授業関係のお知らせのトップに戻る

インドネシア語読解

2008年2月 8日

今日は期末試験を実施しました。最終的な結果はまだ出ていませんが、ほとんどの人が満足のできる成果を出しているように思います。

4番の前置詞に関する問題は1年次修了レベルの基本的な文法理解を問うものなので、全問正解が望まれます。5番は文法事項の中でも重要なme-型とdi-型の使い分けを問うものです。間違えた人はどこを間違えたかよく見直してください。また、me-型を作るときに鼻音の表記を間違えた人は、1年次の文法テキストを必ず見直しておく必要があります。6番は語彙力を調べるもので、4問以上正解を目指してください。

答案は4月に返却します。それでは、充実した春休みを送ってください。

2008年2月 1日

今日のBBC Indonesiaのニュースは、海外出稼ぎ労働者であるインドネシア人女性の虐待事件でした。全体的によくできていたと思います。インドネシア人労働者の問題は日本にとって無縁のことではありません。

テキストの方は、40ページの下から3行目まで進みました。来週は期末試験をおこないます。範囲はテキストの最初から今日進んだところまでです。しっかりと復習しておいてください。

2008年1月25日

今日は最初にBBC Indonesia.comからTenaga kerja asing dilindungiの記事を読みました。次週はタクマ班に準備をしてもらいます。

そのあと、冬休みの課題を提出してもらいました。今日出せなかった人はかならず21日月曜日に提出してください。

テキストの方はNaik Kereta Apiの章を終了し、Jum'atan di Masjid Kobeの章に入り、p.39の最後の行まで進みました。

再来週は期末試験です。今学期の初めから来週進んだところまでが範囲です。しっかり復習をしておいてください。

2008年1月11日

今日は最初にBBC Indonesia.comのニュースからSuharto masih 'tepat kritis'を読んでもらいました。この文章を読んでみると、kondisiintensifなどインドネシア語にいかに多くの英語からの借用が入っているかがわかります。とくにterapiは一見すると接頭辞ter+語幹apiに見えてしまうので注意してください。

テキストはp.37, l.13まで進みました。

来週1月18日はセンター入試前日のため休講となります。次回は1月25日です。冬休み課題の提出を忘れないでください。

2007年12月30日

12月14日に冬休みの課題を出しましたが、配布およびアップロードしたインドネシア語のテキストに欠けている部分があったので、アップロードし直しました。

下のインドネシア語テキストをダウンロードし、プリントアウトして、日本語に翻訳し、提出してください。用紙はA4判を使うこと。提出期限は1月25日までとします。

ファイルは大きいので3つのファイルに分割してあります。

Agama di Indonesia. Vocabulary Building in Indonesian: An Advanced Reader (Ohio University 1984)より。

ファイルをダウンロード Part 1, pp.205-206 (1.57MB PDF)
ファイルをダウンロード Part 2, pp.207-208 (1.54MB PDF)
ファイルをダウンロード Part 3, pp.209-210 (1.39MB PDF)

2007年12月14日

今日は、Kopi班に、スハルト元大統領に対する民事訴訟に関連するBBCニュースの報告をしてもらいました。このニュースは日本語のメディアでも報道されているので、訳すときの参考にしてください。

テキストは、p.36の9行目まで進みました。

今日読んだところで、つぎの文中のpada waktu manaのmanaの用法について質問がありました。

Hal itu sering digamarkan dalam film-film samurai, pada waktu mana orang berjalan kaki pergi ke Edo.
このmanaは、「時の関係詞」、英語の関係副詞whenに相当すると考えてください。先行詞がfilm-film samuraiなのでわかりにくくなっていますが、「サムライ映画の舞台となっている時代」と補って考えれば、理解しやすいでしょう。この文は、「この(車の出現以前から日本人は旅行好きだった)ことは、サムライ映画でもしばしば描かれているとおりである。その時代、日本人は歩いて江戸まで旅行していた。」と訳せます。

同様の用例として、次のような文があります。

21 Juli 1947 Belanda mengadakan clash pertama, pada waktu mana Tasikmalaja mendapat serangan yang amat hebat.
この文は「1947年7月21日にオランダは第1次の軍事行動をおこしたが、その時、タクシマラヤでは激しい戦闘がおこった。」という意味で、manaが時の関係詞として使われていることがはっきりとあらわれています。

インドネシア語では、「場所の関係詞」や「時の関係詞」は十分に発達していませんが、このような用法もあることに注意をはらっておいてください。

次回は、年明けて1月11日になります。テキストは、p.36の10行目から進みます。それから、冬休みの課題を出しましたから、次回の授業時間中に提出してください(どうしても出席できない人は1月15日(火)に633に提出してください。

