【3年次ゼミ】4月27日
今週は、前回からの書評レジュメの報告の続きをおこないました。
次回からは、以下の論文の書評レジュメの報告をしてもらいます。
野中葉「イスラーム短編小説の広がりとインドネシアの女性たちのイスラーム覚醒」『アジア・アフリカ言語文化研究』87: 83-101.
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今週は、前回からの書評レジュメの報告の続きをおこないました。
次回からは、以下の論文の書評レジュメの報告をしてもらいます。
野中葉「イスラーム短編小説の広がりとインドネシアの女性たちのイスラーム覚醒」『アジア・アフリカ言語文化研究』87: 83-101.
今週は、自分の研究テーマにとって必要なデータ、データを検索するためのキーワード、春休みの研究計画の3点について報告してもらいました。また、報告に合わせて、文献検索のコツについても紹介しました。
以下は、今回紹介したいくつかの文献の種類です。
先行研究
・雑誌論文、図書
・日本語、英語、インドネシア語
専門事典などの概説書
新聞・雑誌などのメディア
・日本語、インドネシア語など
官公庁、各種機関のサイト
・日本語、インドネシア語
今学期のゼミは今週で終わりです。それでは充実した春休みを過ごしてください。
今週は、323パソコン教室でパソコン研修の続きを行いました。前回の復習をしたあと、参考文献リストのスタイルの設定、セクションを使ったページ番号(ノンブル)の表示、禁則文字の設定などについて実習をおこないました。
セクションを使ったノンブルの表示方法には、すこし分かりにくいところがあります(私も間違えてしまいました)。そこで、今回紹介した方法を「MS Wordで本文の最初のページを第1ページにしたい」という記事にまとめておいたので、参考にしてください。
次回は、通常の425教室で文献検索の方法について学ぶ予定です。自分の研究テーマにとって必要なデータ、データを検索するためのキーワード、春休みの研究計画の3点について報告してください。いくつかのキーワードについては実際に検索をしてみて、文献の探し方のコツを身につけてもらう予定です。
今週は、研究計画の報告の続きをしてもらいました。
次回は再び323パソコン教室でパソコン研修の続きを行います。参考文献リストのスタイルの設定、セクションを使ったページ番号の表示、禁則文字の設定などについて触れる予定です。
その後の最終回では、通常の425教室で文献検索の方法について学びます。
今週は、323パソコン教室で、実際に書かれた卒論原稿のファイルを素材にして、レポート・卒論作成のときに欠かせないWord活用の技能の一つであるタブとインデントの使い方を中心にパソコン研修をおこないました。今回の研修の前提となる2014年7月14日のゼミでおこなったパソコン研修の様子も確認しておいてください。
今回の主な項目は以下のとおりです。
そのほか、文字間隔の変更、改ページ、右揃えタブとタブのリーダー、コントロール+Yによる操作の繰り返しにも触れました。
来週は通常どおり425教室で行い、研究計画の報告の続きをお願いします。
再来週は再び323パソコン教室で続きの研修を行います。参考文献リストのスタイルの設定、セクションを使ったページ番号の表示、禁則文字の設定などについて触れる予定です。
■参考用資料(2014年7月14日のゼミで使用) ・ワード使いこなし-#01レポート (PDF) ・ワード使いこなし-#02論文 (PDF) ・ワード使いこなし-#03練習-file.docx (Word)
1月15日(木)が月曜日振替授業日だったので、今日が2015年最初の3年次ゼミの授業日となりました。
冬休み前の話し合いに基づいて、新しい研究計画と冬休みに行った研究の進捗報告をしてもらいました。今日、時間が無くてできなかった人の報告は次の機会におこなってもらいます。
次回1月19日(月)のゼミは323パソコン教室でおこないます。レポート・卒論作成のときに欠かせないWord活用の技能の一つであるタブとインデントの使い方を中心にパソコン研修をおこなう予定です。
今週は、今年最後の3年次ゼミでした。先週指示したように、「問い」「答え」「理由」という形式で卒論のテーマを整理したうえで、冬休みの研究計画を示したものを報告してもらい、全員で検討を行いました。
今回は、考える技法の一つとして「なぜなぜ分析」を使って、テーマの掘り下げを試みてみました。
次回は、1月15日(木)になります。木曜日ですが月曜日の振替授業日です。この日には、冬休みに得られた知見をレポートにまとめて提出してください。紙版を提出するのと同時に、ファイルを青山まで送付してください。ワードによる文章作成の技法についての説明で利用させてもらいます。
