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2014年6月30日

【3年次対象ゼミ】

今週は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで全員に書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。自分自身の卒論の研究作成にも有効ないくつかの気づきがあったようです。3つだけ例をあげておきます。
1. インドネシアだけではなく、マレーシアなどと比較することで、新しい知見が生まれる。
2. 1つのトピックについても複数の論文を読むことで、より深い理解ができる。
3. 同じ研究者の論文を時系列で読むことで、研究者の考え方の変化を理解することができる。

次回は、ロジャー・パルバース氏の講演会「面白い日本の私」に参加することで、ゼミへの参加とします。講演会に参加して得られた知見についてレポートを作成し、青山にメール添付ファイルとして提出してください(ワード・ファイル、1000字程度、7月13日24:00締めきり)。

・ロジャー・パルバース氏講演会「面白い日本の私」
・日時:2014年7月7日(月)16:00-17:30
・場所:東京外国語大学研究講義棟226教室
・詳細:沼野恭子研究室ブログ「ロジャー・パルバーズの七夕講演

また、その次の回は、7月14日に216パソコン教室で、卒論作成に役立つワードの使い方について演習を行います。

【インドネシア語読解】

今週は、最初に第3章と第4章を対象にした第3回小テストを実施しました。di形動詞とme形動詞の使い分けは身についていない人がまだ多いようです。答案は次回、返却する予定です。

続いて、テキストは第34章の第1パラグラフから第11パラグラフの途中まで進みました。あわせて、資料として第34章に出てくるオランダ語表現のカタカナ表記一覧を配付しました。この章は、文法的に崩れた文や誤植が目立ち、訳しづらかったと思います。

次回は、第11パラグラフから再開し、第36章Bangkitnya Orang Jawaに進む予定です。

2014年6月26日

【東南アジア古典文化論】

今週は、資料とスライドに基づいて、カンボジアのアンコール・ワットについて検討しました。

そのあと、映像資料「世界遺産 カンボジア編」(TBS、2002年)の第1部を見て、アンコール・ワットおよびそれ以前のアンコール朝についての理解を深めました。次回は、第2部などの映像資料を見る予定です。

2014年6月25日

【地域基礎】

今週は、映画『青空がぼくの家』を最後まで見てもらい、そのあと、ワークシートに従って、グループごとに話し合い、発表してもらいました。とくに、国民が選ぶはずの大統領が独裁になっていること、人々の自由と平等をもたらしたはずの独立の記念日を前にして貧困層がスラムから追い出されること、などスハルト政権の矛盾が暗示的に言及されている点に注目してもらいました。映画の自由な感想を述べる時間がなかったので、もしあれば次回に発表してもらいます。

スハルト政権期と民主改革期の状況を簡単にまとめた資料と、インドネシア文学史の資料を配布しました。次回は、これらの資料をもとに、以下のテーマで、グループごとに報告してもらいます。
1. バライ・プスタカ(とオランダの支配):ミラクル☆ストロベリーズ
2. 青年の誓い(とバンサの意義):百合石箱
3. プラムディヤ(とブル島4部作):Satu
4. 民主改革Reformasi(と4回の憲法改正):ネ4科!

2014年6月24日

【4年次対象ゼミ】

今週は、最初にColin McPhee作曲Tabuh-Tabuhan(1936年)の一部を聞いてもらいました。ピアノ2台とオーケストラのために作曲されたバリ・ガムランの曲想をもった興味深い作品です。

続いて、『ジャワ人の思考様式』の第13章~第17章の書評レジュメを報告してもらいました。

次回は、卒論の進捗状況の報告をしてもらいます。箇条書きでよいので、現状と課題、これからの計画をまとめて、報告してください。

【大学院】

Wang Gungwu. China and the Chinese Overseas. Singapore: Times Academic Press. 1991.
とくにChapter 4. Merchants without Empires: The Hokkien Sojouring Communities. pp.79-101.

