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講演会:東南アジア文学の魅力と翻訳―インドネシアのベストセラー小説『虹の少年たち』の訳者にきく―

【一般】

このブログ(11月7日の記事)でも紹介した『虹の少年たち』(Laskar Pelangi)の翻訳者福武慎太郎さんと加藤ひろあきさんを本学にお招きし、原作の魅力、作品の背景、翻訳にまつわる苦労話などを語っていただきます。インドネシア語専攻の授業時間の枠組みですが、一般に公開していますので、東南アジア文学に関心のある方、翻訳に関心のある方はぜひご参加ください。
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ポスターのダウンロード(PDF)

講演会:東南アジア文学の魅力と翻訳―インドネシアのベストセラー小説『虹の少年たち』の訳者にきく―
・講演者:福武慎太郎(上智大学外国語学部アジア文化研究所准教授)、加藤ひろあき(東京外国語大学外国語学部卒業生)
・日時:2013年12月16日(月)(3限)12:40-14:10
・場所:総合文化研究所 東京外国語大学研究講義棟422 (アクセス
・問い合わせ先:青山亨研究室
・共催:総合文化研究所
・どなたでも参加できます。予約不要・入場無料。

田舎の村の小学校の子どもたちの成長と先生との交流を描いたアンドレア・ヒラタによる原作は2005年に出版され500万部というベストセラーとなりました。2008年には映画化され、これも大ヒットしています。日本語訳は福武さんと加藤さんの共訳で2013年にサンマーク出版から出版されました。

関連リンク
サンマーク出版の書籍案内
Amazon.co.jp
じゃかるた新聞の記事
ダ・ヴィンチ電子ナビの記事


講演会は、学外の方4名を含む54名の参加があり、盛会でした。講演者のお二人、参加されたみなさん、主催の総合文化研究所に感謝申しあげます。

質疑応答も活発でした。とくに、訳者のお二人からは、これまでの東南アジア文学作品の翻訳本によく見られる特定の読者層という限界を打ち破って、より多くの一般の読者に手を取ってもらうために努力されたことがよく伝わってきました。『虹の少年たち』というタイトル、目次の見出しにもそのための工夫が込められています。ますます多くの人たちにこの本の魅力が伝わることを願っています。

          

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