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2013年11月28日

【4年次対象ゼミ】

今週は、インドネシアの原子力開発を扱うUAさん、セクシュアリティの問題を扱うAMさん、ジャワ語文学史の翻訳を扱っているMMさん3名の卒論指導を行いました。

【東南アジア古典文化論】

今週は、マハーバーラタに関する配布資料の説明を簡単にしたあと、映画『オペラ・ジャワ』の前半を鑑賞しました。次回は、後半を最後まで鑑賞する予定です。映画終了後にレスポンスシートを提出してもらいます。

最後に、前回の課題レポートを提出してもらいました。

今週は宿題があります。次回の授業中に、マハーバーラタの主要登場人物の関係を検討する予定なので、調べておいてください。代表の人にホワイトボードに書き込んでもらいます。

■今週の配布資料(PDF)
マハーバーラタの概要・人物名対照表(サンスクリットとジャワ語)

2013年11月27日

【リレー講義】

先週に引き続いて導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義の第2回を担当しました。今週は157人の受講生がいました。次回は12月4日にインドネシアについての最後の講義をおこないます。

今週は国民国家インドネシアにおいて政府に対抗する民族(垂直的対立)および国家の枠組みの中で相互に対立する民族・宗教集団(水平的対立)の状況を明らかにしました。次回は、国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。

■2013年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2013年11月13日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2013年11月27日 国民国家インドネシアに対抗する民族(今週)
第3回 2013年12月 4日 インドネシアにおける外来少数民族

■今週の配付資料(PDF)
配付資料・スライド抜粋・レスポンスシート
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)

【地域基礎】

今週の授業では、以下のようにJICAボランティア・セミナーを開催しました。青年海外協力隊に参加してインドネシアで青少年活動をおこなった和田尚子さんをお招きして、体験談を話していただきました。

jicavs-2013-11-27.png
ポスターをダウンロードする。

次回は、通常通り、夏休み課題レポートの第7章~第9章の報告をしてもらいます。

2013年11月25日

【インドネシア語専攻で勉強する人のために】

この記事は2007年10月24日に公開した「Youtubeの動画を入手し再生する方法」の改訂版です。

卒論の資料を集めるためにウェブを使うことは当たり前になりましたが、ウェブで収集できるデータの一つが、動画共有サービスYouTubeで提供されている動画です。

しかし、YouTubeの動画を見るためには、パソコンをネットに接続する必要があります。卒論の資料として使うには、自分のパソコンに動画ファイルをダウンロードして、いつでも再生できるようにしておきたいことも多いと思います。また、パワーポイントのスライドの中に動画を埋め込んで使いたいことも多いと思います。ここでは、そのための方法を簡単に紹介します。

まず、YouTubeの動画をダウンロードするためのソフトを入手します。現時点でのお薦めはFreemake Video Downloaderという無料のソフトです。freemake.comのページからダウンロードすることができます。日本語に対応していること、ダウンロードと同時に形式の変換もしてくれること、操作がシンプルであることなど使いやすいソフトです。ただし、インストールするときに、Amazon Browser BarやBaidu IMEをインストールしますかと尋ねてくるので、必要とする人以外は、チェックを外してからインストールしてください。

ソフトの準備ができたら起動させておきます。続いてYouTubeのサイトに行って、検索機能を使ってダウンロードしたい動画を探します。目当ての動画が見つかったら、「共有」をクリックしてその動画のURLを表示させます。URLをコピーして、Freemake Video Downloaderの「URLを貼り付ける」をクリックします。ダイアローグボックスが現れるので、「1. 品質を選択してください」と「2. アクションを選択してください」から一つずつボタンを選択し、「出力フォルダ」を確認して「ダウンロードおよび変換」のボタンをクリックします。

通常は、「1.品質」はデフォルトのままにし、「2.アクション」は「変換する>WMV」を選択しておくとよいでしょう。WMVはWindows Media Videoの略で、この形式のファイルだと簡単にパワーポイントのスライドに埋め込むことができます。ダウンロードと変換が終わったファイルをクリックすると動画が再生されるはずです。

パワーポイントのスライドに埋め込むためには、「Mediaクリップの挿入」をクリックし、挿入したいファイルを選択して、「OK」をクリックすると、スライドに埋め込まれます。

YouTubeにあるデータを使うときには、ウェブ上の他のデータと同様に、吟味して利用する必要があります。そのことに注意したうえで使うなら、動画というデータを使うための優れた手段となるでしょう。

