【3年次ゼミ】4月22日
【3年次対象ゼミ】
今週は、提出されたレポートをもとに、Wordによるレポート作成のポイントについて説明してから、テーマである「卒論における調べる」について意見交換をおこないました。
Wordによるレポート作成のポイント
- ファイル名は規則的に付ける:作成者の名前、日付を入れておくと、作成した側、受け取った側のいずれにとっても整理しやすいです。
- Wordのオプションで「編集記号を表示」を有効にする:見えない「妖怪」(別名全角スペース)などを退治するのに効果的です。
レポート作成のポイント
- 全体を序論・本論・結論の3段階の構成にする:「起承転結」は物語の構成(の一つ)なので論文には向かないです。
- 1パラグラフ1トピックの原則を守る:必要に応じてパラグラフを分けましょう。
- パラグラフの冒頭にナビ語句を付ける:例:まず、次に、第一に、第二に、このことから、など。
卒論における調べる
- 仮説を立て、データを集めて立証する。
- 研究論文ではオリジナリティが大切だが、卒業論文では論文を作成するまでの手続きが大切。
- 信頼のおけるデータ、妥当な分析から卒論の客観性が保証される。
- 仮説を立てるときにも、データを集めるときにも、先行文献を読むことが大切。
- 資料には、現場で発生する生の資料(一次資料)と一次資料を整理分析した二次資料がある(先行文献は二次資料に含まれる)。
- データには文献以外にもいろいろある:統計、地図、写真、手紙など。さらに、フィールドワーク(参与観察)、インタビュー、アンケートなど。
今週の課題は、VPNを使って自宅のパソコンから附属図書館のオンライン・データベースにアクセスし、「ケチャ」について調べてもらいます。以下のページの【練習問題】を実行し、回答をレポートにまとめてSlackに提出してください。
また、再来週以降、テキストを読んで書評レジュメを作成する作業をおこないます。以下の記事を読んでください。テキストについてはSlackでお知らせします。
次回4月29日と5月6日は、東京都の緊急事態宣言の発令にともない、オンラインで授業をおこないます。ZoomミーティングIDは学務情報システムからお伝えします。