【3年次ゼミ】4月23日
【3年次対象ゼミ】
新年度春学期の最初の3年次ゼミは新型コロナウイルス対策のためZoomによるオンラインで行いました。昨年度の冬学期の初めに以下の課題を出していました。
- 1.【読む】卒論の書き方をテーマにした本を少なくとも1冊は読んでおいてください。
- 2.【読む】青山のブログ「インドネシア語専攻で勉強する人のために」
とくに「3年次ゼミで学ぶこと」を読んでおいてください(リンク先を含む)。 - 3.【書く】卒論で「調べる」とはどういうことか、レポートにまとめて提出してください。
今週は、提出されたレポートをもとに、卒論で「調べる」方法について議論しました。関心のある事柄から研究テーマを見つけ出す、研究テーマに即した問いを立てる、自分の問いを位置付けるために先行文献を調べる、問いに答えるデータを集めるために調べることが必要であるという点が共有できました。
レポートの参考文献として以下の本がよく取り上げられていました。
- 白井利明・高橋一郎『よくわかる卒論の書き方 第2版』ミネルヴァ書房、2013年.
さすがに教育大学の先生が書いただけに分かりやすいです。
ゼミでは、調査方法としていくつかの方法をあげてもらうことができました。
- 1. アンケート(調査紙法)
- 2. インタビュー(聞き取り)
- 3.文献調査(資料分析)
- 4. フィールドワーク(参与観察)
次回の課題として、それぞれが関心のあるテーマについて問いを立てるとしたら、どのようなデータがあれば問いに答えられるか、そのデータはどのようにして調べたらよいのか、考えてきてもらうことにしました。
今週はアンケートとインタビューについて少し触れましたが、次回はフィールドワークについても検討してみたいと思います。自分の研究テーマに関わる人は、とくによく調べておいてください。
今回は、先週Zoomでプレミーティングをしたおかげもあり、ブレークダウンセッションも含めて順調に行ったと思います。