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4年次対象ゼミ

2008年1月12日

全員無事に卒論・卒研を提出することができよかったです。今日は、今後の活動の打ち合わせをおこないました。

青山ゼミの学生は、今月中に卒論・卒研の要旨(全員)、後輩へのアドバイス(希望者)、留学体験談(希望者)を書いて青山に提出してください。これらは青山のウェブサイトに掲載します。

2月15日に卒論・卒研発表会をおこなうので、それまでに、発表要旨集の作成と、当日配布する卒論・卒研全文CDの作成にむけて、分担して作業に取り組んでください。

2008年1月 9日

今年度の卒論・卒研の提出日は2008年1月8日(火)・9日(水)です。冬休み期間中の提出ですから、注意してください。冬休み後の授業再開は1月11日(金)からです。この日のゼミでは、今後の活動についての連絡をしますから、全員参加できるようにしてください。

2007年12月13日

今日は、冬休み直前最終発表会の第2回で、残りの6名の報告をしてもらいました。

提出してもらった卒論の構成(目次)を見せてもらったかぎりでは、ほとんどの人がおおむね順調に進んでいるようです。あとは、ひたすら書くだけですからがんばってください。

原稿ができあがってきたら、適宜、青山までメールの添付ファイルで送ってください(メール本文では送らないこと)。

卒論・卒研の提出日は2008年1月8日と9日です。そのあと、1月17日の授業の時間には、卒論・卒研発表会と卒研・卒論CDの作成についての打ち合わせをおこないますから、かならず全員集まってください。

それでは、悔いのない冬休みを。

2007年12月 6日

今日は、冬休み直前最終発表会の第1回ということで、皆さんの卒論・卒研の進捗状況を報告してもらいました。残念ながら、時間の都合で3名しか報告できませんでしたので、来週の第2回には残りの全員に報告してもらいます。

報告にあたっては、かならず進捗状況がわかる資料を提出してください。あわせて、卒論・卒研作成上のテクニカルな問題があれば、質問して解決するようにしてください。今日は、地図ファイルの使い方を説明しました。

2007年11月29日

今日の4年次ゼミでは、パソコン室(206)で実際にパソコンを使いながら、ワードによる卒論作成のポイントを説明しました。

とくに、スタイル・シートによるインデント、タブなどの設定、セクションによる本文、注、参考文献などの設定を取り上げました。

今日の授業で使ったひな形のファイルは「インドネシア語専攻で勉強する人のために」のページからダウンロードできます。

来週と再来週は、冬休み直前の最終発表会をおこないます。各自15以内で自分の卒論の内容について報告してください。かならず1枚以上のレジュメを提出するようにしてください。

2007年11月15日

今日の二人の参加者の卒論のテーマは、「アフリカのFGM」と「ジャカルタのある家族のラマダン(断食月)の生活」です。FGMの方は、エジプトでのアンケート調査ができなくなったので、ウェブ上のエジプト発の英語メディアを使って、エジプトでおこなわれている、テレビのFGM撲滅の公共広告について、放送にいたる経緯と放送に対する人々の反応について調べてみるよう指示しました。ラマダンの方は、ラマダンの生活体験を中心にして、最初にイスラームにおけるラマダンの位置づけ、最後に現代のジャカルタのムスリムにとってのラマダンの意味についての考察を置くように指示しました。

来週は外語祭があるので、ゼミはお休みです。次回は、11月27日になります。この日は、206教室で論文作成のためのパソコンの使い方を実習します。受講生の中で、パソコンの使い方で苦労していることがあれば、この日の授業で解決するようにしましょう。

2007年11月 8日

今日の参加者2人のテーマは、それぞれ、バティックの文様と、ガムランの日本への普及でした。バティックの方は写真中心で、バティック図鑑のような形で完成させることを目標としており、順調に進んでいるようです。ガムランの方は方向性を少し見失っているようですが、初心にもどってなぜこのテーマを選んだかを思い出し、スランプを乗り切ってください。

卒業研究をしている学生で、本のような形で製本することを考えている人は、丸善が出している製本工房の使用を検討してみてください。過去の先輩が使っていて、いい仕上がりになっています。

2007年11月 1日

今日の参加者2人のテーマは、それぞれ、インドネシアの華人メディアと、インドネシア人のメッカ巡礼と観光でした。いずれの卒論も順調に進んでいるようです。本文中の参考文献への参照の仕方や図表への参照の仕方は決まり事ですので、守ってください。このサイトでも、別のページに具体例をあげているので、参考にしてください。

