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2014年4月30日

【地域基礎】

今週は、まず、インドネシアの白地図の宿題と地域基礎1A(月1)での提出物を返却しました。

そのあと、先週の課題「あっ!こんなところにもインドネシア製品」の発表をグループごとにしてもらいました。私の説明不足で、1グループ1テーマに絞り切れていなかったグループもありましたが、いずれも興味深い製品を見つけてくれました。熱帯降雨林で火山地帯というインドネシアの特性を生かした資源が使われていることや、工業製品の生産と輸出も進んでいることなどが確認できました。

続いて、先週の続きで、配付資料とスライドに基づいて、インドネシアの民族と言語の特徴について学びました。日本語では同じく「民族」と表現されますが、インドネシア語のbangsa(nation)とsuku(ethnic group)とを分けて理解することが大事です。

最後に、来週への橋渡しとして、インドネシアの宗教について概要を説明しました。

今週は課題があります。2014年のインドネシアの国の祝日の一覧、日付、意味、根拠となる暦について調べてきて、来週、グループごとに発表してください。

2014年4月28日

【3年次対象ゼミ】

今週は、先週に引き続き永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ―1920年代のバリから」の書評レジュメを報告してもらい、全員で検討を行いました。

最後に、まだ研究テーマについて語ってもらっていなかった受講生に研究テーマを語ってもらいました。

次回は、ホブズボウム『創られた伝統』(紀伊國屋書店 、1992年)の序文の書評をレジュメを報告してもらい、全員で検討する予定です。

また、5月3日から始まる「インドネシアの染織」展をそれぞれ見に行ってもらい、6月以降に報告をしてもらうことにしました。

【インドネシア語読解】

今週は、第1章の第5パラグラフから第9パラグラフまで進みました。次回は、第10パラグラフから始め、第2章に入る予定です。

授業の後半では、挑戦問題(1.ternyata, 2.begitu 形容詞nya, 3.dalam 動詞, 4.berhasil me動詞/di動詞)をしてもらい、グループごとに発表してもらいました。2.までで時間が来たので、次回は3)以降を発表してもらいます。

また、先週の宿題の発表をする時間がなかったので、これも次回にしてもらうことにします。

次回は、月曜日授業振替日となる5月8日(木)になります。

【リレー講義】

今週は、地域基礎1A「東南アジア研究入門」の歴史(その1)を担当しました。最初に、東南アジア史の構造を解説し、「超構造化年表」で作業をしてもらいました。続いて、東南アジアの代表的な歴史的景観の写真を見て、どの地域・時代に相当するかを考えてもらいました。そのあと、古代史の部分のまとめを行いました。最後に、全体の整理として小テストを行いました。

限られた時間なので、駆け足の講義となりましたが、詳細は『東南アジアを知るための50章』の第2章「歴史の流れを概観してみよう:東南アジア史の構造」と第4章「インド化:東南アジアの古代史」を読んで、学んでください。

2014年4月24日

【東南アジア古典文化論】

今週は、最初に前回の映像資料のレスポンスシートを返却しました。レスポンスシートでの質問には先週のブログのページで回答しているので、参考にしてください。

そのあと、スライドと配付資料に基づいて東南アジアの歴史の構造と、東南アジア古典文化論が扱う時代の位置づけについて確認しました。

授業終了時に前回の宿題(東南アジア諸国の国名の意味と由来)を提出してもらいました。

次回は、東南アジアの基層文化における精霊信仰について探っていきます。

■今週の配付資料
・東南アジア史の構造化年表(白紙)
・東南アジア史の構造化
まとめてダウンロードする (PDF)

2014年4月23日

【地域基礎】

今週は、まず、インドネシアの大型地図を使って、先週の白地図の宿題をもとに、インドネシアの島、海の名称を復習しました。続いて、東南アジアの代表的な気候グラフ5種類を各グループに配布し、グループごとに、場所と気候区の説明をおこなってもらいました。

続いて、前回の配付資料の残りの説明を行い、34州の州名の確認を行いました。

最後に、スライドを使ってインドネシアの代表的な民族の紹介を行いました。ここで時間が来たので、次回はスライドの続きから始めます。

授業の最後に宿題の白地図を提出してもらいました。

今週は宿題があります。「あっ、こんなところにもインドネシア製」というテーマです。身の回りにある(意外な)インドネシア製品を発見し、なぜその製品がインドネシアで生産されているのか背景を説明するプレゼンを、来週の授業時間にグループごとにしてもらいます。

