【3年次ゼミ】6月16日
【3年次対象ゼミ】
今週は、アンダーソン『想像の共同体』の第7章「最後の波」について、書評レジュメをもとに議論をおこないました。とくに、植民地における二重言語(場合によっては三重言語)使用者であるインテリゲンチャ(役人や学生)の「巡礼」が移動する「領域的輪郭」が、想像の共同体(国民)の物理的な外延を定めるんことになったことを確認しました。
次回からは、以下の文献をもとにイスラームについて検討します。
- 小杉泰『イスラームとは何か : その宗教・社会・文化』(1994年、講談社現代新書)【附属図書館リンク】