【地域基礎】12月21日
【地域基礎】
今週は、最初に本物のワヤン人形を見てもらい、実際に触れてもらいました。そのあと、前回途中までで終わった第11章の後半に続いて、第9章「スマトラ島の社会と文化」、第12a章「インドネシア経済」、第12b章「インドネシアの経済―独立後からアジア通貨危機までの経済について」の順に報告をしてもらいました。
第12b章の報告で時間がなくなったので、第12b章の質疑応答は次回にすることにしました。次回は、それ以外に、アクティブラーニングの課題(下記)の報告のあと、第15章a「インドネシアの現代文化について―映画―」と第15章b「インドネシアの現代文化―インドネシアの食文化」を順に報告してもらう予定です。
今週は、アクティブラーニング第2回の課題を出しました。
アクティブラーニング第2回課題「私が選ぶ2016年のインドネシア10大ニュース」
- 2016年におこったインドネシアにかかわる10件のニュースをまとめてください。インドネシアでおこった重要なできごとが中心になりますが、インドネシア以外のところでおこったできごとでも、インドネシアに深い関係があるのであれば、含めてもらってもかまいません。
- ニュースのジャンルは問いませんが、2016年のインドネシアを代表するのにふさわしいニュースを選んでください。
- ニュースの情報源としてネットを使うことは構いませんが、特定のネットの情報を丸移しすることは絶対に避けてください(丸写しが判明した場合にはマイナス評価とします)。
- 10件のニュースは、重要性に応じて第1位から第10位まで順位をつけてください。
- それぞれのニュースについて、なぜそのニュースを10大ニュースとして選んだのか、理由を説明する短い文を必ず付けてください。
- レポートはA4判1ページにまとめて、冬休み明けの最初の1月11日の授業時間に提出してください。また、授業時間に発表してもらう予定です。
あわせて、秋学期期末レポートの課題をお知らせします。(2016年12月23日更新:参考文献を追加しました)
秋学期期末レポート課題「インドネシア社会の寛容と不寛容」
インドネシア社会の国是は「多様性のなかの統一」とされています。しかし、ここ数年、マイノリティへの不寛容さが拡大している兆候もみられます。自分でデータを集めて、インドネシア社会の現状を調べ、現在のインドネシア社会の寛容と不寛容についての自分の意見を述べなさい。
レポート作成のポイント
- 必ず複数の文献を参考にしてください。以下の文献はとくに参考になります。
- 『アジ研ワールド・トレンド』no.241、特集:インドネシア―ユドヨノの10年とジョコウィの1年「ユドヨノの保守的宗教政策とジョコウィ政権における変化」
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/201510.html (http://d-arch.ide.go.jp/idedp/ZWT/ZWT201510_011.pdf) - ニュースサイト『シノドス』掲載の「インドネシアのイスラーム社会」
http://synodos.jp/authorcategory/aoyamatoru - 『じゃかるた新聞』掲載の最近の記事、とくにアホック・ジャカルタ特別州知事をめぐる一連のできごと
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/31829.html - 「日本語で読む東南アジアのメディア」で翻訳されているインドネシア関連の記事(インドネシア語専攻の学生が翻訳をおこなっています)
http://www.el.tufs.ac.jp/prseas/news_j.html
- 『アジ研ワールド・トレンド』no.241、特集:インドネシア―ユドヨノの10年とジョコウィの1年「ユドヨノの保守的宗教政策とジョコウィ政権における変化」
- レポート末尾には参考にした文献の一覧を必ず付けてください。参考文献一覧の書き方には一定のルールがあります。以下を参照してください。
/blog/ts/g/aoyama/2006/11/post_19.html
レポートの提出
- 秋学期最後の1月18日(水)の授業時間に提出してください。
- A4判2ページ。本文には明朝系、10.5ポイントのフォントを使用。
- 1ページあたり上下左右余白25~30mm程度、40~45行程度に設定。
- レポートの最初には氏名、学生番号、最終作成年月日、タイトルを記載。