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2012年11月29日

【東南アジア古典文化論】

今週は、『オペラ・ジャワ』の後半を最後まで見ました。そのあとワークシートに従って受講生の意見を発表してもらいました。ラーマーヤナが単なる古代の神話に留まらず、現代的なメッセージをもった物語として生き続けていることが理解してもらえたと思います。

続いて、マハーバーラタについての配付資料にしたがって、マハーバーラタの概要の説明を始めました。今週はヴィヤーサの画像を見たところまでです。次回は、説明の続きと参考文献の解説をしたあと、映画『マハーバーラタ』を見る予定です。

今週は宿題があります。資料を読んでマハーバーラタの登場人物の相関図を書いてきてください。来週、授業時間に代表の人を選んでホワイトボードに書いてもらいますので、各自でまとめておいてください。

■今週の配付資料(PDF)
マハーバーラタの概要

【4年次対象ゼミ】

今週は、MYさんに卒論指導をおこないました。卒論の最初の章の草稿を見せてもらい、主にフォーマットについてワードの使い方にも触れながら説明しました。

2012年11月28日

【地域基礎】

外語祭、楽しみましたか?

今日11月28日には、JICAの青年海外協力隊員としてインドネシアのメダンで2年間、環境教育に取り組んで来られた方にゲスト講師として来ていただき、興味深いお話をうかがいました。あわせて、JICAボランティア事業の概要についても説明をしていただきました。学生の多くから有意義な話だったという感想をもらいました。

次回、12月5日には、今週出された質問のなかで答えが出なかったものについて宿題として答えてもらいます。続いて、今週は時間不足でできなかった第12章の質疑応答をしたあと、第13章~第15章の報告をしてもらいます。

2012年11月25日

【一般】

2012年11月21日(水)~25日(日)に東京外国語大学の第90回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。発表に応じて詳しくご案内します。

詳細は外語祭公式サイトをご覧ください。


インドネシア料理店

今年のインドネシア料理店は「インドネシアの素敵な屋台」という意味のWarung Bagus Indonesia(ワルン・バグス・インドネシア)です。ナシゴレン、サテ、ソトアヤム、ピサンゴレンなどの定番が揃っています。ツイッター第90回外語祭インドネシア語科料理店で随時情報提供をおこなっています。ぜひお立ち寄りください。


今年の語劇は、インドネシア語版『不思議の国のアリス』です。ルイス・キャロルの原作がコミカルに脚色されています。ご期待ください。

インドネシア語劇
・題目:不思議の国のアリス(Petualangan Alice di Negeri Ajaib)
・日時:11月25日(日)10:00-11:20
・会場:アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
・詳細は語劇公演プログラムをご覧ください。

インドネシア語劇の紹介

今年のインドネシア語専攻はルイス・キャロル原作のあの有名な『不思議の国のアリス』に挑戦します。インドネシア語の題名Petualangan Alice di Negeri Ajaibは「不思議の国でのアリスの冒険」と言った意味です。もともと英語の原題がAlice's Adventures in Wonderlandですから、インドネシア語の題名は原題の心をよく掴んでいます。

今の大学生にとっては19世紀イギリスの小説(初版の刊行は1865年)というよりはジョニー・デップ主演の映画『アリス・イン・ワンダーランド』の原作と言った方が馴染みがあるかもしれません。実はこの映画は原作の忠実な映画化ではなく、『不思議の国のアリス』の出来事から13年後、19歳になったアリスを主人公にした後日譚という設定になっています。

一方、原作者のルイス・キャロルは1871年に続編『鏡の国のアリス』を出版しました。今年のインドネシア語専攻が上演する『アリス』は、『不思議の国』と『鏡の国』という二つの物語をブレンドして作ったオリジナルな脚本に基づいています。学生たちは、まず日本語で脚本を完全に作り上げ、それをインドネシア語に翻訳するというとても根気のいる作業の末にインドネシア語の脚本を完成させました。