2007年10月25日

今日のゼミでは、バリ人の方位観についてと、ガムランについてをテーマとする二人に参加してもらいました。バリ人の方位観を東アジアの風水と比較するというアイディアはよいと思います。問題はどのような視点から比較するですね。ガムランについては、日本にあるフルセットのガムランをもつ団体にアンケートをして、どのような経緯からどのようなタイプ(バリかジャワか)のガムランを入手するにいたったかを調べることになりました。

2007年10月18日

今日の参加者2名のテーマは、1)インドネシアの海外出稼ぎ女性労働者と2)アフリカの女性器切除(FGM)についてでした。1)については、資料の読み込みを深めてもらいたいと思います。2)については、エジプト人留学生を対象にした聞き取り調査をこれから始めるので、その結果を報告してもらいたいと思います。

ゼミに参加するときには、あらかじめ、レジュメをプリントして提出するようお願いします。

2007年10月11日

今日は、先週の予定通り、二人の学生の卒論指導をおこないました。ジャワ人の名前の研究については、対象とする名前を、ジャワ生まれの名付け親に名前を付けてもらった人の名前にしぼることにしました。断食月(ラマダン)のインドネシア人の生活を調査した学生に対しては、「ジャカルタのあるイスラーム教徒の断食月の一日」というテーマで、写真を多用した、日常生活を紹介する卒論研究をおこってみてはどうか、提案しました。

2007年10月 4日

2学期最初の今日のゼミには10名全員が参加しました。全員にこれまでの進捗状況の報告をしてもらいました。夏休み中にインドネシアでフィード調査をすませてきた人も多く、実りのある夏休みだったようです。

今後は、10月11日から11月15日までは2名ずつゼミに来てもらってきめ細かな指導をおこないます。これ以外に相談が必要な人はゼミ以外の時間にアポをとって個別に私の研究室に来てください。

11月29日にはMicrosoft Wordを使った論文作成についての研修をおこないます。教室については後日案内します。

12月6日と12月13日には、冬休み直前最終発表会をおこないます。この2週には全員参加してください。

卒論・卒研の提出日は2008年1月8日と9日の2日間です。冬休み中になりますから、気をつけてください。

1月10日のゼミには全員参加をお願いします。卒論・卒研提出後の作業について連絡があります。

2007年7月19日

今日は全員11人の出席がありました。10人が卒論、1人が卒研の予定です。それぞれに卒論・卒研の構成案と夏休みの研究計画を出してもらいました。

夏休みはまとまった文献調査とフィールドワークができる最後のチャンスです。実りある時間を過ごしてください。

2007年7月12日

今日は4人の参加者がありました。改訂されたアンケートの質問の内容を改めてチェックしました。ジャワ人の名前を考える場合には、名付けをした人の民族的アイデンティティを調査する必要がわかりました。NGOをテーマとする学生については、NGOに出す手紙の文案を検討しました。ガムランをテーマとする学生は、日本におけるガムランの受容にテーマを絞ることを確認しました。

来週は夏休み前最後のゼミになります。全員が出席し、夏休みの研究計画と卒論・卒研の全体構成案を提出してください。

2007年7月 6日

今日は3人の参加者がありました。アンケートの内容についてチェックしたあと、NGOをテーマとする学生に対しては、NGOへの連絡を始めるようアドバイスしました。

バティックの紋様をテーマとしている学生は、写真の整理が必要になることが予想されます。写真整理のための無料ソフトとしてはPicasaがお勧めの一つです。

カリ・ジャガについてのテキストは今回は読む時間がありませんでしたので、次回に回します。

7月7日(土)には三島市の佐野美術館で開催されているバティックの展覧会「インドネシア更紗のすべて~伝統と融合の芸術~」を見に行く予定です。

2007年6月28日

今日は4人の出席者がありました。

今回は、ジャワ人の名前の由来をテーマとする学生とメッカ巡礼をテーマとする学生の二人がアンケートを取る予定となりました。アンケートは、質問の仕方一つで答えが変わってきますから、全体の設計が大切です。授業でも説明をしましたが、ウェブでも基本的なポイントを説明しているページがあるので目を通しておいてください。たとえば:
アンケート作成のコツ
アンケートの作り方

