最新刊のご案内
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所発行
『FIELD+(フィールドプラス)第7号』

【2012年1月25日発売】年2回(1月・7月)発行
A4判・並製・36頁・定価:500円(本体476円+税)
ISBN 978-4-904575-18-5 C0039
『FIELD+』は、世界のあらゆる地域の情勢や情景を、最前線のフィールド研究者たちの取り組みや経験をまじえながら紹介する雑誌。第7号の特集は、中山俊秀先生による責任編集「人の営みの中でことばを捉える」。失われてゆく少数言語を残すために、今日もフィールドへと飛び込む若手研究者の奮闘物語です。そのほか好評連載の「フィールドワークって何? テーマ「触る」」や「フィールドノート」、「研究者の本棚」など。
『FIELD+』http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus
酒井啓子 編
『〈アラブ大変動〉を読む──民衆革命のゆくえ』

【2011年8月5日発売】
A5判・並製・240頁・定価:1575円(本体1500円+税)
ISBN 978-4-904575-17-8 C0031
革命の〈歓喜〉と〈苦悩〉に迫る!
民衆デモに揺れ動くアラブ諸国はこれからどこへ向かうのか? いまだ混迷の中にあるアラブ世界を、第一線の中東研究者たちがその深い見識と独自の視点から さまざまに読みとく先端的論集。2011年3月3日に東京外国語大学で開催された公開ワークショップの記録とともに、その後の動向を考察した論考を収載。 マスメディアが伝えない「アラブの春」の実態と、世界への波及を分析する。
[目次より]
序章「恐怖の共和国」から「アラブの春」へ(酒井啓子)
【第一部】 アラブ世界で何が起きたのか
第1章 アラブ世界の新たな反体制運動の力学(ダルウィッシュ・ホサム)
第2章 社会・文化運動としてのエジプト“一月二五日革命”(山本薫)
第3章 エジプト政変をどう考えるか(松永泰行)
第4章 イスラームと民主主義を考える(飯塚正人)
第5章 アラブ革命の歴史的背景とレバノン・シリア(黒木英充)
第6章 シリアへの政変波及がこれほどまでに遅れたのはなぜか(青山弘之)
第7章 エジプトの「成功」とリビアの「ジレンマ」(酒井啓子)
【第二部】 新しい民衆運動をどう考えるか
討論 アラブ、そして世界への波及をめぐって
エッセイ エジプト革命に寄せて(エルカウィーシュ・ハナーン)
【第三部】 “革命”がもつ意味と世界への影響
第8章 ヨルダン・ハーシム王国におけるアラブ大変動の影響(錦田愛子)
第9章 「革命」をハイジャックしたのは誰か(青山弘之)
第10章 バハレーン
──否応なく周辺地域大国を巻き込む民主化運動の「不幸」(酒井啓子)
第11章 イラク
──「民主化」された国でのデモは、何を求めているのか(酒井啓子)
口絵 エジプトの民衆デモ──タハリール広場にて
年表 アラブの春・クロニクル
[編者紹介]
酒井啓子(さかい けいこ)
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。英ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)修士。東京外国語大学総合国際学研究院教授。専攻:イラク政治史、現代中東政治。アジア経済研究所を経て、現職。著書に『イラクとアメリカ』(岩波新書、2002)、『フセイン・イラク政権の支配構造』(岩波書店、2003)、『イラクは食べる』(岩波新書、2008)、『〈中東〉の考え方』(講談社現代新書、2010)ほか。共編著に『イスラーム地域の国家とナショナリズム』(東京大学出版会、2005)、『中東・中央アジア諸国における権力構造』(岩波書店、2005)ほか。
アンナ・ヴェジビツカ 著/小原雅俊 石井哲士朗 阿部優子 訳
『アンナ先生の言語学入門』

