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東南アジア古典文化論

2016年1月21日

今週は、今年最後の授業です。先週に引き続き、東南アジアで展開した仏教の物語を検討しました。

今週は、配布物とスライドに基づいて東南アジアで展開した密教段階の大乗仏教の仏教物語として古ジャワ語『スタソーマ』を取り上げて検討をおこないました。配付資料はTUFS Moodleに掲載しています。

最後に、期末の課題レポートを提出してもらいました。Moodleで提出する人は1月28日深夜0時までに提出を完了してください。

それでは、充実した冬学期を過ごしてください。

2016年1月14日

今週は、今年最初の授業です。今週と来週の2回にわたって、東南アジアで展開した仏教の物語を検討します。

今週は、配布物とスライドに基づいてブッダの前世物語(ジャータカ)に関する物語(仏伝)について検討をおこないました。

最後に、アクティブ・ラーニングの課題レポートを提出してもらいました。

今週は、期末のレポート課題を出しています。今週の配付資料とレポート課題はTUFS Moodleに掲示しているのでそちらを確認してください。

次回は、東南アジアで展開した密教段階の大乗仏教について検討する予定です。

2015年12月24日

今週は、ピーター・ブルックによる映画『マハーバーラタ』を最後まで見終わりました。授業のあとでレスポンスシートを提出してもらいました。

そのあと、映像資料としてジャワ島のワヤン・クリ「アルジュナの婚礼」と、同じくジャワ島の舞踊「ブクサン・スリカンディ・スロデワティ」を見てもらいました。前者はマハーバーラタの第3編「森林編」から、後者は同じく第4編「ヴィラータ編」から取材したエピソードに基づいています。

「アルジュナの婚礼」については、バリ島のワヤン・クリを紹介した以下のウェブの情報が参考になります。
・梅田一座「天女スプラバ使者に立つ

今年の授業は今日が最後です。アクティブ・ラーニングのレポート課題を出しました。レポートを年明け最初の授業時間に提出してください。

次回は、来年の1月14日になります。1月7日は木曜日の振替授業日ですから注意してください。仏教の物語を検討する予定です。

■アクティブ・ラーニングのレポート課題
講義-2015-S2-#07-アクティブラーニング#02課題.pdf

2015年12月17日

今週は、先週に続いてピーター・ブルックによる映画版『マハーバーラタ』の鑑賞を行いました。今回は、サイコロ博打に負けたパーンダワたちが森に追放された場面から、パーンダワとカウラワの決戦が始まり、ビーシュマがシカンディンによって致命傷を負う場面までを見ました(初めから117分のところ)。

次回は、今週に引き続き映画『マハーバーラタ』を最後まで鑑賞する予定です。鑑賞後コメントシートを提出してもらうので、コメントシートを持っていない人はTUFS Moodleから入手しておいてください。

2015年12月10日

今週は、先週に引き続き、マハーバーラタの大戦が終わったあとの、いわば「後史」について説明したあと、マハーバーラタの大戦にいたるまでのあらすじを紹介しました。

続いて、ピーター・ブルックによる映画版『マハーバーラタ』(The Mahabharata、ピーター・ブルック監督、英語、170分、1989年)の概要を説明したあと、映画の鑑賞を始め、カウラヴァたちがパーンダヴァたちは破滅させようと企んでサイコロ博打に招くところまでを見ました(初めから38分のところ)。

次回は、今週に引き続き映画『マハーバーラタ』を鑑賞する予定です。コメントシートを持っていない人はTUFS Moodleから入手しておいてください。

2015年12月 3日

今週は、最初に、学生の一人に主要な登場人物の相関図をホワイトボードに書いてもらい、人物の関係を確認しました。

その後、先週配付した資料とスライドに基づいて、マハーバーラタの主要な登場人物が生まれてくるまでの、いわば「前史」について説明を行いました。

次回は、マハーバーラタの大戦が終わったあとの、いわば「後史」について説明したあと、マハーバーラタの大戦にいたるあらすじを紹介し、ピーター・ブルックによる映画『マハーバーラタ』を見ていく予定です。

