附属図書館オンラインジャーナル・データベースを使ってみよう
【インドネシア語専攻で勉強する人のために】
東京外国語大学の附属図書館ではオンラインジャーナル・データベースを提供している。初めて使う人は、まず以下のリソースから試してみるとよいでしょう。
なお、学外からアクセスするときにはVPNサービスを利用する必要があります。VPNサービスの使い方については「附属図書館のオンラインジャーナル・データベースに学外からアクセスする方法」を読んでください。
- CiNii 国内の学術雑誌の検索
- J-STAGE 国内のオンラインジャーナルの検索
- JapanKnowledge Lib 『岩波 世界人名大辞典』『東洋文庫』などの日本語の参考図書の検索
- 聞蔵IIビジュアル(朝日新聞) 朝日新聞の記事の検索
- JSTOR 英語の人文・社会科学分野の学術雑誌の検索
- Gale eBooks 英語の参考図書の検索
【練習問題】
初めてオンラインジャーナル・データベースを使う人は、以下の練習をして、使い方に慣れてみてください。
1. 「ヴァルター・シュピース(Walter Spies)」の生涯について、日本語と英語の人名辞典を使って調べてみよう。⇒JapanKnowledge LibとGale eBooksを利用
2. 「ケチャ(kecak)」について、日本語と英語の事典で調べてみよう。⇒JapanKnowledge LibとGale eBooksを利用
3. 「ケチャ」が日本で知られるようになったのはいつ頃からか調べてみよう。⇒聞蔵IIビジュアル(朝日新聞)を利用
4. 「ケチャ(kecak)」が初めて使われた映画について日本語と英語の論文で調べてみよう。⇒CiNii、J-STAGE、JSTORを利用。
オンラインジャーナルに収録された論文や記事のうち、オープンアクセス(Open Access)になっているものはPDFファイルで提供されているので、その場でファイルを閲覧したり、自分のパソコンにダウンロードしたりすることができます。
オンラインのPDFの文献を保存する場合、自分のパソコンにダウンロードするだけではなく、クラウドのストレージに保存すると効率的です。いろいろなクラウド・ストレージがありますが、文献の整理という観点からはEvernoteというクラウド・ストレージが便利です。EvernoteのWebクリッパーをあらかじめインストールしておくとブラウザーで表示されている情報をその場でEvernoteに保存することができます。自分で工夫して活用してみてください。
また、PDFの文献を読むときは、検索機能(Windowsではコントロール+F、Macではコマンド+F)を使ってキーワードを見つけると効率的です。