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【3年次ゼミ】4月20日

【3年次対象ゼミ】

今週は、Wさんに前回の報告に出た「先行研究」と「一次資料(データ)、二次資料(データ)」について深掘りで報告してもらい、議論をおこないました。

その結果、研究とは独創性と客観性を備えていること、そのためには、「先行研究」に対する批判から、「一次資料、二次資料」から得られた根拠に基づいた分析から新たな考えを生み出し、それを説得力のある形で発表されなければならない、という整理になりました。

優れた研究は、それ自体が次の時代の研究者の先行研究になることで、学問の発展を生み出すこと、それゆえに、研究は公開されるにあたって、批判されることを恐れてはならない、という結論になりました。

さらに、先行研究に対する批判においても、一次資料・二次資料を扱う際にも、「引用」が必要とされるということから、引用の重要性に注目することになり、1年生の学術リテラシーで学んだ「引用」および「要約」の仕方について、時間をとって振り返りをおこないました。

具体的な引用の仕方については、このブログの「引用の方法」を読んでおいてください。

来週は、今日は出席できなかったOさんのレポートの発表について議論をしたあと、以下の論文の書評レジュメを発表してもらいます。書評レジュメは1人ずつ報告してもらうので、2~3週間かける予定です。書評レジュメの書き方については「レジュメの書き方」を読んでください。

  • 山口裕子・金子正徳・津田浩司『「国家英雄」が映すインドネシア』(木鐸社、2017年)から山口・金子・津田「序 英雄大国インドネシア」

水曜日までに青山のメールアドレスにファイルを送ってもらえれば、私の方で印刷しておきます。間に合わない場合は、当日、必要な部数をコピーして持参してください。

          

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