それではよい新年を迎えてください。
今週は、受講生のKMさんの卒論の研究計画を、「仮説」としての:「問い」⇒「答え」(結論)、「理由」、「根拠」(データと先行研究)というフレームで報告してもらい、ゼミ全体で検討してみました。検討のなかで、ブレーンストーミング、ピラミッド構造、もれなく・だぶりなく(MECE=Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)と言った技法を使ってみました。今回の時間内では結論まで至りませんでしたが、インドネシアの大都市の交通渋滞を解消するにはどうすればよいか?という問いに対して、道路の建設・管理をする側と道路を利用する側の視点が必要なこと、後者については、歩行者と自動車・バイクの運転手の視点を分けて考えるべきことが明らかになりました。
そのあと、それぞれの研究計画をカードに書いてもらい、隣同士のペア・ワークをしたあと、その議論を踏まえて一人一人に研究計画を報告してもらいました。
次回は、今日の議論を反映した新しい研究計画と冬休みの研究活動の予定を報告してもらいます。A4判1枚にまとめて提出してください。
今週は、11月26日に配付した論文(青山亨「インド化再考:東南アジアとインド文明の対話」『総合文化研究』Vol.10(2007):122-143)の書評レジュメを報告してもらいました。今週は4人まで済んだので、次回は残りの3人にしてもらいます。
また、次回には、今週のゼミで示したクリティカル・シンキングの考えにしたがって、自分の卒論のテーマについて、問いと答えと理由について仮説を立てたものを報告してもらいます。
論文として必要な要素は次の4点です。
1. 「問い」:何らかの「問い」を提起している。
2. 「答え」:「問い」に対して、論理的に「答え」(結論)を出している。
3. 「理由」:「答え」を出すにあたって、「理由」を示している。
4. 「根拠」:「理由」を裏付けるための「根拠」(文献やデータなどの資料)を提示している。
(山田剛史・林創『大学生のためのリサーチリテラシー入門:研究のための8つの力』ミネルヴァ書房, 2011年, pp.110-111.)
卒論を書くにあたっては、まず、「問い」から「理由」を経て仮の「答え」に至る全体の見通しを立てる必要があります。これを「仮説」を立てると言います。仮説を立てるためには、上の4要素を意識しながら多くの関連文献を読むことが大切です。さらに、適切な仮定を立てるなかで、仮説を支える根拠をどのように集めるか、という次の具体的なステップが見えてきます。
今週は、新しい研究テーマを考えているKさんに、インドネシアの交通インフラについての報告をしてもらい、ゼミ全体で議論を行いました。
有料道路についてのマインド・ツリーを作ったほか、道路からインフラに至る「抽象の梯子」についての検討も行いました。
次回は、Kさんに、今日の議論を踏まえた新しい研究計画を報告してもらい、あわせて、11月26日に配付した論文の書評レジュメを全員に報告してもらいます。
今週は、11月26日(水)が月曜日の振替授業日となりました。まだ報告の終わっていなかった1名に報告をしてもらいました。さらに、その中で出てきた課題を材料にして、簡易KJ法とマインドツリーを使って全員のアイデアを出してもらいました。
今日のゼミでは、マクロ経済とミクロ経済、定性的データと定量的データの概念についても学ぶことができました。
次回は、卒論のテーマに迷っているゼミ生に材料を提供してもらい、ゼミ生全体でアイデアを出してもらうことにします。
抽象の梯子、フレームワーク思考といった発想の技法にも触れたいと思います。
今週は、書評レジュメ用の論文を配付しました。書評レジュメは12月9日のゼミの時に発表してもらいます。今日、受け取っていない人は633のドアボックスから受け取ってください。
今週は、まずアンドレア・ヒラタ氏の講演会の振り返りを行いました。出席した全員が深い印象をもったことが分かりました。
そのあと、まだ夏休みの研究の進捗状況を報告してもらっていなかった2名に、報告をしてもらいました。
次回は、外語祭のあと、12月26日(水)の月曜日振替授業日に行います。インドネシアに関する論文の講読と卒論作成に必要な技術の習得(パソコンを含む)という2本の柱でゼミを進めていく予定です。
今週は、アンドレア・ヒラタ氏の講演会「作者アンドレア・ヒラタが語る『虹の少年たち』の世界」への参加をもってゼミへの参加の代わりとします。
