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3年次対象ゼミ

2007年2月 6日

今日は、残った卒論案の発表をしてもらいました。それぞれ、(7)「バリ・ヒンドゥーの方角における色の象徴」、(8)「インドネシアのイスラームの受容と土着文化」、(10)「インドネシアにおける女性の教育と労働」、(11)「人名に見るインドネシア文化」、(12)「インドネシアにおける女性割礼はFGMか?」というテーマでした。

(7)は欠席でした。(8)については、正攻法のテーマですが、卒論レベルでは、もう少しテーマを絞った方がよいと思います。(10)についても、教育と労働の両方を同じだけするのは無理なので、労働を主として教育を従とした方がよいと思います。(11)では、苗字と名を最初に分けて論じておいた方がよいでしょう。(12)は、とにかくにもインドネシアの産婆さんにあたって、実態の解明をすることが先決と思います。

春休みかけて、必要な文献を読み進めてください。就職活動で忙しくなる時期ですが、新学期の最初の授業には顔を出して、状況を報告をしてください。

2007年1月30日

今日は、残っていた青山論文の第3節のレジュメを報告してもらいました。簡潔でよくまとまっていました。

そのあと、(4)「ガムラン」(5)「バティック文様」(6)「ジョグジャカルタの舞踊の癒し効果」の内容について検討しました。来週は、(7)から(12)までの内容について検討する予定です。

2007年1月23日

今日は、皆さんから送られた原稿の一部を例にとって、文章の書き方について説明をしました。ちょっとした工夫で文章はずいぶんとよくなります。テーマはそれぞれ、(1)Transition of Chinese Media in Indonesia、(2)「現代における巡礼」、(3)「インドネシアにおける宗教教育」でした。

文章の校閲をするときには、ワードの「変更履歴」機能を使います。これについても、今年の秋までに、使いこなせるようにしてください。

来週は、青山の論文のレジュメ発表の最後と、残りの原稿についてのコメントをおこないます。

2007年1月17日

明けましておめでとうございます。

今日は、冬休みの課題として、卒論・卒研の中のある部分を書いてくるようにお願いしていたものを提出してもらいました。

冬休み前に急遽テーマが変わった学生がいたので、まずはじめに、インドネシアと日本の名前の付け方の比較、という新しいテーマについて、ゼミのみんなと議論をしました。その中で出てきたことですが、インドネシアの名前には、日本の名字と個人名という区別がないこと、インドネシアの名前の付け方は、地方の民族、宗教によってシステムが違うこと、などに注意する必要があります。また、成長にしたがって名前を変えたり、愛称の方が一般的に使われる名前となったりする例があることにも注目しておく必要があるでしょう。

来週は、今週提出してもらった文章をもとに、卒論・卒研の文章の書き方について、検討してみたいと思います。

2006年12月12日

今日は今年最後のゼミとなります。皆さんには冬季休業前の中間報告として、卒論・卒研の目次ないしは構成、要旨、参考文献をまとめたものを提出してもらいました。テーマとしては次のようなさまざまなものが揃いました。*印のあるものは、卒研による提出を予定しているものです。

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2006年12月 5日

先週に引き続き、青山の論文(青山 亨 「インドネシアにおけるリベラル派イスラームの新思潮―ウリル・アブシャル・アブダラのコンパス紙論説をめぐって―」『東京外大東南アジア学』 9:24-41, 2004.)の第4節のレジュメを報告してもらいました。第3節は報告者が欠席だったので、次回に回します。

次週は、中間報告会です。各自、卒論・卒研の基本的構成(目次)、内容の要旨、参考文献目録をまとめて作成して、前日までにゼミ・メーリングリストで流してください。流れた分は人数分用意しておきます。まにあわなかった人は、当日人数分のコピーを用意してもってきてください。

以下、第4節のポイントです。

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2006年11月28日

今週は、外語祭が終わって最初のゼミとなりました。外語祭の前に指示してあったように、青山の論文(青山 亨 「インドネシアにおけるリベラル派イスラームの新思潮―ウリル・アブシャル・アブダラのコンパス紙論説をめぐって―」『東京外大東南アジア学』 9:24-41, 2004.)のレジュメを提出してもらい、そのうちの、第1節と第2節の内容を検討しました。

