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セミナー:世界史の中のインドネシアを考える

【一般】

南山大学では3月27日(木)と28日(金)の2日間にわたってインドネシア史セミナーを開催します。青山もコメンテーターとして参加する予定です。

セミナー「世界史の中のインドネシアを考える」
■日時:2014年3月27(木)13時~18時、28(金)9時半~17時
■場所:南山大学名古屋キャンパスJ棟1階Pルーム
    [アクセス][キャンパスマップ
■主催:南山大学外国語学部主催
■共催:南山大学アジア・太平洋研究センター/東南アジア学会中部例会
プログラム(PDF)
■連絡先:小林寧子(kyasuko@nazan-u.ac.jp)。参加を希望される方は、準備の都合がありますのでご連絡ください。

世界史の中のインドネシアを考える

3月27日
13:00 開会
セミナー趣旨説明:小林寧子(南山大学)
第1セッション 東南アジア刻文史料から見るインドネシア古代史の再検討(8~10世紀)
司会:青山 亨(東京外国語大学)
13:10-13:15  趣旨説明:青山 亨
13:15-13:55  発表1:山﨑美保(東京外国語大学・院生)
「中部ジャワ時代の刻文から見る王の系譜と王権」
13:55-14:35  発表2:川上 桂(佛教大学・院生)
「プレ・アンコール時代の刻文に見られる系譜:ジャワ刻文との比較を中心に(6~8世紀)」
<休憩5分>
14:40-15:20  討論 コメント:松浦史明(日本学術振興会・特別研究員)
<休憩10分>

第2セッション 近世から近代へ(1750~1870年)
司会:弘末雅士(立教大学)
15:30-15:35  趣旨説明:太田 淳(広島大学)
15:35-16:15  発表1:小林篤史(京都大学・院生)
「シンガポールを中心とした東南アジア域内交易の発展(1820年代~1870年)」
16:15-16:55  発表2:太田 淳
「インドネシア諸島における貿易構造の変容と西カリマンタン社会(1750~1870年)」
<休憩5分>
17:00-17:40  討論 コメント:鈴木英明(東京外国語大学・研究員)
18:00- 懇親会

3月28日
第3セッション ムスリムと近代(1920~30年代)
司会:森山幹弘(南山大学)
9:30- 9:35 趣旨説明:小林寧子
9:35-10:15 発表1:小林寧子
「イスラーム定期刊行物から見た中東:ナショナリズムとイスラーム」
10:15-10:55 発表2:山口元樹(東洋文庫・研究員)
「インドネシア・ムスリム社会とアラブ地域:エジプトの定期刊行物『ファトフ』を事例として」
10:55-11:35 発表3:服部美奈(名古屋大学)
「イスラームと健康をめぐる議論」
<休憩5分>
11:40-12:20 討論 コメント:池田美佐子(名古屋商科大学)
<昼食>

第4セッション 1965年9月30日事件 ―その衝撃と対外関係―
司会:後藤乾一(早稲田大学・名誉教授)
13:30-13:35 趣旨説明:後藤乾一
13:35-14:05 発表1:高地 薫(愛知県立大学・研究員)
「9月30日事件と新体制:歴史とその語り」
14:05-14:35 発表2:山崎 功(佐賀大学)
「資源ナショナリズムからみた9月30日事件と新体制」
14:35-15:05 発表3:松村智雄(東京大学・研究員)
「9月30日事件のインドネシア国内における波及経緯:西カリマンタンの事例を中心に」
15:05-15:35 発表4:馬場公彦(岩波書店編集局)
「華僑社会における9月30日事件の衝撃―インドネシア・中国・台湾」
<休憩5分>
15:40-16:20 討論 コメント:宮城大蔵(上智大学)
<休憩10分>
16:30-17:00 総合コメント1:弘末雅士
総合コメント2:青山 亨
17:00    閉会

          

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