今週は、演出家ピーター・ブルックによる映画『マハーバーラタ』に関する資料とコメント・シートを配付しました。TUFS Moodleから入手可能です。

ピーター・ブルックの新作演劇『バトルフィールド』については、日経新聞の舞台レビューが参考になります。

2015年11月26日

来週は、ラーマーヤナを描く現代のインドのアニメ、バリのケチャ、タイのコーン仮面劇の映像資料を見てもらいました。

今週の配付資料は、TUFS Moodleにアップしてあるので、参照してください。

11月12日に提出した課題のレポートを提出してもらいました。

次回からは、マハーバーラタの物語を検討していきます。今週配付した資料をもとに、主要な登場人物の相関図を作成してきてください。

2015年11月12日

今週は、最初に受講生の一人にラーマーヤナの登場人物の相関関係をホワイトボードに書き込んでもらいました。そのあと、スライドと配付資料に基づいて、プランバナン寺院の浮彫を見ながら、ラーマーヤナの物語を、ラーマの誕生からランカー島への行軍までを読み解いていきました。

今回の資料の詳細は、『画像資料論』のなかでも扱っているので参考にしてください。

今週は、レポート課題を出しています。締め切りは11月26日(木)4限です。

来週は、外語祭のため休講となります。次回11月26日には、ラーマーヤナを描く現代のインドアニメ、インドネシア映画、ジャワ、バリ、タイの芸能について映像資料を見ながら検討する予定です。

今週の配付資料、参考資料、レポート課題はTUFS Moodleにアップしてあるので、参照してください。

2015年11月 5日

今週は、出張のため休講します。ラーマーヤナは来週から検討します。

2015年10月29日

今週は、配付資料「テクストと物語」とスライドに基づいて、テクストと物語の概念と両者の関係について検討し、その事例としてガネーシャの誕生の物語を紹介しました。また、ここでもインド神話が現代の東南アジアの人々に強く影響を及ぼしていることを見ました。

アクティブ・ラーニングの課題1のレポートを提出してもらいました。どうしても間に合わない人は来週までに提出してください。Moodleでの提出も可能です。

次回から、ラーマーヤナの物語に入ります。今日配付した「ラーマーヤナの主要人物の紹介とあらすじ」は先日Moodleにアップしたものの改訂版です。こちらを読んで、ラーマーヤナの登場人物の相関関係について予習をしておいてください。次回の授業時間内に説明をしてもらいます。

今週の配付資料はMoodleで入手可能です。

2015年10月22日

今週は、配付資料「インド的歴史観」とスライドに基づいて、インド的歴史観について概観しました。

インド的歴史観やその中で語られる神話が東南アジアの人々に現代まで強く影響を及ぼしていることにも触れました。

アクティブ・ラーニングの課題1のレポートは来週の授業時間までに提出をお願いしています。

日程の都合でどうしてもアクティブ・ラーニング課題1に参加できなかった人には代わりの課題を出しました。Moodleに課題をアップしてあります。あわせて、今週の配付資料もMoodleにアップしました。

次回はラーマーヤナの物語を紹介しました。Moodleにアップしてある事前の予習資料を読んできておいてください。

Moodleのコースにまだ登録していない人はすみやかに自己登録をお願いします。

2015年10月15日

今週は、配付資料「インド的世界観」とスライドに基づいて、インド的世界観について概観しました。

インド的世界観が東アジアや東南アジアの人々の伝統的な世界観に影響を強く及ぼしていることにも触れました。

次回は、「インド的歴史観」について概観する予定です。

配付資料についてはTUFS Moodleにアクセスして入手してください。

2015年10月 8日

今週は、秋学期最初の授業でした。最初に資料を配付して、授業の進め方について説明を行ったあと、東南アジアの文化史を概観し、東南アジア古典文化を学ぶことの意義を理解してもらいました。

最後に、春学期受講生に提出物を返却しました。来週からは、インド的な世界観・歴史観について検討していきます。

この講義ではTUFS Moodleを利用しています。履修する人はTUFS Moodleにアクセスし(https://mdle.tufs.ac.jp/moodle/)、開設されている「東南アジア古典文化論(秋学期・木曜4限)」に自己登録してください。

