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2015年11月30日

【3年次対象ゼミ】

今週は、Hさんに、バリ人の名前の研究に関連して、インド人の名前の構成およびテクノニミーについての報告をしてもらい、議論をしてもらいました。いろいろな観点からのコメントがあり、有益だったと思います。

次回は、Iさんに、リトル・ワールドでの調査を踏まえて、バタックの伝統家屋についての報告をしてもらう予定です。

【インドネシア語読解】

今週は、第3章の第2パラグラフから第7パラグラフまで進みました。次回は、第8パラグラフから始めます。第3章が終わったら第4章に入る予定ですから、予習をしておいてください。

今週は、次回から使うテキスト(第4章と第14章)を配付しました。今日、欠席して受け取れなかった人は、633研究室のドアボックスから受け取っておいてください。

2015年11月26日

【東南アジア古典文化論】

来週は、ラーマーヤナを描く現代のインドのアニメ、バリのケチャ、タイのコーン仮面劇の映像資料を見てもらいました。

今週の配付資料は、TUFS Moodleにアップしてあるので、参照してください。

11月12日に提出した課題のレポートを提出してもらいました。

次回からは、マハーバーラタの物語を検討していきます。今週配付した資料をもとに、主要な登場人物の相関図を作成してきてください。

2015年11月25日

【地域基礎】

今週は、外語祭後の最初の授業です。最初に前回できなかった第13章「日本の対インドネシアODA援助」の質疑応答を行いました。

その後で第14章「インドネシアのNGO」の報告をしてもらう予定でしたが、担当者が遅れてきたので、急遽、第6章「インドネシアのイスラーム」の報告をしてもらいました。

続いて、配付したワークシートに書き込みをしてもらいながら、映像資料『村に水をひく男』(The Water Bearer、2006年、カナダ制作)のドキュメンタリーの最初の15分ほどを見てもらいました。

来週は、最初に、ワークシートの書き込みをもとに、映像資料『村に水をひく男』について議論をしてもらいます。そのあと、第14章「インドネシアのNGO」、第5章「民主改革期からジョコ大統領まで」、第7章「ジャワの社会と文化」の順番で報告をしてもらいます。準備をしておいてください。

2015年11月23日

【一般】

2015年11月23日(月・祝)のとおり「ジャワ語テキストにみるジャワの宗教変容」研究会を開催します。青山も「プルボチョロコの『ジャワ文学史』解題」の題目で発表を行います。一般の方にも予約不要・無料で公開されています。なお、開催日は東京外国語大学の外語祭の期間中です。あわせてお楽しみください。(更新:2015-11-19)

■2015年度第3回「ジャワ語テキストにみるジャワの宗教変容」研究会
■日時:2015年11月23日(月・祝) 13:00~18:00
■場所:東京外国語大学 アジアアフリカ言語文化研究所 306セミナー室
アクセス
■プログラム「ジャワ語史資料紹介」
・13:00~14:20 青山亨 「プルボチャロコの『ジャワ文学史』解題」
・14:30~15:50 深見純生 「ババッド・タナ・ジャウィ解題(仮題)」
・16:00~17:20 菅原由美 「D.A. Rinkesのワリ・ソンゴ研究(仮題)」

【一般】

2015年11月19日(木)~23日(月・祝)に東京外国語大学の第93回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。なお、場所・時間は変更される場合があるので、最新の情報にご注意ください。(更新:2015-11-20)

外語祭の詳細は外語祭公式サイトおよび大学広報サイトTUFS Todayをご覧ください。

最新の情報は第93回外語祭Twitterおよび東京外国語大学学園祭外語祭Facebookを参照してください。


インドネシア語劇

2015年のインドネシア語劇のタイトルはAda apa dengan Cinta?です。直訳すると「チンタに何があった?」、首都ジャカルタの女子高生チンタをめぐる愛と友情の学園青春物語です。インドネシアで大ヒットし日本でも『ビューティフル・デイズ』のタイトルで上映された映画に基づいています。ぜひご観覧ください。