2014年4月22日

【4年次対象ゼミ】

今週は、NTさんに、卒論のテーマとして、インドネシアのコピ・ルアック(ルアック・コーヒー)についての報告をしてもらいました。嗜好品としての側面、インドネシアの輸出産業としての側面、イスラームのファトワの対象としての側面、ジャコウネコの生態と保護という側面など、いろいろな観点からアプローチができることが分かりました。

次回は、IYさんに、卒論テーマについての報告をしてもらいます。

なお、次回は連休期間中のため、5月2日(金)の火曜日振替授業日に開講されます。

2014年4月21日

【3年次対象ゼミ】

今週は、永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ―1920年代のバリから」の書評レジュメを全員に提出してもらい、そのうちの2名の報告に基づいてゼミ内で議論を行いました。

次回は、今週報告できなかった人の報告に基づいて議論を行う予定です。

【インドネシア語読解】

今週は、第1章の第4パラグラフまで進みました。次回は、第5パラグラフから始め、できれば第1章の最後まで進むことを希望しています。

今週の重要語・構文:ternyata, begitu 形容詞nya, dalam 動詞

今週は宿題があります。Echols版インドネシア語-英語辞典のxxi頁にある略語一覧の日本語訳を各グループごとに作成してください。次週、発表してもらいます。

2014年4月17日

【東南アジア古典文化論】

今週は、東南アジアにおける文化・宗教の重層性を実感として掴んでもらうために、映像資料「アジアの古都 ジョグジャカルタ」(NHK、2002年放送、50分)を見てもらいました。見る前にイスラームや精霊信仰についてのイメージを話してもらい、映像資料を見ながらワークシートに書き込んでもらいました。ワークシートは授業後に提出してもらいました。

今週は宿題があります。東南アジア11か国の国名の意味と由来を調べ、来週の授業時に提出してください。下に様式があります。

次回は、東南アジアの宗教的多様性を生み出した歴史的背景を検討します。

■今週の配布物
・映像資料「アジアの古都 ジョグジャカルタ」ワークシート
・「東南アジア11か国の国名の意味と由来」ワークシート(宿題)
まとめてダウンロードする (PDF)


映像資料「アジアの古都:ジョグジャカルタ」のワークシートを読ませてもらいました。熱心な書き込みをしてくれた人が多かったです。以下、書き込みへのコメントや質問への回答を順不同で書いておきます。(2014-04-20更新)

映像資料で「人々はスルタンを神の使いとして崇めている」と述べられている
本来、イスラーム社会におけるスルタンは神の使いではなく、いわんや崇拝の対象とすべき存在でもありません。これは、ジョグジャカルタ周辺のジャワ人がもつ独特の価値観と言うべきものです。ここにも、イスラーム以前の土着的文化の影響をみてとることができます。

アブディ・ダラム(宮廷家臣)の男性がかぶっているターバンのような帽子
これはブランコン(belangkon)と呼ばれるものです。もともと正方形のバティックの布を頭に巻いていた(これをイカット・クパラ(ikat kepala)と呼ぶ)ものを帽子型に縫い合わせものです。帽子型にしたのはヨーロッパの影響と考えられます。

スルタンの供物や食べ物に日傘をさす
日傘を権威の象徴とするインド文化の影響と考えられます。

手を合わせる挨拶
これはスンバ(sembah)と呼びます。東南アジアに広く見られる習慣で、インド文化の影響と考えられます。

宮廷音楽
宮廷舞踊ブドヨの舞踊の伴奏に流れていた音楽はガムラン(gamelan)と呼ばれる民族音楽です。ジャワを中心に東南アジアの島嶼部で行われています。

スルタンは自分の衣服や髪・爪を山の神や海の神にささげる
イスラームの神ではなく、土着の精霊信仰の神々に対する供犠です。イスラーム到来以前の土着の文化の影響が残ってます。

スルタンの配るコインに神の恵みがある
人間に過ぎないスルタンから神の恵みが与えられるという考え方は、本来のイスラームの教理から外れた、ジャワ社会独特の価値観です。神の恵みはルズキ(rezeki)あるいはブラカ(berkah)と呼ばれます。ちなみに、オバマ米大統領の名前であるバラク(Barack)もブラカと同じ語源です。

