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地域基礎

2017年1月11日

今週は、今年最初の授業となりました。

最初に、アクティブラーニング第2回課題「私が選ぶ2016年のインドネシア10大ニュース」に関してのグループワークを行いました。

クラスを3グループに分け、それぞれのグループで各自が作ってきたレポートをもとに、グループごとの10大ニュースのリストを作成し、発表してもらいました。グループ独自のユニークなニュースがある一方で、上位のニュースには共通したものが多く、学生のみなさんがインドネシアについての理解を深めている様子が分かりました。3グループが選んだニュースをもとに、青山が「東京外国語大学の学生が選ぶ2016年のインドネシア10大ニュース」を下にまとめてみました。去年一年間のインドネシアを振り返る参考にしてください。

東外大インドネシア語専攻の学生が選ぶ2016年のインドネシア10大ニュース

  • 1位  ジャカルタでISによる爆弾テロ(1月)
  • 2位  ジャカルタ州知事アホックが「反イスラーム」的発言をしたとして批判される(9月)
  • 3位  スマトラ島アチェでM6.5の地震。100人以上が死亡(12月)
  • 4位  ジョコ・ウィドド大統領が第2次内閣改造を実施。スリ・ムリヤニ世銀専務理事を財務大臣に迎えるなど経済改革推進に意欲(7月)
  • 5位  中国が受注した高速鉄道建設の起工式が実施(1月)
  • 6位  ジャカルタで交通渋滞打開のため「奇数・偶数ナンバー制度」を実施(8月)
  • 7位  違法操業により拿捕した外国漁船を爆破(8月)
  • 8位  3つの火山(スマトラ島のシナブン山、ロンボク島のリンジャニ山、マルク諸島のガマラマ山)が相次いで噴火(8月)
  • 9位  ジャワ島で密造酒を飲んで多数が死亡(2月、5月)
  • 10位  JKT48の仲川遥香が卒業(12月)

グループワークのあと、前回時間が無くてできなかった第12b章「インドネシアの経済―独立後からアジア通貨危機までの経済について」の質疑応答に続いて、第15a章「インドネシアの現代文化について―映画―」と第15b章「インドネシアの現代文化―インドネシアの食文化―」の順に報告をしてもらいました。最後の報告が途中で時間切れになったので、次回はこの続きから始めます。

2016年12月21日

今週は、最初に本物のワヤン人形を見てもらい、実際に触れてもらいました。そのあと、前回途中までで終わった第11章の後半に続いて、第9章「スマトラ島の社会と文化」、第12a章「インドネシア経済」、第12b章「インドネシアの経済―独立後からアジア通貨危機までの経済について」の順に報告をしてもらいました。

第12b章の報告で時間がなくなったので、第12b章の質疑応答は次回にすることにしました。次回は、それ以外に、アクティブラーニングの課題(下記)の報告のあと、第15章a「インドネシアの現代文化について―映画―」と第15章b「インドネシアの現代文化―インドネシアの食文化」を順に報告してもらう予定です。

今週は、アクティブラーニング第2回の課題を出しました。

アクティブラーニング第2回課題「私が選ぶ2016年のインドネシア10大ニュース」

  • 2016年におこったインドネシアにかかわる10件のニュースをまとめてください。インドネシアでおこった重要なできごとが中心になりますが、インドネシア以外のところでおこったできごとでも、インドネシアに深い関係があるのであれば、含めてもらってもかまいません。
  • ニュースのジャンルは問いませんが、2016年のインドネシアを代表するのにふさわしいニュースを選んでください。
  • ニュースの情報源としてネットを使うことは構いませんが、特定のネットの情報を丸移しすることは絶対に避けてください(丸写しが判明した場合にはマイナス評価とします)。
  • 10件のニュースは、重要性に応じて第1位から第10位まで順位をつけてください。
  • それぞれのニュースについて、なぜそのニュースを10大ニュースとして選んだのか、理由を説明する短い文を必ず付けてください。
  • レポートはA4判1ページにまとめて、冬休み明けの最初の1月11日の授業時間に提出してください。また、授業時間に発表してもらう予定です。