劇中でアリスが言う「女王様ってエリザベス女王のこと?」というセリフからわかるように、舞台は現代に置き換えられています。実際、今年のインドネシア語劇は例年になく言葉遊びがふんだんに盛り込まれた現代風のコミカルな作品に仕上がっています。文字通り調子っぱずれなおしゃべりを続けるマッド・ハッターやギャル語を繰り出す蝶(元あおむし)など個性豊かなキャラクターが登場します。言葉遊び満載の脚本がどのようにインドネシア語に翻訳されているかにも注目してみてください。

考えてみれば、言葉遊びはルイス・キャロルの原作でも大切な要素でした。その意味で、今回の『不思議の国のアリス』は原作の21世紀における立派な後継者と言えるでしょう。コミカルなお芝居ですが、その結末では心に残るメッセージが伝わってきます。観客の皆さん一人一人が、お芝居を鑑賞中の「今」の大切さを感じ、心からこのインドネシア語劇『不思議の国のアリス』を楽しまれることを希望しています。


インドネシア舞踊部もインドネシア舞踊の上演をおこないます。さらに、実行委員会企画のダンスフェスティバルにも参加します。インドネシア舞踊部のブログサイトで情報を提供しています。

インドネシア舞踊
・日時:
 11月21日(水)11:00~11:30, 13:30~14:00, 15:00~15:30, 16:30~17:00
 11月24日(土)11:30~12:00, 13:00~13:30, 15:00~15:30, 16:30~17:00
 11月25日(日)11:30~12:00, 13:20~13:50*, 15:00~15:30, 16:00~16:30
・場所:研究講義棟105教室。*11月25日13:20の回のみ野外ステージ。
・詳細は屋内企画プログラムをご覧ください。

ダンスフェスティバル
・日時:22日(木)13:00~16:50
・場所:研究講義棟1階101教室
・インドネシア舞踊部の上演は13:40~14:10です。
・詳細は実行委員会企画プログラムをご覧ください。

poster-indonesian dance-2011-11.jpg
ポスターをダウンロード (271KB, PDF)

東京外国語大学の第90回外語祭は、1都3県の大学学園祭ナンバーワンを決めるレッツエンジョイ東京の第4回「学園祭グランプリ」で2012年度MVPに選ばれました。人におすすめしたくなる学園祭NO.1というのが受賞の理由です。

2012年11月19日

【3年次対象ゼミ】

今週は先週に引き続きAMさんに『ノーマネー、ノーハネー』第7章のレジュメを報告してもらいました。議論では、一見「事実を淡々と述べている」ように見えるところが実は重要なのだという点の理解が深まりました。

次回は、来週が外語祭の後片づけのため休講なので、再来週12月3日に卒論を書くためのパソコンの使い方について説明をします。メーリングリストで、日頃から感じているパソコン使用上の悩みや問題、パソコンでこんなことをしたいがその方法は?といった疑問や質問をよせてください。教室はパソコン教室を予定しています。部屋が決まったらメーリングリストなどで連絡します。

また、今年最後の12月25日には卒論に向けての中間発表をしてもらいますから、1人10分程度で、卒論に向けての進捗状況、抱えている課題、冬休みの予定など
を報告できるように準備しておいてください。なお、12月25日は火曜日ですが、月曜日の振替授業日となります。注意してください。

【インドネシア語読解】

今週は、応用問題No.2を返却したあと、テキストの第2章に入り、p.18の第1パラグラフの終わりまで進みました。

応用問題No.3を済ませ、回答を回収しました。

BBCのウェブサイトからPBB minta kasus Munir dibuka kembaliの記事を宿題として出しました(欠席した人はリンク先から閲覧してください)。次回の授業までにグループごとに訳文を作成し、授業時間に発表してください。これは、計画中の東南アジアの新聞記事翻訳プロジェクトのための練習です。報道記事の特徴を理解し慣れることを目的にしています。