今週の配付資料はTUFS Moodleから入手することができます。

この講義ではアクティブ・ラーニングを2回おこないます。日程と課題は適宜連絡をします。授業の一部ですから必ず参加してください。

今週は、アクティブ・ラーニング課題(1)の説明を以下のとおりおこないました。

以下の講演会に出席し、レポートを提出してください。なお、第1回は残念ながらすでに終了していますので、第2回(都合のつかない場合では第3回でも可)に出席してください。
・レポートの課題:講演の要旨をまとめたうえで、その中であなた自身の興味をもったことを説明しなさい。A4用紙2ページ以内。10月29日の授業時間内に提出すること。
・いずれの回にも出席できなかった人は青山に相談すること。

■慶應大学言語文化研究所公開講座「古代インドの言語と文化―発展と伝播」
・会場:慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
・アクセス:http://www.keio.ac.jp/access.html
・受講料:無料
・申込:不要(直接会場にお越しください)
・詳細は慶應大学言語文化研究所2015年度公開講座のウェブページを参照

■第1回 10月3日(土)14時00分~16時00分
講師:土田 龍太郎氏(東京大学名誉教授・慶應義塾大学言語文化研究所講師)
演題:大叙事詩「ラーマーヤナ」-シーターの謎

■第2回 10月10日(土)14時00分~16時00分
講師:安藤 充氏(愛知学院大学文学部教授)
演題:古ジャワ文学―サンスクリット文学の受容と展開

■第3回 10月17日(土)14時00分~16時00分
講師:高橋 孝信氏(東京大学文学部)
演題:サンガム文学―南インド古代の世界

2015年7月 9日

今週は、夏学期最後の授業です。先週に引き続いて、「8世紀の仏教世界」のスライドから検討したあと、今学期の授業のまとめとして配付資料に基づいて「インド化」について再検討を行いました。

配付資料はMoodleを参照してください。

最後に、期末レポートを提出してもらいました。研究室のドアボックスまたはMoodleで提出する人は7月10日(金)18:00の期日を守ってください。

それでは、充実した夏学期を過ごしてください。

2015年7月 2日

今週は、先週に引き続いて、東南アジア古代史における仏教の展開(5世紀~9世紀を中心に)について、配付資料とスライドに基づいて検討しました。今週は、「8世紀の仏教世界」のスライドまで進みました。次回はこの続きを検討したあと、今学期の授業のまとめを行う予定です。

期末レポートの課題が出ています。紙版を提出する人は次回の授業終了時に提出してください。

2015年6月25日

今週は、映像資料「密林の至宝 アンコール・ワット」(Discovery Channel、2002年、53分)を見て、レスポンス・シートを書いてもらいました。レスポンス・シートは授業後に提出してもらいました。

そのあと、東南アジア古代史における仏教の展開(5世紀~9世紀を中心に)について、配付資料とスライドに基づいて検討しました。今週は、義浄の記録の途中まで進みました。続きは次回に行います。

■配付資料
・東南アジア古代史における仏教の展開
(Moodleを参照してください。)

期末レポートの課題を以下のとおり発表しました。Moodleでも同じ案内をしています。

提出期限:2015年7月10日(金)18:00
提出方法(①~③のいずれかの方法):
①7月9日講義最終日に紙版を教室で提出するか、講義終了後は②633研究室ドアボックスに提出、または、③Moodleのレポート提出機能を使ってワードファイルをアップロードする。
レポート作成の条件:
①A4判で2-3ページにまとめる。紙版の場合は、左上でホッチキス止めする。
②1枚めの上部に氏名・専攻語・学生番号・題目「東南アジア古典文化論1学期期末レポート」を明記する。
③パラグラフ単位に文章を作成し、必要に応じて小見出しをつける。各パラグラフの1行目は字下げをする。パラグラフ単位に書く方法が分からない人は倉島保美『論理が伝わる世界標準の「書く技術」:「パラグラフ・ライティング」入門』(ブルーバックス、講談社、2012年)などを参考にすること。
④レポート作成にあたって参考にした文献は、レポート末尾の参考文献リストに必ず記載すること。

課題:
 東南アジアの「インド化」とは、インドのグプタ朝において完成した古典的文化の影響を受けて、4~7世紀の東南アジアにおいて、土着の権力者によって形成された初期国家がインド的王権概念に基づいた王国へと再編成され、その中で、インド系文字の使用、サンスクリット語彙の借用、ヒンドゥー教および大乗仏教の定着、インド叙事詩の文学的伝統の受容、といった文化的変化が生じた過程を指します。また、その文化変容は現代の社会にも大きな影響をの残しています。
 このように、外部の高度な文化の影響を受けて、土着の社会の文化が大きく再編成されていく過程は、歴史上、世界の各地でおきました。ある時代・地域における同様な事例を一つ選んで、その過程を具体的に記述し、「インド化」との共通点と相違点を論じてください。