今週は、遅くなりましたが、秋学期最初の授業となりました。
最初に、10月11日の南山大学での大阪大学・南山大学との合同ゼミ参加者による振り返りを行いました。
続いて、全員に夏休みの研究の進捗状況について報告してもらいました。
今日の授業は、台風18号の影響で、全学的にすべて休講となりました。
予定していた合同ゼミの予行演習は10月9日(木)の5限に641インドネシア語共同研究室で行います。
なお、来週10月13日は体育の日なので、次回は10月20日になります。夏休みに読んだ研究テーマに関連する文献のレジュメを報告してもらいます。
今週は、夏休みの研究計画を報告してもらいました。
夏休みが明けた秋学期には、夏休みに読んだ研究テーマに関連する文献のレジュメを報告してもらう予定です。
それでは、有意義な夏休みを過ごしてください。
青山 亨
今週は216パソコン教室で、配付資料に基づいて、レポート作成のためのWordの使い方について、説明をおこないました。主な項目は以下のとおりです。
セクションや注などについては、別の機会をもうけて、卒論作成のためのWordの使い方について説明するときに触れたく思います。
来週は祝日のため、次回は再来週7月28日に通常の教室で行います。卒論に予定しているテーマ、その意義、調べるべき事柄、夏休みの研究計画を4000字程度にまとめて提出のうえ報告してもらいます。今日のレポート作成の技法を活用してください。また、今日実施できなかった授業評価アンケートを行う予定です。
今週は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで全員に書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。自分自身の卒論の研究作成にも有効ないくつかの気づきがあったようです。3つだけ例をあげておきます。
1. インドネシアだけではなく、マレーシアなどと比較することで、新しい知見が生まれる。
2. 1つのトピックについても複数の論文を読むことで、より深い理解ができる。
3. 同じ研究者の論文を時系列で読むことで、研究者の考え方の変化を理解することができる。
次回は、ロジャー・パルバース氏の講演会「面白い日本の私」に参加することで、ゼミへの参加とします。講演会に参加して得られた知見についてレポートを作成し、青山にメール添付ファイルとして提出してください(ワード・ファイル、1000字程度、7月13日24:00締めきり)。
・ロジャー・パルバース氏講演会「面白い日本の私」
・日時:2014年7月7日(月)16:00-17:30
・場所:東京外国語大学研究講義棟226教室
・詳細:沼野恭子研究室ブログ「ロジャー・パルバーズの七夕講演」
また、その次の回は、7月14日に216パソコン教室で、卒論作成に役立つワードの使い方について演習を行います。
今週は、先々週の課題である、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について3人に報告してもらいました。
次回は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで全員に書評レジュメを報告してもらいます。
今週は、216パソコン教室で、卒論作成に役立つエクセルの使い方について、スキルアップ演習を行いました。
演習の材料として、インドネシア中央統計局(Badan Pusat Statisik)のウェブサイトにある2010年国勢調査(Sensus Penduduk 2010)のデータを利用しました。
今回は、Penduduk Menurut Wilayah dan Agama yang Dianutのデータを用いて、州別の信徒数の割合や国全体の信徒数の割合を出し、グラフにし、ワードに貼り付けるまでの手順を練習しました。
今回の演習での達成目標は以下のとおりです。
次回は、前回の課題である、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について報告してもらいます。
今週は、青山亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』(No.43, 2006, pp.3-14)の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。次回は、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について報告してもらうことにしました。
