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12月14日 【読解】

【インドネシア語読解】

今日は、Kopi班に、スハルト元大統領に対する民事訴訟に関連するBBCニュースの報告をしてもらいました。このニュースは日本語のメディアでも報道されているので、訳すときの参考にしてください。

テキストは、p.36の9行目まで進みました。

今日読んだところで、つぎの文中のpada waktu manaのmanaの用法について質問がありました。

Hal itu sering digamarkan dalam film-film samurai, pada waktu mana orang berjalan kaki pergi ke Edo.
このmanaは、「時の関係詞」、英語の関係副詞whenに相当すると考えてください。先行詞がfilm-film samuraiなのでわかりにくくなっていますが、「サムライ映画の舞台となっている時代」と補って考えれば、理解しやすいでしょう。この文は、「この(車の出現以前から日本人は旅行好きだった)ことは、サムライ映画でもしばしば描かれているとおりである。その時代、日本人は歩いて江戸まで旅行していた。」と訳せます。

同様の用例として、次のような文があります。

21 Juli 1947 Belanda mengadakan clash pertama, pada waktu mana Tasikmalaja mendapat serangan yang amat hebat.
この文は「1947年7月21日にオランダは第1次の軍事行動をおこしたが、その時、タクシマラヤでは激しい戦闘がおこった。」という意味で、manaが時の関係詞として使われていることがはっきりとあらわれています。

インドネシア語では、「場所の関係詞」や「時の関係詞」は十分に発達していませんが、このような用法もあることに注意をはらっておいてください。

次回は、年明けて1月11日になります。テキストは、p.36の10行目から進みます。それから、冬休みの課題を出しましたから、次回の授業時間中に提出してください(どうしても出席できない人は1月15日(火)に633に提出してください。

■冬休みの課題
配布及びアップロードしたインドネシア語のテキストに欠けているページがあったので、新しくアップロードしなおしました。冬休みの課題の新しいエントリーを見てください。

          

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