あわせて、秋学期期末レポートの課題をお知らせします。(2016年12月23日更新:参考文献を追加しました)

秋学期期末レポート課題「インドネシア社会の寛容と不寛容」

インドネシア社会の国是は「多様性のなかの統一」とされています。しかし、ここ数年、マイノリティへの不寛容さが拡大している兆候もみられます。自分でデータを集めて、インドネシア社会の現状を調べ、現在のインドネシア社会の寛容と不寛容についての自分の意見を述べなさい。

レポート作成のポイント

レポートの提出

  • 秋学期最後の1月18日(水)の授業時間に提出してください。
  • A4判2ページ。本文には明朝系、10.5ポイントのフォントを使用。
  • 1ページあたり上下左右余白25~30mm程度、40~45行程度に設定。
  • レポートの最初には氏名、学生番号、最終作成年月日、タイトルを記載。

2016年12月14日

今週は、最初に映像資料「村に水を引く男~インドネシア フローレス島~」(2006年制作、49分)の一部を見てもらい、ワークシートにしたがって意見交換をおこないました。

そのあと、第10a章「インドネシアの華人」の報告と質疑応答を行いました。続いて、第11章「インドネシアの環境問題―経済発展にともなう環境問題―」の報告の途中で時間が来ました。

次回は、第11章の続きのあと、第9章「スマトラ島の社会と文化」、第10章b「インドネシアの華人」、第12a章「インドネシア経済」の順に報告をしてもらう予定です。

2016年12月 7日

今週は、第7b章「ジャワのワヤン―インドネシアの地方文化(ジャワ)―」、第8a章「バリの文化―バリ・ヒンドゥー教―」、第8b章「インドネシアの地方文化―バリ―」の報告と質疑応答を行いました。

次回は、第9章「スマトラ島の社会と文化」、第10a章「インドネシアの華人」、第10b章「インドネシアの華人」の報告と質疑応答を行ってもらう予定です。

2016年11月30日

今週は、以下のとおり、青年海外協力隊から折山瑠美(おりやま・るみ)さんを講師にお招きし、JICAボランティア・セミナーを行いました。セミナーでは、最初に青年海外協力協会の粉川綾佳(こかわ・あやか)さんにJICAボランティアの説明をしていただき、続いて折山さんにインドネシアで看護師隊員として活動した経験について語っていただきました。学生からも質問が多く出され、実りのあるセミナーになったと思います。

来週は、通常どおりレポート報告をしてもらいます。7b章、8a章、8b章の順番に進みます。しっかりと準備をしておいてください。

・JICAボランティアセミナー

・日時:2016年11月30日(水)2限(10:10-11:40)

・場所:研究講義棟325教室

・講師:折山留美

広報用チラシをダウンロード

2016年11月16日

今週は、第13章「日本の対インドネシアODA援助」、第14a章「インドネシアにおける日本のNGOの取り組み」、第14b章「インドネシアのNGO」の報告と質疑応答を行いました。

来週は外語祭なので、お休みです。次回11月30日には、海外青年協力隊から折山瑠美(おりやま・るみ)さんを講師にお招きし、JICAボランティア・セミナーを行う予定です。セミナーでは、インドネシアで看護師隊員として活動した経験について語っていただきます。セミナーには履修生以外の方も参加できます。

2016年11月 9日

今週は、最初に前回できなかった第4b章「スハルトのインドネシア」と第5章「民主化後のインドネシア」の報告と質疑応答を行いました。

続いて、第7a章「ジャワの地方文化―伝統工芸 バティック―」の報告と質疑応答を行いました。

次回は、順番を変えて、第13章「日本の対インドネシアODA援助」、第14a章「インドネシアにおける日本のNGOの取り組み」、第14b章「インドネシアのNGO」の報告と質疑応答を行ってもらう予定です。

