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第89回外語祭 語劇・料理店・舞踊

【一般】

2011年11月19日(土)~23日(水・祝)に東京外国語大学の第89回外語祭が開催されます。インドネシア語専攻関係では、例年のように1年生は料理店、2年生は語劇、インドネシア舞踊部はインドネシア舞踊公演をおこないます。発表に応じて詳しいご案内します。
詳細は外語祭公式サイトもご覧ください。

1年生の料理店Ayo Makan!(「さあ食べよう」の意)は多磨駅側の正面入り口から円形広場に入ってすぐ左手に位置しています。寒い日には体が温まるスープ料理ソト・アヤムのほか定番のナシ・ゴレン、サテ、ピサン・ゴレンのほかビンタン・ビールなどを用意しています。ぜひお立ち寄りください。


今年のインドネシア語専攻は民話を脚色したBawang Merah dan Bawang Putih(バワン・メラ・ダン・バワン・プティヒ)を演じます。日時は11月21日(月)13:00-14:00、場所はアゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールです。語劇の情報は語劇公演プログラムをご覧ください。

バワン・メラは赤紫の小さなタマネギ型の野菜アカワケギ、バワン・プティヒはニンニクのことです。いずれもインドネシア料理に欠かせない食材ですが、料理の話ではなく、二人の娘をめぐるお話です。

美しくて気だてのよいバワン・プティヒは最愛の母親を亡くします。父親は再婚しますが、高慢な継母とその娘バワン・メラは何かにつけて彼女をいじめます。はたしてつらい仕打ちを受け続けるバワン・プティヒに幸せな日はくるのでしょうか。

この物語には、継母によっていじめられる娘、娘を助ける超自然的な現象、王子による本物の嫁探しといった民話でよくみられるモティーフがたくさんでてきます。「シンデレラ」や日本の「糠福米福」話と共通点がありますが、古くは9世紀の中国の文献『酉陽雑俎』(ゆうようざっそ)に類似の話が記載されています。

マレーシアやインドネシアでよく知られたこの話は、現在でもテレビや映画で人気を博しており、民話のもつ生命力の強さを感じさせます。語劇では、2年生たちがはまり役になって、時には悲しく時にはコミカルに演じます。ご期待ください。


インドネシア舞踊部もインドネシア舞踊の上演をおこないます。111教室での上演予定は屋内企画プログラムをご覧ください。
  • 19日(土)11:00, 13:00, 15:30, 17:00(111教室)
  • 20日(日)13:30(111教室)
  • 21日(月)13:10(ダンスフェスティバルに参加して101教室)
  • 23日(水)11:00, 15:30, 17:00(111教室), 13:45(野外ステージ)

詳細はインドネシア舞踊部公式サイトをご覧ください。

          

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