なお、教務課にパソコン教室の予約を依頼しているところです。教室が確保できた段階で、卒論作成に必要なパソコン利用のスキルアップを行う予定です。
【お知らせ 2014-06-10】パソコン教室の予約が取れたので、次週6月16日のゼミは216教室で、卒論作成に役立つエクセルの使い方について、スキルアップ演習を行います。
今週は、CMさんによる阿良田麻里子「インドネシアにおける食のハラールの現状」の書評レジュメの報告を中心に議論をおこないました。今日までの議論で、現在のハラール認定についての状況の理解が深まったと思います。
ハラールに関しては、第2回食のハラール性に関する国際シンポジウム「グローバルな視点から見る宗教的規範とフードビジネス」が2014年6月17日(火)に東京工業大学で開催されます。詳細は公式サイトを見てください。
次回は、青山亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』(No.43, 2006, pp.3-14)(PDFテキスト)を読んで書評レジュメを報告してもらいます。できるだけ、内容についての批判的な論点を出してもらうことを期待しています。
今週は、報告を予定していたCMさんが欠席だったので、私の方で用意した文献検索の方法についての説明を行いました。
参考情報として「日本語の図書や雑誌論文を検索する」を読んでおいてください。なお、この記事は2009年のもので、現在では、GeNiiのサービスは終了しCiNiiに一本化されていることに注意してください。
くわえて、英語文献の検索方法、新聞記事の検索方法にも触れました。
次回はCMさんの報告を予定しています。
今週は、課題になっていた阿良田麻里子「インドネシアにおける食のハラールの現状」の書評レジュメを報告してもらい、議論をおこないました。次回は、今週報告ができなかったCMさんの報告を中心に議論をおこないます。参考資料として、小林寧子「インドネシアの「味の素」騒動の顛末」『イスラム世界』(No.57, 2001年, pp.63-75)も読んでもらうことにしました。
今週は、前回に引き続いてホブズボウムの『創られた伝統』「序論」の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。創られた伝統という考え方は、今では「伝統」や「文化」を議論するときの基本となっているので、卒論を書くにあたっても留意してください。
次回は、より具体的なテーマを取り上げることにしました。阿良田麻里子「インドネシアにおける食のハラールの現状」『食品工業』(Vol.57, No.5 (2014), pp.1-8)を読み、書評レジュメを報告してください。同じ著者による『世界の食文化6 インドネシア』(農山漁村文化協会、2008年)も参考になると思います。
今週は、5月8日(金)に月曜日の振替授業が行われました。
今週は、ホブズボウムの『創られた伝統』序論の書評レジュメをKMさんとCMさんに発表してもらい、全員で検討をおこないました。ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの違いやインドネシアに即した「伝統」の三つのタイプについての理解を深めることができました。
次回は、今回発表できなかった人たちに発表をお願いします。
今週は、永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ―1920年代のバリから」の書評レジュメを全員に提出してもらい、そのうちの2名の報告に基づいてゼミ内で議論を行いました。
次回は、今週報告できなかった人の報告に基づいて議論を行う予定です。
今週は2014年度春学期最初の3年次ゼミの授業です。
新年度最初のゼミでは、まず、卒論(または卒研)の制作にいたるまでの流れを説明しました。さらに、2月の読解の授業時間に提示した宿題にしたがって、卒論・レポート作成について解説した図書の紹介を行ってもらい、続いて、受講生の希望している研究テーマについて語ってもらいました。現時点ではまだ広いテーマでもかまいませんが、夏休みに入る時までにはある程度絞り込んでおくようにしてください。
春学期では、基本的に、インドネシアに関連する論文の書評レジュメを報告して議論を進めていくことにします。最初の課題は以下のとおりです。書評レジュメ作成のガイドラインにしたがってレジュメを作成し、次週のゼミで報告してください。
永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ―1920年代のバリから」山下晋司・編『観光人類学』新曜社、1996年、pp.35-44.