スルタンの家臣を勤めても給与が少なく、他の仕事で生計を立てなければならない
スルタンの家臣を勤めることは名誉職と見なされています。家臣を勤めることは、生計の手段にはならないかもしれませんが、本人の自尊心と社会的威信を高めることになります。

スカテンの時に作られる御輿
グヌンガン(gunungan)と呼ばれます。「山のようなもの」という意味で、インド的世界観で世界の中心にあるメール山(須弥山)を象徴しています。もともとは土着の豊穣儀礼と考えられますが、メール山への参照はインド文化の影響です。

王宮の配置が南北の軸に沿っている
これは基本的にはインド文化の影響と考えれますが、同時に、北にある活火山のムラピ山、南にあるインド洋にそれぞれ王都を守る土着の神がいるとする精霊信仰の影響もあると考えられます。


2014年4月16日

【地域基礎】

今週は、インドネシアの地理と気候がテーマです。

最初に、各グループごとに、続いて、各グループごとに、インドネシアにおける「熱帯雨林気候」「熱帯モンスーン気候」「サバナ気候」という3つの代表的な気候について説明をしてもらいました。どのグループも興味深いプレゼンをしてくれました。熱帯という共通性があるなかで、年間を通じて降雨量が変化しない熱帯雨林気候から、乾季と雨季の区別がある熱帯モンスーンを経て、乾季が卓越するサバナ気候まで、虹のグラデーションのように気候区がつながっていることがイメージできるとよいです。

続いて、ホワイトボードに大型のインドネシア地図を貼って、レスポンスシートの白地図に書き込みながら、インドネシアの地理を学びました。とくに、基本は島と海なので、しっかりと理解しておいてください。

資料として、「インドネシアの地理」、「インドネシア白地図」、「インドネシア34州の基礎情報」、インドネシア地域研究のための基本文献リスト」を配布しました。

今週の宿題は、配布したインドネシア白地図に、島・海・海峡の名前、州名、主要都市名を記入し、さらに自分の関心のあるテーマに基づいて細く情報を記載することです。次回の授業時に提出してください。

2014年4月15日

【4年次対象ゼミ】

今週は、3名の出席者がいました。先週欠席していたIYさんの研究テーマであるプサントレン・モデルンの調査を中心に検討しました。残りの時間ではSRさんの研究テーマである国章としてのガルーダについてのサブ・テーマについて検討しました。

次回は、NTさんの研究テーマであるコーヒーとファトワについてを中心に検討する予定です。

2014年4月14日

【3年次対象ゼミ】

今週は2014年度春学期最初の3年次ゼミの授業です。

新年度最初のゼミでは、まず、卒論(または卒研)の制作にいたるまでの流れを説明しました。さらに、2月の読解の授業時間に提示した宿題にしたがって、卒論・レポート作成について解説した図書の紹介を行ってもらい、続いて、受講生の希望している研究テーマについて語ってもらいました。現時点ではまだ広いテーマでもかまいませんが、夏休みに入る時までにはある程度絞り込んでおくようにしてください。

春学期では、基本的に、インドネシアに関連する論文の書評レジュメを報告して議論を進めていくことにします。最初の課題は以下のとおりです。書評レジュメ作成のガイドラインにしたがってレジュメを作成し、次週のゼミで報告してください。

永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ―1920年代のバリから」山下晋司・編『観光人類学』新曜社、1996年、pp.35-44.

【インドネシア語読解】

今週は2014年度春学期最初の授業です。2年次生が19名、3年次以上生が6名、計25名が出席しました。

春学期の読解テキストとしてJakarta: Tempo Doeloeの抜粋を配布しました。さらに、インドネシア語技能検定試験メディア翻訳の授業の案内をしました。

受講生を4つのグループに分けました。グループの名称は以下のように決まりました。
1. ―nya(にゃ)
2. Kacau(混沌)
3. 学校に行こう
4. なかよしーズ☆

今週は、ジャカルタの現在の地図とバタビアの古い地図を比較して、オランダ植民地時代のバタビアの状況を理解してもらいました。

春学期にまず読むテキストはJakarta: Tempo Doeloeの第1章~第3章です。まず第1章をしっかりと予習してきてください。

【ブログについて】

MovableTypeにはコメントを受け付ける機能がある。もともとブログ間のコミュニケーションをはかる手段として考案されたものだ。しかし、現時点で1700を超えるコメントが承認待ちとなっているが、これらのすべてが広告などのスパムである。つまり、現実には機能していないと言える。

