東京外国語大学出版会

最新刊のご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 発行
『FIELD PLUS(フィールドプラス)』第21号

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【2019年1月20日発売】
オールカラー・A4判・並製・33頁・定価:本体476円+税
ISBN 978-4-904575-70-3 C0039
年2回(1月/7月)発行

似ている言語の多様性――アルタイ型言語の諸相

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。
最新の第21号は巻頭特集「似ている言語の多様性――アルタイ型言語の諸相」(責任編集・山越康裕)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。

[巻頭特集]
「似ている言語」の多様性――アルタイ型言語の諸相 (責任編集:山越康裕)
・ロシアへ中国へ、「アルタイ型」言語の正体を探る (風間伸次郎)
・消滅の危機に瀕するヘジェン語 (李林静)
・モンゴル語の「アルタイ的」な特徴 (梅谷博之)
・部分格から見るサハ語の位置と歴史 (江畑冬生)
・アゼルバイジャン語に惹かれて (吉村大樹)
・ネネツ語の世界――ウラル語族とアルタイ諸言語の間の共通性 (松本亮)
・南米の「アルタイ型言語」――ケチュア諸語 (蝦名大助)
・ブルシャスキー語の得体を探る (吉岡乾)

○あの時、あの瞬間
・転輪の西北、三日月の東 (小倉智史)

○フィールドで見つけました 「ごちそう」
・ヌールさんの里帰り――分かち合う家族の食卓 (砂井紫里)
・ごちそうされて、ごちそうし...シリア・レバノンから (黒木英充)
・史跡を巡り、ごちそうに出会う (石川博樹)

○オシボン! 
・船戸与一『山猫の夏』 (荒川慎太郎)

○私のフィールドワーク
・エチオピア少数言語の多様な言語実態を探る (髙橋洋成)

○フロンティア ・世界で広がる都市内農園――その社会的意義と私たちの生き方への示唆 (新保奈穂美)
・探究すべき何かは向こうからやってきた   ――ケニアの聾の子供の「コミュニケーション」をめぐって (吉田優貴)

○Field+GRAFFITI
・パレスチナの壁の落書き (南部真喜子)
○フィールドワーカーのよりみちスポット ・アマゾン植民研究から一呼吸――ジュルエナ川の渡し船 (後藤健志)

ウーテ・フレーフェルト【著】 櫻井文子【訳】
歴史の中の感情 失われた名誉/創られた共感

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【2018年11月22日発売】
四六判・上製 272頁  定価:本体2400円+税
ISBN 978-4-904575-69-7 C-0022

感情に一体何が起きたのか――

感情は、その形や意味を変えながら「文化的な記憶」として歴史の中に保存されてきた。
近年、注目を集める〈感情の歴史〉に着目した感情史研究の第一人者である著者が、18世紀から現代までの、ヨーロッパにおける「名誉」と「共感」がたどった歴史的な変遷を中心に、その諸相を読み解く。歴史研究に新たな視野を拓いた注目の講演録、待望の邦訳。

【目次】
日本語版への前書き
英語版への前書きと謝辞
序章 歴史の中の感情の秩序
一章 感情の消失
二章 感情のジェンダー化
三章 感情の発見
感情の消失と発見――結論と展望

解説 なぜ今、感情史なのか(伊東剛史)
訳者あとがき

図版出典一覧
原注
事項索引
人名作品

【著者紹介】
ウーテ・フレーフェルト(Ute Frevert)
専門は西洋近現代史、ジェンダー史、感情史。ビーレフェルト大学にて博士号取得後、ベルリン自由大学、コンスタンツ大学、ビーレフェルト大学、イェール大学で教鞭をとり、現在、ドイツのマックス・プランク人間発達研究所感情史研究センター長を務める。1998年、ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞を受賞。主要な著作に、Frauen-Geschichte: Zwischen bürgerlicher Verbesserung und Neuer Weiblichkeit (Frankfurt: Suhrkamp, 1986)(若尾祐司他訳『ドイツ女性の社会史 200年の歩み』晃洋書房、1990)、Ehrenmänner: Das Duell in der bürgerlichen Gesellschaft (München: C.H.Beck, 1991) などがある。