次週は外語祭の後片づけのため休講です。次回は再来週12月3日になります。

2012年11月18日

【一般】

2012年11月17日(土)・18日(日)に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで第43回日本インドネシア学会研究大会が開催されます。総会を除いて非会員の方も参加自由です。


問い合わせは日本インドネシア学会事務局まで。
Email: indonesia-gakkai-jimu-renraku@tufs.ac.jp

第43回 日本インドネシア学会研究大会プログラム
・場所:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス κ(カッパ)棟22教室
キャンパスマップ
交通アクセス

■第1日 2012年11月17日(土)
12:30 受付開始
13:00 開会挨拶
13:20~16:25 自由研究発表
発表1 長南一豪(獨協大学) OSV言語としてのインドネシア語
発表2 内海 敦子(明星大学) インドネシア語マナド方言の書記方法
発表3 原真由子(大阪大学) バリ語山地方言使用地域における社会言語学的様相―プダワ村の面談調査に基づいて―
発表4 安田和彦(京都産業大学) 補文の含意について
発表5 エディ・プリヨノ(京都産業大学) Sebuah Model Pembelajaran Aktif di Kuliah Kebudayaan Indonesia
16:30 総会
18:30 懇親会

■第2日 2012年11月18日(日)
9:00 開会
9:05~12:05 自由研究発表
発表6 荒木 亮(首都大学東京大学院) 移動と宗教実践の可変性を巡る知識人類学的考察―日本に住むインドネシア人ムスリムの宗教実践を事例に―
発表7 大形里美(九州国際大学) インドネシアにおけるイスラム新興ビジネスとイスラム思想 ―ムスリマ専用サロンとイスラム教義―
発表8 豊田和規(高校教師) 『スラット・チュンポレット』に見られるジャワの宮廷詩人ロンゴワルシトのメッセージ
発表9 三宅良美(秋田大学) インドネシア映画とジェンダー問題
発表10 竹下愛 星空映画上映会・ラヤール・タンチャップ
12:05 閉会

2012年11月16日

【4年次対象ゼミ】

今週は学務で出張のため休講しました。来週は外語祭でお休みです。次回は11月29日に卒論指導をおこないます。

2012年11月15日

【東南アジア古典文化論】

次回から2週にわたって、ラーマーヤナを現代のインドネシアを舞台に描いたインドネシア映画『オペラ・ジャワ』を見ます。詳しい情報は「映画で学ぶインドネシア」のページを参照してください。また、先週配付した資料を参照して映画の理解を深めてください。

今週は学務で出張のため院生にTAをお願いしました。今週は86分まで見ました。次回は続きを見ることにします。

次週は外語祭のためお休みですので、次回は11月29日です。

2012年11月14日

【リレー講義】

11月14日水曜日4限に、リレー講義である総合科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義を担当しました。インドネシアについての第3回の今週は国民国家インドネシアにおける外来少数民族である華人の位置をとりあげました。

今週は189人の受講生がいました。インドネシアについては今週が最後です。3回の受講ありがとうございました。

第1回のレスポンスシートに書かれていたコメントや質問には簡単な回答をしています。第1回10月31日のページを参照してください。今回のレスポンスシートについても回答を準備中です。

■2012年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2012年10月31日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2011年11月07日 国民国家インドネシアに対抗する民族
第3回 2011年11月14日 インドネシアにおける外来少数民族(今週)

■今週の配付資料 民族と民族問題の諸相:インドネシア第3回
ファイルをダウンロード (718KB, PDF)
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)

【地域基礎】

今週は、先週発表した第7章と第8章に関連した質問のなかで答えが出なかったものについて答えてもらいました。次に、先週時間切れでできなかった第9章の質疑応答をしたあと、3人の方に報告をしてもらいました。

