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東南アジア学会関東例会「インドネシアにおけるコスプレ・コミュニティの形成と発展」

【一般】

東南アジア学会関東例会の10月の研究会では、以下のように、ウィンダ・スチ・プラティウィ会員による「インドネシアにおけるコスプレ・コミュニティの形成と発展」の報告があります。青山もコメンテーターとして参加します。どなたでも自由に参加できますので、多くの方のご参加をお待ちしています。

なお、当日は第2報告(15:45~17:45)として 舛谷鋭会員(立教大学観光学部交流文化学科・教授)による「シンガポールの戦争の記憶とダークツーリズム:ナショナルアイデンティティをめぐって」の報告も予定されています。

詳細は東南アジア学会関東例会ブログの案内をご覧ください。

■東南アジア学会関東例会
■日時:2015年10月24日(土)13:30~17:45
■会場:東京外国語大学・本郷サテライト5階セミナースペース(アクセス

■第1報告(13:30~15:30)
■報告者:ウィンダ・スチ・プラティウィ(Winda Suci Pratiwi)(桃山学院大学大学院文学研究科修士課程)
■報告題目:「インドネシアにおけるコスプレ・コミュニティの形成と発展」
■コメンテーター:青山亨(東京外国語大学・教授)
■報告要旨:
現在、インドネシアで人気となっている日本の大衆文化の一つであるコスプレのファンが増え、各地方に数多くのコスプレ・コミュニティ(komunitas cosplay)が結成されている。インターネットやマスコミを通してコスプレに関する情報が地方に広まり、コスプレ・コミュニティはインドネシアの若者の間で新しいタイプのグループとなっている。今日開催される日本関連のイベントではコスプレは不可欠だと考えられていて、コスプレをまったく知らないというインドネシアの若者は皆無と言っても過言ではない。基本的にコスプレ・コミュニティの活動はイベントとコスプレ・ファッションの製作に関連する。学校(大学と高校)やモールなどで頻繁に開催されるイベントによって、コスプレ・コミュニティの活動範囲は広がっている。コスプレ・コミュニティが現在に至るまでどのように形成され、発展したのか明らかにすることは、現代インドネシアの若者文化を理解する上で大きな意義がある。この発表では、コスプレ・コミュニティに焦点を当て、インドネシアにおけるコスプレ文化の受容の実態を明らかにしたいと考えている。

          

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