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【東南アジア地域基礎】5月22日「宗教(その1)」

【リレー講義】

今週は、東南アジア地域基礎「東南アジア研究入門」のリレー講義の一環として、「宗教(その1)」というテーマで、月曜1限に227教室で授業をおこないました。この授業では主に東南アジア島嶼部のイスラームについて、宗教としての概要、東南アジアでの定着と受容、現状について講義をおこないました[2017-07-02更新]。

この講義では、配付資料とスライドにもとづいて、島嶼部を中心に信仰されているイスラームを取り上げ、イスラームの基本、東南アジアにおける展開の歴史、現代の傾向について理解を深めました。最後に、全体の整理として小テストを行いました。あわせて、次回の講義(宗教と社会 その2)で使うアンケートを行いました。

授業終了時に、小テストの答え(マークシート)、コメントシート、アンケート(マークシート)を提出してもらいました。

小テストの成績は10点満点で平均点は7.9点でした。各問いの正答率は、それぞれ問1が57%、問2が100%、問3が85%、問4が72%、問5が91%、問6が68%、問7が80%、問8が94%、問9が58%、問10が84%でした。模範解答を後日お知らせする予定です。また、コメントシートに書かれた質問にも時間をみて回答する予定です。いくつかの質問には、2014年度の「宗教と社会(その1)」の授業のページで答えているので、これらも参考にしてください。

この講義で使用したパワーポイントのスライドを春学期末までの期間限定で以下のリンクからダウンロードして閲覧することができます。なお、スライドの閲覧には授業中に告知したパスワードが必要です。
「宗教と社会(その1)」講義スライド(PDFファイル)

この講義を補う情報については、『東南アジアを知るための50章』の第18章「世界宗教の地域性:東南アジアのイスラーム」を参考にしてください。

映像資料のなかで取り上げられたマッカ(メッカ)巡礼については以下の記事が参考になります。

イスラームの巡礼(高等学校 世界史のしおり)
ハッジ(大巡礼)(イスラミックセンタージャパンによるムスリムの立場からの説明)

タイプBの国における紛争(フィリピン南部、タイ深南部、ミャンマー・ラカイン州)については以下のサイトが参考になります。とくに、フィリピン南部の状況はこの授業のあと急転しました。現時点(7月2日)でISとの激しい戦闘が続いているミンダナオ島の状況については2番めのロイター通信の記事を参照してください。
Asia Peacebuilding Initiative
アジアに迫るISの魔手、比ミンダナオ島の衝撃(ロイター通信による特別リポート)

          

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