2014年6月23日

【3年次対象ゼミ】

今週は、先々週の課題である、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について3人に報告してもらいました。

次回は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで全員に書評レジュメを報告してもらいます。

【インドネシア語読解】

今週は、最初に第2回小テストの答案を返却し、説明をおこないました。

テキストは、第24章Glodog, dari kosong menjadi rapatの初めから最後まで読み終わりました。参考資料として1780年頃のバタビアの絵地図を見てもらいました(こちらからオランダの熱帯博物館所蔵絵地図の画像を見ることができます。ただし、なぜか左右逆転しているので注意)。

最後に、挑戦ワークシート第4回をおこないました。今回のポイントは、tinggal+動詞とsemakin A...semakin Bの構文です。

次回は、第34章Sekolah Dokter Gratisを読むので、予習をしっかりとして来てください。

2014年6月19日

【東南アジア古典文化論】

今週は、資料とスライドに基づいてプランバナン寺院についての理解を深めました。

プランバナンにつづいて、目を大陸部に移し、カンボジアのアンコール・ワットについて検討します。今週は、資料を配付しました。次週は、資料とスライドに基づいてアンコール・ワットについての理解を深めてもらい、映像資料を見てもらう予定です。

■今週の配付資料(PDF)
アンコール・ワット

なお、講義で触れるオリッサのBrahmeswara寺院およびタミル・ナドゥのVaikuntha Perumal寺院については、それぞれリンク先の情報を参照してください。

2014年6月18日

【地域基礎】

今週は、最初に、ミラクル☆ストロベリーズに、Facebookで無神論を公表した男性が逮捕されたインドネシアの事件について報告をしてもらいました。この事件についてはNewsweek誌日本語版2012年3月14日付けの記事「フェイスブックで逮捕された無神論者」で報じられています。

続いて、映画『青空がぼくの家』を先週に引き続き見てもらいました。今週は、スラバヤでアンドリとグンポルが悪党に持ち物を奪われてしまった場面まで見ました。次回は、残りを最後まで見る予定です。映画に関する資料とワークシートを配ったので、映画を見た後、ワークシートに従ってグループ毎に話し合ってもらう予定です。

2014年6月17日

【】

今週は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで書評レジュメを報告してもらいました。

次回からは、『ジャワ人の思考様式』の残りの章を最後まで読み進めます。次回は13~17章の書評レジュメを作成してきてください。

【大学院】

ブルデュー, ピエール (Pierre Bourdieu), 山田鋭夫・渡辺純子訳『住宅市場の社会経済学』2006. 藤原書店.

【大学院】

ブルデュー, ピエール (Pierre Bourdieu) &ロイック・J.D.ヴァカン (Loic j.D. Wacquant), 水島和則訳『ブルデュー、社会学を語る―リフレクシヴ・ソシオロジーへの招待』2007. 藤原書店.

【大学院】

ホブズボウム, E. 「序論―伝統は創り出される」E.ホブズボウム, T.レンジャー編, 前川啓治, 梶原景昭他訳『創られた伝統』紀伊國屋書店, 1992, pp.9-28. (Eric Hobsbawm and Terence Ragner, eds. The Invenation of Tradition, 1983, Cambridge University Press.)

【大学院】

関本照夫「周縁化される伝統―バティックから見るジャワの近代」『民族学研究』vol.65,no.3(2000):268-284.

2014年6月16日

【3年次対象ゼミ】

今週は、216パソコン教室で、卒論作成に役立つエクセルの使い方について、スキルアップ演習を行いました。

演習の材料として、インドネシア中央統計局(Badan Pusat Statisik)のウェブサイトにある2010年国勢調査(Sensus Penduduk 2010)のデータを利用しました。

今回は、Penduduk Menurut Wilayah dan Agama yang Dianutのデータを用いて、州別の信徒数の割合や国全体の信徒数の割合を出し、グラフにし、ワードに貼り付けるまでの手順を練習しました。

今回の演習での達成目標は以下のとおりです。

  1. セルの数値を操作し、四則演算、合計関数(SUM)、平均関数(AVERAGE)が使える。
  2. 小数点以下の桁数を増減することができる。
  3. 他の関数と組み合わせて四捨五入ができる(ROUND)。
  4. 右下ドラッグで計算式をコピーすることができる。
  5. 一時的に列を非表示・再表示できる。
  6. 表からグラフを作ることができる。
  7. エクセルのグラフをワードにコピーすることができる。
  8. セルに対する相対参照と絶対参照の違いを理解し、適切に使うことができる。

次回は、前回の課題である、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について報告してもらいます。

【インドネシア語読解】

今週は、第20章の最初から最後まですべて読み終わりました。次回は、第24章に入ります。

以下のポイントに留意してください。
・buat untuk, bagiと同じ意味
・perkara masalah, soalと同じ意味
・tinggal 「残るは...だけ」「あとは...だけ」というニュアンス。
・semaikin A, semakin B Aであればあるほど、Bである。
・Berbeda dengan A... terdapat X 副詞句+述語動詞+主語の文型
・pergeseran dengan A Aとの摩擦

