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【地域基礎】6月4日

【地域基礎】

今週は、まず、これまでに提出してもらったプレゼンの資料を返却しました(気候、あっ!こんなところにインドネシア、祝日)。全体を通じて、以下の点に気をつけてください。
1. 使用した情報の出典を必ず明記してください。また、資料自体を記録しておくことは問題ありません(必要なことです)が、発表するレポートの中の文章は自分自身の文章である必要があります。
2. 提出する前に誤字脱字のチェックを忘れないでください。今回、よく見られたのは、「暦」と書くべきところを「歴」と書く誤りです。また、「預言者」は「神の言葉を預かる人」なので、「予言者」と表記するのは間違いです。
3. 「移動祝日」というのは、その暦のなかで、毎年、日付が移動する祝日のことを言います。たとえば、キリスト教の復活祭は、「春分の日の後の最初の満月の日の後の最初の日曜日」となっていますので、年によって日付が変わります。イスラーム暦の祝日が毎年移動するのは西暦への変換の結果起こる見かけの移動ですから、移動祝日ではありません。前回、説明が曖昧だったので補足しておきます。
4. なお、イスラーム暦で、正式の日付がそのときにならないと決まらない理由は、新月を肉眼で観察することで新しい月の始まりが確定するからです。

続いて、インドネシア大統領のリストを配付し、6人の大統領の特徴を簡単に掴んでもらいました。

そのあと、配付資料とスライドに基づいて、前回途中までだったインドネシアの華人についての説明を、「華人財閥」のスライドから再開して、理解を深めました。

次回から、スハルト時代に作成された映画「青空がぼくの家」を見るので、そのための参考資料を配付しました。映画についての説明資料は、よく読んでおいてください。

今週は宿題があります。以下の4つの課題を各グループで分担して調べ、来週、報告してもらいます。
1. パンチャシラとは、2. スハルト時代の選挙制度、3. スハルト時代の経済政策、4. 9.30事件とその余波

          

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