ハウスメイドとして海外出稼ぎをしているインドネシア人女性の問題をテーマとする学生に対しては、この問題を中心的にあつかっているインドネシアのNGOについての調査を卒論の柱にしてみるようアドバイスをおこないました。

バティックの紋様をテーマにしている学生は、順調は写真が撮影が進んでいるようです。紋様の写真と同時に紋様についてのデータも記録しておくようにアドバイスをしました。

今回は、カリジャガのテキストを読むことができなかったので、次回は初めから読もうと思います。

2007年6月21日

今週は4人の出席者がありました。

巡礼についてのアンケートを準備している学生に対しては、アンケートの質問項目をさらに工夫するようにアドバイスしました。

カリジャガのテキストはp.16の最後まで進みました。カリジャガが森の中で神秘的な女性の声にドゥマックに戻るよう忠告を受けたところまでです。次回はp.17の最初からです。

2007年6月14日

今週は4人の出席者がありました。

巡礼をテーマにしている学生には、NHKスペシャルのイスラーム潮流第1回のビデオを見てもらうことにしました。この番組の一部にメッカ巡礼の様子が収められています。

メイドとして働くインドネシア人女性をテーマにしている学生には、関連するNGOのリストを来週提出してもらうように指示しました。

ゼミのメンバーを中心に7月7日(土)に三島市の佐野美術館で開催されているバティックの展覧会「インドネシア更紗のすべて~伝統と融合の芸術~」を見に行くことが決まりました。詳細は幹事さんにお願いします。

カリジャガのテキストはp.13の最後まで進みました。次回はp.14の最初からです。ようやくカリジャガがドゥマックの大マスジッドの大黒柱を捜しに森へたどり着くところまでです。

今週は5名の出席者がありました。就活が終わって復帰した人や教育実習で欠席の人など入れ替わりが激しい時期ですが、しっかりと研究を進めてください。

インドネシア人女性の労働に関心がある学生には、大形里美「インドネシアの女性運動とジェンダー主流化:女性NGOの果たした役割」『東南アジアのNGOとジェンダー』(明石書店、2004年)を読むように進めました。この中でとくにメイドの人権擁護にかかわっているNGOの活動についての記述が参考になると思います。

インタビューやアンケートを計画している学生は、質問の内容や形式についてしっかりと検討しておいてください。

カリジャガについてのテキストはp.10まで進みました。いよいよドゥマックのマスジッド建設の話になります。次回はp.11の最初からです。

2007年5月31日

今日の参加者は3人でした。「名前」についてアンケートを予定している受講生に対しては、民族によって名前の付け方が異なる点を考慮した設問を作るように助言しました。「巡礼」についてインタビューを予定している受講生に対しては、留学生に対して質問するのであれば、もし巡礼をするつもりであれば、将来のいつ頃にするつもりなのか、両親や親戚で巡礼を経験した人がいないか、など質問をふくらませるように助言しました。「断食月の一日」について参与観察をする予定の学生に対しては、出発までに文献調査をしておくように指示しました。

カリジャガに関するテキストは6ページの最後まで読みました。ようやくカリジャガの名前が現れました。次回は7ページから読みます。だいたい1回で3ページほどのスピードで進めたいと思います。

2007年5月24日

今日は3人出席しました。バティックの紋様について卒研を制作する予定の受講生には、7月の最初の週に、バティックの紋様のスライドショーをしてもらうことにしました。

ワリ・ソンゴについてのインドネシア語のテキストを少し読み進めました。マジャパヒト王国最後の王であるブラウィジャヤの息子でありながら、パレンバンの太守の息子として育てられたラデン・パタが、ジャワに行ってイスラームの教えを学ぶ部分です。史実とは異なっていますが、ジャワ人の歴史観がうかがえて興味深いところです。

次回は、4ページから続きます。

2007年5月17日

今日は4人参加者がありました。

ゼミ生の一人が、インドネシア人女性の海外の出稼ぎについて関心があるということなので、ブレインストーミングをおこなったあと、農村女性のための国内での雇用創出か、海外の出稼ぎ現場での人権問題かのいずれかにテーマを絞ることにしました。

カリ・ジャガ伝承のテキストは最初の1ページをさっと読みました。次回から、続きを読みます。

就活に忙しいゼミ生の皆さんは体調に気を付けてがんばってください。

2007年5月10日

今日は3人の参加者がありました。

最初に、巡礼をめぐって教会制度のあるキリスト教(とくにカトリック)と教会制度のないイスラームとの比較についてしばらく話し合いました。巡礼の目的地となる聖者廟について考えてみると、カトリックでは聖者の資格は教会が管理していますが、イスラームでは現地の民衆の信仰に任せられている点が大きな違いのようです。