【訳者紹介】
櫻井文子(さくらい・あやこ)
専門は近代ドイツ史、近代科学史。ケンブリッジ大学Ph.D. 現在、専修大学経営学部准教授。主要な著作として、Science and Societies in Frankfurt am Main (London: Pickering & Chatto, 2013)。また論文として、「都市型コレクションの有用性――19世紀フランクフルトのゼンケンベルク自然誌博物館を例に」『人文科学年報』44号(2014)、「娯楽と科学のはざまにて――19世紀メナジェリー再考」『専修人文論集』90号(2012)などがある。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 発行
『FIELD PLUS(フィールドプラス)』第20号

FIELDPLUS第20号

【2018年7月10日発売】
オールカラー・A4判・並製・33頁・定価:本体476円+税
ISBN 978-4-904575-68-0 C0039
年2回(1月/7月)発行

アジアの越境する子どもたち

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第20号は巻頭特集「アジアの越境する子どもたち」(責任編集・石井香世子)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。

[巻頭特集] 
アジアの越境する子どもたち (責任編集:石井香世子)
・カンボジアにおけるベトナム系住民の子どもと学校 (荻巣崇世)
・日本と中国を移動する子どもたち
  ――複数の文化間での葛藤を乗り越える (酒井千絵)
・「東南アジア人材」という表象を泳ぐ子供たち
  ――台湾・結婚移民の第二世代 (横田祥子)
・無国籍者の居場所とアイデンティティ
  ――在日ロヒンギャ族の子ども (陳天璽)

○フィールドワークって何? 「あつめる」
・知をあつめる図鑑――"Wanyama wa Mahale"の試み (座馬耕一郎)
・ミャンマー北部で失われつつある口承文芸をあつめる (倉部慶太)
・碑文を「あつめる」
  ――中世初期ベンガル碑文調査の方法 (古井龍介)

○フィールドノート
・レバノンにおける高齢化社会のフィールドワークから見えてきたこと (池田昭光)
・フェイスマスクを通じてみる湾岸地域の女性たち (後藤真実)

○フロンティア
・史料とフィールドが交差する時
  ――バルカン半島にトルコ系遊牧民の足跡を求めて (岩本佳子)
・朝鮮王朝時代のおすすめ語学学習書 (小山内優子)

○特別寄稿
・カシュガルの古本屋 (菅原純)

○Field+NOTEBOOK
・飽くなきフィールドノートの追求 (青井隼人)

○フィールドワーカーのおみやげ (吉本裕子)

粟屋利江 井上貴子 【編】
『 インド ジェンダー研究ハンドブック』

インド ジェンダー研究ハンドブック

【2018年3月26日発売】
A5判・並製・336頁・定価:本体2200円+税
ISBN 978-4-904575-67-3 C0036


インドからジェンダーの地平を拓く


激動するインド社会を理解するのにジェンダーの視角は必須である。カースト、宗教、階層、エスニシティ、言語、都市と農村、歴史的変化。さまざまな位相とジェンダーの規範とが複雑に絡み合い、多元的なインド社会を形成している。インドの女性をめぐって流布されてきた画一的なイメージから思考を解き放ち、ジェンダー研究の新たな地平を切り拓く画期的な入門書。

【 本書の構成 】
はじめに ――インドのジェンダーを学ぶ人々のために
第1章 政治と開発
第2章 経済と労働
第3章 環境
第4章 家族
第5章 信仰と儀礼
第6章 歴史
第7章 表象文化
キーワード解説 事項編/人名編

*7つの章と19のコラム、キーワード解説により、各分野における研究動向と主要な論点を整理。多角的なアプローチから、インドにおけるジェンダー問題の諸相を浮き彫りにする。