第10章 ジャワの社会と文化
第11章 神々の島、バリ島―バリの社会と文化―
第12章 トラジャの社会と文化

来週11月21日は外語祭でお休みです。1年生のみなさんは料理店で活躍してください。

11月28日には、JICAボランティアの方にゲスト講師として来ていただき、興味深いお話をしていただく予定です。

12月5日には、今週出された質問のなかで答えが出なかったものについて宿題として答えてもらいます。続いて、今週は時間不足でできなかった第12章の質疑応答をしたあと、第13章~第15章の報告をしてもらいます。

2012年11月12日

【3年次対象ゼミ】

今週は、KSさんにアリソン・マレー『ノーマネー、ノーハネー:ジャカルタの女露天商と売春婦たち』(木犀社、1994年)の第2章のレジュメを報告してもらいました。

カンポンという社会階層のあり方をジェンダーという視点を入れて分析しているところにポイントがあることが明らかになりました。

次回は引き続きAMさんに第7章のレジュメを報告してもらいます。

【インドネシア語読解】

今週は第1章の最後まで進みました。

そのあと、授業の残り20分を使って応用問題No.2をし、グループ毎に訳を発表してもらい、提出してもらいました。

次回は、第2章に入りますので、しっかりと予習をしておいてください。

2012年11月11日

【一般】

2012年11月11日に上智大学で「東南アジア・ムスリムと近代」という総合テーマのもとで以下のようにワークショップ「アジアのムスリムと近代:1930年代を中心に」が開催されます。青山も参加する予定です。

ワークショップ「アジアのムスリムと近代:1930年代を中心に」
日時:2012年11月11日(日)10:00-17:20
会場:上智大学四谷キャンパス2号館6階630a会議室
詳細は上智大学イスラム研究センターのウェブページをご覧ください。

プログラム
10:00-10:10
趣旨説明:小林寧子(南山大学)
10:10-11:30
報告:弘末雅士(立教大学)
「20世紀前半期のインドネシアにおけるムスリムのニャイ(現地人妻妾)観」
コメント:鈴木恒之(東京女子大学)
11:30-13:00
休憩
13:00-14:20
報告:服部美奈(名古屋大学)
「1920~30年代インドネシアにおける西洋的身体観とイスラーム:女子体操とガールスカウト運動をめぐる議論」(仮題)
コメント:青山 亨(東京外国語大学)
14:30-15-50
報告:久志本裕子(日本学術振興会特別研究員)
「カリフ、王、近代国家―雑誌『プンガソ』に見る1920年代半ばの中東情勢とムスリム社会イメージ」
コメント:左右田直規(東京外国語大学)
16:00-17:20
報告:塩崎悠輝(同志社大学)
「危機の二十年間にマラヤのムスリムが直面したイスラーム世界の諸問題:ジョホールのムフティー、サイイド・アラウィー・アル=ハッダードのファトワー集から」
コメント:堀井聡江(桜美林大学)

2012年11月 8日

【4年次対象ゼミ】

今週は、SAさん、MYさん、SMSさんの3人に卒論指導をおこないました。SAさんには引き続きファンクラブのオフ会の記録をしっかりと文章化するように指導しました。MYさんとはODA事業と企業とのマッチングについて検討しました。SMSさんは新しい論文構成を準備してきたので検討をしました。

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週に引き続いて映像資料を使ってバリ島のケチャの続き、タイのコーン仮面劇(ラーマキエン)、ジャワのスンドラタリ(ラマヤナ・バレー)を紹介しました。

次回から2週にわたって、ラーマーヤナを現代のインドネシアを舞台に描いたインドネシア映画『オペラ・ジャワ』を見てもらいます。映画の理解を助ける資料を配付したので、来週までに読んだ上で、持参してください。

■今週の配付資料(PDF)
『オペラ・ジャワ』の概要
「映画『オペラ・ジャワ』に見るラーマーヤナの変容」

2012年11月 7日

【リレー講義】

11月7日水曜日4限に、リレー講義である総合科目「民族と民族問題の諸相」の一部としてインドネシアについての講義を担当しました。インドネシアについての第2回の今週は国民国家インドネシアの形成と形成された国民国家に対抗する民族を取り上げました。