インドネシア人の名前についてまとめている学生からは、松本脩作・大岩川嫩・編著『第三世界の姓名―人の名前と文化』(アジア経済研究所、1994) を紹介してもらいました。インドネシアの項目では、ジャワ人、スンダ人、バタック人、バリ人の例を挙げて、民族ごとに名付けの慣習が違うことをはっきりと書き記しており、概論として適切な本です。

プサントレンでの教育をカリキュラムや教科書の内容から分析し、一般の学校での教育と比較する予定の学生に対しては、早めに調査地を決定し、現地のプサントレンと連絡するよう指示を与えました。

この3人の関心がインドネシアのイスラームということで共通していたので、次回からは、インドネシアの聖者信仰の対象の一つであるカリジャガ(Sunan Kalijaga)についての民間伝承を記述したインドネシア語のテキストをみなで読んでいくことにしました。次回参加者で、テキストがない人は青山までコピーを取りに来てください。

2007年4月26日

今日は5人参加してくれました。バティックの紋様をテーマとする卒研の進行状況について、とくに議論をすることができました。この卒研の場合には、画像資料の収集が必要となります。以下の点に気を付けてください。

  1. 本などから撮影、スキャンをする場合は、かならず出典を記録し、卒研の中で明記する。
  2. スキャンは附属図書館の設備を使うことができる。
  3. デジカメを使うときは、三脚を用意しておくと便利。
  4. デジカメを使うときは、大容量(最低でも1GB)のメモリを使うと効率的。
  5. 画像は、すべての解像度とサイズを整えてから、ワードに貼り付けた方がよい。
  6. ワードの使い方を理解してから、制作に取りかかった方が効率的。夏休み明けにゼミで講習会を予定。
  7. カラープリンタでプリントしたものを、丸善の簡易製本のセットで製本すると簡単で見栄えがする。

他の人も参考にしてください。 それでは、次回は5月10日です。

2007年4月19日

4月19日のゼミには4人出席がありました。今後も、出席できる人は顔を出して、進捗を報告してください。

まだテーマが大きすぎて絞り切れていない人がいます。この場合、テーマを早急に絞る必要があります。5月の連休前に何とか目処を付けるようにしましょう。

テーマの焦点が定まった人は、就職活動の合間を使って、関連する文献を探して読み込むようにしましょう。就職活動が終わってからと思っていると、あっという間に夏休みになって、肝心のフィールドワークに時間をとる暇がなくなってしまいます。

ジャカルタで雑誌や新聞や統計資料などを探す予定の人は、The Centre for Strategic and International Studies, Jakartaも訪問先に入れておくとよいでしょう。ジャカルタ市内では屈指の図書館で、誰でも利用可能です。

以下、個別のテーマについて:

1. 巡礼をテーマに調査する人は、ぜひ宗教省で毎年どのように巡礼者をメッカに送り込んでいるのか、その仕組みを調べるとよいでしょう。

2. ジャワ人の名前について調べる人は、人間の名前の付け方一般についてまず考察しておく必要があると思います。日本で「苗字+名」という名付け方が一般化したのが明治以降であるように、名前の付け方と社会の制度は密接に関係しています。また、個人が人生の途中で名前を変える事例や、愛称の多用といった現象もジャワ語の名前を考える場合、忘れてはならないでしょう。さらに、語源的にも、サンスクリット系やアラビア語系があるので、それぞれ、基本を押させておく必要があると思います。

それでは、来週、お目にかかりましょう。

2007年4月12日

今日は1学期最初の卒論ゼミでした。例年のとおりですが、就職活動のため欠席者がかなりいます。都合で欠席する人も、この「授業関係のお知らせ」には目を通すようにしてください。

今日、出席した人にはだいたいの予定を話してもらいました。MLでも通知しましたが、来週は、全員、年間計画を提出してください。来週、出席できない人はメールで提出してください。

7月19日が1学期最後のゼミになるので全員かならず集まってください。夏休みは、文献資料を集めたり、フィールド調査をおこなう最後の機会です。この日のゼミは、研究を進める方針を確認するチャンスとなります。

          

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