・日時:2015年11月21日(土)11:30-12:10
・場所:アゴラ・グローバル内 プロメテウス・ホール
・詳細は外語祭の語劇プログラムをご覧ください。

最新の情報はインドネシア語劇2015Twitterを参照してください。


会場のアゴラ・グローバルの入口。インドネシアの人たちも来てくれています。


インドネシア語劇の広告。

以下に、ステージの場面をいくつかご紹介します(11月21日撮影)


インドネシア料理店

今年の料理店の名称は、昨年と同じMasakan Indonesia(インドネシア料理)です。先代の暖簾を引き継いで、名前に恥じないおいしい食べ物を出してくれることと思います。

場所は、円形廊下の南西部、多磨駅側から入って右手側に決まりました。(マップ

最新の情報はインドネシア料理店2015Facebookを参照してください。

Rumah Makan Masakan Indonesia
マサカン・インドネシア、千客万来です。

Rumah Makan Masakan Indonesia
日暮れのマサカン・インドネシア。


インドネシア料理店のメニュー。


インドネシア舞踊部

インドネシア舞踊部では以下のスケジュールで公演を行います。

■11月19日(木)
12:35-13:05 野外ステージ(第1回)
15:00-15:25 318教室公演
17:15-17:45 野外ステージ(第2回)
■11月20日(金)
11:30-12:00 318教室公演
14:00-14:25 ダンスフェスティバル(101教室)
16:20-17:00 318教室公演

最新の情報は、インドネシア舞踊部Twitterおよびインドネシア舞踊部Facebookを参照してください。

演目は以下のとおりです(公演ではこれらから3ないし4演目を選んで演じられます):
■バリ舞踊
・Cendrawasih(チュンドラワシ)
・Panyembrama(パニュンブラマ)
■ジャワ舞踊
・Bhayangkali(バヤンカリ)
・Lenggang Nyai(ルンガンニャイ)
・Jaipong(ジャイポン)
・Renggong Manis(レンゴン・マニス)
■スラウェシ舞踊
・Kipas(キパス)
■アチェ舞踊
・Dinding ba Dinding(ディンディンバディンディン)
・Saman(サマン)

Tari Indonesia
野外ステージ第1回公演よりルンガン・ニャイ(11月19日)

Tari Indonesia
野外ステージ第1回公演よりパニュンブラマ(11月19日)

Tari Indonesia
野外ステージ第1回公演よりキパス(11月19日)

Tari Indonesia
野外ステージ第1回公演よりジャイポン(11月19日)

Tari Indonesia
野外ステージ第2回公演よりチュンドラワシ(11月19日)

Tari Indonesia
野外ステージ第2回公演よりサマン(11月19日)

以下から、ポスター・チラシ・三つ折りパンフのPDFファイルをダウンロードすることができます。
2015インドネシア舞踊ポスター
2015インドネシア舞踊ビラ
2015インドネシア舞踊三つ折りパンフレット

2015年11月22日

【一般】

今年の第93回外語祭は2015年11月19日(木)~23日(月)に開催されます。詳細は第93回外語祭公式サイトをご覧ください。

青山は、「多文化がひしめく音」というテーマで企画された「世界を聞こう」日替わり講演会で講演をおこないます。一般市民対象の講演ですので、関心のある方のご来場をお待ちしています。(更新 2015-10-22:タイトルを少し変えました。)

■「世界を聞こう」日替わり講演会:多文化がひしめく音
■日時:11月22日(日)15:00~16:00
■場所:研究講義棟102教室
■講演者:青山 亨(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授)
■題目:インドネシアに住む華人:激動の歴史
世界最大のイスラーム信徒数を誇るインドネシアですが、華人(中国系インドネシア人)の人口でも世界屈指です。インドネシアの華人の歴史と現状について、文化にも触れつつ、紹介する予定です。

