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【4年次ゼミ】7月2日

【4年次対象ゼミ】

今週は、IAさんに卒論のテーマである技能実習制度と特定技能制度について報告をしてもらいました。

今回は、制度を理解するという趣旨だったので、二つの制度、とりわけ、現在も主流となっている技能実習制度について説明がありました。

実習生の生活の実情に迫るためには、生活水準や賃金についてより具体的に調べることが必要だという意見をもらいました。

また、移民の受け入れという観点から考える場合には、ドイツとの比較が有効であろうという指摘もありました。ちなみに、ドイツ在住の外国人の割合は11.5%です。それに対して、2019年6月末の時点で日本にいる中長期在留者の数は251万1,567人で、それに特別永住者数31万7,849人を合わせると在留外国人の数は282万9,416人となります(法務省出入国在留管理庁)。これは人口の2.2%に過ぎないことに留意する必要があります。

テーマについてはさらに絞り込む必要があります。たとえば、インドネシア人の技能実習生にとって、インドネシアに帰国したのち、技能実習で学んだ技能がどれだけ役に立っているのか、あるいは立っていないのかについて、検討してみるとよいかもしれません。

次週は、OYさんに報告をしてもらう予定です。

          

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