これまで、コメントとしての本来の機能を期待して、コメントを受け付けていたが(ただし、承認するまでは非公開)、今回、スパムを削除するのにあわせて、コメントは「受け付ける」から「拒否」の設定に変更することにした。

現在では、FacebookやTwitterとの連携が、コメント(あるいはトラックバック)に代わるつなぐ手段となっているようだが、これらについては、まだしばらく様子を見たい。

2014年4月12日

【ブログについて】

2014年度に入ってブログ「授業関係のお知らせ」の更新の季節がやってきた。いつもなら新年度に入る前に終えている作業だが、今年は3月がやたらに忙しかったため、新学期が始まっても更新ができず、4月の第2週末にようやく作業を行うことができた。主な作業は2013年度の記事を「過去の記録」に移動し、新しく2014年度の記事を記載する場所を作ることである。以前に作った作業手順の記録があるので、かなり効率的に行えた(ただ一部誤りがあったので訂正が必要)。

昨年の更新の時と比べてMovableTypeが5.2.9にバージョンアップされている。インターフェースが現代風になったことが目につくが、それ以上にありがたかったのは、Firefoxで作業をしても記事をカテゴリーにきちんと登録できるようになったことである(昨年の状況)。MovableTypeのバージョンアップのためか、Firefoxのバージョンアップのためかはわからないが、いずれにしても問題が解決したのはよかった。

年度替わりの更新が一段落したら、前から懸案だったトップページのデザインの一新、ブログのメニューの折り畳み化、ウェブページのMovableTypeによる一元的な管理などにも挑戦したいと思っている。

【一般】

4月12日からインドネシアを扱ったドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』(原題The Act of Killing)が順次全国で劇場公開されます。1965年にインドネシアでおきた9・30事件のあと数年間続いた大量虐殺を加害者の視点から描くという衝撃的な作品です。インドネシア現代史のみならず世界史の転換点の一つでもあった9・30事件の記憶がインドネシア社会でも風化する現在、一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。第86回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞候補となりました。映画と上映の詳細は公式サイトをご覧ください。予告編も見ることができます。

映画.com作品紹介

作品データ:
・題名:The Act of Killing(アクト・オブ・キリング)
・上映時間:121分
(IMDbによると115分。他に159分の長時間版がある。)
・監督:ジョシュア・オッペンハイマー
・製作年:2012年
・製作国:デンマーク・ノルウェー・イギリス合作

参考になるリンク:
公式サイト
IMDb(Internet Movie Database)
映画.com

amazon.co.jp(輸入版DVDを販売)
amazon.com(USAのamazon.comではBlu-ray版を販売)
Kompas紙(インドネシアの日刊紙コンパスは、2014年1月24日付けで、インドネシアのイメージを不当に悪くする映画というインドネシア政府の見解を記事として掲載。本学の「日本語で読む東南アジアのメディア」のサイトで日本語訳を読むことができます。)
・倉沢愛子『9・30 世界を震撼させた日:インドネシア政変の真相と波紋』岩波現代全書、岩波書店、2014年(9・30事件の波紋の全体像を描いた労作。映画鑑賞前後の予習と復習に最適)

2014年4月10日

【東南アジア古典文化論】

今週は2014年度春学期最初の授業です。今週は授業のガイダンスをおこないました。市民聴講生を含む25名の方が出席しました。

配布した資料に基づいてガイダンスを行い、残りの時間はスライドを見ながら東南アジアの宗教の多様性に触れてもらいました。現在は上座仏教が多数派のカンボジアのアンコールワット寺院がヒンドゥー教の寺院であったこと、イスラームが多数派のインドネシアに大乗仏教のボロブドゥール寺院があることなどに、インド文化の影響の強さを感じ取ってもらえばと思います。

次週は、東南アジアの文化的多様性の歴史的背景を検討します。

■今週の配布物
・授業の概要
・東南アジア11か国一覧
・東南アジア初期国家地図
まとめてダウンロードする (PDF)

【リレー講義】

2014年度春学期に、言語文化学部総合文化コースの3年生を対象にアジア・アフリカ地域文化概論を開講します。これは概論科目の一つです。2014年度は青山が代表教員になっています。今週は授業全体のガイダンスを行い、「地域」および「文化」という概念について考えてもらいました。

