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【東南アジア地域基礎】6 月1日「宗教と社会(その1)」

【リレー講義】

今週は、東南アジア地域基礎「東南アジア研究入門」のリレー講義の一環として、「宗教と社会(その1)」というテーマで、月曜1限にZoomによるオンライン授業をおこないました。

配布資料「東南アジアのイスラーム」PDF版とパワーポイント資料「東南アジアのイスラーム」PDF版はTUFS Moodleに収納してあります。また、授業途中で提出してもらう「ワークシート」と授業の終わりに提出してもらう「小テスト・レスポンスシート」はGoogle Formで実施し、回収しました。授業中の指示にしたがって入力をして送信してもらいました。両方のフォームの受信と小テストの結果に基づいて今週の授業の出席確認と評価を行う予定でしたが、一部で「ワークシート」が時間内に送信できなかった人がいましたので、小テストの提出があれば出席とみなすことにしました。

小テストの結果は平均8.8点でよい成績でした。比較的、誤答が多かったのはイスラームの神の意味を尋ねる質問でした。イスラームのような唯一神信仰の立場では、唯一の神以外に神々が存在することは認めないので、そもそも神々のあいだの優劣を考えること自体が無意味である点に注意してください。

また、レスポンスシートに書かれた質問にも時間をみて回答する予定です。いくつかの質問には、2014年度の「宗教と社会(その1)」の授業2018年度の「宗教と社会(その1)」の授業のページで答えているので、そちらも参考にしてください。

この講義を補う情報については、『東南アジアを知るための50章』(明石書店、2014年)の第18章「世界宗教の地域性:東南アジアのイスラーム」を参考にしてください。紹介したビデオ映像については、制作班が裏話も含めて記録したNHKスペシャル「イスラム」プロジェクト『イスラム潮流』(日本放送出版協会、2000年)が参考になります。

映像資料のなかで取り上げられたマッカ(メッカ)巡礼については以下の記事が参考になります。

さらに、シンガポール日本人会の「知ろう!学ぼう!楽しもう!」に掲載された以下の記事もシンガポールからの視点で書かれており参考になります。とくに「ハッジ」についての説明は巡礼を経験した著者ならではの記述があって興味深いです。

          

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