■冬休みの課題
配布及びアップロードしたインドネシア語のテキストに欠けているページがあったので、新しくアップロードしなおしました。冬休みの課題の新しいエントリーを見てください。

2007年12月 7日

今日は、Kopi班からの連絡が遅れたので、Kopi班によるBBCニュースの報告は来週に回します。

テキストの読解は、p.35の5行目まで進みました。次回はこの次から進みます。

次回の授業は、今年最後の読解の授業になります。冬休みの課題を出しますから、必ず確認をしてください。

2007年11月30日

今日はBBCニュースの報告はありませんでした。来週はKopi班にお願いします。

最初に第2回の小テストをおこないました。30点満点で平均点は23.7点でした。適切な接辞を付けて名詞をつくる問1が18点未満の人は、文法理解に問題があります。1年の教材を復習してください。

テキストは、Naik Kereta Apiと題された新しい章に入り、第2パラグラフの最後、p.33の下から2行目まで終了しました。来週はこの続きから読みます。

今日は、授業を早めに切り上げ、希望者を対象に青山ゼミのガイダンスをおこないました。

2007年11月16日

今週は、チーム地球班にBBCニュースEkonomi tumbuh lebih kuatの報告をしてもらいました。原文のWilllian WallaceはWilliam Wallaceの間違いです。Kepala Ekonomは「首席エコノミスト」と訳せます。

テキストは、p.32の最後まで進み、Perkeretaapianの章が終わりました。

来週は外語祭なので、休講となります。次回は、再来週11月30日にp.33の新しい章Naik Kereta Apiから始めます。第2回小テストをおこないますから、外語祭のあいだも復習をしておいてください。範囲はp.29下から2行目からp.32の最後までです。

語劇の本番は11月21日です。みなさん、がんばってください。

2007年11月 9日

今週は、Kopi班にBBCニュースの報告をしてもらいました。テキストは、p.31の第2パラグラフの最後(...dapat diabaikan.)まで進みました。

次週は、この続きをします。

2007年11月 2日

今日の授業では、まずたくま班にBBCニュースの報告をしてもらいました。今回とりあげてもらったニュースはReplik sidang dana Supersemarというタイトルのもので、スハルト元大統領が作った財団から彼の取り巻き連中に不正に資金が流れていたと、現在進行中の民事裁判で検事側が主張したというものです。

ここで問題となったのは、replikという語の意味です。これは英語のreplicationに対応する用語と思われ、たくま班は「第二訴答」という訳語を使いました。調べてみると、民事訴訟の手続きは、原告の訴状の提出、被告の答弁、原告による第二訴答という順番で進行します。つまり、訴えた方に訴えられた方が答弁したが、それに対して訴えた方が再反論をすることがreplikつまり第二訴答ということになります。

次回のBBCニュースの報告は、前回休んだKopi班にしてもらいます。

そのあと先週の範囲までの小テストをおこないました。20点満点で平均17点とれたので、まずまずのできだと思います。

読解はp.30の第2パラグラフの途中の...sebelum ia keluar dari stasiun.まで進みました。次回は、この続きのDulu hal itu harus...から始めます。

2007年10月26日

今日は、Kopi班のBBCニュースの発表の番でしたが、連絡がありませんでした。Kopi班には再来週に改めて発表をお願いします。

テキストはp.29の下から2行目まで進みました。来週は、ここから引き続き進みます。

今日出てきた構文の中では、以下の構文に注意してください。
1. ber動詞+me動詞 「~して、~する。」

Para penumpang harus berdiri di tempat yang sudah ditentukan menunggu kereta api datang. 乗客たちは定められた場所に立って、列車が着くのを待つ
2. dengan me動詞 「~することによって」
Penumpang bisa meminta petugas itu agar membuatkan penyesuaian dengan menambah kekurangan harga ke tujuannya. 乗客は目的地までの金額の不足分を足すことによって精算することを乗務員に頼むことができる。

来週は、今日の分までを範囲として、小テストをおこないます。しっかりと復習をしておいてください。

2007年10月19日

今週の読解では、BBCニュースKesan utusan RI soal junta Birmaの発表をしてもらいました。来週のBBCニュースはkopi班に発表をしてもらいます。

テキストはp.28の最初から、同ページの下から3行目まで進みました。来週はp.28の下から2行目から続けます。

今日読んだ文章のなかから、2例、注意して欲しい構文を取り上げてみます。

1. yangの二つの用法

Hanya penumpang yang membawa karcis yang boleh masuk ke peron.