先週、第2回小テストを受けていなかった人に追試を行いました。

2014年6月12日

【東南アジア古典文化論】

今週は、先週に引き続きボロブドゥール寺院についての講義を、配付資料とスライドに基づいて行いました。ボロブドゥール寺院が9世紀の仏教世界の最先端の状況を反映していることが理解してもらえたと思います。

そのあと、同時期のヒンドゥー教寺院の事例として、同じくジャワのプランバナン寺院を取り上げました。今週は、まず、映像資料『世界遺産 プランバナン寺院遺跡群』(TBS, 2000年放送, 24分)を見てもらいました。次回は、今週配った資料とスライドに基づいて、プランバナン寺院についての理解を深めます。

■今週の配付資料 (PDF)
プランバナン寺院

2014年6月11日

【地域基礎】

今週は、最初に、月曜日1限の地域基礎での「宗教と社会(その1)」のレスポンスシートを返却しました。続いて、先週のプレゼンに対する補足説明を行いました。

そのあと、「オルデ・バル」と呼ばれるスハルト政権期についてグループ毎に以下の順番で4つのテーマで報告をしてもらいました。
1. ミラクル☆ストロベリーズ:パンチャシラとは
2. チームSatu:9.30事件とその余波
3. 百合石箱:スハルト時代の経済政策
4. ネ4科:スハルト時代の選挙制度

報告のあと、スハルト時代に作成され、当時の政権に対する批判的なメッセージを込めた映画「青空がぼくの家」の最初の15分ほどを見てもらいました。

次回は、映画の残りの部分を見てもらい、内容について議論する予定です。

2014年6月10日

【4年次対象ゼミ】

今週は、青山亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』(43:3-14, 2006)の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。

次回は、青山亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』(Vol.4, 2004)を読んで書評レジュメを報告してもらいます。

再来週からは、『ジャワ人の思考様式』の残りの章を最後まで読み進める予定です。

2014年6月 9日

【3年次対象ゼミ】

今週は、青山亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』(No.43, 2006, pp.3-14)の書評レジュメを報告してもらい、議論を行いました。次回は、イスラーム少数有力型の国であるミャンマー、タイ、フィリピンにおけるムスリムの現状と政府の対応について報告してもらうことにしました。

なお、教務課にパソコン教室の予約を依頼しているところです。教室が確保できた段階で、卒論作成に必要なパソコン利用のスキルアップを行う予定です。

【お知らせ 2014-06-10】パソコン教室の予約が取れたので、次週6月16日のゼミは216教室で、卒論作成に役立つエクセルの使い方について、スキルアップ演習を行います。

【インドネシア語読解】

今週は、最初に小テスト第2回を行いました。2章のテキストを対象に文法的基礎の理解を確認するためのテストです。

テキストは第5章と第6章をすべて完了しました。新しいテキスト(第20章、24章、34章、36章)を配付しました。次回は、第24章から始めます。新しいテキストを受け取っていない人は633研究室まで取りに来てください。

最後に、グループの編成替えを行いました。新しいグループの名称は以下のとおりです。
1. 始まりは3人
2. 2班
3. 学校には来てる
4. がんばろーズ

それでは、春学期の後半を新しいグループで乗り切ってください。

【一般】

国立新美術館で「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」が開催されています。インドネシアの貴重なバティックも展示されています。ぜひご覧ください。

イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる
■日時:2014年2月19日(水)~ 6月9日(月)(毎週火曜日休館。ただし4月29日(火)および5月6日(火)は開館、5月7日(水)は休館)
■場所:国立新美術館 企画展示室2E(地下鉄乃木坂駅または六本木駅近く)
■詳細:国立新美術館公式サイト