2015年6月18日

今週は、配付資料とスライドに基づいて、プレ・アンコール期とアンコール期の歴史を概観し、アンコール・ワットの概要を学んだあと、映像資料「世界遺産 カンボジア編」(TBS、2002年)のアンコール第1部アンコール第2部(計48分)を続けて見てもらいました。

次回は、映像資料「密林の至宝 アンコール・ワット」(Discovery Channel、2002年、53分)を見る予定です。

近日中に期末レポート課題をMoodleでお知らせする予定です。注意しておいてください。

■配付資料(PDF)
・アンコール王国とアンコール・ワット
(Moodleで見てください。)

2015年6月11日

今週は、配付資料とスライドに基づいてインドネシアのヒンドゥー教遺跡プランバナンについて検討したあと、映像資料(TBS世界遺産プランバナン寺院遺跡群、2000年放映)を使って遺跡についてさらに深く学びました。

次回は、大陸部の代表的な遺跡群があるアンコールについて検討する予定です。

■配付資料(PDF)
Moodleを見てください。

2015年6月 4日

今週は、先週に引き続いて、配付資料に基づいてインドにおける大乗仏教の出現からイスラームの到来まで扱いました。

そのあと、スライドと映像資料(TBS世界遺産ボロブドゥール仏教遺跡群)を使ってインドネシアの仏教遺跡ボロブドゥールについて学びました。

次回は、同じくインドネシアのヒンドゥー教遺跡プランバナンについて検討する予定です。

Moodleで出していた「インド化」に関する課題は締め切りの設定に問題があったので、締め切りを6月17日(木)深夜24:00まで延長しました。詳しくはMoodleを見てください。

■今週の配付資料(PDF)
仏教遺跡ボロブドゥール

2015年5月21日

今週は、配付資料に基づいてインドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達を検討しました。今週は、大乗仏教の出現まで扱いました。次回はこの続きから進みます。

次週は、学内ボート大会のため全学的に休講です。次回は、再来週の6月4日です。

今週締切の課題と、再来週締切の課題が出ています。評価の対象ですから、忘れずに提出してください。

■今週の配付資料
・「インドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達」
(Moodleを確認してください)

2015年5月14日

今週は、先週の配付資料を使って、仏教の導入をめぐる日本の事例を参考にしながら、ヒンドゥー教や仏教などの普遍的な宗教に対する社会の反応について検討したあと、今週の配付資料とスライドに基づいて東南アジアの「インド化」のプロセスについて検討をしました。

今週からMoodleで課題や資料を提示しますから、毎週、確認してください。Moodleで新しい情報が掲載されると、メールで連絡が届くはずです。まだMoodleに登録していない人は申し出てください。

今週はMoodleで課題を出しました。詳細はMoodleを確認してください。

次回は、インドにおける諸宗教の発達について概観する予定です。

2015年5月 7日

今週は、最初に提出物2点(国名の由来、アジアの古都ジョグジャカルタ)を返却しました。今日受け取れなかった人は次回申し出てください。

続いて、配付資料に基づいて初期国家の形成について、日本の事例を参考にしながら、検討しました。卑弥呼の事例では、王と神職が兼任している状況を指摘し、精霊信仰が行われる社会の中から初期国家が出現した様子を跡づけました。東南アジアの限られた史料からも、同様の状況が起こったことが推測されます。

次回は、引き続き同じ配付資料を使って、仏教の導入をめぐる日本の事例を参考にしながら、ヒンドゥー教や仏教などの普遍的な宗教に対する社会の反応について検討したあと、東南アジアの「インド化」のプロセスについて検討を行います。

■今週の配付資料(PDF)
初期国家の成立

2015年4月30日

今週は、配付資料とスライドに基づいて、インド化以前の東南アジアの基層文化を代表する精霊信仰について検討を行いました。日本の「カミ」概念と東南アジア諸地域の精霊の概念を対比させた考えて見ると興味深いと思います。

