2022年のインドネシアの祝日一覧【改訂版】
【一般】
インドネシア共和国の祝日には宗教関連の祝日が多く、そのほとんどが毎年日にちを変えます。そこで、参考のために、2022年のインドネシア共和国の祝日を掲載しました。
2022年のインドネシア共和国の祝日および政令指定休日は、2021年9月22日に開催された大臣級会合に宗教相、労働相、国家機構活性・官僚改革相の三大臣が出席して決定されました。一覧作成にあたってはインドネシア政府人間開発・文化担当調整省のウェブページの資料(「2022年の国民の祝日ならびに政令指定休日の三大臣決定」)を参照しました。なお、政令指定休日(cuti bersama)についてはCovid-19の状況を考慮して後日決定することとなっており、この決定では白紙になっています(下記参照)。
2022年のラマダン(断食月)の始まりは4月1日と記載していましたが、インドネシア政府によって4月3日に確定されました。(2022-04-01)
2022年の政令指定休日(cuti bersama)が「2022年の国民の祝日ならびに政令指定休日の三大臣決定に対する変更に関する三大臣決定」により4月7日に確定しました。4月29日、5月4日、5月5日、5月6日の4日間となりました。(2022-07-19)
2022年のイドル・アドハ(犠牲祭)は当初の決定では7月9日(土)とされていましたが、2022年7月7日の三大臣決定により7月10日(日)に変更されました。イドル・アドハはイスラム暦の第12月「巡礼の月」の10日に行われます。今年は「巡礼の月」の始まりを示す新月の肉眼による観測ができなかったため、月の始まりが1日繰り下がったことが変更の理由とされていますが、直前の変更に戸惑う声も出ているようです。(2022-07-19)
1月1日 | (土) | 西暦2022年新年 |
2月1日 | (火) | イムレック(孔子暦2573年新年) |
2月28日 | (月) | イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭) |
3月3日 | (木) | ニュピ(サカ暦1944年新年) |
4月3日 | (日) | 《ラマダン(断食月)の始まり》 |
4月15日 | (金) | キリスト受難日(聖金曜日) |
4月29日 | (金) | * |
5月1日 | (日) | 国際労働者の日(メーデー) |
5月2日 | (月) | イドル・フィトリ(断食明け大祭) |
5月3日 | (火) | イドル・フィトリ(断食明け大祭) |
5月4日 | (水) | * |
5月5日 | (木) | * |
5月6日 | (金) | * |
5月16日 | (月) | ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2566年) |
5月26日 | (木) | キリスト昇天祭 |
6月1日 | (月) | パンチャシラ誕生の日 |
7月10日 | (日) | イドル・アドハ(犠牲祭) |
7月30日 | (土) | イスラム暦1444年新年 |
8月17日 | (水) | インドネシア共和国独立記念日 |
10月8日 | (土) | マウリッド(ムハンマド生誕祭) |
12月25日 | (日) | クリスマス(キリスト生誕祭) |
上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。
注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。
注2)断食明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。
注3)伝統的なイスラームの考え方ではイスラーム暦の月の始まりは新月の観察に基づくことになっているため、断食明け大祭の儀礼が実施される日は地域や主催組織によってずれることがあります。