【3年次ゼミ】1月14日
今週は今学期最後のゼミとなりました。来年度に向けて研究計画を提出し、検討をおこないました。出席した5名の研究テーマは以下のとおりです。このうちAHさんとSKさんは副ゼミとしての参加です。
- AHさん「日本語を母語とするインドネシア語学習者とインドネシア語母語話者の発音比較と矯正方法の効果」
- SKさん「インドネシア共和国における保険医療の質向上に向けた取り組みと課題」
- NHさん「神に意味付けされた世界を⽣きるムスリムとそうでない⼈々は精神的に強さの違いがあるのか」または「〜境界線を乗り越えた⼈々〜イスラーム信仰をやめる⼈々と⾮イスラーム世界で育ちつつイスラムに⼊信した⼈のそれぞれの動機」
- STさん「2000年代初頭までのインドネシア語における話し言葉について」
- USさん「インドネシアの首都機能移転の展望 他国の事例を踏まえて」
それぞれ、音声学、国家的な制度、個人の信仰、社会言語学、政策という異なった専門分野のテーマが出され、研究計画について議論がおこなわれました。とくに、就活を踏まえた現実的な工程を考えるべきこと、コロナ禍が続くためネットを最大限に活用した文献収集を進めるべきことなどを指摘しました。
研究計画に含まれた基本文献の書評レジュメの提出が、春学期の4年次ゼミの最初の週に提出する課題となります。書評レジュメを書くときには、単なる感想にならないよう、その文献の中のどの部分が自分の卒業論文にどう関わってくるのかを明らかにしてください。
それでは、新型コロナ感染に気をつけつつ、充実した時間を過ごしたのち、春学期に再会しましょう。