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4年次対象ゼミ

2009年1月15日

ゼミ生3人全員が無事に卒論の提出を終えました。お疲れ様でした。このあとは、卒論発表会の実行と卒論集(CD版)の作成に力を合わせてください。

2008年12月11日

今日は、今年最後で、かつ卒論提出前最後のゼミとなります。イスラーム寄宿塾での教育をテーマにしているK君と羽衣伝説をテーマにしているS君の卒論指導をおこないました。K君の卒論についてはできあがってきた第1章の原稿を中心に検討をおこないました。S君の場合は足らない資料をCiNiiによって資料を集めてもらうことにしました。

卒論提出日は1月8日と9日です。また、卒論発表会についての説明があるので、翌週の1月15日にも全員集合してください。

2008年12月 5日

今週は、インドネシアの風刺マンガ家スダルタ氏をテーマにしているF君とイスラーム寄宿塾での教育をテーマにしているK君の卒論指導をおこないました。二人とも順調に進んでいるようなので、あとは書き続けるだけです。来週は、卒論の原稿のうちできあがっている部分を提出してもらい、原稿の形式についてチェックする予定です。

2008年11月28日

今週は、報告予定者が出席できなかったので、来週に順延とします。来週は、冬休み前の最終・中間発表になりますから、卒論の全体像が示せるようにまとめてきてください。

2008年11月13日

今週は、インドネシアの風刺マンガ家スダルタ氏をテーマにしているF君の卒論指導をおこないました。風刺画の歴史についての節をスダルタ氏の略歴を扱った第3章の最初にいれること、最後の章には卒論全体の結論を書き込むようアドバイスしました。

S君には、羽衣型民話以外の民話もあつかうかどうか、早急に決めるようにアドバイスしました。羽衣型民話以外の民話も扱う場合には、インドネシアのどの民話をあつかうかフリースの民話集のなかから選択し、それに対応する日本の民話の典拠を確定することが必要です。羽衣型民話に限定するのであれば、日本、中国、その他の地域に見られるテキスト例をもあつめて、東アジア圏の羽衣型民話全体をあつかうようにするとよいでしょう。

2008年11月 6日

今週は、インドネシアと日本の民話の比較をしているS君の卒論指導をおこないました。とりえあえず、天女の民話(羽衣伝説)を取り上げているようなので、日本側の民話の典拠を示すことと、日本での先行きちんと押さえることをアドバイスしました。

来週はF君の番ですが、S君にももう一度来てもらうようお願いしました。

2008年10月23日

今日は、スダルタ氏の風刺画を卒論のテーマに選んでいるFさんと面談しました。卒論の構成についていくつかアドバイスを与えました。「マンガ」、「風刺」などの大きな概念を使うよりは、「風刺画」というより具体的な概念に絞って議論をしぼった方がよいでしょう。あとは、どんどん書き進めてください。

2008年10月16日

今週は今学期最初の全員の顔合わせとなりました。全員に卒論の進捗状況について報告してもらいました。これからは、まず卒論の全体構成を考えてもらい、書けるところ書き始めてください。

今週以降は、基本的に毎週交代で1人ずつ卒論指導をおこなうことにします。ただし、相談があるときはいつでも来室またはメールしてください。

2008年10月 2日

今日は、出席できた学生からは直接、出席できなかった学生からはメールを通じて、卒論の進捗状況について報告を受けました。

来週は、青山の海外出張のため休講とします。次回は、10月16日に出席してください。

2008年7月18日

今週のゼミは、第2回イスラーム文化表象科研研究会に参加することで出席としました。タイ映画『蝶と花』を鑑賞し、説明を受けました。タイ映画でありながら、南タイのマレー人ムスリム社会を舞台にした珍しい映画です。鉄道でマレーシア国境へ行くと、マレー的色彩が濃厚になるところが興味深かったです。

ゼミのあとで、これまでの研究の進捗状況の報告をしてもらい、夏休みの調査・研究計画の確認をおこないました。とくに、インドネシアの政治風刺画・ジョークをテーマにしているFさんは、7月11日に開催された風刺マンガ家スダルタ氏の講演会に参加し、大きな収穫があったようです。

今学期は今週で最後です。充実した夏休みを過ごしてください。

2008年7月10日

今日は、インドネシアの風刺画をテーマにしているFさんの卒論について検討しました。風刺画の主たる読み手が「中間層」であるという想定のもとに、インドネシアの中間層に関する先行研究の論文を読んでもらいました。中間層が自分たちの利害と関わらない場合には保守的な傾向があり、政治的意識もさほど高くないという指摘と、風刺画のもつ政治的なテーマとがどのように整合性をもっていたのか、さらに検討する必要があるようです。