次回は、東西海上交易の活発化を背景として基層文化の中から生まれた東南アジアの初期国家の状況について検討します。

この授業では試行的にMoodleを使うことするので、Moodleにログインして、「東南アジア古典文化論」のコースに自己登録してください。来週までに完了していない場合は、教員の方で手動登録することがありますので、ご了解ください。

■今週の配布物(PDF)
精霊信仰

■TUFS Moodleでの登録の仕方
1) TUFS Moodleのページからログインします。ICC総合情報コラボレーションセンターから取得した自分自身のアカウント名(ユーザ名)とパスワードが必要です。

2) 「東南アジア古典文化論」を検索して、コースに自己登録してください。自己登録には登録キーが必要です。授業に出ていなかった人は青山までメールで問い合わせてください。

3) TUFS Moodleでの登録の仕方が分からない場合は、TUFS Moodleの学生用マニュアルを参照してください。

4) 2015年度は、青山のブログの方も併用するので、こちらも毎週読んでおいてください。

2015年4月23日

今週は、先週の配布資料とスライドに基づいて、東南アジアの歴史の構造とその中における古代、とりわけ「インド化」の時代の特徴と東南アジア史における意義について検討しました。

作業で記入するための年表と、参考のための地図、東南アジア史の理解を深めるための歴史的景観の写真を配布しました。

東南アジアの「インド化」は東南アジアのほとんどの地域における基本となる古典文化を形成した重要な歴史的現象でした。

次回は、東南アジアの基層文化を特徴づける精霊信仰について検討する予定です。

なお、この講義ではMoodleを活用する予定です。来週の授業までに、Moodleにログインして、青山の「東南アジア古典文化論」のコースに自己登録を済ませておいてください。

■今週の配布物(PDF)
ダウンロードの準備ができました。遅くなって申し訳ありません(2015-05-07)
・構造化年表
・構造化年表の説明
・古代東南アジア地図
・東南アジア歴史的景観
まとめてダウンロードする

2015年4月16日

今週は、最初に先週の宿題だった「東南アジア11か国の国名の意味と由来」について隣同士で話し合ってもらったあと、代表の一人に発表してもらいました。ワークシートは提出してもらいました。また、解答例を配付しました。

次に、東南アジアにおける文化・宗教の重層性を実感として掴んでもらうために、映像資料「アジアの古都 ジョグジャカルタ」(NHK、2002年放送、50分)を見てもらいました。見る前にイスラームや精霊信仰についてのイメージを話してもらい、映像資料を見ながらワークシートに書き込んでもらいました。映像を見た後、隣同士で感想を話し合ってもらったあと、代表の数名に発表してもらいました。イスラーム的な要素、インド的な要素、土着信仰的な要素が深く関連しつつ共存していることを感じてもらえたことと思います。ワークシートは授業後に提出してもらいました。

次回は、東南アジアの宗教的多様性を生み出した歴史的背景を検討します。配付した「東南アジア史の枠組み」を読んで予習をしておいてください。

■今週の配布物
・映像資料「アジアの古都 ジョグジャカルタ」ワークシート
・東南アジア11か国の国名の意味と由来(解答例)
・東南アジア史の枠組み:歴史を構造化するとは?(宿題)
まとめてダウンロードする (PDF)

2015年4月 9日

今週は、新年度最初の東南アジア古典文化論の授業なので、配付資料に基づいて授業のガイダンスを行いました。

続いて、東南アジア11か国の概要の表を完成してもらい、スライドを使って東南アジアの文化の多様性と古典インド文化の影響の深さを理解してもらいました。

次回は、映像資料を使って東南アジアにおける古典インド文化の影響をさらに理解してもらいます。

今週は宿題を配付しました。東南アジア11か国の国名の意味・由来を調べ、授業時間に提出してください。

なお、この授業では、TUFS Moodle 2015を利用する予定です。詳しくは次回の授業で指示する予定です。

TUFS Moodle 2015で「東南アジア古典文化論(春学期・木曜4限)」のページにアクセスしてください。

【お知らせ】教室が変更になります。来週から115教室ではなく207教室になります。ご注意ください。

■今週の配付資料・課題
・授業概要
・東南アジア11か国概要
・東南アジア11か国国名の意味と由来(宿題)
まとめてダウンロードする(PDF)

          

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