イメージの力


2014年6月 5日

【東南アジア古典文化論】

今週は、「インドにおけるヒンドゥー教と仏教の発達」について大乗仏教の出現から説明を続けました。

そのあと、映像資料『世界遺産 ボロブドゥール寺院遺跡群』(TBS, 2009年9月13日放送, 24分)を見てもらいました。

配付資料とスライドを使ってボロブドゥール遺跡について説明を少し始めましたが、残りは次回に続けます。

5月22日に出した宿題のレポートを提出してもらいました。まだの人は次回の授業時に必ず提出してください。

■今週の配付資料(PDF)
ボロブドゥール寺院

2014年6月 4日

【地域基礎】

今週は、まず、これまでに提出してもらったプレゼンの資料を返却しました(気候、あっ!こんなところにインドネシア、祝日)。全体を通じて、以下の点に気をつけてください。
1. 使用した情報の出典を必ず明記してください。また、資料自体を記録しておくことは問題ありません(必要なことです)が、発表するレポートの中の文章は自分自身の文章である必要があります。
2. 提出する前に誤字脱字のチェックを忘れないでください。今回、よく見られたのは、「暦」と書くべきところを「歴」と書く誤りです。また、「預言者」は「神の言葉を預かる人」なので、「予言者」と表記するのは間違いです。
3. 「移動祝日」というのは、その暦のなかで、毎年、日付が移動する祝日のことを言います。たとえば、キリスト教の復活祭は、「春分の日の後の最初の満月の日の後の最初の日曜日」となっていますので、年によって日付が変わります。イスラーム暦の祝日が毎年移動するのは西暦への変換の結果起こる見かけの移動ですから、移動祝日ではありません。前回、説明が曖昧だったので補足しておきます。
4. なお、イスラーム暦で、正式の日付がそのときにならないと決まらない理由は、新月を肉眼で観察することで新しい月の始まりが確定するからです。

続いて、インドネシア大統領のリストを配付し、6人の大統領の特徴を簡単に掴んでもらいました。

そのあと、配付資料とスライドに基づいて、前回途中までだったインドネシアの華人についての説明を、「華人財閥」のスライドから再開して、理解を深めました。

次回から、スハルト時代に作成された映画「青空がぼくの家」を見るので、そのための参考資料を配付しました。映画についての説明資料は、よく読んでおいてください。

今週は宿題があります。以下の4つの課題を各グループで分担して調べ、来週、報告してもらいます。
1. パンチャシラとは、2. スハルト時代の選挙制度、3. スハルト時代の経済政策、4. 9.30事件とその余波

2014年6月 3日

【4年次対象ゼミ】

今週は、『ジャワ人の思考様式』の第5章~第12章の書評レジュメを報告してもらいました。この続きは、まだ読む予定ですが、来週と再来週は、関連する別の論文を2点読んで見たいと思います。それぞれ書評レジュメを作成し、報告をお願いします。

次週6月10日の課題:
青山 亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』43:3-14, 2006.

再来週6月17日の課題:
青山 亨「ギアツの『ジャワの宗教』とイスラームへの視点」『総合文化研究ブックレット』Vol.4, 2004.

2014年6月 2日

【3年次対象ゼミ】

今週は、CMさんによる阿良田麻里子「インドネシアにおける食のハラールの現状」の書評レジュメの報告を中心に議論をおこないました。今日までの議論で、現在のハラール認定についての状況の理解が深まったと思います。

ハラールに関しては、第2回食のハラール性に関する国際シンポジウム「グローバルな視点から見る宗教的規範とフードビジネス」が2014年6月17日(火)に東京工業大学で開催されます。詳細は公式サイトを見てください。

次回は、青山亨「東南アジアにおけるイスラームへの視点―イスラームの普遍性と地域の多様性―」『南太平洋海域調査研究報告』(No.43, 2006, pp.3-14)(PDFテキスト)を読んで書評レジュメを報告してもらいます。できるだけ、内容についての批判的な論点を出してもらうことを期待しています。


【インドネシア語読解】

今週は、第4章の第3パラグラフから第4章の最後まで進みました。次回は、第5章に進みます。第5章は比較的短いので、章の最後まで進む予定です。

そのあと、挑戦ワークシートの第3回をしてもらいました。今回のポイントは、Jangankan A, Bとantara lainの用法です。

6月になりましたので、改めて近日中に小テストと席替えを行う予定です。また、第5章終了後に読む、新しいテキストを準備しておきます。

2014年6月 1日

【一般】

多摩美術大学美術館で多摩美術大学美術館コレクション展「インドネシアの染織―生活に伝承された彩りと文様」が開催されます。バティックのほかイカットなど様々な技法による染織が紹介されます。5月6日(13:00と15:30の2回)には東京外国語大学インドネシア舞踊部による舞踊も行われます。

インドネシアの染織―生活に伝承された彩りと文様
■日時:2014年5月3日(土)~6月1日(日)(5月6日開館、5月7日休館)
■場所:多摩美術大学美術館(多摩センター駅から徒歩7分)
■詳細:多摩美術大学美術館公式サイト

インドネシアの染織

          

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