【2011年7月20日発売】
A5判・並製・331頁・定価:2100円(本体2000円+税)
ISBN 978-4-904575-16-1 C0080
ポーランドに生まれた気鋭の言語学者アンナ・ヴェジビツカによる言語学の入門書。言語学のエッセンスが余すところなくちりばめられ、世界のさまざまな言語の用例をふんだんに駆使し、言語学の基本概念と研究課題をやさしく、しかも興味深く語る。言語学の巨人・故千野栄一先生(東京外国語大学名誉教授)が、平易な語り口の入門書として絶賛し、翻訳出版を願っていた古典的名著。本書が翻訳されるのはこの日本語版が初めて。
[目次]
はじめに
日本語版に寄せて
訳者まえがき
第1章 記号と意味
第2章 音素から文へ
第3章 言語の家族
第4章 接触と交流
第5章 方言、隠語、文体
第6章 ことばの統計学
第7章 言語のプリズムを通して
第8章 機械が翻訳する
第9章 「意味言語」とは何か
あとがき
[著者紹介]
アンナ・ヴェジビツカ(Anna Wierzbicka)
1938年、ポーランド生まれ。オーストラリア国立大学教授(言語学)。ワルシャワ大学卒業後、モスクワ大学への留学、マサチューセッツ工科大学研究員を経て、68年、ポーランド科学アカデミーにて博士号取得。72年以降、オーストラリアに在住。言語学をはじめ、人類学、心理学、認知科学などさまざまな分野を横断した研究を行っている。著書に本書のほか、『キーワードによる異文化理解 英語・ロシア語・ポーランド語・日本語の場合』(而立書房、2009)、Semantics, Culture and Cognition (1992), Emotions Across Languages and Cultures: Diversity and universals (1999), English: Meaning and Culture (2006)などがある。
トピックス
- FIELD+café「人の営みの中でことばを捉える」を開催します
世界を感応する雑誌『FIELD+(フィールドプラス)』第7号の発売を記念し、2月2日(木)、東京・神田神保町のサロンド冨山房FOLIOにてトークイベント「FIELD+café」を開催します。今回は、巻頭特集「人の営みの中でことばを捉える」に寄稿していただいた3人の若手言語学者、麻生玲子さん、大塚行誠さん、児島康宏さんに現地で撮影した写真をたっぷり用いたスライドトークをしていただきます。トークの後、ご来場のみなさんとの懇談の時間ももうけます。言語学やフィールドワークに興味をお持ちの方、どうぞお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。詳細・参加申込はこちらまで。
- 2010年発行「pieria 未知との遭遇のために」(通巻2号)をWebにアップしました
昨年の春に出版会と附属図書館の共同企画・編集によって発行した読書冊子「pieria 未知との遭遇のために」をこのたびWebにアップしました。ぜひこちらからご覧ください。また現在、附属図書館の入口にて今春発行の最新号「pieria 発見と探究への誘い」とともに無料配布しています。お立ち寄りの際はぜひ手にとってご覧ください。なお最新号は秋頃のWebアップを予定しています。楽しみにお待ちください。
- 読書冊子『pieria 発見と探究への誘い』ができました!

今年の春も出版会と附属図書館の共同企画・編集による読書冊子『pieria(ピエリア)』(通巻第3号)を発行しました。本学教員による「外大生にすすめる本」のほか「ホネ・ノ・アル新書」「フィールドノート」などの書評やエッセイ、また在学生によるおすすめ本の紹介など読みどころ満載です。
学内では図書館2階入口や外大生協で、無料で配布されていますのでぜひ手にとってご覧ください。*「2011pieria」の目次など詳しくはこちらをご覧ください。
*2009年発行の『pieria 新しい世界への扉 大学新入生にすすめる本』は、こちらからご覧いただくことができます。
- 出版企画学内公募について
出版企画の学内公募を開始しました。
応募資格は、以下のとおりです。
①本学教職員(非常勤の方を含む)
および名誉教授
②本学学部生・大学院生
※本学教職員の推薦が必要です。
その他、詳細はこちらをご覧ください。
ご応募お待ちしております。