2015年11月17日

【4年次対象ゼミ】

今週は、日本の遊びをインドネシア語で紹介する本を作っているYMさんと、バティックの紋様をテーマとしているKRさんの指導を行いました。

YMさんには12月1日に作品紹介、KRさんには12月22日に報告をしてもらうことにしました。

2015年11月16日

【3年次対象ゼミ】

今週は、Oさんに『概説インドネシア経済史』の第3部と第4部の書評レジュメを報告してもらい、内容についてゼミ内で議論を行いました。

今後は、繊維産業についてさらに深く調べてもらうことにしました。

次週11月23日は祝日で外語祭のため休講となりますから、次回のゼミは11月30日です。

【インドネシア語読解】

今週は、第2章の第10パラグラフから第3章の第1パラグラフまで進みました。

次週、11月23日は祝日で外語祭のため、休講です。

次回は、11月30日です。第3章の第2パラグラフから始めるので、しっかりと予習をしておいてください。

2015年11月12日

【東南アジア古典文化論】

今週は、最初に受講生の一人にラーマーヤナの登場人物の相関関係をホワイトボードに書き込んでもらいました。そのあと、スライドと配付資料に基づいて、プランバナン寺院の浮彫を見ながら、ラーマーヤナの物語を、ラーマの誕生からランカー島への行軍までを読み解いていきました。

今回の資料の詳細は、『画像資料論』のなかでも扱っているので参考にしてください。

今週は、レポート課題を出しています。締め切りは11月26日(木)4限です。

来週は、外語祭のため休講となります。次回11月26日には、ラーマーヤナを描く現代のインドアニメ、インドネシア映画、ジャワ、バリ、タイの芸能について映像資料を見ながら検討する予定です。

今週の配付資料、参考資料、レポート課題はTUFS Moodleにアップしてあるので、参照してください。

2015年11月11日

【リレー講義】

最終回の今週は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人をとりあげ、独立後、同化主義から統合主義へと政策が転換する変化のなかに移民コミュニティとしての華人コミュニティを位置づけました。3回の講義でしたが、インドネシアの民族問題について理解が深まったとしたらうれしい限りです。


「インドネシアに住む華人」については、2016年に東京外国語大学出版会から刊行予定の論集に寄稿しています。刊行されましたら、手にとってみてください。

講義で紹介した映像資料と、講義では時間がなく紹介できなかった参考映像資料を以下に示しておきます。映像資料をおよび配付資料はTUFS Moodleでアクセス可能です。

■紹介した映像資料(マラッカのプラナカン)
The Melaka Story: Simply Peranakan (15:42)

■参考になる映像資料(1998年5月暴動)
Mei 98: News Clips from May 98 Riot in Jakarta (5:21)

■2015年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2015年10月28日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2015年11月 4日 国民国家インドネシアに対抗する民族
第3回 2015年11月11日 インドネシアにおける外来少数民族(今週)

【地域基礎】

今週は、海外青年協力隊からお二人をお招きし、JICAボランティア・セミナーを行いました。セミナーでは、2012年~2014年の2年間、スマトラのパレンバンで環境教育に取り組んだ経験について語っていただきました。

アクティブ・ラーニング第2回のレポートを提出してもらいました。今日出せなかった人は今週中に633のドアボックスに提出してください。

来週は外語祭のため休講です。一年生が取り組む料理店の成功を祈っています。

次回11月25日には、第13章「日本の対インドネシアODA援助」の質疑応答のあと、第14章「インドネシアのNGO」の報告をしてもらいます。発表の準備をしておいてください。あわせて、NGO活動に関する映像資料を見てもらう予定です。

2015年11月10日

【一般】

山川出版社からシリーズ「史学会125周年リレーシンポジウム2014」の第1巻として『教育が開く新しい歴史学』が出版されました。

青山もその中の「東京外国語大学における東南アジア「地域基礎」の試み」(pp.104-121)を担当しています。『東南アジアを知るための50章』(明石書店、2014年)のもとになった、東京外国語大学における地域基礎「東南アジア」の立ち上げの過程を記録し、とりわけその中で青山が担当している東南アジア史概説の授業の狙いを記述したものです。『東南アジアを知るための50章』の中の歴史関係の章の教師向け解説という性格を持っています。ぜひ手にとってご覧ください。

大阪大学歴史教育研究会、史学会(編集)『教育が開く新しい歴史学』(史学会125周年リレーシンポジウム2014) 山川出版社、2015年.ISBN:978-4-634-60021-8.

