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2021年のインドネシアの祝日一覧【変更】

【一般】

【追記】(2021-06-24)

2021年6月18日付の宗教相、労働相、国家機構活性・官僚改革相の三大臣決定により、2021年の祝日および政令指定休日に変更が行われました。変更点は以下の3点です。

  • イスラーム暦新年を8月10日(火)から8月11日(水)に変更する。
  • マウリッドを10月19日(火)から10月20日(水)に変更する。
  • 12月24日(金)の政令指定休日を取り消す。

【追記】(2021-10-13)

報道(Kompas 2021-10-09)によると、今回の変更の理由は、COVID-19の感染拡大を鑑み、人流を制限してクラスターの発生を抑止するためとのことです。この報道はマウリッドの変更についてですが、おそらく他の変更も同様の理由によるものと推測されます。

この決定にしたがい、以下の祝日一覧を更新しました。


インドネシア共和国の祝日には宗教関連の祝日が多く、そのほとんどが毎年日にちを変えます。そこで、参考のために、2021年のインドネシア共和国の祝日を掲載しました。

2021年のインドネシア共和国の祝日および政令指定休日は、人間開発・文化担当調整相が議長となって2020年9月10日に開催された大臣級会合に宗教相、労働相、国家機構活性・官僚改革相の三大臣が出席して決定され、翌9月11日に発表されました。一覧作成にあたっては人間開発・文化担当調整省のウェブサイトから取得したPDFファイル(「2021年の国民の祝日ならびに政令指定休日についての三大臣決定」)を参照しました。

1月1日 (金) 西暦2021年新年
2月12日 (金) イムレック(孔子暦2572年新年)
3月11日 (木) イスラ・ミラジュ(ムハンマド昇天祭)
3月12日 (金) *
3月14日 (日) ニュピ(サカ暦1943年新年)
4月2日 (金) キリスト受難日(聖金曜日)
4月13日 (火) 《ラマダン(断食月)の始まり》
5月1日 (土) 国際労働者の日(メーデー)
5月12日 (水) *
5月13日 (木) キリスト昇天祭
5月13日 (木) イドル・フィトリ(断食明け大祭)
5月14日 (金) イドル・フィトリ(断食明け大祭)
5月17日 (月) *
5月18日 (火) *
5月19日 (水) *
5月26日 (水) ワイサック(仏教大祭:仏陀の生誕、成道、入滅.仏暦2565年)
6月1日 (火) パンチャシラ誕生の日
7月20日 (火) イドル・アドハ(犠牲祭)
8月11日 (水) イスラーム暦1443年新年
8月17日 (火) インドネシア共和国独立記念日
10月20日 (水) マウリッド(ムハンマド生誕祭)
12月25日 (土) クリスマス(キリスト生誕祭)
12月27日 (月) *

上記の日付のうち、名称のある日が祝日で、公休日となります。*印のある日は、祝日とは別に、連休とするために政府によって祝日の前後に設けられた政令指定休日(cuti bersama)です。

注1)断食月の始まりは祝日ではありませんが、参考のために示しておきました。

注2)断食明け大祭は2日間あります。ジャワ語のルバランという名称でも知られています。

注3)伝統的なイスラームの考え方ではイスラーム暦の月の始まりは新月の観察に基づくことになっているため、断食明け大祭の儀礼が実施される日は地域や主催組織によってずれることがあります。また、イスラーム暦の新しい日は日没とともに始まるので、たとえば、ラマダンの断食は4月12日の日没から始まることになります。

注4)これまでニュピはインドネシア語でHari Raya Nyepi(「ニュピの祝日」の意)と呼ばれていましたが、ヒンドゥー教徒のためとして宗教相からの要望に基づき2020年からHari Suci Nyepi(「ニュピの聖日」の意)に改められました。これは、ニュピは慎む日であって祝う日ではないというバリのヒンドゥー教徒の気持ちを尊重したためと推測されます。

          

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