【編者紹介】
粟屋利江 (あわや としえ)
東京大学教養学科卒業、同大学院人文科学研究科在学中に、インド、デリー大学に留学。東京大学文学部助手を経て、現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門は南インドのケーララを中心とする近現代史およびジェンダー史。主要著書に『現代インド5 周縁からの声』(共編著、東京大学出版会、2015)、『ジェンダー史叢書7 人の移動と文化の交差』(共編著、明石書店、2011)、『イギリス支配とインド社会』(山川出版社、1998)など。

井上 貴子 (いのうえ たかこ)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、インド、デリー大学音楽芸術学部に4年間留学、南インドの古典声楽を専攻、修士課程を修了して帰国。2005年、東京大学大学院総合文化研究科より博士(学術)取得。現在、大東文化大学国際関係学部教授。専門は南インドの芸能文化史。研究の傍ら演奏活動も行う。主要著書に『近代インドにおける音楽学と芸能の変容』(青弓社、2006)、『ビートルズと旅するインド、芸能と神秘の世界』(柘植書房新社、2007)など。

トピックス

「深淵の沈黙」刊行記念イベント
『深淵の沈黙』刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿本店にてイベントを開催中です。
【NEW】選書フェアが8月上旬まで期間延長となりました。


1960年代のベトナム戦争のさなか、南ベトナムの文壇に現れ、過激な言動、ハチャメチャな生き方で話題をさらい、悩める若者の代弁者として圧倒的な支持を受けた、詩人にして思想家のファム・コン・ティエン。「世界の夜」の時代にあってなお、己を貫き生きたティエンの人生と、『深淵の沈黙』(1967年刊)で展開された思想を中心に、今なお失せないその魅力と思想的可能性に迫る。 


●●『深淵の沈黙』選書フェア●●
ハイデッガー、鈴木大拙からマルクス・ガブリエルまで、この時代の未明を突破するための路を提示するラインナップ
【開催】 6月上旬〜8月上旬(予定)
【場所】 紀伊國屋書店新宿本店3階


●●トークイベント●●
『ベトナムのランボオ ファム・コン・ティエンの破壊思想と叛逆の人生』

野平宗弘(ベトナム文学思想・本書訳者)
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真島一郎(社会人類学・東京外国語大学出版会編集長)

【開催】 2018年7月5日(木)
     終了いたしました
【時間】 19:00 開始 (18:45 開場)
【場所】 紀伊國屋新宿本店
     9階 イベントスペース
     〒160-0022
     東京都新宿区新宿3-17-7
【予約】 03-3354-0131
     (受付時間10:00〜21:00)
【入場料】500円
【定員】 50名(先着)

【各種イベント詳細】
紀伊國屋書店 Webサイトへ

【『深淵の沈黙』訂正情報】
【PDF】訂正情報(2018年8月31日現在)
読書冊子『pieria(ピエリア)』最新号

『pieria(ピエリア)』とは、本学出版会と附属図書館の共同企画・編集によって毎年春に発行している読書冊子です。

2018年4月発行■ 第10号 ■最新号
今号の特集テーマは「ことば〜感情〜からだ」。本学教員をはじめとした多彩な執筆者らによる充実のエッセイで構成されています。また第2特集「わたしを照らした言葉」や、「フィールドノート」のエッセイ、在学生や留学生らによるおすすめ本の紹介など、読書の世界がよりいっそう広がります。

学内では研究講義棟1F「ガレリア」展示ショーケース(期間限定)、アゴラ・グローバル2F出版会前、図書館2階入口や外大生協で、無料で配布されていますのでぜひ手にとってご覧ください。一般読者や書店員の方々にもお送りしていますので、お気軽にお問い合わせください。
最新号のPDF(No.2018)はこちらから

