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【古典文化論】5月7日

【東南アジア古典文化論】

今週は、最初に提出物2点(国名の由来、アジアの古都ジョグジャカルタ)を返却しました。今日受け取れなかった人は次回申し出てください。

続いて、配付資料に基づいて初期国家の形成について、日本の事例を参考にしながら、検討しました。卑弥呼の事例では、王と神職が兼任している状況を指摘し、精霊信仰が行われる社会の中から初期国家が出現した様子を跡づけました。東南アジアの限られた史料からも、同様の状況が起こったことが推測されます。

次回は、引き続き同じ配付資料を使って、仏教の導入をめぐる日本の事例を参考にしながら、ヒンドゥー教や仏教などの普遍的な宗教に対する社会の反応について検討したあと、東南アジアの「インド化」のプロセスについて検討を行います。

■今週の配付資料(PDF)
初期国家の成立

          

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