2023年のインドネシアの祝日一覧
【一般】
インドネシア共和国の祝日には宗教関連の祝日が多く、そのほとんどが毎年日にちを変えます。そこで、参考のために、2023年のインドネシア共和国の祝日を掲載しました。
2023年のインドネシア共和国の祝日および政令指定休日は、2022年10月11日に開催された大臣級会合に宗教相、労働相、国家機構活性・官僚改革相の三大臣が出席して決定されました。一覧作成にあたってはインドネシア政府人間開発・文化担当調整省のウェブページの資料(「2023年の国民の祝日ならびに政令指定休日の三大臣決定」)を参照しました。2022年の祝日では、Covid-19の影響で政令指定休日(cuti bersama)だけが後日2022年の4月になって発表されましたが、2023年については例年通り祝日とあわせて決定しています。
今回の資料公表で目新しいのは、インドネシア政府人間開発・文化担当調整省のウェブサイトに設けられた「法律文書・情報ネットワーク」(Jaringan Dokumentasi dan Informasi Hukum, JDIH)で公開されていることです。オンラインによる情報公開が整備されている様子がうかがえます。
1月1日 | (日) | 西暦2023年新年 |
1月22日 | (日) | イムレック(孔子暦2574年新年) |
1月23日 | (月) | * |
2月18日 | (土) | イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭) |
3月22日 | (水) | ニュピ(サカ暦1945年新年) |
3月22日 | (水) | 《ラマダン(断食月)の始まり》 |
3月23日 | (木) | * |
4月7日 | (金) | キリスト受難日(聖金曜日) |
4月21日 | (金) | * |
4月22日 | (土) | イドル・フィトリ(断食明け大祭) |
4月23日 | (日) | イドル・フィトリ(断食明け大祭) |
4月24日 | (月) | * |
4月25日 | (火) | * |
4月26日 | (水) | * |
5月1日 | (月) | 国際労働者の日(メーデー) |
5月18日 | (木) | キリスト昇天祭 |
6月1日 | (木) | パンチャシラ誕生の日 |
6月2日 | (金) | * |
6月4日 | (日) | ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2567年) |
6月29日 | (木) | イドル・アドハ(犠牲祭) |
7月19日 | (水) | イスラーム暦1445年新年 |
8月17日 | (木) | インドネシア共和国独立記念日 |
9月28日 | (木) | マウリッド(ムハンマド生誕祭) |
12月25日 | (月) | クリスマス(キリスト生誕祭) |
12月26日 | (火) | * |
上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。
注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。
注3)伝統的なイスラームの考え方ではイスラーム暦の月の始まりは新月の観察に基づくことになっているため、断食明け大祭の儀礼が実施される日は地域や主催組織によってずれることがあります。
注4)イスラーム暦では一日が日没から始まるので、以下の点に留意する必要があります。イスラーム暦の断食月(ラマダーン)は該当する日の日没から始まります。また、イドル・フィトリ(断食明け大祭)の日の前日の日没をもって断食月(ラマダーン)は終わり、新しい月(シャッワール)が始まります。