1つの文に2つのyangが使われていますが、働きが違うことに注意してください。最初のyangはpenumpangにかかる修飾句を作っているのに対して、2番目のyangはyang boleh masuk ke peronという名詞句を作っています。「切符を持っている乗客だけが、ホームに入いることが許されるのだ。」という文意です。

2. 倒置構文

Di bangunan stasiun disediakan kompleks pertokoan.

短い文ですが、倒置構文になっていることに注意してください。Di bangunan stasiunは場所を示す副詞句、disediakanは述語、kompleks pertokoanは主語です。副詞句+述語+主語の順序です。「駅の建物には店舗施設が設けられている。」という文意になります。

2007年10月12日

今日からPerkeretapaianを読み始めました。Yang関係詞が多用される文が頻出しますが、なんとか読み込めているようです。来週は、p.28の最初の文からです。

夏休み課題レポートがまだ提出できていない人は、15日までに提出してください。これが最終受付日です。

今週のBBCニュースの報告の準備できていませんでした。来週は間に合うようにしてください。きよぽん班の順番です。

2007年10月 5日

今日の授業では、1学期末の試験を返却し、夏休みの課題を回収しました。夏休みの課題を今日提出できなかった人は、来週の授業時間までに提出してください(2学期の評価の一部になります)。

BBCニュースの報告も、1学期と同様に行います。次週はチーム地球です。

2学期の読解の授業ではAjip RosidiのOrang dan Bambu Jepangを読みます。今年はp.27のPerkeretaapianの章から読んでいきます。以下の点に注意を払っていきたいと思います。

1. 文の構造。この章ではとくに関係詞yangが複数回使用されている文がたくさん現れます。文の構造がどのようになっているのかに注意を払ってください。本文中から例をとります。

Hal yang lain yang membedakan stasiun Eropa dengan Jepang ialah ...(日本の駅をヨーロッパの駅と区別している他のことは...)
この部分では、Hal(こと)に対してyang lain(他の)とyang membedakan stasiun Eropa dengan Jepang(日本の駅をヨーロッパの駅と区別する)という二つの関係節が修飾していて、全体としてialahの主語になっていることを理解する必要があります。

2. 連語関係。単語を一つ一つばらばらに理解するのではなく、いっしょに使われている他の単語との関係とあわせて理解しましょう。たとえば、ある動詞には特定の前置詞が続いて使われる傾向があります。本文中から例をとります。

membedakan kereta api di Jepang dengan kereta api di Eropa(ヨーロッパの鉄道と日本の鉄道を区別する)
この文から、動詞membedakan(区別する)を使うときは、denganという前置詞を使って、membedakan A dengan Bという形をとるんだな、と理解するわけです。

入門の段階ではどうしても一つ一つの単語の意味を理解し、覚えることに集中してしまいますが(このことは当然のことです)、より広い視野で文を見ていくことが、読解力をつけるためのコツだと思います。

2007年7月20日

今日は期末試験をおこないました。

また、夏休み中の宿題として、読解のテキストのコピーを配布しました。日本語訳を2学期の最初の授業のときに提出してください。出典は以下のとおりです:

Alif Danya Munsyi. 9 dari 10 Kata Bahasa Indonesia adalah Asing. Jakarta: KPG.2003. pp. 13-30.

2007年7月13日

今週はBBCのニュースの報告はありませんでした。

テキストは、第15章の最後まで終わりました。来週の期末試験の範囲はここまでです。しっかりと予習しておいてください。

今日読んだところでは、sambilの用法に注意してください。sambilは「~しながら」と訳してかまいませんが、主語は中心となる述語と同じになります。たとえば、

Dia membaca koran sambil makan.
彼は食べながら新聞を読んだ。
という文では、「食べる」人と「読む」人は同じです。
これは、語順を変えて
Sambil makan dia membaca koran.
となっても同じことです。

2007年7月 6日

今週は、きよぽんに、ハビビ元大統領におこなったBBCのインタビューについて報告してもらいました。インタビューの音声の一部は授業でも聞いてもらいました。ウェブでインタビューの全体を聞くことができます。ぜひチャレンジしてください。来週の報告はkopiにお願いします。

テキストは、第15章の第4パラグラフの途中まで進みました。次回は第4パラグラフの後半からです。

2007年6月29日

今週は、ティーム地球に、アチェ復興庁による住宅復興事業が進んでいないことを伝えるBBCニュースについて報告をしてもらいました。来週の報告はきよぽんにお願いします。