2013年11月24日

【一般】

2013年11月20日(水)~24日(日)に東京外国語大学の第91回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます(2011-11-23更新)。

外語祭の詳細は外語祭公式サイトをご覧ください。


インドネシア語劇

2013年のインドネシア語劇のタイトルは『真夏の国の夢』(Impian Negara di Pertengahan Musim Panas)です。ぜひご観覧ください。
・日時:2013年11月24日(日)13:30-14:30
・場所:アゴラ・グローバル内 プロメテウス・ホール
・原作:横山紗也香、翻訳:牛上皓右ほか、校閲:降幡正志先生、Florentina Erika先生、Dea Andriany Prasari
・学生たちのブログFacebookでも案内されています。
・インドネシア語劇『真夏の国の夢』の映像をYoutube(45分)で公開しています(2014年6月27日公開)。
真夏の国の夢
インドネシア語劇Facebookより

インドネシア語劇の紹介

 今年のインドネシア語専攻の語劇では、2年生たちがオリジナル脚本による『真夏の国の夢』を上演します。題名からはシェークスピアのあの幻想的な舞台劇を思い出させますが、こちらは、1945年のインドネシアを舞台にした、とても現代的なテーマをもつ作品です。
 親日国として知られるインドネシアですが、過去を遡ると、日本とインドネシアの関係はけっして平坦な時代ばかりではありませんでした。とりわけインドネシアが最も苦しんだ時期が、日本軍による支配が行われた1942年から1945年の3年半です。
 日本軍政期のインドネシアを舞台に、日本人兵の男性とインドネシア人女性との悲恋の物語は、劇団四季の『ミュージカル南十字星』で取り上げられたテーマです。『真夏の国の夢』は、このミュージカルに触発されながらも、タイムトラベルというSF的アイデアを取り入れることで、現代の日本の若者と日本軍政期のインドネシアの若者との交流を描くことを試みます。
 日本は、1942年にアメリカとイギリスに宣戦布告をしますが、その真の狙いは東南アジアの豊かな資源、なかでも当時オランダの植民地であったオランダ領東インド、現在のインドネシアの石油にありました。オランダ本国はすでにドイツに降伏しており、取り残された植民地のオランダ軍は抵抗するすべもなく日本軍のもとに降伏します。日本軍は、植民地解放を旗印にインドネシアを占領し、オランダからの独立を主張して投獄されていたスカルノたち民族主義者たちを自由にして日本軍の協力者にしますが、実際にはインドネシアの資源を収奪し、労務者として多くの人々を強制労働に動員し、独立の約束は果たされることなく3年の月日が経って1945年を迎えます。この年、戦局が悪化した日本はついにスカルノたちにインドネシア独立に向けて準備を進めるよう指示しました。スカルノは当初から日本の敗戦を見越して日本軍と協力したと言われています。
 現代の日本の三人の姉妹をこの時代のインドネシアに置くことで、インドネシアの人たちとどのような関係を結ぶことができるのでしょうか。作品とはとても興味深い思考実験の場となっています。国家間の思惑で社会の軋轢が高まるなかで、一人一人の人間が国境や民族の壁を越えてどのような関係を結びえるのかを考えるこの課題は、現在になっても決して意味を失っていないばかりか、まさに今日的な問題であるように思われます。この作品が、今の私たちに、現代の状況を考えるためのヒントを与えてくれることを願っています。
 深いテーマを扱う作品ですが、劇には、歌って踊るミュージカルの要素もあり、話題のタイムスクープハンターの登場もありと、楽しさも満載です。ぜひ、多くの方が観覧されることを願っています。


インドネシア料理店~makan makan~

今年のインドネシア料理店は「食べよう、食べよう」という意味のmakan makan(マカン・マカン)です。ナシゴレンなどの定番や外語祭ならではのビンタン・ビールなどが揃っています。ぜひお立ち寄りください。

・営業日:11月20日(水)~24日(日)(外語祭期間中)
・営業時間:10:00~18:00
・場所:円形広場の北側(多磨駅方向から入って左手の方向)(料理店の地図
《メニュー》
・nasi goreng (ナシゴレン) ピリっとした辛さとほどよい甘みが特徴の、インドネシアの炒飯。
・mi goreng (ミーゴレン) 少し辛味の、インドネシアの焼きそば。具材が豊富。
・pisang goreng (ピサンゴレン) バナナを揚げたもの。甘くて食べやすい。
・sate (サテ) インドネシアの焼き鳥。タレに浸けておいた肉に甘辛なソースを絡めて食べる。ビンタンビールと非常によく合う。
・bubur sumsum (ブブルスムスム) インドネシアのデザート。プリンに似たような食感でスイーツのように甘い。
・bir bintang (ビンタンビール) インドネシアのビール。日本の生ビールのような味で飲みやすい。