2016年11月 2日

今週は、最初に前回できなかった第3章の質疑応答をおこないました。

続いて、報告予定者の欠席があったので、第4a章「スハルトのインドネシア」と第6章「インドネシアのイスラーム」の報告と質疑応答を行いました。

次回は、第7章以降の報告を行ってもらいます。ただし、今日欠席した報告予定者が出席した場合には、優先的に報告してもらいます。

2016年10月26日

最初に、映像資料「発掘 幻の国策映画 日本軍政下のジャワ」(NHK総合、1989年、44分)の後半を最後まで見てから、ワークシートの内容を発表してもらいました。ワークシートは授業のあとで提出してもらいました。

次に、第1章「17世紀から20世紀までのオランダの東インドへの関わりについて」の報告と質疑応答、第3章「スカルノ時代のインドネシア」の報告をしてもらいました。時間切れになったので、第3章の報告についての質疑応答は来週行います。そのあと、第4章と第5章の報告をしてもらう予定です。

アクティブラーニング第1回「クリス」のレポートの紙版の提出を受け付けました。Moodleでの受け付けの不具合は修正したので、現在は提出可能なはずです。期日は10月31日深夜24時まで延長しました。

2016年10月19日

先週は都合で休講しました。今週から通常通りの授業となります。

最初に、製本した夏学期レポートを全員に配布しました。続いて、第2章「民族意識の形成と展開(20世紀初頭から日本軍政期まで)」を報告してもらい、質疑応答をおこないました。ブディ・ウトモからサレカット・イスラムを経てインドネシア独立運動に至る展開を追いました。

そのあと、映像資料「発掘 幻の国策映画 日本軍政下のジャワ」(NHK総合、1989年、44分)を見てもらいました。今日は時間切れのため「労務者」の場面までしか見れなかったので、来週、続きを最後まで見ることにします。映像資料を見ながら配布したワークシートに記入してもらいました。このワークシートは来週も持参して、続きを記入してください。

最後に、宿題にしていた、『インドネシアの歴史』第6章「日本占領とインドネシア独立準備」の要旨を提出してもらいました。

来週は、第1章、第3章の報告をしてもらう予定です。

なお、11月30日にはJICAボランティアの方にゲストスピーカーとして来ていただく予定です。また、それに備えて、11月16日には第13章「日本の対インドネシアODA援助」、第14a章「インドネシアにおける日本のNGOの取り組み」、第14b章「インドネシアのNGO」の報告をしてもらう予定です。

2016年10月 5日

特別研修を終えて秋学学期から授業に戻りました。

最初に、夏学期リポートを回収し、秋学期のプレゼンテーションの順番と段取りを確認しました。あわせてMoodleへの登録をお願いしました。最後に、残った時間で自己紹介をしてもらいました。

基本的に目次の順番にしたがって進みますが、来週10月12日は例外的に第2章「民族意識の形成と展開」についてプレゼンをしてもらいます。

来週の宿題の資料として、『インドネシアの歴史』第6章と第7章を配布しました。このうち第6章「日本占領とインドネシア独立準備」を読み、その内容をA4判1ページにまとめて、来週10月12日の授業時間に提出してください。

アクティブラーニングとして「クリス」について課題を出しました。以下の1-A(どうしても無理な場合は1-B)のレポート(A4判2ページ以内)を作成し、10月26日までにMoodleで提出してください。
1-A. 東京国立博物館で行われている「クリス―神秘なるインドネシアの武器―」展を訪問し、インドネシアのクリスについて、日本の刀と比較したときの共通点・相違点に着目してレポートをまとめてください。
1-B. 日本に存在する最古のクリスについて、どこに所蔵されているのか、なぜそこにあるのかを調べて、レポートにまとめてください。

2016年4月 6日

2016年度には、2016年4月1日から2016年9月30日まで特別研修(サバティカル)で青山が学務からはずれるため、春学期の授業に変更が生じます。

水曜2限の地域基礎は高地薫先生に担当していただきます。授業の内容は例年と大きく変わらない予定です。

秋学期からは通常どおり青山が担当します。

          

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