【バックナンバーPDF】
以下のURL先から、ご覧になりたい項目をクリックし、「登録ファイル」の「見る/開く」をクリックするとPDFをご覧頂けます。

◆2018年〜2012年までの
バックナンバー一覧はこちらから
◆「pieria 発見と探究への誘い
 (2011年春号/通巻3号)
◆「pieria 未知との遭遇のために
 (2010年春号/通巻2号)
◆「pieria 新しい世界への扉
 (2009年春/通巻1号)

『痛みと感情のイギリス史』に関する座談会が開催されました

紀伊國屋書店の電子情報サービス「KINOLINE」にて、3月発売の『痛みと感情のイギリス史』の著者による座談会「『痛みと感情のイギリス史』とEarly English Books Online」が行われました。

座談会はこちらからご覧頂けます。
「KINOLINE」座談会ページへ

【紀伊國屋書店】
・電子情報サービス「KINOLINE」
・データベースサービス
「Early English Books Online(EEBO)」

『痛みと感情のイギリス史』刊行記念
<<イギリス史・ヨーロッパ史研究の
入門書>>フェアへ

【情報】
書名:痛みと感情のイギリス史
編者:伊東剛史 後藤はる美
発売:3月刊行

一七~二〇世紀のイギリスをフィールドとして、神経医学の発達、貧者の救済、聖職者の処刑、宗教改革期の病、魔女裁判、夫婦間の虐待訴訟、動物の生体解剖などを題材に、六名の研究者が史料に残された〈生きられた痛み〉を照らし出し、感情を歴史学から考えるための視座を開く。

デジタル版配信開始のお知らせ


世界の多様な漫画文化の発展のため、海外コミックの電子書籍化に積極的に取り組む、電子書籍販売サイト「eBookJapan」から、マレーシアの国民的漫画家LATの代表作『カンポンボーイ』『タウンボーイ』のデジタル版が配信スタートいたしました。
*Windows、Mac、iPad/iPhone/iPod touch、Androidで読書をお楽しみいただけます。購入した作品は複数端末で楽しめ、My本棚は"背表紙表示"も可能です
ebookjapanへ

第7回辻静雄食文化賞 贈賞式

辻静雄食文化賞の贈賞式が7月4日に八芳園「ニュイ」にて行われました。
第7回辻静雄食文化賞
『慈悲深き神の食卓‐イスラムを「食」からみる』八木久美子著

▲辻調グリープ『ニュースリリース』
▲八木教授インタビュー『TUFS Today』
▲受賞者一覧『辻静雄食文化財団』

「慈悲深き神の食卓」受賞

「慈悲深き神の食卓 ―イスラムを「食」からみる (Pieria Books)」が、「第7回辻静雄食文化賞」を受賞致しました。

▲詳しくはこちらから

辻静雄食文化賞とは?

一般財団法人 「辻静雄食文化財団」

「ガイマン賞2015」にて「タウンボーイ」が受賞

【ガイマン賞2015】で「タウンボーイ」が受賞

2014年に「ガイマン賞2014」で第2位を頂いた「カンポンボーイ」の続編、「タウンボーイ」が2015年のガイマン賞で「小野耕世特別賞」を受賞いたしました。
▲ガイマン賞2015「結果発表」

「演劇の未来形」がAICT演劇評論賞を受賞

Pieria Booksシリーズ4作目の「演劇の未来形」谷川道子著がAICT演劇評論賞を受賞いたしました。
【AICT演劇評論賞】
国際演劇評論家協会(AICT)日本センターが、演劇・ダンス等の優れた批評を顕揚し、その発展を図るために、演劇・ダンス等の舞台に関する優れた評論書に贈る賞です。

出版企画学内公募について

出版企画の学内公募を開始しました。
応募資格は、以下のとおりです。
①本学教職員(非常勤の方を含む)
および名誉教授
②本学学部生・大学院生
※本学教職員の推薦が必要です。
その他、詳細はこちらをご覧ください。
ご応募お待ちしております。

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