ツイッター外大ねし科料理店makan makanで随時情報提供をおこなっています。


インドネシア舞踊

今年の外語祭では以下の3公演をおこないます。演目は変更される場合があります。また、例年と違って今年度の外語祭では教室での公演はありません。

11月20日(水) 野外ステージ公演
・14:50-15:20 円形広場 野外ステージ
・演目:Renggong Manis, Bhayangkari, Cendrawasih

11月21日(木) ダンスフェスティバル
・13:30-14:00 研究講義棟101教室
・演目:Sekar Jagat, Cendrawasih, Yapong, Panji Semirang

11月24日(日) 野外ステージ公演
・13:40-14:10 円形広場 野外ステージ
・演目:Renggong Manis, Bhayangkari, Legong, Cendrawasih

インドネシア舞踊部の活動の詳細はブログツィッターも参照してください。

2013年11月18日

【3年次対象ゼミ】

今週は、イスラーム神秘主義についての論文の講読を始める前にイスラームの基本的な概念について全員で検討しました。使用したテキストは『岩波イスラーム辞典』の「スーフィズム」「聖者」「イスラーム主義」「ウラマー」の4項目です。

次週11月25日は外語祭の片づけ日なので、次回のゼミは12月2日です。指定した論文2本の書評レジュメを用意してきてください。

2013年11月14日

【4年次対象ゼミ】

今週は、日本とインドネシアの道徳教育をテーマにするKSさん、インドネシアの職業訓練校をテーマにするICさん、インドネシア人若者のアルコール飲酒をテーマにするYMさん、インドネシアの高校での日本語教育をテーマにするHNの論文指導を行いました。

引用と出典表示について質問がありました。これについては引用の方法卒論の本文の中で参照する方法卒論の参考文献一覧の書き方を参考にしてください。

次回は、次週が外語祭なので、11月28日になります。

【東南アジア古典文化論】

今週は、東南アジアのラーマーヤナの芸能の事例として、バリ島のケチャ(『音と映像による世界民族音楽大系』日本ビクター、1988年)とジャワ島中部のスンドラタリ(個人撮影、2006年)の映像資料を見てもらいました。ケチャは、スグリーヴァとヴァーリンの戦いの場面、スンドラタリはシーターの誘拐とスグリーヴァとヴァーリンの戦いの場面です。

儀礼性の強いケチャに対して、物語性の強いスンドラタリという違いはありますが、いずれも死者のモクサの描写が含まれており、東南アジアにおけるラーマーヤナの受容の背景には現地社会の精霊信仰が強く影響していたことをうかがわせます。

最後に、映画『オペラ・ジャワ』について簡単な説明をしました。次回は、次週11月21日は外語祭のため休講となるので、11月28日になります。映画『オペラ・ジャワ』を2週にわたって見ていく予定です。

■今週の配付資料
・今週は配付資料はありません。

2013年11月13日

【地域基礎】

今週は、第16章「インドネシアの経済」について発表してもらい、グループ毎に質疑応答を行いました。

そのあと映像資料「佐藤隆太の地球元気!」(テレビ東京、2013年)から「都市のゴミ問題を改善する」(インドネシア篇vol.3)、「走りに込めた思い」(インドネシア篇vol.4)、「教育施設の充実のために」(インドネシア篇vol.5)、「ゴミへの意識を変える」(インドネシア篇vol.6)の4本を見てもらい、それぞれのテーマ、支援の枠組み、特徴、評価についてグループ毎に議論してもらいました。

最後にワークシートで作業しながら映像資料「村に水を引く男」(NHKBS、2008年)を見てもらい、効果のある地域援助のあり方について考えてもらいました。

次回は、外語祭のあとの11月27日で、JICAボランティア・セミナーを兼ねた授業です。

【リレー講義】

今週は11月13日水曜日4限に、リレー講義である導入科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義を担当しました。第1回の今週は155人の受講生がいました。このあと11月27日と12月4日の2回講義をおこないます。なお、教室はプロメテウス・ホールから101に変更されました。

昨年度と同様に、全3回のなかで、東南アジアの多民族国家としてのインドネシアを紹介し、第1週では国民国家インドネシアにおける多民族の共存を、第2週では国民国家インドネシアに対抗する民族、あるいは国家のなかで対立する民族を、第3週では国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげます。