そのあと、ネットを使って東京外国語大学で利用可能なオンライン・データベースの使い方を説明しました。

とくに、イスラーム関連の卒論を考えている人には、Encyclopaedia of IslamEncyclopedia of ReligionEncyclopedia of Islam and the Muslim Worldなどが役に立つと思います。

来週は、青山論文の残りのレジュメを検討します。

以下、今週のゼミのポイントです。

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2006年11月15日

11月28日に読むウリルの論説のインドネシア語原文です。

Ulil Abshar-Abdalla. Menyegarkan Kembali Pemahaman Islam. Kompas 2002-11-18.
  クリック→Menyegarkan_Kembali_Pemahaman_Islam.doc

2006年11月14日

今日は、10月30日に80歳で死去したC.Geertz "The Religion of Java"Chicago: University of Chicago Press. 1976.のレジュメの報告がありました。

予定していた青山の論文については、次回以降、輪読するためのレジュメ分担を決めました。また、次回は、共同研究室のパソコンを使って文献検索をする方法を説明します。次週は外語祭の期間なので、次回のゼミは再来週に開催です。

以下は、今日のレジュメに対するコメントです。

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2006年11月 7日

11月14日には次の論文を読みます。

青山 亨 「インドネシアにおけるリベラル派イスラームの新思潮―ウリル・アブシャル・アブダラのコンパス紙論説をめぐって―」『東京外大東南アジア学』 9:24-41, 2004.

下のリンクをクリックしてPDFファイルをダウンロードし、プリントアウトしておいてください。
  liberal_islam.pdf

今日は、橋本和也著『観光人類学の戦略―文化の売り方・売られ方』(世界思想社、2001)とタウフィック・アブドゥルラ編『インドネシアのイスラム』(めこん、1985)のレジュメの報告をしてもらいました。

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2006年10月31日

今日は、FGMを糾弾した自伝『砂漠の女ディリー』(草思社、1999年)と、インドネシアのイスラーム教育に触れた『東南アジア諸国の民族教育 多民族社会における葛藤』(東信堂、2001年)のレジュメを発表してもらいました。

FGMについては、まずインドネシアでのFGMまたは割礼についての資料をよく読み込んで、事実をよく確認したうえで、今後の方針を立てる必要があります。イスラーム教育に関しては、レジュメであげた本に出ている参考文献一覧から「芋づる式」に関連する文献を探していくとよいでしょう。

次週11月7日はレジュメ発表会の続きです。11月14日以降は、皆さんの選んだ論文の輪読をしますから、ゼミ長を中心に何を読むか決めてください。コピーは私の方でします。また、近いうちに、論文を書くためのワードの使い方講習をしたいと思います。

12月12日には、中間発表会を予定しています。このときまでに、卒論にするか卒研にするかを決めておいてください。発表会では、卒論・卒研のテーマ、構成の概略、対象とする資料、フィールドワーク(する場合)の予定など、全体の研究計画を提示してください。

2006年10月19日

3年生のゼミでは、今年最後の授業(12月12日)に中間発表してもらいます。中間発表では、卒論または卒研のテーマ、卒論または卒研の構成予定(卒論では目次に相当)、卒論または卒研を完成させるまでの研究計画(文献収集、フィールドワーク、聞き取り調査の対象と時期など)を発表してください。

これからは毎週、2名程度のゼミ生に、夏休みの文献レジュメについて発表してもらい、12月12日までに中間発表の内容を考えるようにしてください。

2006年10月 2日

明日10月3日から火曜日5限の3年次ゼミ「アジア文化論II 演習」の2学期が始まります。みなさん、元気な顔を見せてください。夏休み課題の文献目録と文献レジュメを忘れないで提出してください。それから、5時半から、株式会社ジースタイラスから外大卒業生が来られて、逆求人フェスティバルについての説明をしていただくことになっています。

          

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