi:1998年から現在まで」
第8章「2014年総選挙と大統領選挙の結果とその意義」

次回は、第9章以降のレポートの報告をしてもらいます。

2014年10月21日

【4年次対象ゼミ】

今週は、Nさん、Iさん、Sさんの卒論指導を行いました。ルワク・コーヒーをテーマにするHさんとプサントレン・モデルンをテーマにするIさんには卒論の構成を提出してもらい、内容を検討しました。いずれも基本的に問題がないので、書けるところから書き始めるようお願いしました。国章としてのガルダをテーマにするSさんには、アンケートを取りまとめて次回に出してもらうようお願いしました。この3人への次回の卒論指導は11月11日を予定しています。

2014年10月20日

【3年次対象ゼミ】

今週は、遅くなりましたが、秋学期最初の授業となりました。

最初に、10月11日の南山大学での大阪大学・南山大学との合同ゼミ参加者による振り返りを行いました。

続いて、全員に夏休みの研究の進捗状況について報告してもらいました。

【インドネシア語読解】

今週は、遅くなりましたが、秋学期最初の授業となりました。

最初に、春学期の期末試験の答案、夏休みの翻訳宿題の答案、その解説を配付しました。

続いて、インドネシア語技能検定、南山大学のインドネシア語スピーチコンテスト、神田外語大学でのインドネシア語スピーチコンテストの案内を配付しました。

そのあと、新しいグループ分けを行いました。新しいグループ名は以下の通りです。
1. サンクトペテルマル子
2. リフレッシュ
3. てめえら
4. ジャングルの掟

最後に、テキストOrang dan Bambu Jepangの第1章の読解を始め、第3パラグラフの途中(...bermusawarah dahulu...)まで読み進みました。次回は、リフレッシュ班にここから始めてもらいます。

次回10月27日(月)は、プロメテウス・ホールでの語劇練習への参加をもって授業に代えます。その翌週11月3日(月)は文化の日で休日です。したがって、11月10日(月)の授業に第1章第3パラグラフの途中から読み進めることになります。しっかりと予習をしておいてください。

2014年10月16日

【東南アジア古典文化論】

今週は、インド的「歴史観」について、配付資料とスライドに基づいて検討しました。なお、10月9日の授業時間にインド的「歴史観」の資料を配付しましたが、今回は改訂版(ver. 3.3)を配付したので、差し替えてください。

次回は、テキストと物語の関係について検討する予定です。

■今週の配付資料(PDF)
インド的「歴史観」

2014年10月15日

【地域基礎】

今週は、最初に先週提出してもらった宿題「インドネシア国史の要約」を返却しました。先週見た映像資料と要約を元に、「インドネシア人から見た日本軍政期」についてポイントを各グループごとに3点提出してもらい、クラスでまとめて、前回の振り返りとしました。

続いて、レポート第1章~第3章の報告をしてもらいました。
第1章「オランダ東インド会社の活動:17,18世紀」
第2章「19世紀のオランダ東インド」
第3章「インドネシアの民族意識の形成と展開」

今週は時間が足らなかったので、第3章の質疑応答は次回に行います。レポート第4章の報告は先週終わっているので、次回はレポート第5章~第7章の報告の準備もしておいてください。

2014年10月14日

【4年次対象ゼミ】

今週は、HさんとOさんの卒論指導を行いました。巡礼の観光化をテーマにするHさんには、SNSによる巡礼者の意識調査の可能性を検討してもらうことになりました。ガムラン音楽の革新をテーマにするOさんは、引き続き自分のチャンネルで情報収集することになりました。

