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公開シンポジウム:多言語・多文化教育社会のゆくえ

【一般】

6月8日(土)に、本学のアゴラ・グローバルにおいて、下記のとおり、日本比較教育学会第55回大会の一部として公開シンポジウム「多言語・多文化教育社会のゆくえ--大学・行政・地域社会の取り組みと課題--」が開催されます。

本学からは、本学の多言語多文化共生センターの萩尾先生、菅長先生、および青山がパネリストとして参加します。青山は、2011年東日本大震災時の多言語・多文化教育研究センターの取り組みを中心にセンターの活動について報告を行います。(なお、青山の報告の参考文献として『多文化社会読本 多様なる世界、多様なる日本』を参照していただけると幸いです。)

関心のある方のご参加をお待ちしています。

  • 公開シンポジウム:多言語・多文化教育社会のゆくえ--大学・行政・地域社会の取り組みと課題--
  • 日時:2019年6月8日(土)14時45分~16時45分
  • 場所:東京外国語大学 府中キャンパス アゴラ・グローバル1階プロメテウス・ホール(交通アクセスキャンパス地図
  • 主催:日本比較教育学会

趣旨説明・司会

  • 岡田昭人(東京外国語大学)
  • 公開シンポジウムは、「多言語・多文化教育社会のゆくえ」をテーマとし、大学・行政・地域社会の取り組みと課題を考えます。グロバリーゼーションが急速に進行する現在、人や資本、労働力、知識や技術が国境を越えて移動することにより世界的な規模で多言語・多文化社会の形成がみられます。このようなモメンタムの中、日本人が言葉や文化の異なる人々との結びつきを深め、安定した社会を形成するためには、どのような能力が求められているのか、またその育成にはいかなる教育環境が必要なのでしょうか。本シンポジウムでは多言語・多文化社会の到来に向けて大学・地域社会・行政の教育的取り組みや支援のあり方を広く参加者の皆様に知って頂き、また現在直面する課題と今後の協働施策について考える場所にしたいと思います。その事例として、東京外国語大学の多言語・多文化教育研究センターの取り組み(「多文化コーディネーター」育成講座等)、ボランティア活動スペースVOLASの諸活動、「外国につながりのある子ども」を対象とした日本語学習支援などを紹介し、会員の方々に加え、一般からの参加者も迎えて、地域の学習支援活動や将来的な外国人労働者増加の課題についても議論してまいりたいと思っております。

パネリスト・報告題目

  • 青山亨(東京外国大学大学院総合国際学研究院長、元本学多言語・多文化教育研究センター長)
    「東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターの活動--東日本大震災時の多言語対応を中心に--」
  • 萩尾 生(東京外国大学ボランティア活動スペースVOLAS室長)
    「多文化社会と学生のボランティア活動」
  • 菅長理恵(東京外国語大学大学院国際日本学研究院教授)
    「伸ばすために測る--DLA(Dialogic Language Assessment)の理念」
  • 辻由美(NPO法人地域教育ネット理事)
    「公立中学校学習支援活動現場から--海外からの転入生の実態とその対応における協働の可能性」

          

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