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『天変地異はどう語られてきたか』が刊行されました。

【一般】

東方書店から東方選書の1冊として『天変地異はどう語られてきたか:中国・日本・朝鮮・東南アジア』が刊行されました。第1部「宗教と天変地異」、第2部「王権と天変地異」、第3部「外来者と天変地異」、巻末の座談会から構成され、アジア各地の天変地異の言説を禍福の両面から検討する試みです。

青山も、2004年スマトラ島沖地震によるアチェの津波被害を中心に取り上げてイスラームと災害について論じた「地震は神の徴か―イスラームの信仰と災害」(pp. 60-85)を第1部に寄稿しています。災害が神の意思によってもたらされるのであれば、人間は防災にどう取り組むことができるのかという問題をイスラームの視点から検討しています。また、第3部のコラム「インドネシアの外来者 ジョヨボヨの予言」(pp. 246-247)も担当しました。関心のある方はぜひご覧ください。

串田久治編『天変地異はどう語られてきたか:中国・日本・朝鮮・東南アジア』東方書店、2020年2月12日、296pp. ISBN 978-4-497-22001-1.

書籍『天変地異はどう語られてきたか』の表紙

【リンク】東方書店 Amazon

          

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