山川出版社公式サイト

山川出版社へのリンク
amazon.co.jpへのリンク

【4年次対象ゼミ】

今週は、インドネシアに進出している日系外食産業をテーマにしているKさんの卒論指導を、Kさんの都合にあわせて11月8日(月)のオフィス・アワーの時間に行い、全体の構成について検討しました。

Kさんには12月15日の最終報告会で報告をしてもらうことにしました。

2015年11月 9日

【3年次対象ゼミ】

今週は、最初に、アジア・アフリカ言語文化研究所で現在開催されている「アジア諸文字のタイプライター展」をゼミとして観覧しました。先週のゼミでインド系文字が話題になったところなので、興味深かったです。

そのあと、教室に戻って、Kさんにインドネシア人のセクシュアリティについて、東南アジアの性産業に関するILOの報告書に基づいた報告をしてもらいました。

次回は、Oさんに報告をしてもらう予定です。

【インドネシア語読解】

今週の読解の時間には、語劇の練習を行いました。練習への参加をもって授業への出席としています。

次回は、11月16日に第2章第9パラグラフから始め、第2章をすべて終えて、第3章に入る予定です。外語祭が近づいてきましたが、しっかりと予習と復習をしておいてください。

2015年11月 5日

【東南アジア古典文化論】

今週は、出張のため休講します。ラーマーヤナは来週から検討します。

2015年11月 4日

【リレー講義】

先週に引き続いて導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義の第2回を担当しました。今週は114名の受講生がいました。(2015-11-10更新)

最初に「ネーション」の概念を整理したあと、国民国家インドネシアにおいて政府に対抗する民族の状況(垂直的対立)を西パプアを中心に検討しました。映像資料を見るなかで、国民統合のプロセスには国民としての平等な権利の付与が不可欠であることが明らかになったと思います。なお、国家の枠組みの中で相互に対立する民族・宗教集団(水平的対立)については十分に触れることはできなかったので、配付資料の「南マルク」の部分を読んでおいてください。

今週の配付資料および関係資料はTUFS Moodleにアップしてあるので必ず参照してください。

次回は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。

■2015年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2015年10月28日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2015年11月 4日 国民国家インドネシアに対抗する民族(今週)
第3回 2015年11月11日 インドネシアにおける外来少数民族

2015年11月 2日

【3年次対象ゼミ】

今週は、Aさんにジャワ語について報告してもらい、議論を行いました。

ジャワ語の文字、発音の特徴、インドネシア語と似て異なる文法など興味深い論点が出ました。

ジャワ語がインド系文字であることから、次回のゼミでは、最初に、アジア・アフリカ言語文化研究所で現在開催されている「アジア諸文字のタイプライター展」をゼミとして観覧することにしました。11月9日は16時に展示室の前に集合してください。そのあと、教室に戻って、Kさんにインドネシア人のセクシュアリティについての報告をしてもらう予定です。

【インドネシア語読解】

今週の読解は、第2章の第5パラグラフから第8パラグラフまで進みました。Minum Susuの担当で第9パラグラフまで進む予定でしたが、時間が来たので、次回に回します。

次週11月9日は語劇の練習を行います。語劇の練習への参加をもって授業への出席とします。

次回は、11月16日に第2章第9パラグラフから始め、第2章をすべて終えて、第3章に入る予定です。外語祭が近づいてきましたが、しっかりと予習と復習をしておいてください。

          

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