2014年10月 9日

【東南アジア古典文化論】

今週は、配付資料とスライドを使ってインド的世界観について検討を行いました。昨日の皆既月食も、古代の人々は神々の物語として理解していたことに注目したいと思います。

次回は、インド的歴史観・時間観について検討を行う予定です。

■今週の配付資料(PDF)
インド的世界観と歴史観

2014年10月 8日

【地域基礎】

今週は、最初に夏休み課題レポートを合冊製本したレポート集を配付しました。欠席でもらっていない人は青山研究室まで取りにきてください。

続いて、レポート第4章「日本軍政期~独立戦争期のインドネシア」を報告してもらい、質疑応答をおこないました。報告者には次の報告の司会をしてもらうので、1)紹介、2)時間管理、3)質疑応答の整理を意識するようにしてください。

その後、この時期の状況についての理解を深めるために、ワークシートとともに映像資料「発掘 幻の国策映画 日本軍占領下のジャワ」(NHK, 1989年放送, 44分)を見てもらいました。25年前のインタビューが含まれており、今となっては貴重な資料です。インドネシア人のなかでも農民層と義勇軍幹部のエリート層の間に違いがあったこと、インドネシア人にとっては日本軍政期も「オランダの時代」として理解されていることなど、興味深い点が描かれていることが分かります。

最後に、先週の宿題であったインドネシア国史第3章「日本軍政史」の要約を提出してもらいました。

次回は、最初に日本軍政期のポイントを各グループごとに3点提出してもらいます。準備をしておいてください。そのあと、レポート第1章~第3章の報告を予定しています。これも準備をしておいてください。

2014年10月 7日

【4年次対象ゼミ】

今週は、秋学期最初のゼミなので、夏休みの研究の進捗状況についてNさんとIさんに報告してもらいました。このあと今学期は、以下の全体の日程のなかで、卒論作成の進度にあわせて個別に指導をしていきます。

12月16日(火) 冬休み直前卒論中間発表会(全員参加必須)
 (冬休み)
1月8日(木)・1月9日(金) 卒論提出
1月13日(火) 青山・降幡合同ゼミ(全員参加必須)
2月中旬 卒論発表会

2014年10月 6日

【3年次対象ゼミ】

今日の授業は、台風18号の影響で、全学的にすべて休講となりました。

予定していた合同ゼミの予行演習は10月9日(木)の5限に641インドネシア語共同研究室で行います。

なお、来週10月13日は体育の日なので、次回は10月20日になります。夏休みに読んだ研究テーマに関連する文献のレジュメを報告してもらいます。

【インドネシア語読解】

今日の授業は、台風18号の影響で、全学的にすべて休講となりました。

配付する予定だった秋学期の読解テキストは、633研究室のドアボックスに入れておきますので、履修をする人は必ず受け取ってください。次回からすぐに第1章に入るので、しっかりと予習をしておいてください。

あわせて、夏休みの課題テキストの訳文をドアボックスに提出してください。

なお、来週10月13日は体育の日なので、次回は10月20日になります。

2014年10月 2日

【東南アジア古典文化論】

秋学期最初の今週の授業には、市民聴講生2名を含む21名が受講しました。最初に資料を配付して、授業のガイダンスを行ったあと、東南アジアの文化史を概観し、東南アジア古典文化を学ぶことの意義を理解してもらいました。

最後に、春学期受講生に提出物を返却しました。

来週からは、インド的な世界観・歴史観について検討していきます。

■今週の配付資料(PDF)
ガイダンス・構造化された東南アジア史年表

2014年10月 1日

【地域基礎】

秋学期最初の授業です。夏休みの課題レポートを提出してもらいました。

続いて、春学期期末試験の答案を返却し、地域基礎(宗教)の解答解説、インドネシア語検定とスピーチコンテストの案内を配付しました。

その後、インドネシア国史第3章「日本軍政史」のプリントを配付しました。この内容の要約をA4判1ページにまとめ、来週10月8日の授業時間に提出してください。来週は、日本軍政期に関する映像資料を見てもらい、夏休み課題のプレゼンをしてもらう予定です。

最後に、夏休みにインドネシアを旅行した人の体験を、最初はグループごとに、続いてクラス全体で共有しました。

          

カテゴリー

過去のお知らせの記録

新規エントリーの投稿
[権限をもつユーザのみ]