■2013年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2013年11月13日 インドネシアにおける多民族の共存 (今週)
第2回 2013年11月27日 国民国家インドネシアに対抗する民族
第3回 2013年12月 4日 インドネシアにおける外来少数民族

■今週の配付資料(PDF)
配付資料・年表・レスポンスシート
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)

昨年度までにおこなった講義の内容は2012年10月31日2011年11月9日2010年11月10日の記録をそれぞれ参照してください。

2013年11月12日

【一般】

2013年10月19日付けのじゃかるた新聞の記事によると、10月18日にインドネシア地理空間情報局(Badan Informasi Geospasial, BIG)はインドネシアが領有する全島13,466に名前を付けたということです。

これまでインドネシアの島は17,000以上と言われてきたので、今回の発表で島の数がいっきょに4,000近く減ったことになります。これは、島の定義を見直し、高潮時に水没する砂地や環礁を除外するなどして数えなおした結果とのことです。

調べてみると、島の数が13,000ほどしかないことはすでにANTARA Newsの2010年8月17日の記事で報道されていました。今回は、すべての島に名前を付け終わり、公式の地図も完成したことから話題になったようです(たとえば、Metro TV News 2013年10月18日の記事)。

ちなみに2011年11月1日付けのKompas紙の記事には、インドネシア政府は2012年に国連に対して13,487の島の認定を求める予定と書かれています。2013年10月19日の報道では島の数が21減っていますから、今年になってようやく数が確定したということなのでしょう。

いずれにしても、インドネシアが世界最大の島嶼国家という事実には変わりはありませんが、講義に使う資料は書き換える必要がでてきました。とりあえず講義では「インドネシアの島の数は13,000以上」と教えることにします。

注記:Kompas紙の記事の日付を2013年に間違えていましたが、正しくは2011年でしたので訂正しました。(2013-11-28)

(2016年6月21日補足)
インドネシアの島の数をめぐる論争にはまだ決着がついていないようです。国家防衛評議会(Dewan Ketahanan Nasional、略してWantannas) のウェブサイトに、17,504という数をあげて、まだまだ省庁間で数の一致をみたわけではないと主張する文章(2016年2月23日付)が掲載されています。

国家防衛評議会というのは、国防問題に関する大統領の諮問機関という位置づけです。この文章を読むと、(インドネシアから見て東カリマンタンにある)シパダタン島とリギタン島の領有権をめぐる国際司法裁判所でのインドネシアとマレーシアの争いでインドネシア側が破れ(国際司法裁判所2002年判決)、両島を失ったことが国防関係者にとって大きなトラウマになっていることをうかがわせます。

2013年11月11日

【3年次対象ゼミ】

今週は、HMさんに「インドネシア人観光客を呼び寄せる日本のツーリズムの動向」についての報告、IYさんに東京学芸大学海外子女教育センター・帰国子女教育問題研究プロジェクト「序章 歴史的展望による帰国子女教育問題」『国際化時代の教育―帰国子女教育の課題と展望』(創友社、1986、pp.12-31)の書評レジュメの報告をしてもらい、ゼミ内で議論を行いました。

HMさんはムスリム観光客を受け入れる日本側の体制について、IYさんは今回の1986年の報告に基づいて現在の状況についてさらに研究を進めることになりました。

次回からはイスラーム神秘主義についての論文の講読を進めます。テキストについてはメーリングリストでお知らせする予定です。

【インドネシア語読解】

今週は第2章第2パラグラフから第5パラグラフまで進みました。次週11月18日は、語劇の練習への参加をもって受講に代えます。練習に励んでください。

次回は外語祭終了後、12月2日になります。第2章第6パラグラフから進めるので、予習をしておいてください。

宿題として応用問題No.3とNo.4を出しました。12月2日の授業時に答案を提出してください。

2013年11月10日

【一般】

2013年11月9日(土)・10日(日)に摂南大学で第44回日本インドネシア学会大会が以下のように開催されます。

第44回日本インドネシア学会大会
日時:2013年11月9日(土)・10日(日)
場所:摂南大学 寝屋川キャンパス10号館(情報メディアセンター)3階プチテアトル
〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8(キャンパスマップ

大会プログラム
第1日目 2013年11月9日(土)

