プラムディヤ「人間の大地」4部作の翻訳が読売文学賞を受賞
【一般】
押川典昭さんによるプラムディヤ・アナンタ・トゥール「人間の大地」4部作の翻訳が昨年ついに完了しましたが、その業績に対して第59回読売文学賞(研究・翻訳賞)が与えられました。インドネシア文学の最高峰であるプラムディヤの作品が、ドストエフスキーやガルシア=マルケスのように日本語で読めるのは画期的なことで、そのことが認められたのだと思います。受賞おめでとうございました。
日本語訳された「人間の大地」4部作は『人間の大地』(上下)、『すべての民族の子』(上下)、『足跡』、『ガラスの家』から構成されています。
こちらで訳者へのインタビューが読めます。
プラムディヤは2000年に第11回福岡アジア文化賞(大賞)を受賞、2006年に死去しました。