【一般】

東京外国語大学出版会から『画像史料論―世界史の読み方』が出版されました。

絵画・地図・彫像・浮彫・イコン・記念碑・墓碑・ポスター・紙幣などの画像史料から世界史を読み解く意欲的な論考をまとめた本です。東京外国語大学で2004年度から隔年で開講されてきた「画像史料論」の授業に基づいています。青山も2007年度の講義に参加し、本書にも第3章「プランバナン寺院シヴァ堂のラーマーヤナ浮彫」(pp.56-88)を寄稿しています。「東南アジア古典文化論」の授業でもこのテーマを取り上げているので参考にしてください。

吉田ゆり子・八尾師誠・千葉敏之(編)『画像史料論―世界史の読み方』東京外国語大学出版会,2014年.Amazon.co.jp

画像史料論"

2014年4月 9日

【地域基礎】

2014年度春学期最初の授業です。新入生のみなさんが受講する最初の日なので、インドネシア語専攻としての学内オリエンテーションをおこないました。

最初に4隅、チェーンによるアイスブレーキングをおこない、コミュニケーションの大切さを学びました。そのあとグループ分けをおこないました。グループ名は以下のように決まりました。

1. チームSATU(チームサトゥ)(グループ分けのとき1番目のグループだったから)
2. ミラクル☆ストロベリーズ(気に入った言葉を組み合わせて)
3. 百合石箱(ユリイシハコ)(メンバーみんなの名前の頭文字を集めて)
4. ネ4科(ネシカッ)(インドネシア語科だから)

今年度の春学期の授業ではグループごとに課題に取り組んでもらいます。

「授業概要」を参考にして、大学の授業および履修登録で気を付けるべきこと、地域基礎の進め方などを説明しました。

インドネシア語技能検定試験の案内を配付しました。これは自主参加です。

今週は以下の課題があります。インドネシアの気候における「熱帯雨林気候」「熱帯モンスーン気候」「サバナ気候」についてグループごとに調べ、次週の授業時間に報告してください。

2014年4月 8日

【4年次対象ゼミ】

2014年度春学期最初の卒論ゼミです。出席者は3名でした。

今週は、卒論ゼミの進め方についてのガイダンスを行い、そのあと、3人の受講生の卒論テーマについて発表してもらいました。

2014年4月 2日

【一般】

東京外国語大学の東南アジア課程編(代表今井昭夫)で『東南アジアを知るための50章』が明石書店から刊行されました。

明石書店公式サイト

本学で東南アジア課程の教員が行ってきた月曜1限の地域基礎の授業の内容が基礎になっています。東南アジアを学ぶ学生のために、地理・歴史、政治・経済・国際関係、環境と暮らし、宗教・社会、文学・表象文化、言語、歴史・文化遺産、対日関係、人物に分けて基礎的情報を解説し、あわせてコラム形式で各国概要と東南アジアの代表的な文化人を紹介しています。青山も「歴史概要」、「古代史」、「ボロブドゥール」、「東南アジアのイスラーム」、「スカルノとスハルト」、「プラムディヤ」を担当しました。

東南アジアを1冊で知るための本として学生のみならず多くの方々によって活用されることを期待しています。

2014年4月 1日

【リレー講義】

2014年度に担当するリレー講義を掲示します。秋学期の予定が決まりました。当初の案内から変更があるので注意してください。(2014年10月31日更新)

【春学期】

  • 4月10日 木曜3限 224 地域文化概論B1「アジア・アフリカ地域文化論」:ガイダンス
  • 4月28日 月曜1限 227 地域基礎1A「東南アジア研究入門」:歴史(その1)
  • 5月15日 木曜2限 227 多言語・多文化社会「歴史と現在」:多民族国家インドネシア
  • 5月15日 木曜3限 224 地域文化概論B1「アジア・アフリカ地域文化論」:東南アジアのラーマーヤナ
  • 5月26日 月曜1限 227 地域基礎「東南アジア研究入門」:宗教(その1)
  • 7月24日 木曜3限 224 地域文化概論B1「アジア・アフリカ地域文化論」:まとめ

【秋学期】

  • 10月24日 金曜6限 106 地域文化概論A「文化現象に現れる宗教的次元」インドネシアの神・神々・カミ
  • 11月5日・11月12日・12月3日 水曜4限 226 国際社会論「民族と民族問題の諸相」(3回)インドネシア
  • 12月17日 水曜4限 101 総合文化研究入門A「さまざまな文化の理解のために」伝統芸能に見るジャワの文化伝承
          

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