多言語多文化共生センター

Newsセンターからのお知らせ

2023.11.15

simple_002.gif「文部科学省委託 日本語能力評価方法の改善のための調査研究事業」 <地域別>外国につながる児童生徒のためのことばの力の評価ワークショップ

kotobanochikara_rev.jpg

東京外国語大学は、文部科学省から「日本語能力評価方法の改善のための調査研究」事業を受託し、児童生徒の日本語能力を評価するとともに、日本語指導の目標や指導内容決定の基礎となる能力記述文(CAN-DOリスト)を作成しています。

そこで、本事業の一環として東京外国語大学多言語多文化共生センターでは、文化的言語的に多様な背景をもつ外国につながる児童生徒のための「<地域別>ことばの力の評価ワークショップ」を、全国各地で活躍されている活動者(コーディネーター)の方々と共に企画しました。

このワークショップは、外国につながる児童生徒の「ことばの力」をどのように引き出し、どのように捉えて評価するかの方法(スキル)の習得を目指します。

外国につながる児童生徒に日本語指導や教科学習支援を行っている方、DLAのスキルアップしたい方をはじめ、これから外国につながる児童生徒の活動に参加してみたい、という方も、歓迎いたします。参加者同士で意見交換しながら進めていきますので、楽しみながら取り組んでいただきたいです。

なお、ワークショップ参加者の皆さんに確認していただいた能力記述文(CAN-DOリスト)のデータを基に、私たちは評価ツールの妥当性の検証を行い、子どもの言語能力の公正な評価の枠組みの構築をめざします。この委託事業によって、外国につながる児童生徒の義務教育段階から高校段階へのスムーズな進学を後押しするとともに、日本語指導が必要な児童生徒が抱えることばの発達や公立高校における中退率の高さなどの課題解決に貢献できると、私たちは確信しています。


2023年度文部科学省委託事業「日本語能力評価方法の改善のための調査研究」事業推進委員長
小島 祥美(東京外国語大学准教授/多言語多文化共生センター長)


■<地域別>外国につながる児童生徒のためのことばの力の評価ワークショップスケジュール

 ワークショップの詳細はこちらをご確認ください。

a5f39c57b7936f4caeeecfa2639d996a.jpg da383f85548b27da67bb9d5a301c888a.jpg