12:25~12:30 開会挨拶 左藤正範会長
12:30~14:45 テーマ発表
「インドネシア語の会話の授業について─ネイティブ教員の報告を手がかりとして─」
企画者:森山幹弘(南山大学)、降幡正志(東京外国語大学)、原真由子(大阪大学)
14:45~15:00 休憩
15:00~15:30 自由研究発表1
 エディ・プリヨノ(京都産業大学)
 「Penggunaan Foto dalam Pembelajaran Percakapan」
15:30~16:00 自由研究発表2
 スヨト(神田外語大学)
 「Upaya Mempertahankan Minat Belajar Bahasa Indonesia Mahasiswa Tingkat 3 dan 4 di Kanda University of International Studies」 
16:00~16:30 自由研究発表3
 野村亨(慶應義塾大学総合政策学部)
 「インドネシア語の接辞meNと五十音図」
16:30~17:00 自由研究発表4
 三宅良美(秋田大学)
 「インドネシア語の流行語再考」
17:00~17:10 休憩
17:10~18:20 学会総会(会員のみ)
19:00~21:00 懇親会(会員以外の方も参加可能です)
      
第2日目 2013年11月10日(日
09:00~09:30 自由研究発表5
 大形里美(九州国際大学)
 「インドネシアにおけるイスラム新興ビジネスの担い手たちのイスラム教義解釈とその実践」
09:30~10:00 自由研究発表6
 野中葉(慶應義塾大学SFC研究所上席所員、同総合政策学部講師)
 「インドネシアにおけるイスラーム短編小説の広がりと女性たちのイスラーム覚醒」
10:00~10:30 自由研究発表7
 エリザベス・エスター・フィブラ・シマルマタ(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)
 「現代ジャワ若者におけるジャワ語の敬語使用の現状」
10:30~10:40 休憩
10:40~11:10 自由研究発表8
 安田和彦(京都産業大学)
 「インドネシア語の補文の含意について」
11:10~11:40 自由研究発表9
 長南一豪(獨協大学)
 「インドネシア語の引用句倒置構文」
11:40~12:10 自由研究発表10
 アリ・アルタディ(大東文化大学大学院外国語学研究科日本語言語文化学専攻博士後期課程)
 「インドネシア語の条件形式の用法と主節のモダリティについて」
12:10~12:40 自由研究発表11
 山口真佐夫(摂南大学外国語学部)
 「セレベス上位語群と南スラウェシ語群の関係」
12:40 閉会挨拶

2013年11月 7日

【一般】

青山の講義でも上映したことのある映画『虹の戦士たち』の原作小説Laskar Pelangi(ラスカル・プランギ)がついに日本語に翻訳されて出版されました。翻訳したのは本学インドネシア語専攻卒業生の加藤ひろゆきさんと上智大学准教授の福武慎太郎さんのお二人です。日本語版の書名は『虹の少年たち』、出版社はサンマーク出版です。

原作者アンドレア・ヒラタの自伝的長編小説で、2005年にインドネシアで出版されると、たちまち大ベストセラーになりました。田舎の小さな小学校の10人の生徒たちの成長と生徒たちを懸命に支える先生との交流を描く作品です。ぜひ一人でも多くの人が手に取られることを望んでいます。

虹の少年たち


関連リンク
サンマーク出版の書籍案内
Amazon.co.jp
じゃかるた新聞の記事

【3年次対象ゼミ】

今週の読解は、11月7日(木)が月曜日授業振替日になったので、木曜日に行いました。

今週は、OAさんにフランキ・ラデン・スリヨダルマ・ノトスディルジョ「(ポスト)モダンの世界に生きるガムラン」(『言語文化』25号, 明治学院大学言語文化研究所紀要, 2007年, pp.146-159)の書評報告、IYさんに卒論のテーマについての報告をしてもらい、ゼミで議論を行いました。

次回は、HMさんとIYさん(書評レジュメ)の報告を予定しています。

【インドネシア語読解】

今週の読解は、11月7日(木)が月曜日授業振替日になったので、木曜日に行いました。テキストの第1章第8パラグラフから第2章第1パラグラフまで進みました。次回は、第2章第2パラグラフから進みます。

授業の最後の15分を使って、応用問題に挑戦してもらい、クラスで解答を共有しました。

2013年11月 6日

【地域基礎】

今週は、第15章「インドネシアの環境問題」、第17章「日本の対インドネシアODA援助」、第18章「インドネシアのNGO」について発表してもらい、グループ毎に質疑応答を行いました。

次回は、第16章「インドネシアの経済」についての発表をしてもらい、続いて、関連する映像資料を見てもらう予定です。

          

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