テキストは、第14章の第17パラグラフまで進みました。次回は第18パラグラフからです。

1学期最後の授業日7月20日には期末試験の実施と夏休み課題テキストの配布をおこないます。期末試験の範囲はテキストのうち7月13日までに読んだ部分です。

2007年6月22日

今週は、BBCニュースの報告はありませんでした。ティーム地球に来週の報告をお願いします。

テキストは、第3章を終了し、新しく第14章に入りました。今日はこの章の第3パラグラフまで進みました。来週は第4パラグラフからです。

今日の読解では以下の文型に注目してください。
bukan saja A tapi juga B
英語のnot only A but also Bに対応する文型で、「AだけではなくBでもある」という意味です。結果的に、「AもBも」ということになるので、最初の否定詞bukanに惑わされて、「Aではない」と訳してしまわないように注意してください。

2007年6月15日

今日はたくま班に、人権問題国連事務総長特別代表がインドネシアに来て、アチェ州とパプア州を訪問したというニュースを発表してもらいました。次回のニュースはティーム地球の番です。

sejumlahは英語のa number of、someに対応します。sejumlah pegiah HAMは「何人かの人権活動家」と訳すとよいでしょう。

このあと小テストをおこないました。全体的によくできていましたが、文法と読解の両方を正しく答えられた人は少なかったようです。期末試験までによく復習をしておいてください。

テキストの方は、第3章第8パラグラフの終わり(p.15)まで進みましたが、訳が完全には終わりませんでした。次回は、このパラグラフの訳をもう一度行うところから始めます。

第3章が終了したあとは第14章に進みます。今日、第14章から第18章までのテキストを配布しました。欠席して受け取れなかった人は至急633まで取りに来てください。

2007年6月 8日

今日はkopi班に、インドネシアと東ティモールが、東ティモール独立を求める世論調査の結果に続いて発生した争乱について調査している「真相と友好委員会」の活動を6か月延長することで合意したというニュースを発表してもらいました。

略語の中でも、KKPやPBBのように頭文字をつないで読むものをsingkatan、HAM(ハム)やABRI(アブリ)のように一つの単語のように読むものをakronimと呼びます。

次回のニュースはたくま班の番です。


テキストの方は、第3章の第4パラグラフの途中(p.14の左段の最後)まで進みました。次回は第4パラグラフの途中(p.14の右段)から始めます。

来週は小テストをおこないます。範囲は、前回の小テスト以降に読んだところから今週読み終わったところまでです。しっかりと復習をしておいてください。

2007年6月 1日

今日はきよぽん班に、2004年大統領選挙における海洋漁業省からの裏金受け取り疑惑をめぐってアミン氏とユドヨノ大統領との間で論戦がおこっているニュースを発表してもらいました。

次回のニュースはKopi班の番です。

テキストの方は、第2章の第4パラグラフの最後(p.13)まで進みました。次回は第5パラグラフから始めます。

再来週は小テストをおこないます。範囲は、前回の小テスト以降に読んだところから来週読み終わるところまでです。しっかりと復習をしておいてください。

2007年5月26日

今日はチーム地球から、インドネシアの第1四半期の経済成長が5.97%に上昇したニュースを発表してもらいました。

次回のニュースはきよぽんの番です。

テキストの方は、第1章を終了し、第2章の第1パラグラフの最後(p.12)まで進みました。次回はこのパラグラフの後半の説明から始めます。

第1章ではジャカルタの生い立ちを見てきましたが、その名前が、ヒンドゥー王国の支配下にあったスンダクラパ、イスラーム王国の征服によるジャヤカルタ、オランダの支配によるバタビア、日本軍の占領にともなうジャカルタという風に変化していく様子をたどることによって、インドネシアの歴史を体現していることがよくわかったことと思います。

2007年5月18日

今日はチーム地球によるBBCニュースの発表の予定でしたが、送られてきたファイルが開けなかったので、来週に延期します。再送をお願いします。

最初に、採点済みの小テストを返却しました。

テキストは、11ページの第11パラグラフの途中まで進みました。次回は、第11パラグラフの前半の説明から続けます。

テキストにはオランダ人の名前がありました。オランダ語式の綴りは、古いインドネシア語の綴り方にも見られます。よく使われる例を二つ挙げておきます。

oeは現在の綴りではuになります。Soekarno>Sukarnoと読む。
ieは現在の綴りではiになります。Ibu Tien>Ibu Tinと読む。

2007年5月11日

今日は、たくま班に、ユドヨノ大統領による内閣改造についてのBBCのインドネシア語ニュースの翻訳を発表してもらいました。

このテキストの中でjugaという言葉がでてきます。「また」という単純な意味の言葉ですが、「もまた」と「さらまた」の二つの使い方に気をつけましょう。

太郎と次郎は食堂へ行った。太郎はカツ丼を注文した。次郎もカツ丼を注文した。
というのが、「もまた」です。これに対して、
太郎は食堂へ行った。太郎はカツ丼を注文した。太郎はさらに天丼も注文した。
というのが、「さらまた」です。異なった行為者が続けて同じ行為をおこなう場合と、同じ行為者が続けて異なった行為をおこなう場合と考えてよいでしょう。このテキストに出てくるjugaは「さらまた」と理解すると、文意がよく通ります。