今週は195人の受講生がいました。このあと11月14日にはインドネシアについての第3回の講義としてインドネシアの華人を取り上げます。

■2012年度 民族と民族問題の諸相
第1回 2012年10月31日 インドネシアにおける多民族の共存
第2回 2011年11月07日 国民国家インドネシアに対抗する民族(今週)
第3回 2011年11月14日 インドネシアにおける外来少数民族

■今週の配付資料 民族と民族問題の諸相:インドネシア第2回
ファイルをダウンロード (619KB, PDF)
(開くためにはパスワードが必要です。パスワードは授業時にお知らせします。)

【地域基礎】

今週は、まず、先週時間切れでできなかった第6章の質疑応答をしたあと、3人の方に報告をしてもらいました。

第7章 民主改革期とユドヨノ政権下のインドネシア
第8章 インドネシアのイスラーム
第9章 インドネシアの世界文化遺産:ボロブドゥール寺院とプランバナン寺院

次回は、第7章と第8章で出された質問のなかで答えが出なかったものについて宿題として答えてもらいます。続いて、今週は時間不足でできなかった第9章の質疑応答をしたあと、第10章~第12章の報告をしてもらいます。

2012年11月 6日

【出前授業・模擬授業】

今日は群馬県立沼田女子高等学校で1-2年生19名を対象に出前授業をおこないました。

日時:2012年11月6日(金)14:40-16:10(90分、質疑応答を含む)
場所:群馬県立沼田女子高等学校
題目:多様性と統一の国インドネシア

今回は事前学習と協同学習を組み合わせておこないました。少し駆け足になりましたが、生徒の皆さんはしっかりと応えてくれたと感じました。

今回訪れた沼田市は利根川の上流にある交通の要衝です。河岸段丘のうえに市街地が形成されていて、沼田女子高等学校も段丘の上にあります。授業のあと、70メートルの崖の上にある沼田城址を見て帰りました。沼田公園として整備されていて、市民が余暇を楽しむ場となっているようでした。段丘と駅を結ぶ急勾配の歩道(滝坂と呼ばれています)には本当にびっくりしました。

2012年11月 5日

【3年次対象ゼミ】

今週は、MMさんにアリソン・マレー『ノーマネー、ノーハネー:ジャカルタの女露天商と売春婦たち』(木犀社、1994年)の第1章のレジュメを報告してもらいました。また、AMさんにコメントをしてもらいました。

この章はとくに理論的な枠組みについて語っている章なので、難しかったようですが、ディスカッションを通じて理解が進んだようです。

次回からは引き続きKSさんに第2章、AMさんに第7章のレジュメを報告してもらいます。

【インドネシア語読解】

今週はp.12の第5パラグラフからp.15の第7パラグラフまで進みました。

そのあと、授業の残り15分を使って応用問題No.1をし、グループ毎に訳を発表してもらい、提出してもらいました。

次回は、第1章を終え、第2章に入る予定です。

2012年11月 1日

【4年次対象ゼミ】

今週は出席者がいなかったので卒論指導は次回におこないます。引き続き卒論の作成に努めてください。

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週に引き続いて、プランバナン寺院の浮彫を主なテキストとして、シーターがラーヴァナに誘拐される場面からラーマーヤナの物語を紹介しました。続いて、ラーマーヤナが現代まで演じられている例として、現代のワヤンクリやワヤンオランを紹介しました。

最後に、同じくラーマーヤナの現代における伝承の例として、映像資料を使ってバリ島のケチャを紹介しました。今週は第2幕までしか見れなかったので第3幕は次回見ることにします。

次回は、ケチャに続いてインドネシアのスンドラタリ、タイのラーマキエンについても紹介する予定です。

■今週の配付資料(PDF)
・ケチャとラーマキエン
・ラーマーヤナ登場人物名の対照表(サンスクリット・ジャワ語・タイ語)

          

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