明日7月11日には、インドネシアの有名な風刺マンガ家スダルタ氏の講演が早稲田大学であります。Fさんもこの講演会に出席して質疑応答に参加することになりました。

2008年6月12日

今日は、Sさんに川上勉編『現代文学理論を学ぶために』(世界思想社, 1994)からロラン・バルトとトドロフを紹介する部分、宮武正道『南洋の言語と文学』(大空社, reprint 2004, 1943)から南洋文学を紹介する部分のレジュメを報告してもらいました。次回も構造主義的な分析をあつかった文献のレジュメを報告してもらうことにしました。

卒論ゼミでレジュメを作るときは、可能な限り卒論の中で使えるような形で文章をまとめるようにしましょう。実際に卒論を書くときに時間の節約になります。

次回も、研究の現状報告をしてもらう予定です。今後は夏休みまで、隔週で集まってもらうことにします。質問や相談があれば、随時青山研究室まで来てください。

2008年5月29日

今日は、Kさんに西野節男「ポンドック・プサントレンの現状と改革」という論文についてのレジュメを報告してもらいました。この論文をもとに、実際にインドネシアでフィールド・ワークをするときに調査すべき項目をまとめておいてください。

次回は、研究の現状報告をしてもらう予定です。今後は夏休みまで、隔週で集まってもらうことにします。質問や相談があれば、随時青山研究室まで来てください。

2008年5月22日

今日はSさんにインドネシアの民話のいくつかを報告をしてもらいました。構造分析をするのであればもう少し丹念に民話の記述をしていく必要があるようです。日本の民話との比較など別の角度から分析することも視野にいれるとよいでしょう。

次週はKさんにポンドック・プサントレンの現状と改革についての論文のレジュメを報告してもらう予定です。

2008年5月15日

今日はFさんにインドネシアの検閲とその実態について花崎泰雄「インドネシア1999年プレス法成立過程」をもとに報告してもらいました。この報告で検閲する側の状況が少し見えてきました。検閲される側の状況がどうであったかを調べる必要があるでしょう。都市中間層の動向にも注意を払っておくとよいでしょう。

次回は、Sさんに民話の構造分析についてかインドネシア民話集について報告してもらう予定です。

2008年5月 9日

今日は、Sさんに、北米インディアンの民話の構造を分析したアラン・ダンダス『民話の構造』(大修館、1980)のレジュメを報告してもらいました。

ダンダスの研究は、ロシア民話の研究でプロップがおこなった手法を北米インディアンの民話の研究に適用したもので、構造主義による民話研究の代表的な例と言ってよいでしょう。あるテーマを共有する複数の民話が有する構造を、モティーフ素が連なったものとして理解します。モティーフ素を抽出するにあたっては、エティック的(外在的な)視点ではなくイーミック的(内在的な)視点をもつことはダンダスは強調しています。Sさんには、インドネシアの民話についても同じような方法論が使えるかどうか考えてきてもらうことにしました。

インドネシアの民話(昔話)を考えるためには『世界昔話ハンドブック』(三省堂、2004)も参考になるかもしれません。

来週は、Fさんに、インドネシアにおける検閲についての論文のレジュメを報告してもらいます。

2008年5月 2日

今日は、Kさんに、現在のプサントレンとマドゥラサについての論文のレジュメを発表してもらいました。プサントレンの一部にはマドゥラサやスコラを開設しているところがある。マドゥラサは宗教省の管轄、スコラは教育省の管轄という違いはあるが、いずれも一般教育8に対して宗教教育2の割合でカリキュラムを組むことが定められており、両者の境界は曖昧になりつつある。このような趣旨の内容でした。

来週はSさんに民話の構造分析に関する研究のレジュメを発表してもらう予定です。

2008年4月24日

今日はFさんにインドネシアのジョークについての報告をしてもらいました。James Danandjaja, Humor dan rumor politik masa reformati, 1999の翻訳をすすめており、その一部となります。一つ一つのジョークの絵解きだけではつまらないので、さらに突っ込んだ分析が欲しいところです。そのためには、ジョークや風刺画のデータをもっと増やすこと、ジョーク、笑い、風刺についての先行研究を広く読み、分析の手がかりになるアイデアを探すことが大事だと思います。

来週はSさんにプサントレンのカリキュラムについて報告してもらう予定です。

2008年4月17日

今日は今年度最初の卒論ゼミでした。参加者は、東部ジャワのプサントレンの宗教教育をテーマにする予定のKさん、スハルト政権期の風刺ジョーク・風刺画をテーマにする予定のFさん、インドネシアの民話をテーマにする予定のSさんの3人です。今年は、前年とちがって就職活動の結果も早くでているようで何よりです。

次週4月24日はFさんに、今読んでいるジョークに関するダナンジャヤのインドネシア語文献のレジュメを発表してもらいます。そのあと、5月1日にはKさんに、プサントレンでのカリキュラムに関する研究論文のレジュメ、5月8日にはSさんにアラン・ダンダスの『民話の構造』のレジュメを発表してもらう予定です。

Sさんにはメーリングリストの更新をお願いします。

          

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