このあと、これまでの内容を対象にした小テストをおこないました。

テキストは、第1章第7パラグラフの途中、p.10の最後の文まで進みました。次回は、この部分の説明から始めます。とくにbaruの使い方には気を付けたいと思います。

今回読んだテキストに出てくるファタヒラは、インドネシアではヒダヤトゥーラ、シェイク・ムアラ、スナン・グヌンジャティといった名前で知られている人物です。ドゥマック王国のスルタンに仕える司令官としてバントゥンおよびスンダ・クラパに遠征しました。とくに1527年にはスンダクラパに進出を企てたポルトガルを追放して、ジャヤカルタと改名したことは有名です。その後、チルボンにイスラーム政権を建て、死後、この地のグヌン・ジャティに埋葬されました。その墓所は聖地として崇拝されています。

次回のBBCニュースの翻訳はチーム地球です。

2007年4月27日

今週は、きよぽん班に、インドネシアとシンガポール間の容疑者引き渡し協定についてのBBCニュースの翻訳を発表してもらいました。

人名には、古い綴りが使われている場合があるので注意してください。今回のニュースに出てきたSjamsulは、現在の綴りではSyamsulとなります。したがって、スジャムスルではなくシャムスルと表記する方がよいということになります。

それから、kopi班に、Echols & Shadilyの辞書の凡例の訳をだしてもらいました。

テキストの読解の方は、第1章Dulu Sunda Kelapa, Kemudian Jayakartaの最初から第3パラグラフの終わりまで、4人の人に読んでもらいました。今回のポイントは以下のとおりです。

1. 単語の意味を考えるときは、基語の意味にさかのぼって考えましょう。

ternyataの基語nyataには「明」という意味があります。そこから、menyatakanには「表明する」という意味が発生します。ternyataは、「ふたを開けてみたら結果はこうだった」「結果は明かすとこうだった」という意味になります。

2. 上の例のように、基語の意味はしばしば漢字1字で表してみると、感じがつかめることがあります。
3. 基語は和語、派生語は漢語で表せる場合が多くあります。別の言い方をすれば、インドネシア語には和語と漢語の使い分けという現象がないということです。
A dibolehkan mendirikan B.をそのまま訳すと、「AはBをdiriしてもbolehだと言われた」つまり「AはBを立ち上げてもかまわないとされた」ということですが、文脈によっては、「AはBを建設することを許可された」と訳さなければならないことがあります。まず、インドネシア語でどういうことを言っているのかを理解し、次に、どのような日本語で表現したらもっとも適切かを考えましょう。読解の前半はインドネシア語の能力、後半は日本語の能力ということになります。

4. 場合によっては、インドネシア語には明示されていても、日本語では明示されないこともあります。つまり、単語を一対一で置き換えても、自然な日本語の文にはならないということです。

次回は、ここまでの範囲で小テストをおこないますから、しっかりと復習をしておいてください。次回は5月11日です。BBCニュースの担当はたくま班です。

2007年4月20日

今日は、最初にティーム地球によるBBC.Indonesiaのニュースの翻訳を発表してもらいました。アメリカ合衆国がインドネシアの航空サービスの利用をさけるよう勧告を出したというニュースでした。

続いて、Echols & Shadilyのインドネシア語-英語辞書の凡例と使い方の説明をおこないました。テキストについては、ジャカルタの昔と今の地図について説明するところまでで終わりました。次回から読解に入ります。

読解の他に、来週は、きょぽん班にニュースの翻訳、kopi班にEchols & Shadilyの辞書の凡例の翻訳をお願いしました。

2007年4月13日

今日は1学期最初の読解でした。全体の進め方を説明し、読解用のテキストのコピーを配布しました。欠席した人は、633のドアの封筒から受け取ってください。

来週から読解を始めますから、しっかりと予習をしてきてください。エコルズのインドネシア-英語辞書は必ず持参してください。

1年生のときに、ティーム地球、きょぽん、Kopi、たくま、というチームに分かれています。来週から授業の初めに各チームで順番にBBC Indonesia.comのニュースを翻訳して、発表してもらいます。ティーム地球が最初です。

          

カテゴリー

新規エントリーの投稿
[権限をもつユーザのみ]